中国とロシア、バングラディシュ兵器市場で競争を展開

 まず1月21日にコラムで紹介した記事を転載します。なお、これに伴いコラムからは削除しました。

http://military.china.com/important/11132797/20130118/17641216.html


ロシア、中国の武器がバングラディシュの半分を占める、とする ロシアの有力なライバルである

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「成都飛行機がバングラディシュ空軍のために製造したF-7BGI戦闘機」)

ロシアの軍事平等ネット1月16日の報道によれば、ロシア大統領プーチンは訪問したバングラディシュの首相シェイク ハシナ(頑住吉注:大統領だった父が暗殺された経験を持つ女性、というどこかで聞いたような人です。なおバングラディシュはドイツなどと近い、名誉職的な大統領と実権の大きい首相が併存するスタイルです)との会見後、バングラディシュにロシア製武器と軍事技術装備購入に用いる総額10億アメリカドルを貸し付ける、と言明した。

世界武器貿易センターの主任イゴール ケロテチェンコは、バングラディシュはこの資金を用いてロシア製装甲車、戦闘機、対空ミサイルシステムを購入するかもしれない、と考えている。

彼は指摘する。「バングラディシュはまず多数のBTR-80装甲輸送車を購入することを考慮し、総数はおよそ80〜100両だろう。次に近距離および中距離対空ミサイルシステムを購入する。同時に、バングラディシュが以前購入し、かつ依然装備している空軍のミグ-29戦闘機に考えが至る。これらのミグ-29に対し維持修繕と近代化改装を行う契約が締結され、また完全新規のミグ-29SMT戦闘機を購入する可能性がある。」

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「バングラディシュ空軍は中国戦闘機を大量装備している」です。)

これ以外にバングラディシュはロシア製輸送ヘリを購入したことがあり、さらに一定数のミル-171SHを追加購入する可能性がある。ケロテチェンコは指摘する。現在バングラディシュの50%以上の兵器購入シェアを中国が占めており、「ロシアが獲得した兵器販売協議は中国の利益に関わることになる」。彼は、中国の軍事工業システムは急速に発展中で、種類の豊富な兵器を生産でき、彼らはロシアのバングラディシュ市場における直接の競争相手である、とする。

ケロテチェンコは考える。バングラディシュが最終的に成立させた協議という角度から見て、ロシアには海軍技術および戦車方面のチャンスが最小である。彼は説明し、「中国・バングラディシュ間の協力計画から見い出すことができる、最も人の注目を引くものは、中国国産戦車の提供である。また、中国は現在バングラディシュ海軍のために2隻の護衛艦を建造中で、またさらにいくつかの、主に海岸付近において任務を執行する快速艇を引き渡し中である。」とする。

ケロテチェンコは、ロシア・バングラディシュ間の軍事協議がロシアのこの地域における地縁政治的利益を推進し得ることを希望する。彼は、武器の購入と販売は2つの国の信頼の程度を反映し得る、と指摘する。ケロテチェンコは強調して次のように言う。「武器供給信頼性という角度から見て、ロシアは世界武器市場において非常に高い威信を享有している。この地域の安定と安全を保障するという角度から見て、バングラディシュへの武器提供はロシアの対外政策推進の助けになる。」

(頑住吉注:以後のページは画像とキャプションだけです。3ページ目は「バングラディシュ空軍の兵器は徐々に『中国化』している」、4ページ目は「バングラディシュ閲兵式における中国のメインバトルタンク」、5ページ目は「バングラディシュ空軍の殲-7戦闘機」、6ページ目は「バングラディシュ軍は中国のMBT-2000型メインバトルタンクを装備している」、7ページ目は「バングラディシュ空軍はより先進的な武器装備の導入を必要としている」、8ページ目は3ページ目と同じです。)


 続いて新たに紹介する関連の記事です。

http://military.china.com/important/11132797/20130119/17642223.html


ロシア、中国は半額の優遇をもってバングラディシュに戦闘機を輸出している、とする

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「中国がバングラディシュのために生産する殲ー7戦闘機」)

「ロシアの声」ラジオ局の1月18日の文章、原題:バングラディシュ、中ロ両国の武器供給争いの場となる

ロシア大統領プーチンはバングラディシュ首相シェイク ハシナとの会談後、バングラディシュのために10億アメリカドルの兵器購入のための貸付を行うと言明した。

バングラディシュはロシアからヘリ、防空、陸軍部隊の装備を購入することになると見られる。全体的に見てこの国はミルー17ヘリ系列の中のあるタイプを購入する可能性がある。この機種はロシアヘリ輸出の中の主力製品である。ロシア技術・戦略分析センターの専門家ワシーリ コーシンは、バングラディシュのような貧窮した国が、ミルー35、ミルー28、Ka-52などの新型攻撃ヘリを購入する財力を持つことは非常に難しい、と考える。

バングラディシュが少数の中、短距離対空ロケットシステム、例えば「ブーク」、「ペチョラ-2」対空ミサイルシステム、あるいは携帯式ロケットシステムを獲得することは全くあり得ることである。陸軍装備の問題となると、ロシアがバングラディシュ向けに戦車を提供する可能性は微々たるものである。最近同国はすでに中国とMBTー2000戦車購入の契約を締結している。だがコーシンは、バングラディシュがロシア製の80/82型装甲輸送車あるいは3型歩兵戦闘車などの軽装甲設備を購入することは全くあり得ることだと考えている。

中国は現在バングラディシュ市場において主導的地位を占めており、最近の何年かで一連の大型契約を締結した。だが中国もロシアもこの国の財政資源の極限性を考慮しており、このため最も優遇した条件をもって同国に装備を供給することを極力争っている。2011年、バングラディシュ軍サイドは中国から44両のMBTー2000戦車と3両の装甲維持修繕回収車を購入し、価格は1.6億アメリカドルに達した。

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「中国、優遇価格をもってバングラディシュに16機の新式殲ー7戦闘機を輸出」です。)

この他、中国・バングラディシュ両国はさらに16機のJ-7BGI戦闘機を購入する契約を締結した。これらの戦闘機の販売において、中国サイドは極めて大きな優遇を与え、割引率は50%近くに達している。これと同時に中国はさらにこの国の海軍のために巡視船、および対艦ミサイルを含むその他のいくつかの新型海軍装備を提供している。

伝統的に中国はバングラディシュ最大の武器強給商である。しかも中国サイドはさらに、すでに持っているこの種の優勢を延長させ続けている。例えば、バングラディシュは多くの中国製「59型」戦車を持っており、しかもこの戦車はグレードアップされようとしている。この作業も中国企業によって行われると予測できる。また再度購入されるJー7BGI戦闘機はより早いバージョンのJ-7機が所在する基地内に配備されることになる。

これと同時にバングラディシュは本国の軍事および民間用技術製品の輸入ルートを多元化することにも力を入れて取り組んでおり、これもごく自然なことである。ロシアサイドがバングラディシュ向けに武器購入用の貸付を提供する他、双方はさらにロシアがバングラディシュ初の原子力発電所のために5億アメリカドルの建設用の貸付を提供する契約も締結した。

表面的に見ると、バングラディシュの軍事技術上の野心は外国人を不思議がらせる。だがコーシンは説明し、この国もアジア地域の兵器競争の熱いブームからは逃れられいていないのだ、とする。バングラディシュがその領土の四方を囲むインドと軍事領域で競争することが不可能であり、したいとも思っていないことに疑いの余地はない。だが、この国と隣国ミャンマーの間の関係は決して「晴朗無雲」ではない。長時間にわたり双方にはずっと国境争議の問題が存在し、これらの問題は国境地域の緊張した情勢をもたらしている。国連の国際司法裁判所はすでに両国間の海上境界の問題に対する裁決を出しているが、相互信頼の完全な回復には依然ほど遠い状態である。

ミャンマーの不安定な局面は時々イスラム難民の波をもたらす。バングラディシュではこれらの難民は種族と宗教の暴力の犠牲者となる。2012年、バングラディシュは止むを得ず国境地域の保護措置を強化し、もって大量の難民の流入を防止した。強調するに値するのは、ミャンマーとバングラディシュに関して言えば、中ロ両国が同様に軍事技術協力方面の主要なパートナー国だということである。この2つの南アジアの国の経済の不断の成長は、これらを中ロ両国の武器供給商にとってどんどん興味ある市場にしている。このため、この地域は中ロ競争の勝負の場となる可能性がある、とコーシンは考える。

(頑住吉注:以後のページは画像とキャプションだけです。3ページ目は「バングラディシュ空軍の殲ー7戦闘機」、4ページ目は「バングラディシュ軍には多くの中国製戦車が装備されている」、5ページ目は「バングラディシュ軍が装備する中国の69-IIMP型メインバトルタンク」、6ページ目は4ページ目と同じ、7ページ目は微妙に違いますがまあ3ページ目と同じ、8ページ目は「バングラディシュ軍は中国の81式小銃を装備している」です。)


 東アジアだけでなくこの地域でもいろいろな要因により緊張が高まり、軍備競争が激化しつつあるわけです。原子力発電所ができるということは核兵器製造につながっていく可能性があり、気になるところです。

 半額と言ってますが、グレードアップを経ているとはいえ殲-7系を買う国はたいていバングラディシュとそう変わらない貧しい国でしょうし、定価で売った実績はあるんでしょうか。あればあったでそうした国から「半額でも利益が出るってぼったくりか」と思われる恐れがあるでしょう。











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