中国の兵器輸出関連2題

 まずミャンマー向け戦闘機輸出関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20150331/19448508.html


ロシアメディア:ミャンマー、パキスタンの梟竜戦闘機購入を欲す だが中国の獲得する利益は大きくない

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「梟竜戦闘機の性能は完全にミャンマー空軍の需要を満足させることができる」)

【グローバル軍事報道】 ロシア衛星ネットが3月30日に発表したロシア戦術・技術分析センターの専門家ワシーリ コーシンの文章によると、ミャンマーは中国とパキスタンが合同生産する戦闘機FC-1の購入を決定し、かつ将来本国でライセンスありの組み立てを行うつもりである。戦術・技術分析センターの専門家であるコーシンは、これはロシアにとって良い情報であると言え、何故ならロシアのエンジンであるRD-93の新たな買い手が出現したからである、と考える。

報道は次のように言う。中国とミャンマーは軍事技術領域の重要なパートナーである。両国の戦略的関係は双方いずれにとっても極めて重要である。戦闘機はパキスタンで組み立てられ、パキスタンはカムラ企業において戦闘機の大部分の部品を生産する技術を掌握済みである。だがエンジンは依然ロシアによって提供されている。中国のその中から獲得する利益が非常に多いものではないことが見て取れる。

別の方面では、ミャンマーがこの戦闘機の購入を決定したのは、より有効に高精度空対地打撃を実施するためである可能性がある。ミャンマーはすでに今世紀初めにロシアの10機のミグー29UB戦闘機を購入済みである。これらの戦闘機は対空防御は完全に確保できるが、その数は甚だ少ない。またこれらの旧式戦闘機は空対地高精度武器が使用できない。ミャンマー空軍のその他の実戦機にもこのような能力はなく、例えば以前中国から輸入したJ-7戦闘機やQ-5攻撃機である。

ミャンマーはFC-1を購入するのと同時に、さらに大量の高精度空対地ミサイルや誘導爆弾を購入する可能性がある。ミャンマーにとって高精度武器の購入は非常にその価値があり、何故なら爆弾とミサイル自体は非常に高価だが、それらを用いれば同様の任務を完成させるのに燃料や飛行機を節約することができるからである。

ひとたびミャンマーがこの戦闘機のライセンス生産を開始すれば、それらは徐々に大量の例えば中国のJ-7やQ-5といった旧式実戦機および1990年代初期に購入したユーゴスラビアの小型攻撃機G-4 Super Galebを淘汰することになると推測できる。ミャンマーは全部で約80機の1990年代に購入した旧式実戦機を有しており、現在それらはいずれもすでに老化しかつ破損が深刻である。

ミャンマーには必ずしも高精度武器が使用できるミグー29のグレードアップ版であるミグー29MTあるいはミグー29Mを購入する資金がない。こうした戦闘機はさらに空中の作戦、あるいは防御システムの突破が行えるが、こうしたことはミャンマー空軍は必要としないという可能性が高い。ミャンマーはアメリカにある程度接近しているが、西側諸国は必ずしもミャンマー向けに現代版戦闘機を提供したがらない。このためFC-1の選択は非常に自然さが目立つことでもあるのだ。


 ロシアとしては当然エンジンだけ売れるよりもミグー29改良型が売れる方がいいに決まっていますが、それが買えない途上国もあるので飛行機の中で一番高価な部品と思われるエンジンだけでも売れた方がいいわけでしょう。先日中国の戦闘機生産に従事する労働者等の賃金が東ヨーロッパ並みに上がってきたなんていう記事がありましたが、パキスタンならたぶんまだ労働力のコストは低いでしょうから途上国でも比較的買いやすいと思われます。エンジンを販売するロシア、機体を販売するパキスタン、「大部分の部品を生産する技術を掌握済み」であるパキスタンに生産できない部品やたぶん誘導兵器や技術サポートなどを提供すると思われる中国のそれぞれの利益はどのくらいなんでしょうかね。書いてありませんが現有の実戦機が全部で80機では購入数もごく少ないはずですが。

 次はパキスタン向け潜水艦輸出関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20150401/19454753.html


パキスタン、8隻の中国潜水艦を購入へ 分析、S20P型であると指摘

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「中国が安全保障業務展で展示したS20通常潜水艦。外形は中国の039B型潜水艦に似ている」)

パキスタンの人気の高い英字新聞「黎明報」ウェブサイトは今日情報を発表し(頑住吉注:記事は4月1日付)、パキスタン海軍当局は月曜国防常務委員会に、連邦政府は中国から8隻の潜水艦を購入することに関する簡単なレポートに対しすでに支持を表明していると告知した、とした。

委員会は告知を受け、経済業務庁事務長ムハマド サリム サイスが火曜に中国に行って関連の件の討論を開始する。海軍当局は同時に、国防委員会は中国から8隻の潜水艦を輸入する計画に最終的に同意することになるだろう、とした。

海軍当局者は一部の委員会メンバーの、中国の技術は人を満足させられないとの視点に対し反駁した。彼らは、JF-17(中国・パキスタンが合同研究開発した「梟竜」戦闘機 視察者ネット注)が自らは世界クラスの軍用ジェット式戦闘機であると証明した後では、上述の言い方は全く不成立であると語った。

視察者ネット軍事評論員は、パキスタン海軍が中国から購入するのは、中国が輸出専用に用いるS20P型潜水艦の可能性があり、それは中国が039B型AIP潜水艦の技術に依拠して登場させた通常潜水艦であり、海外メディアの報道によればS20通常潜水艦の寸法は全長66m、全幅8m、水上排水量1,850トン、水中排水量2,300トン、水中最大航行速度は18ノットに達し得、16ノットの航行速度下での最大航続距離は8,000海里に達し得る、とする。

S20Pの水中音響システムは比較的先進的で、その総合ソナーシステムは艦首アレイと舷側アレイの他、さらに曳航ソナーが使用でき、艦には6門の533mm魚雷発射管が装備され、魚雷、対艦ミサイル等が発射でき、機雷敷設にも用いることができる。

「その他の提案も考慮中で、パキスタン海軍は同時にドイツ、イギリス、フランスと中古潜水艦購入につき接触を展開している。」と海軍当局者は言う。

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「パキスタンの現役潜水艦は全てフランス製」です。)

パキスタンは長期にわたり多種の国防装備を全て輸入しており、特にそのカギとなる重要な盟友の中国から武器を獲得している。冷戦以後、パキスタンは中国との経済および軍事協力の深化を開始した。

国が受ける脅威のレベルおよび現有の潜水艦の状況を考慮し、海軍はパキスタンは最新の潜水艦を必要とする、とする。

海軍当局は同時にフランスはすでに再度パキスタン向けに潜水艦を提供することを拒絶した、とする。

フランスがパキスタン向けの潜水艦販売を拒絶した背後には多種の原因があるようだ。これには技術移転問題の上での不一致が含まれる。また、フランスはパキスタンの宿敵であるインド向けに潜水艦の販売を準備中である。

パキスタン海軍の現役の5隻の通常動力潜水艦はいずれもフランスのアゴスタ級で、このうち2隻はアゴスタ-70型であり、3隻はアゴスタ-90B型である。アゴスタ-70型は1970年代にすでに購入されており、今に至りすでに就役すること30年を超え、まもなく退役することになる。3隻のアゴスタ-90B型は1990年代末と今世紀初めに購入され、パキスタン海軍の現役主力潜水艦である。パキスタンはその他に3隻の小型潜水艦を装備し、いずれもドイツのSSK級潜水艦である。

2009年、パキスタン海軍はドイツから2隻の214型潜水艦の購入を計画したが、報道によると建造価格が20億アメリカドルを超えたため、パキスタンはこの調達計画を停止した。

(頑住吉注:3、4ページ目)S20型通常潜水艦


 場合によってはインドが導入する可能性があるとされる日本のそうりゅう級と対決するかもしれないわけですね。

 おまけに2つの記事共に登場した「梟竜」に関する記事をもう1つ紹介します。

http://military.china.com/important/11132797/20150403/19474834.html


初めて実戦に参加:中国・パキスタンが合同で製造する梟竜戦闘機、イエメンを空襲へ

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「梟竜戦闘機は現在まだ全面的な戦火の試練を受けたことがない」)

パキスタンのトリビューンニュースネットの情報によれば、パキスタンの何人かの姓名を明かされていない人物は、来週月曜にパキスタンはイエメンに赴いて参戦するか否かを決定することになるだろう、とする。だが現在パキスタンとサウジアラビアの交渉作業に参加している一部の人は、パキスタンには梟竜戦闘機を派遣して実戦テストを行う意思があり、これはこの機の就役後初の実戦参加となる、と明らかにしている。またサウジアラビアはパキスタンの訓練され質の高い飛行員にも非常に興味がある。もしサウジアラビアが梟竜自体に興味がなくてもである。

報道は、来週月曜にパキスタン国防大臣は正式に議会に向け提案を提出し、出兵の可否を確定することになる、とする。もし出兵したら、梟竜戦闘機は基本的に出陣する可能性が極めて高い。だがF-16戦闘機が出動する可能性も排除されない。


 以後「梟竜」の説明が続いていますが省略します。中国系兵器、特に準最新世代とも言える戦闘機の実戦参加は珍しく、注目されるでしょう。















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