「北京の閲兵に他国が参加するか否か」関連3題

 難しい立場にあるのは韓国だけではないようです。

http://military.china.com/important/11132797/20150812/20177878.html


韓国メディア、アメリカが圧力をかけ朴槿恵訪中に反対していることを暴露 大使を代わりに参加させることを提案

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:韓国大統領朴槿恵」)

9月3日、朴槿恵は北京で行われる抗日戦争勝利70周年記念閲兵式に出現するか否か? 韓国の「中央日報」の11日における独占報道は、アメリカは確かに密かに圧力をかけ、韓国駐中国大使を朴槿恵の代わりに参加させることを希望している、とした。ある匿名を要求する中国外交に精通する人物は10日、「アメリカは先月韓国政府に向け朴槿恵大統領が閲兵式に参加するのに反対する立場を伝達済みである。アメリカは、もし韓国があくまで参加しようとするなら、金大使(金章洙)を朴大統領の代わりに出席させることを提案した。」「しかし韓国政府はすでにアメリカサイドに向け立場を表明し、これはすなわち同盟国であるアメリカを考慮するだけでなく、さらに中国との関係を考慮し、しかる後さらに決定をなすだろう、というものだ」と明らかにした、とされる。

日本の共同通信社は9日に初めて、アメリカが朴槿恵大統領に閲兵式に参加するなと要求したとの情報を報道した。これに対し韓国外務省とホワイトハウス方面はいずれも否認した。

韓国大統領スポークスマンの閔庚旭は10日記者会見で、「我々は各種要素を総合的に考慮し、慎重に中国の抗日戦勝利記念活動に参加するか否かを討論中である。」「最も早ければ来週後半に決定を公表する」とした。韓国「韓国先駆報」は11日ある匿名の韓国当局者の話を引用し、来週の中後期に決定するのは、日本の首相安倍が8月14日に発表を計画する演説内容を評価し終わる必要があるからだ、とした。朴大統領は抗日戦勝利閲兵式を契機に訪中した後、来月4日に行われる予定の、第二次世界大戦期間の大韓民国駐上海臨時政府執務ビル跡の改めての開放式に出席できるが、大統領府は日程はまだ未確定であるとしている、とする韓国メディアの分析もある。アメリカ国務省スポークスマンのアダムスは今週、韓国連合通信社のメールに回答する中で、韓国大統領に中国抗日戦関連記念活動への欠席を決して要求していない、とした。

韓国議会外交統一委員会の委員長である羅卿媛は11日午前、「朴槿恵大統領の中国抗日戦記念活動参加には何の問題もない」とした。彼女はテレビ局の番組のインタビューを受けた時、ある評論は中国がこの時に行う閲兵は軍事大国になることを企図するものだと考えているが、「中国が抗日戦勝利70周年を記念するのは決して妥当性を欠くことはなく、韓国には不参加の理由はない。」と語った。

「ジャパンタイムス」11日の報道によれば、日本政府の消息筋の人物は、安倍は第二次世界大戦終結70周年記念談話の中に「お詫び」と「侵略」という2つの言葉を用いる計画である、と語った。だが安倍は「侵略」との言葉を、日本が各国が侵略を実施することを禁止する国際準則の遵守に力を尽くしたことを示すところで用い、日本が第二次世界大戦時侵略を実施したとのコンテクストに用いるのではない、と語った。文章は、日本の過去の軍国主義の暴虐を受けること最も深刻だった中韓という2つの隣国は「安倍談話」の中に使用される「侵略」という言葉の曖昧さを批判する可能性がある、何故なら1995年の村山首相および2005年の小泉首相が発表した声明はいずれもはっきりと「日本の戦時における行為は侵略」と指摘していたからだ、とする。

「閲兵まであと1ヶ月未満の時間しかないのに朴大統領が決定をしていないその原因は非常にはっきりしており、それはアメリカが背後で某種の影響を及ぼし、韓国がジレンマにあることに他ならない。」 中国人民大学国際関係学院教授の時殷弘は11日「グローバル時報」に対し、韓国政府は明らかにまだ決定をしておらず、メディアが暴露する詳細や「内幕」についてはその真実性に考証が待たれる、と語った。時殷弘は、アメリカがこのようにするのは決して中国を孤立させる意図ではなく、プーチンに照準を合わせてのことで、「ウクライナ危機以後、アメリカは盟友がプーチンの出現するいかなる国際的な場にも出現することを希望していない」、と考える。今回プーチンは北京に来て閲兵活動に参加しようとしており、このためアメリカは朴槿恵が北京に来ることを希望しないのである。

(頑住吉注:2〜4ページ目)中国、世界反ファッショ勝利70周年閲兵式挙行を準備


http://military.china.com/important/11132797/20150812/20177993.html


世論、朴槿恵の中国閲兵出席を促す 「韓国の参加には正当な道理あり」

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「朴槿恵の抗日戦閲兵参加はさらに一歩中韓関係を深化させることになる」)

【グローバル時報総合報道】 抗日戦の期間、朝鮮半島から来た人物からなる韓国光復軍と朝鮮義勇隊はそれぞれ国共の軍隊に加入し、抗日戦に投入された。当時中国に亡命していた大韓民国臨時政府も抗日戦の中に参加した。「朴大統領は当然中国の抗日戦勝利70周年記念活動に参加すべきだ」 韓国の「中央日報」は11日社説を発表し、朴大統領は当然この活動に参加すべきであるとした。ただ大統領の参加に対しやや抵抗があるアメリカサイドに対し、充分な説明を行い、事前に了解を得る必要があるだけである。社説は、水も漏らさぬ米韓関係の重要性は言うまでもないことだが、我々はこのために韓国の輸出全体の25.4%を占める最大の貿易パートナー国である中国を冷遇することもできない、とする。文章は、韓米関係と韓中関係は決して「ゼロサムゲーム」ではなく、「今回はウクライナ事件同様のはっきりと参加しない理由はない」とする。文章は同時に、朝鮮国防委員会第一委員長金正恩にどんどん活動への出席の可能性が出てきているこの事実を考慮すると、北京は韓国・北朝鮮首脳会談実現の場となる可能性がある、とする。

同日の「中央日報」のもう1つの文章は次のように言っている。韓国世論の憂慮はあり、大統領の北京閲兵式参加が人に一種、韓国は「某国をより重視している」との印象を与える可能性があり、特に朴大統領が中東呼吸器症候群処理のため本来6月に定められていた訪米計画を遅延させているからそうだと考えているが、韓国政府内部の多数意見は、アメリカとの関係をうまく処理しさえすれば、やはり北京の活動に出席すべきだ、と考えている。韓国国立外交院教授の金漢権は、長期的に見て、中米いずれに向けても開放的姿勢を保持することが国益により有利であり、このため中国抗日戦勝利記念活動への出席が「より良い」とし、彼は朴大統領の訪米日程の正式確定後、中国の活動への出席という情報を発するよう提案する。

「韓国日報」は10日社説を発表し、朴槿恵の北京抗日戦閲兵参加は「正しい」とした。上海に位置した大韓民国臨時政府は当時の韓国抗日運動の重要拠点に他ならず、韓国大統領の参加には正当な道理がある。外交上の環境は非常に難しいが、今は「むしろ国益から出発すべきであって、優柔不断はどちらからもよく思われない」

ドイツグローバルニュースネットは11日、朴槿恵は本来すでに北京の慶祝活動に参加するとはっきり示しているはずだったが、アメリカの圧力によりこれは非常に困難な決定となった、とした。韓国経済は中国との緊密な関係のおかげをこうむっている。中韓両国は日本の第二次世界大戦侵略史の上での態度も比較的近い。アメリカなど西側の国は中国の閲兵の重点が和解ではなく反日民族主義感情、および中国の勃興の宣伝であることを心配している。ロシアのタス通信社11日の報道は、中韓間の経済貿易関係は日増しに緊密になり、これを多くのメディアは朴槿恵が最終的に記念活動出席を選択する重要な原因となると考えている。

倪峰(頑住吉注:検索しても複数いて不明。中国社会科学院アメリカ研究所副所長?)は「グローバル時報」に対し、北朝鮮最高指導者金正恩が北京に来て閲兵活動に参加するか否かは、朴槿恵が遅々として決定をしないことと某種のロジック上関連する意義があるのかもしれない、と語った。何故なら両者がどこの場合で同時に出現しようとも、両国いずれに対しても一種の突破を意味するが、現在二国間関係は非常に悪く、いずれも会いたくないからで、「ロシアの閲兵活動はかつて実際に、この朝鮮半島の南北指導者をいかに待遇するかの難題に直面した。」

【グローバル時報駐韓国、エジプト、カザフスタン、ドイツ特派記者 万宇 韓暁明 謝亜宏 青木 グローバル時報記者 王海 候涛】


http://military.china.com/important/11132797/20150812/20177842.html


インドメディア:インド、中国の閲兵に参加するか否かを躊躇 日本の態度を懸念

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「抗日戦勝利閲兵はあらゆる第二次世界大戦戦勝国の祝日であるべき」)

【グローバルネット報道 実習記者 周驥N】 この前日本メディアは、中国の9月の閲兵式に韓国大統領朴槿恵が参加することをアメリカが希望していないと暴露したが、これに対し青瓦台はすでに否認している。だが朴槿恵が出席するか否かに対し、韓国政府は遅々として公式声明を発表していない。だが訪中するか否かでもつれているのは決して単に韓国だけではなく、インドも同じ難題に遭遇している。「今日のインド」は8月10日、中国政府はすでに閲兵活動につきインドに向け招待を発しているが、日本との関係を懸念し、インド政府はまだこの活動に参加するか否か躊躇している、と明らかにした。

現在中国政府は鳴り物入りで抗日戦争・世界反ファッショ戦争勝利70周年記念特定テーマ閲兵を準備しており、かつすでに多くの国の指導者や軍代表を今回の記念活動に参加するよう招待しているところである。「今日のインド」の報道は、中国はインド政府がハイレベルの代表団を派遣して閲兵式に出席し得ることを希望している、とする。

「今日のインド」は、今回の閲兵式のテーマは抗日戦争・世界反ファッショ戦争勝利70周年記念だが、その中には中国が「日本の侵略に抵抗反撃した」内容が関わる、とする。「9.3」閲兵はすでにすこぶる複雑な中日関係をよりデリケートに変え、消息筋の人物は、まさに日本の態度に対する考慮こそが原因で、インドは遅々として決定ができないのである、とする。

(頑住吉注:意味不明。変換間違いか何かだと思います)、日本の共同通信社の報道は、アメリカが韓国大統領朴槿恵に中国の閲兵に参加するなと要求した、としたが、その後アメリカと韓国はいずいれもこの説を否認した。


 ロシアの閲兵はは当時の兵器や当時の軍装を身につけた兵のパレードなどがあって「過去編」、「現代編」2部に分かれていましたが、中国の閲兵は観客席に老兵を招待するくらいで、基本的に単に現在の最新装備、軍事力をひけらかすだけの場になりそうで、そういった性質も問題を難しくしているのかもしれません。インドは日本の立場にも比較的理解のある国と見られているのでなおさら難しいんでしょうかね。
















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