中国中央テレビ、国産戦車を詳細に紹介 その2

 続きです。

http://military.china.com/important/11132797/20170728/31013160_all.html#page_2


中国の戦車の心臓がまだ旧ソ連の提供する旧式な固定軸変速ボックス技術をそのまま使っていた時、西側先進国はすでにとっくに全く新しい液力総合伝動コンパートメントに換装し、でかぶつを行進させる問題を解決し、中国軍事工業の製造水準に試練を与える小さからぬ難題となり、これは共和国全体の工業製造体系が、完成させること必須の任務でもあった。

これは初めて世界の人の面前に展示された中国人が戦車の動力室を製造する生産作業場である(頑住吉注:中央テレビの放送内容そのまま文章にしてるんですかねこれ)。2012年、初の戦車の国産動力室がこの作業場内で組み立てられて完成した。全工場建物の占める土地は若干のサッカー場に相当し、千台を超える加工設備を持ち、何百名の技術工員が毎日この中で千種類以上の異なる種別、異なる寸法の高精度部品を生産することができる。高級工程師の楊忠林は戦車動力の中の部品をランダム抽出しているところで、精度は彼が検証する重点である。

中国兵器工業集団内モンゴル第一機械集団の高級工程師である楊忠林が、毎日手放さないのはマイクロメーターで、これは工業製品の精度を検査測定する最高の測量工具の1つでもあり、1刻みが1/100mmを表し、つまり頭髪の1/10に相当し、部品にわずかにある一筋の誤差も全て余すところなく暴露する。

新世代戦車の動力室が採用するのは液力伝動方式である。重量53トンの鋼鉄の車体を急発進急停止させようとすれば、動力部品には絶対の精度が要求されるだけでなく、しかもそれぞれの部品の圧力に抗する能力にもちょっとのいい加減さも許されない。

これは軍事武器の製造でしかないが、この任務は工業生産にとって、国の全体工業体系の完備の程度に試練を与えている。高品質の戦車動力システムを製造しようとすれば、主要な前提は、特殊品質に符合する特殊鋼材が生産できることに他ならない。

このような要求は、すでに精錬領域で多項目の成果を取得している中国工業製造体系にとって、決して難題とは言えない。強大な中国の製造は、今日すでにこの戦車のあらゆる必要な特殊材料を精錬でき、国家の強大で完備された工業製造体系は、軍事工業生産に最も堅実な基礎を与えているのである。

何も知らない状態から、核心技術の突破まで、中国の液力伝動技術を搭載した動力室を第3世代輸出メインバトルタンクに応用するため、馮益栢と彼のチームは各種各様の困難を克服した。

2012年、馮益栢はチームを率いてついに願望を達成し、中国の心臓が鼓動する第3世代メインバトルタンクであるVT-4がついに包頭の総組立作業場で生産ラインを降りた。

VT-4戦車の総設計師である馮益栢:「あの時動力室を車体に吊るして組み込み、エンジン音が響いた時、皆歓呼し拍手して皆が涙を流した。

中国籍の戦車の「ライフ」はどれだけ強い:「陸戦の王」はその場でライフ満タンで復活するのに40分間しか必要とせず!

自主研究開発の動力室に頼り、中国第3世代戦車の軍事工業的実力はすでに世界一流水準に身を置いている。今日の中国人が生産する輸出型メインバトルタンクは、性能の他、さらにその他の問題を考慮している。例えばひとたび動力室に命中弾を受けたら、野外で戦車に手術をして全く新しい心臓に交換することは、「陸戦の王」がライフ満タンで復活し再度殺しの場に赴けるか否かを決定する。これは現代の軍事装備が具備すること必須の性能でもある。

かつてある国際戦車競技の中で、中国代表チームは一夜の時間を用いて動力室を交換し、一方西側の国の代表チームは45分間しか用いなかった。今、千個以上の部品から組成される動力室と戦車の車体の連結ポイントは3つしかなく、この一繁一簡之間(頑住吉注:意味不明)、突出するのは中国工業設計能力の向上で、今日の工程師たちの目標は、1時間以内に動力室の全部交換を完成しようというものである。

今、日常の試験の中で、元々定められた動力室の交換時間は1時間だが、今回の換装は40分間しか用いず、この目標時間に比べまるまる20分早かった。このようなデータは、輸出商品として、製品市場での競争の実力である。だがある国の軍事工業にとって、製造水準が最高ランクであることのデモンストレーションである。

メインバトルタンクは疑いの余地なくある国の陸軍の戦闘の実力の象徴である。VT-4はすでに現在世界で最も先進的な火力コントロールシステムと情報化電子化モジュールを装備し始めている。VT-4戦車に搭載される最先端の視察照準システムは、白昼だろうと暗黒の夜だろうと戦場で遠距離で目標が追跡でき、しかもこうした情報は全てこの操縦室内の広温度液晶モニタースクリーンに集中して表示され、この中国人自ら研究開発した設備は、すでに国際的に先んじた水準に到達している。だが軍事の利器の上のこの特殊装置は、決して軍事領域独自の発明ではなく、それが集めたのは、中国製造がこの領域内で研究開発した新たな成果である。














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