中国、日本の新兵器調達を評する

 グローバルホーク、水陸両用戦闘車、オスプレイの調達、調達検討に関する論評です。

http://military.china.com/important/11132797/20130823/18011079.html


日本、急遽「島奪取の三大物品」を購入:AAV-7は中国よりまる1世代遅れている

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「日本はすでに装備されて数十年のアメリカのAAV-7水陸両用突撃車を購入しようとしている」)

これらの武器の輸入を迫られる あるいはアメリカにまた「保護費」を払うしことでしかないか

記者/白炎林

先月日本の防衛省は内閣に来年の予算報告(頑住吉注:「概算要求」のことらしいです)を提出した。最近この報告の一部の内容が多くの日本メディアによって明らかにされた。報道は、日本は来年の予算の中で緊急に自衛隊のためにいくつかの装備を輸入しようとしているが、指向する目標はすなわち釣魚島である、とする。

「グローバルホーク」初のアジアの装備国?

この報告は「防衛計画大綱」への調整を行うことを主旨とする中期報告であるとされる。日本の「毎日新聞」、日本ニュースネットなどのメディアは8月18日にこの報告の内容を引用して、日本の防衛省は2014〜2018年の間に3機のアメリカのRQ-4「グローバルホーク」無人機およびその地上設備を購入する計画であり、総支出は約1,000億円(約10.2億人民元に相当)であるとした。今年の予算案の中で、日本はすでに100万円を事前計画研究経費として投入済みである。

RQ-4「グローバルホーク」無人機はアメリカがU-2偵察機に取って代わらせるためにノースロップ・グラマン社に研究開発させた高空戦略無人機である。日本メディアは「グローバルホーク」の飛行高度は1.6万kmに達し、最長航続時間は36時間、周辺の飛行機に対し監視を行い、かつ電波信号が収集できる、と聞こえのいいことを言っている。報道は、日本が「グローバルホーク」を購入する決定は2年前の民主党政権の時期に始まっており、元々の計画は2016年に配備を開始することになっていたが、今日本はこの計画を2年前倒しする決定をした、とする。

日本は全く包み隠さず、「グローバルホーク」を前倒しで配備する1つの大きな原因は中国軍の釣魚島およびその付属島嶼に対する「軍事的威嚇」が日増しに激しさを加えており、同時に東海海域における、また太平洋に進出する活動もどんどん頻繁になっており、「日本には24時間全天候で警戒と監視を行う必要がある」ことだと言明している。

日本メディアは同時に、計画に調整を行ったのはアメリカの圧力に答えるためでもある、と明らかにする。報道は、アメリカは元々2014年に日本の青森県三沢空軍基地に「グローバルホーク」無人機を配備する計画だった、とする。だがアメリカが財政支出削減計画を推し進めているため、軍事費が大幅に削減され、このため日本の自衛隊が「グローバルホーク」無人機を導入し、もって米軍の負担を軽減することを強烈に要求したのである。説明によれば、現在アメリカはグアム島のアンダーソン空軍基地に「グローバルホーク」を配備し、ドイツも「グローバルホーク」を調達し配備している。韓国はこの無人機購入の意向を提出したが、まだアメリカの批准を獲得していない。もし日本が本当に来年「グローバルホーク」を購入、装備できたら、初めてこの無人機を装備するアジアの国となる。だが、日本の視線は決してこの高度な先端武器にのみ留められているわけではない。

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「中国のZTD-05水陸両用突撃車はアメリカのAAV-7に比べまるまる1世代先進的である」です。)

さらに古くて論争ある装備がある

日本のNHKテレビと「日本経済新聞」の報道によれば、日本には今年と来年の2年でAAV-7水陸両用装甲輸送車を購入する意志がある。日本の防衛省は離島防衛を担当する陸上自衛隊西部方面部隊の中に部隊を1つ新設し、この部隊のためにこの水陸両用装甲車を配備する計画である。

RQ-4「グローバルホーク」無人機の購入、装備決定同様、日本はAAV-7水陸両用装甲車購入の原因と目的は、「釣魚島問題で中国と対立が存在することを考慮し、日本の防衛省が水陸両用上陸部隊の再編、西南諸島の防衛体制強化を決定した」ことだと言明している。

報道は、日本の防衛省はすでに2013年度にこの水陸両用装甲車を購入済みで、かつ2014年度には指揮能力がさらに高いタイプの購入を計画している、とする。陸上自衛隊西部方面普通科連隊もこの水陸両用装甲車を使用しての新部隊建設作業を継続して推進することになる。防衛省はさらに、この部隊の建設計画は来年正式に始動することになり、ひとまずの目標は7両のAAV-7水陸両用装甲車の購入であるとする。現在この水陸両用装甲車の購入および新部隊建設計画はいずれもすでに来年の予算報告に入れられている。

AAV-7以外に、日本で大きなもめ事を引き起こしているV-22「オスプレイ」ティルトローター機も今回の日本の防衛予算報告の中にある。当然日本政府には、争いがこのように大きい装備を能動的に購入しようとすることは、自身を国内の圧力に直面させることになるという一定の認識があり、このためすでにこの方面の誇大宣伝作業を開始している。日本の共同通信社8月20日の報道によれば、日本の自衛隊と米軍は10月に「南海トラフ大地震に対応」を設定とする合同災害救助演習を行う。報道は、この挙の目的は広範な領域において日米同盟の強化を見せつけ、同時に「災害対策での協力」の形式をもって日本国内の「オスプレイ」の安全上の隠れたリスクに対する抗議を緩和させることを欲しているのだ、と認めている。

日本が急いで購入する「島奪取」の武器に対しある軍事専門家は、AAV-7水陸両用装甲車の登場はすでに40年余り前であり、中国の新型水陸両用戦闘車に比べるとまるまる1世代遅れており、実戦の中で必ずしも多大な作用は発揮できない、と指摘する。V-22「オスプレイ」に関しては、日本はずっと前からその「島奪取」戦力の誇大宣伝に熱中しているが、今に至るもこの装備の安全上の隠れたリスクを解決する方法は提出できていない。

ある分析はさらに一歩進んで、日本が今回ハイテンションで釣魚島奪取のため「三大物品」を購入しようとすることを宣言していることに関しては、その背後の政治的考慮がおそらくより重要だ、と指摘する。これらの装備はいずれもアメリカから導入されようとしているだけでなく、いくつかは日本がアメリカの圧力の下で購入するものでさえある。このため、これらの装備の購入の最大の作用は、あるいは日本がまた「保護費」を払うことに過ぎないのかもしれない。

(頑住吉注:4ページ目)中国の新型水陸両用突撃車はすでに大量に部隊装備されている

(頑住吉注:5ページ目)台湾軍が装備するAAV-7A1水陸両用突撃車

(頑住吉注:6ページ目)AAV-7A1水陸両用突撃車の火力は不足している

(頑住吉注:7ページ目)アメリカも止むを得ずAAV-7A1水陸両用突撃車の使用を継続している

(頑住吉注:8ページ目)AAV-7A1水陸両用突撃車は現在依然アメリカ海兵隊の主力である


 まあ日本の防衛のための装備を日本の予算で買うのは当たり前と言えば当たり前なわけで。例えば中国とかじゃなくヨーロッパなどの国にAAV-7より明らかに先進的で強力な装備があるのにこれを買うんならその点は少しどうかなと思いますが、あるんですかねそういうの。それと中国のは大口径砲を積んでるんで素人目には強そうに見えますけど、本当に技術的に先進的なんですかね。
















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