木製風塗装

 よく使う方法なので少し詳しく説明しておきます。

プラキャスト地肌

これが無塗装の状態です。

ラッカーで塗装

油性のスプレーで茶色に塗装した状態です。塗料はこの場合アトムハウスペイントの「エアゾールラッカー アトムスプレー」の茶色を使用しています。普通にスプレーで塗装しようとすると側面ばかりに塗料がのって、上下前後の曲面部分にのらないので、この場合上下前後(斜め)からスプレーし、側面はそのついでに塗料がのる感じにしてください。

木目調

 乾燥したら、水性塗料のブラックを薄めたものを塗ります。塗料はニッペホームペイント「水性エナメルミニ」を使用しています。私の場合、綿棒に塗料を含ませ、これを塗りつけてティッシュでふきとることをくりかえして完成させます。最初は水性塗料をはじいてしまいますが、少しだけ塗料でぬれたティッシュですりこむようにし、ドライヤーで乾燥させ、これをくりかえしていくうちに表面になじんでいきます。これがいつまでもなじまなかったり、なじむ部分となじまない部分がまだら状になったりする塗料もあり、油性、水性塗料もどれでもいいというわけにはいかないんです。なじんだら、ごく少量の塗料がついた綿棒で上下方向にさっさっと塗り、乾燥させ、写真のような木目状に仕上げます。水性塗料の薄め具合は薄めすぎくらいから試し、様子を見ながら少しずつ濃くしていってください。薄すぎて失敗ということはないはずですが、濃すぎると失敗しますから。ベースの油性塗料はウッドブラウン、マホガニー、キャメルイエローやオレンジ系などいろいろ試して実銃のイメージに合うように工夫してみてください。


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