中国の原潜がアメリカ空母を追跡?

 「アドルフ2世」氏のページです。

http://adaofu2.blog.china.com/201305/11473025.html


アメリカ驚き呆然とする:中国の2隻の原潜がアメリカ空母に恥をかかせる!

韓国連合通信社は韓米合同司令部が提供した情報を引用し、「ニミッツ」号空母が11日韓国東南部の釜山港に到着し、3日停泊して韓米が朝鮮半島東部および南部海域で行う合同演習に参加すると見られる、と報道した。

12日、日本の防衛省と多くのメディアは、「正体不明の潜水艦」が日本の沖縄県久米島南側の領海接続水域に出現し、日本はすでにこの潜水艦の国籍を確認しているが秘密保持のため対外的には発表しない、と言明した。だが14日になって日本の「産経新聞」は、5月12日夜から13日朝、日本の沖縄県久米島南部の日本の領海接続水域で潜航を行っていた潜水艦は中国の原潜であると報道した。

日本政府は14日に分析の上、この原潜は派遣されて韓米合同海上軍事演習に参加するため釜山港に入ったアメリカ原子力空母「ニミッツ」を追跡しているのだ、と考えた。

以上の連続した情報を根拠に、全体的な事情の経過がおおよそ推測できる。すなわち米韓が「ニミッツ」号原子力空母の新たな米韓軍事演習への参加を準備することを確定した後、中国海軍はもう対策を制定し、それは同空母がアメリカ本土から韓国に航行する過程でこれに対する追跡、監視、偵察を行う、というものである。

直ちに1隻(2隻の可能性もある。何故なら今月2日にも1隻が日本近海を航行しており、日本はこれは決して同一の原潜ではないと報道しているからである)の中国海軍の攻撃型原潜(最新の093「商」級の可能性が高い)がこの任務執行のため派遣された。

この艦はアメリカ空母がまだ東太平洋を航行していた時、もうすでに秘密のうちにそれが必ず経る航路上に潜伏し、棚からぼた餅の戦術を採って「ニミッツ」号がやってくるのを静かに待った。

アメリカの「ニミッツ」号空母は自信過剰のため、ほとんど中国の攻撃型原潜の存在を察知することはなく、このため同艦が第一列島を経て黄海に入る前、自らがすでに追跡され秘密のうちに偵察されていることに全く気づかなかったのである!

だが、あるいは中国の093型原潜は不注意過ぎたのかもしれないし、あるいは中国海軍がわざとちょいと見せつけた可能性もあるが、追跡任務が終わり「ニミッツ」号の航路から離れる時、中国潜水艦は「発見」された。

中国潜水艦は日本近海から東南方向に航行していたため、当初日本は中国の原潜が日本本土に接近したと考えただけで、後に再度よく考え、やっとこれが自分たちに照準を合わせたものでないことを理解したのである。

中国原潜の全体的追跡過程から見て、原潜は終始アメリカ空母艦隊の対潜戦力から発見されることはなかった。このことはこれまでの非常に多くのメディアの中国原潜に対する分析を粉砕した。すなわち中国の原潜は騒音が大きく、ごく容易に発見、追跡される、というものである。

前述のように中国には「故意」に暴露した成分が存在する可能性もある。だが中国の原潜は水面に浮上していないので、日本サイドは潜水艦のソナー特性と大小しか判断できなかったろう。このため原潜とおぼろに確認し、騒音の大小を根拠にその国別を判断できただけである。

最大の収穫として、中国の原潜が「ニミッツ」号に対する追跡に成功したこと以上のものはない。このことは以下のような効果を生む。まずこのことは、中国にはアメリカ軍空母のアジア太平洋への干渉に対抗する多種の能力があることを説明している。

アメリカはややもすればすぐ空母を出してきて人を脅すがそんなことをしてはならない。今は1996年ではない。中国には対艦弾道ミサイル、対艦遠距離巡航ミサイルの他、さらに多機種の潜水艦があって空母を追跡、打撃する能力を持っているのである。

次に、中国の原潜が故意に行方を「暴露」したことにも次のような考慮がある。アメリカ軍空母がアジア太平洋に来るのは北朝鮮に対する圧力であるが、中国も傍観者ではないことを忘れてはならず、アメリカ軍が空母戦力を使用する時は中国の受け止め方に配慮することを希望する、ということである。

第3に、中国の原潜戦力は外界が考えるように近海だけで活動するのではなく、実は中国の原潜は通常動力であろうと原子力動力であろうと、とっくにいかなる大洋においても常連客なのであって、増してや西太平洋ならこれ以上ないほどに熟しているのである! 中国潜水艦は隠蔽戦術を柔軟に運用し、かつこの海域の複雑な地形を利用し、より良く水中作戦任務を執行できるのである。

日本が、中国の原潜がアメリカ空母の追跡に成功したとの情報を公開した後、「ニミッツ」号原子力空母がアジアにやって来のは本来は地域情勢に対し極めて大きな威嚇作用を生み出すことを希望する企みであったのだが、このためにもう大きく割引になった! かつての空母、巨艦、大砲に頼って1つの国を威嚇する時代は、現在の中国の面前で完全に終わったのだと言える! 中国原潜がアメリカ空母を追跡した、中国海軍は今回やっと13億の国人を興奮させた!


 本当にアメリカの空母が気付いていなかったのか、騒音のパターンを調べ記録するなどの目的で「泳がせて」いたのかは分からないのでは。まあ中国の原潜の静音性能が向上してきているというのは事実のようですが、アメリカと互角のレベルになるのはまだ先でしょう。
















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