F-22の周辺への配備は中国にとってのチャンス?

 当然基本的には歓迎できないことなはずですが。

http://military.china.com/news/568/20160218/21533633.html


専門家:中国はF-22が韓国に赴くのを利用して練兵ができる 新装備を検証し情報を収集

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「米軍のF-22戦闘機」)

韓国連合通信社2月17日の報道によれば、アメリカ空軍の4機のF-22「ラプター」ステルス戦闘機が17日朝鮮半島上空に出現した。アメリカメディア17日の報道によれば、米軍はさらに2機のF-22を派遣してアジア最大の航空展であるシンガポール航空展に参加する。さらに加えてこの前の日本メディアの情報は、すでに14機のF-22が日本に配備されているとした。一体中国周辺にはどのくらいの米軍最強戦闘機が旋回しているのだろうか? またそれらはアジア太平洋地域においていかに風や雨を起こすのだろうか? ある中国の軍事専門家は、今回のF-22の出動はまだ決して直接中国に照準を合わせたものではないが、中国に対し潜在的脅威を構成し、中国は監視を強化する必要があり、この機会の助けを借りて練兵を強化する必要もある、と指摘する。

アジア太平洋地域に向けF-22を配備し相手を震撼させる

韓国連合通信社の報道は、F-22戦闘機は17日駐日米軍嘉手納基地から出発し、韓国の京畿道烏山空軍基地に到着しかつ低空飛行した、とする。そのうち2機の戦闘機は嘉手納基地に戻ることになり、その他の2機は一定の時間烏山基地に留まることになる、とされる。報道は、北朝鮮が核実験と遠距離ミサイル発射を行って以来、アメリカは連続的に朝鮮半島に向け戦略武器を配備し、北朝鮮に向け武力の示威を行いかつ新たな挑発のリスクに対し強烈な警告のシグナルを発している、とする。

朝鮮半島に赴いたことの他、さらに2機のF-22がシンガポール航空展に赴いて実力を見せつけた。アメリカの「スターアンドストライプス」ウェブサイト17日の報道は、アメリカ空軍の2機のF-22戦闘機が初めて今週火曜から日曜まで行われるシンガポール国際航空展に参加する、とした。「航空展の中でこの唯一の能力を展示することができ、我々は非常に興奮を感じている」 太平洋空軍司令ロリ ロビンソン上将は声明の中で、「アメリカ空軍だけが第5世代戦闘機を世界のいかなる場所にも派遣する能力を持つ。」と語った。

共同通信社のこの前の報道によれば、日本の防衛省は1月22日、アメリカ空軍の東京西部における横田空軍基地には全部で14機のF-22ステルス戦闘機が配備済みである、と語った。このうち、20日には8機のF-22が1機のKC-10大型給油機の随伴の下、横田基地に到着した。21日には4機、22日には2機来た。ある情報は、後にF-22は沖縄の嘉手納基地に場所移動し配備される、とする。ある分析は、これらのF-22はいずれも沖縄の嘉手納空軍基地から来ており、つまり現在ローテーション駐留方式をもってアジア太平洋地域地域で活動する「ラプター」はおよそ10機あまりである、と考える。米軍は全部で200機近いF-22を有し、現在アジア太平洋地域における数はおよそこの戦闘機の総数の1/10である。

航空専門家ウェブサイトの報道によれば、この14機のF-22「ラプター」戦闘機は第525戦闘機中隊に隷属し、元々はアラスカのエルメンドルフ ・リチャードソン合同基地に駐屯していた。これまで、米軍のF-22はかつて何度も日本に向け配備されており、駐屯した基地は主に嘉手納空軍基地だった。アメリカ空軍は2004年3月にはもうこの戦闘機の太平洋司令部所属基地へのローテーションでの配備を開始しており、目的は「区域の安全と安定が直面する脅威に対応することをもって、慎重な威嚇を保持する」ことである。

中国の防空識別圏に勝手に闖入?

また、ならばこんなに多くのF-22戦闘機がアジア太平洋地域に駐屯することは、どのような作用を発揮し得るのだろうか? 韓国連合通信社の報道は、このステルス戦闘機の最大の優勢は北朝鮮の平壌空域に潜入し、北朝鮮最高指導者の執務所の所在地あるいは北朝鮮軍の核心的施設に対し核による爆撃が実施できることだ、とした。一方香港メディアは、F-22は甚だしきに至ってはさらに春節の期間に中国の東海防空識別圏に進入したことがある、と考える。香港の「東方日報」ウェブサイト15日の報道は、中国の東海防空識別圏に2月10日(旧暦の新年3日目)、不明の目標の進入事件が出現し、解放軍東海艦隊の実戦機および艦載ヘリが迅速に出動して対応し、当番の戦闘機はミサイルを装備して戦いを待ったが、軍は詳しい状況を明らかにしていない、とした。香港メディアは、不明の目標はあるいはアメリカのF-22ステルス戦闘機かもしれない、とする。

だが、ある姓名を明らかにされたがらない中国の軍事専門家は17日「グローバル時報」記者に対し次のように言った。香港メディアが不明な目標はF-22だと推測するのにはいかなる依拠もなく、純粋に人の目を引くためにでっち上げた手管である。だがF-22が中国に対し偵察を行い、試しに探りを入れる可能性は存在している。F-22は超音速巡航能力を持つステルス戦闘機で、さらには強大な情報収集システムである。それが搭載するAN/ALR-94パッシブセンサーシステムは周波数帯の広いパッシブレーダーに相当し、各種レーダーを正確に探知計測、識別、位置決定し、かつそのパラメータを記録することができる。また、その超音速巡航能力はそれに非常に強い退避能力を持たせ、現有の第4世代機では迎撃が非常に難しい。ある人は超音速巡航能力を持つF-22vs第4世代機はちょうど騎兵vs歩兵のようだ、と形容する。そのステルス防御突破能力を加えると、もし他国の領空に深入りしたら、間違いなく対応に不都合な相手である。この種の状況下では、アメリカがそれを他国の領空に派遣して偵察を行い、試しに探りを入れる可能性は排除されない。

(頑住吉注:これより2ページ目。)

中国には防備の必要もあるし、練兵の必要もある

専門家は、今回朝鮮半島に飛来した4機のF-22は決して直接中国を目指して来たわけではないが、それらの周辺における存在は中国に対し非常に大きな潜在的脅威をもたらし、中国は監視を強化することが必須であり、同時に1つの練兵、検証の機会とすることもできる、とする。

この専門家は、まずその前線基地を確認する必要があり、対地観測衛星、高空長航続時間無人機を利用して沖縄の基地に対する光学およびレーダー成像偵察を強化し、戦闘機の発進頻度などの情報を掌握することができる、とする。次に各種対ステルス地上基地レーダーを利用して探知計測を強化する。ここ何年か、中国の関連のメーカーは一連の対ステルスレーダー装備を展示している。例えばマルチベースアドレスレーダーシステム、パッシブレーダー、大出力のアクティブフェイズドアレイレーダー、外輻射源レーダーなどである。中国軍にも相応の対ステルス探知計測能力があると信じる。

国外メディアの報道によれば、中国軍はさらにOTH超視距離レーダーを装備している。こうしたレーダーシステムはいずれも一定の対ステルス能力を持つが、一体対ステルス能力がどれだけ強いのか、F-22に対する探知計測距離がどのくらい遠いのか、精度がどれだけ高いのか、安定し信頼性があるのか否か、この機会を借りて実際に検証してみることが完全にできる。また、中国はさらに多種の早期警戒機を装備しており、中国は早期警戒機を沖縄付近に派遣し、この戦闘機に対し偵察、記録を行うことが完全にできる。


 当然その動きによって米軍に手の内を読まれることもあり得るでしょうね。

















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