ステルス戦闘機関連3題

 短い記事を3つ紹介します。

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殲-20がF-35と遭遇したら勝利はどちらの手に? 専門家とネット仲間の視点は二極分化

2011年に殲-20ステルス戦闘機が成功裏に初飛行してから今に至るまで、中国は6年に満たない時間を費やしただけで、もうそれを量産、就役させ、ペンタゴンの最新軍事レポートは、殲-20は近代化された航空電子設備とセンサーを配備し、ネットワーク化された作戦の中でより良く戦場の態勢を関知でき、同時に先進的な追跡およびロックオン能力を持ち、一流の総合電子戦システムを有する、としている。

アメリカのレポートは指摘する。殲-20は米軍のF-22およびF-35戦闘機いずれに比べても寸法が大きいだろう。その設計理念は速度と航続能力を優先して発展させており、見積もりによればその最大速度はマッハ1.8だが、その主翼面積はF-22に比べおよそ25%少なく、F-35とほとんど同等だろう。殲-20の機動性は少なくとも中国軍が装備する殲-11B戦闘機に遜色がなく、このことはその機動性がF-35よりすぐれているだろうことを意味し、F-35の機動性はF-15あるいはF-16にも及ばない。

見積もりによれば殲-20の作戦半径はおよそ2000kmで、もし4つのサブタンクを搭載したら航続距離は6000kmに達し得る。もし殲-20が新型エンジンに換装したら、その航続距離はさらに一歩向上することになり、このことはそれにより充足した滞空時間を獲得させる。また、殲-20はさらに中国が新たに研究開発した霹靂-15超遠距離区対空ミサイルを配備し、射程は300kmを超え、これは敵サイドの早期警戒機、給油機、第5世代機の強敵で、F-35あるいはF-22に対し非常に大きな脅威をもたらすことができる。

空戦の他、殲-20のもう1つある重要な作用は海上偵察に従事すること、および東風-21Dあるいは東風-26対艦弾道ミサイルあるいは巡航ミサイルのために目標誘導を行うことである。これは中国の対介入体系最新の戦術で、殲-20は同時に大量のミサイルを搭載できるため、このことはそれに敵サイドの実戦機あるいは対空ミサイルの脅威を受けにくくさせ、偵察や追跡任務を執行するのと同時に、さらに射程が1000kmを超える巡航ミサイルを発射して直接正確打撃を発動することができる。

非常に多くの人は殲-20の前半のステルス性能は非常に優秀だが、後半のステルスは非常にまずいと考えているが、アメリカの軍事専門家は、この視点は全く中国人の作戦思想とずれている、と考える。実際には、中国空軍は殲-20を遠距離ステルス攻撃プラットフォームとし、進攻作戦の中で隠蔽して目標に接近でき、ミサイルを発射して一撃で致命傷を与えた後、迅速に後退するのであって、この時その後半のステルス性能がどうかは決して重要ではない。国内の専門家は殲-20の全体作戦能力はF-35の上で、F-22の下だと考えている。

(頑住吉注:「ネット仲間の視点」が続いていますが砕けた話し言葉なので分かりません。)


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スホーイ-35は格闘の中で殲-20を打ち破ることができる 専門家が反駁:格闘などするのはスホーイ-57戦闘機だけ

今年我が国空軍が行ったゴールドヘルメット大戦の中で、少し前にやっと装備された国産第5世代ステルス戦闘機殲-20が演習に参加した。引き渡されたばかりでほどないロシア第4世代半戦闘機のスホーイ-35は主力戦闘機として対抗に参加し、一方中国国産の殲-10系列および殲-11系列戦闘機も対抗に参加した。これは米軍のレッドフラッグ軍事演習の他、世界第2の第5世代ステルス戦闘機の演習参加がある空軍対抗演習である。

中国は2015年に20億アメリカドルを費やしてロシアから24機のスホーイ-35戦闘機を購入し空軍部隊に装備し、現在すでに14機のスホーイ-35戦闘機が引き渡されている。残りは来年年末に引き渡しが完了するだろう。これは中国がスホーイ-30MKK戦闘機に続き再度ロシアから先進的な戦闘機を購入したものである。我が国の軍事マニアが対抗結果に関心を持つ他、ロシアもおそらくスホーイ-35と殲-20の対抗に非常に関心を持つだろう。結局のところスホーイ社はずっとスホーイ-35戦闘機は第5世代ステルス戦闘機に対抗する能力を持つと考えているのである。スホーイ-35戦闘機はスホーイ-27の優秀な空力設計を留保し、しかる後に2台の推力145キロニュートンの117Sエンジンを装備しており、スホーイ-35戦闘機の機動性能を第4世代戦闘機の中で単独トップにさせ、さらに雪豹-NパッシブフェイズドアレイレーダーとR-77中距離空対空ミサイルをコンビネーションし、ロシアの言い方によれば一定の条件下で第5世代機を打ち破ることができる。

対抗競技の成績はまだ未公表だが、アメリカのF-22A戦闘機のレッドフラッグ軍事演習の中でのことを参考にし、また中東の戦場でのスホーイ-35と遭遇の中からは第4世代戦闘機だろうと改良型の第4世代半戦闘機だろうと、第5世代ステルス戦闘機を打ち負かすことはできない、ということが見いだせる。第5世代ステルス戦闘機最大の優勢は、ステルスと先進的な探知計測技術で、敵に先んじて発見し、敵に先んじてロックオンし、敵に先んじて破壊する、これこそ殲-20戦闘機がスホーイ-35に直面した時の最大の優勢である。殲-20が装備するアクティブフェイズドアレイレーダーはスホーイ-35を率先して発見することができ、一方スホーイ-35のレーダーはそれにもかかわらず殲-20戦闘機を探知計測することができない。殲-20がPL-15中距離空対空ミサイルを発射するのを待った後で、スホーイ-35のレーダーはやっと殲-20戦闘機を探知計測するが、この時は基本的にすでにミサイルの不可避区域に進入しており、撃墜されるのも免れ難いところである。

殲-20戦闘機が現在装備する渦扇-10Bエンジンは、殲-20に超音速巡航および超機動能力を賦与することはできないが、現在アジア太平洋地域で装備される第5世代ステルス戦闘機を考慮すれば、明らかにこのエンジンは殲-20戦闘機の一部分の戦力を発揮させることができる。ロシアの見たところ、殲-20戦闘機の機動性能はスホーイ-35と肩を並べることはできず、近距離格闘の中ではスホーイ-35によって打ち負かされるだろう。これは非常に多くの人が潜在意識の中で考えることでもある。だがステルスの時代、何故まだ第5世代戦闘機が第4世代戦闘機と近距離格闘する必要があるのだろうか。現在殲-20戦闘機の明るみに出ている画像から見て、機体の範囲内に機関砲は決して発見されない。明らかに設計当初近距離格闘の考慮を決してしていない。これはミスではなく、自ら行ったことである。殲-20の設計者はこの戦闘機には超視距離範囲内で目標を撃墜する能力があると信じている。ある軍事専門家は言う。ステルスの優勢を放置して用いず、それにもかかわらず敵サイドとの近距離格闘を選択することは、ステルス技術が不完全なロシア第5世代戦闘機スホーイ-57だけがやっとこのようにすることでもある。殲-20戦闘機には全く必要ない。


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アメリカ、再三再四の誘惑の下、インドは本当にロシアのスホーイ-57から資金を引き揚げるのだろうか?

近年来ロシアとインドが協力する第5世代戦闘機協議に関しては紆余曲折で、引き渡し時期は再三遅延し、この前やっとのことで正式に協定を締結しようとしたが、最近また新たな変化があった。

アメリカメディアの報道によれば、インドにはロシアとの第5世代戦闘機スホーイ-57に関する協力を停止する意思がある。アメリカの「安全保障業務ニュース」の報道は、今回の提案はインド空軍が提出したもので、国防省がロシア第5世代機に関する協力の投資を資金撤収することを提案し、かつスホーイ-57に比べ、彼らがより必要とするのはアメリカのF-35のような高性能で先進的な戦闘機であると言明している、とする。

インド・ロシア両国の協力に関し、インド空軍は本来もうすこぶる不満があり、主要な原因はロシア方面のスホーイ-57戦闘機研究開発に関するプロジェクトがずっと托(頑住吉注:非常に多くの意味があり不明です)状態で、かつ価格もどんどん高くなっていることである。最近アメリカにはインドを仲間に引き込む意思があり、何度もインドに向けアメリカの先進的な武器装備をセールスし、かつインドと軍事技術を共有してもよいと言明しており、アメリカの多重の誘惑の下、インドは軍事交易の中で顕著に旧友のロシアから遠く離れ、徐々にアメリカに接近している。インドの未来の第5世代戦闘機に関し、資金撤収の可能性はどのくらいあるのか?

インド方面の言い分はともかく、ロシア方面は、スホーイ-57第5世代戦闘機の再三の遅延に関し、主要な原因はそれにもかかわらずインドに源があり、インドは第5世代戦闘機プロジェクトに対する戦略計画が常に反復して確定できず、スホーイ-57の研究開発進度に深刻に影響している、とする。

双方それぞれ自説があることは置いておくとして、もしインドがロシアとの協力を放棄したら、インドの第5世代機の選択肢はアメリカのF-35しかない。アメリカは最近インドの丸め込みに熱中しているが、F-35戦闘機をインドに提供するとは決して明言していない。周知のようにアメリカのF-35戦闘機はアメリカの盟友たる国にしか販売せず、この伝統に照らせば、現在のインドは決してアメリカの盟友でもないしF-35戦闘機購入の条件を満たしてもいない。

F-35戦闘機はアメリカの重要な軍事技術に関わり、アメリカ政府はかつて、インドとの軍事技術交流の中では重要な領域には触れず、アメリカの重要な軍事技術の絶対の優勢を保護するだろうとした。この種の状況下で、アメリカがインドに向けF-35戦闘機を提供する確率は比較的低い。

もう一方ではインドがもしF-35戦闘機を購入しようとしたら、日本がF-35を購入した価格をもって計算すると(日本国内の生産権含む)平均1機あたりのF-35に5億アメリカドル必要である。インドは現在1年で509億アメリカドルの軍事費で、全く何機も買えない。第5世代機スホーイ-57の協力への投資に比べると、技術移転を含む前期投資40億アメリカドルを含め、後期は250億アメリカドルしか必要とせずにもう127機が買える。さらに加えてアメリカがF-35に関し技術移転する可能性はほとんどない。インドの将来の第5世代戦闘機の選択肢としてはスホーイ-57の可能性が明らかにより高い。


 結果論ではあれこれ言えますけどインドがロシアとこの方面で協力しようとしたことは当時としては間違っていなかったと思いますが。スホーイ-57ダメ論が少なくとも中国では定説になりつつあるようですがこれで確定なんですかね。中国より戦闘機に関しはるかに経験豊富なロシアのことですからちょっと信じがたい気がするんですが。
















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