インドの兵器輸出入関連3題

 まずLCA戦闘機の輸出関連です。

http://war.163.com/16/0124/08/BE36FUI400014OVF.html


ロシアメディア:インドのLCAは何に頼って梟竜と競争するのか? 性能、価格全部ダメ

インドのLCA戦闘機がバーレーン航空展に初参加している。メディアの報道によれば、インド人はこの機種を輸出型と位置付け、それは中国・パキスタンの梟竜戦闘機の潜在的ライバルだと考えている。ロシアの軍事専門家ワシーリ コーシンは1月23日にインドの新型戦闘機の能力につき衛星ネットに向け紹介を行った。

実際には、その技術性能がどうであろうとも、LCAは梟竜に対し完全な意味の上での競争を形成することができない。インドはこの機種の輸出の上で、若干の成績を取得できるが、この種の成績は梟竜が進入できない市場でのみ獲得され得る。また、非常に多くの状況下で、買い手は政治的原因ゆえに梟竜に傾く。インドの提案にどのような優勢があろうともである。

梟竜とLCAの主要な相違点は、前者にはほとんどいかなる西側の国の部品もないということである。この飛行機は中国によって研究開発され、多数の部品は中国で生産され、しかる後にパキスタンのラムラ市工場で組み立てられる。機には中国製の航空電子設備、操作システム、ロシア製エンジンが装備される。アメリカやヨーロッパはこの飛行機の買い手に対し制裁を行うことができるが、このことも梟竜の開発と使用を妨害できない。逆に、LCAは多くの西側の国が生産した部品を装備しており、これにはゼネラルエレクトリック社が生産するF404-GE-IN20エンジンが含まれる。このため、アメリカはLCAの他国への輸出を禁止する可能性がある。まだあり、この機にはさらにイスラエルのELTA社が生産したレーダーが装備されている。このため、中東のアラブ諸国、別の言い方をすればムスリム世界への輸出も問題となる。

また、LCAに比べ、梟竜はすでに非常に長い生産時間があり、かつ数が比較的多い。この機種はより完備し、技術的角度から見て操作をよりいくらか便利にする必要があるかもしれない。しかし、中国との関係が緊張している東南アジア諸国がこの戦闘機を買うだろうとは非常に言い難い。東南アジア地域で不断に本国の政策を推進するインドは、この地域に向け自らの生産した飛行機を輸出できると想像できる。当然、非常に多くの克服を必要とする問題もあるだろうが。

全体的に見て、梟竜という機種の地位はよりいくらか安定しているだろう。かつて各種の推測があり、梟竜にはなかなかの輸出の前途の見通しがあると考えた。だがこのような期待は決して実現していない。パキスタンの他、ナイジェリアとミャンマーだけが数多くないこの戦闘機をすでに購入した。インドはさらに成功裏に中国の機種のスリランカに対する輸出を妨害している。まだあり、ロシア製エンジンを装備しているため、ロシア方面も梟竜がロシアサイドの武器輸出の相当に重要な市場に進入することを許さないだろう。

最近の情勢から見て、梟竜とLCAの輸出の前途の見通しはさらに混迷を深める。2014年年末から始まって、ルピーはすでに2倍あまり値下がりし、このようになると、輸出価格はより低廉になるだろう。LCAと梟竜の販売は、それらの間で競争する必要があるというよりも、より先進的なロシア製ミグー29と張り合うと言った方がいい。だが、ミグー29は価格の上で中国、インドの戦闘機よりも安いだけでなく、しかも性能がより優越しているだろうことを知る必要がある。


 ミグー29の方が安いというのはちょっと信じられない感じがしますが、もし本当にそうなら2機種とも輸出で大きな成果を上げるのは難しいでしょうね。次はロシア製対空ミサイルの輸入関連です。

http://war.163.com/16/0124/09/BE39BOPG00014J0G.html


インド、大金でロシア製対ステルス戦闘機の神器を購入:殲ー20が叩けるか否か

視察第195期:ロシアとインドは最近金額70億アメリカドルの巨額兵器売買契約を締結した。これには2隻の636型潜水艦、3隻の11356型護衛艦、150両のBMP-2K型装甲車、48機のミルー17V5型ヘリ、0971型アグラ原潜の賃借継続、少なくとも5個大隊のS-400型対空ミサイルが含まれる。

我々は、インドがT-50ステルス戦闘機を発注した計画に長期にわたる深刻な遅延の危険があることを知っており、このためインドはすでにラファール戦闘機を発注し、またスホーイー30戦闘機を増加して代替とする計画である。だが長期的に見て、第3世代戦闘機は第4世代ステルス戦闘機に対抗し難い。

ならば中国が2017年にもう初の殲ー20ステルス戦闘機中隊を就役させるという実際の状況の下で、インドは必然的に陸をもって空を制する戦術を採用し、先進的な対空ミサイルを使用してステルス戦闘機に対抗するだろう。

ロシアの言い方によればS-400は唯一無二の武器で、現在世界のあらゆる対空ミサイルよりも優れている。巡航ミサイルから弾道ミサイルまでのあらゆる目標が打撃でき、最も重要なのはF-35といったようなトップクラスのステルス戦闘機が破壊できることである。

S-400ミサイルは照準を用いず直接相手が打撃でき、その自動ナビゲーションシステムは地平線以遠で相手を殲滅することができる。

ステルス戦闘機ができてから、現在世界のほとんどあらゆるミサイルは一夜のうちにいわゆる打ステルス占拠(頑住吉注:意味不明。「いわゆる」と言ってますが検索しても同一の文以外全くヒットしません)の機能を具備した。S-400ミサイルはパッシブフェイズドアレイレーダーでしかなく、F-22を例にすると、そのRCSは0.001平方mの水準でしかない。つまり、ロシア軍のああいった300km以遠で第3世代戦闘機を発見できるレーダーがF-22を発見しようとすれば、30kmのところでやっと発見できるに過ぎないのである。

F-22がどうして30kmの場所まで飛び、対空ミサイルと接近戦をすることがあり得るだろうか? とっくに遠距離対輻射ミサイルを発射して防空陣地を打撃している。

中国最新型対輻射ミサイルは高速ダブル推力固体燃料ロケットエンジンを採用し、遠距離で発射し防空レーダー施設を打撃することができる。2015年の軍事演習の中では何度もS-300ミサイルを打ち負かしている(S-400はS-300のグレードアップ版)。殲ー20にとっても、とっくに安全な距離で対輻射ミサイルを発射して相手方の防空陣地を打撃している。

最も重要なのはインドがもしS-400ミサイルを用いて殲ー20戦闘機に対抗したければ、まず中国もS-400型ミサイルを導入済みだということを知る必要がある。その性能や欠陥に対して、同様に非常によく分かっている。一方インドにはそれにもかかわらず殲ー20はなく、殲ー20の実際の性能や欠陥がどこにあるか全く分かっていないのである。


 途中何が言いたいのか分からない部分がありますが、インドが巨資を投じてS-400を購入しても殲ー20には対抗できないというわけです。しかしそれなら中国が買ったS-400もF-22やT-50インド版に対抗できないのでは。また以前S-400の開発時に金を出した中国には輸出に関する発言権がありインドには輸出させないみたいな記述がありましたがそんなことはなかったわけですわな。次は韓国兵器の輸入関連です。

http://mil.huanqiu.com/world/2016-01/8433320.html


インド、8億アメリカドルを費やして韓国の改良型K-9自走砲を購入することを計画

中新ネット1月22日電 中国国防科学技術情報ネットの報道によれば、インド国防省は8億アメリカドルを費やして韓国が研究開発した改良型K-9「雷電」155mmL52装軌式自走榴弾砲を購入する計画である。

K-9「雷電」榴弾砲の緊急発射速度は3発/15秒で、最大発射速度は6〜8発/分、M107標準榴弾発射時の最大射程は18km、ロケット射程延長弾使用時は射程が30kmに達する。また、この砲はK307モジュール装薬弾薬(6個のモジュール)が発射でき、射程は40kmを超える。

2014年、インド国防省は陸軍火砲調達プロジェクトを再始動させ、国防調達委員会が157.5億ルピー(約2.3億アメリカドルに相当)をもって814門(頑住吉注:この数字は間違いでは)の155mmL52車載砲を購入することを批准した。ある報道は、過去20年、ブラックリスト、汚職、競争入札参加会社が単一という問題により、インドはかつて6回類似の調達計画を取り消している、と指摘する。(斉夢暁)


 改良型とはいいますがこれって基本的に北朝鮮の延坪島砲撃事件の時に故障が多発して充分な反撃ができなかったやつですが、大丈夫なんでしょうか。












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