北朝鮮関連2題

 弾道ミサイル、潜水艦発射ミサイル実験失敗か、核実験間近かなど相変わらず注目が集まっていますが。

http://military.china.com/news2/569/20160426/22520519.html


専門家:朝米すでに崖っ淵に だがいずれも対抗の中から獲得する利益が多い

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:北朝鮮、成功裏に潜水艦発射弾道ミサイルを発射」)

【グローバル時報総合報道】 国際的なメディアの眼中では、北朝鮮外務大臣のリージュヨンは外界が推測できない人物であり、2014年4月の就任以来、彼は北朝鮮国内で事を行うこと低調で、外交上は活動がすこぶる多い。一方外界が現在より推測できないのは、リージュヨンの提案と潜水艦発射ミサイルが水を破って出る画面の同じ日の出現で、平壌は一体何を態度表明しているのか? ドイツの「世界報」は24日、リージュヨンが西側メディアのインタビューを受けたことは北朝鮮の過去の固有のいくつかの状態を改変したが、彼の表明から見て、平壌は依然「自己中心」である、とした。

外界の眼中で、北朝鮮の近い時期における最大の政治活動は疑いなく5月に開かれる朝鮮労働党第7回全国代表大会である。BBCは、これは1980年以来同党が初めて開く全国代表大会である、とする。外界は、北朝鮮はこの大会の勢いづけのために第5回核実験を一段と力を入れて準備しつつある可能性があると疑っている。韓国軍は北朝鮮は今週末第5回核実験を行う可能性があると考えており、軍はすでにこのため連続2日非常警戒状態に入っている。

「1月に水爆試射を宣言して以来、北朝鮮の核に関する動きは連続し、金正日時代であっても、それらのうちの1つ1つ全てが朝鮮半島を全世界の焦点とならせるに足りた。何故金正恩は連続密集してこのように多くの核に関する動きを見せるのか?」 24日、ある半島情勢に関心を注ぐ中国の学者は「グローバル時報」に対し語った。彼はさらに一歩次のように推測した。「朝鮮労働党第7回大会は一切を理解する重要なカギかもしれない」 北朝鮮は現在「核と経済を平行して進める路線」を推進し、金正恩は第7回大会で北朝鮮の強大な核打撃能力取得を宣言することを希望しており、続いて北朝鮮の政策の重点は経済領域に重点を置く可能性がある。だが平壌の軍事的成就の宣伝は第7回大会前に経済政策の不成功を覆い隠すものだと考える外国メディアもある。

遼寧社会科学院の研究員である呂超は「グローバル時報」に対し次のように語った。リージュヨンの態度表明は、北朝鮮の核領域における一連の「コンビネーションパンチ」の根本目的が、強力な基礎がある上でアメリカと平和協定を達成することにある、ということを説明している。だがアメリカの北朝鮮に対する態度は非常にはっきりしており、すなわち「核の放棄」が一切の先決条件だ、である。表面的に見ると朝米双方は、一体「核の放棄」が先なのか、それとも「和平の議論」かが原因で「デッドスパイラル」に陥っているが、仔細に分析すれば、双方いずれもいささかの談判の意向をはっきり示しており、特に北朝鮮の態度はすでに「ひたすら強さを見せる」から「一定の条件下で談判したい」に変わっている。核実験停止を用いてアメリカの軍事演習停止と交換するというのは決して北朝鮮の新しい提案法ではなく、2015年初めにもかつて提案したことがあるが、米韓によって理解されなかった。提案自体から言えば、半島情勢に対する小さな修理では決してなく、「大きな交換」である。

アメリカのペンシルベニア州立大学半島問題専門家であるデトマスは、現在朝鮮半島の形勢は楽観を許さず、危険は朝米問わずいずれも現在の対抗の中から利益を獲得することが多いようだ、というところにある、と考える(ある分析は、北朝鮮は外敵を利用して国内の民心を凝聚させる必要があり、アメリカは半島情勢を利用して中国に向け圧力をかけ、かつ中韓の接近を妨害できる、とする)。決してあまり大きな希望はないが、朝米は明らかに談判のレールを必要としており、何故なら半島の各方はいずれも情勢をクールダウンできる脇道を必要としているからである。デトマスは、現在朝米はすでに崖っ淵にあり、苦痛な転落を避けるため、たとえ全世界で最も細い手が断崖にすがりつくことさえも必要としているのだ、と語る。

【グローバル時報駐北朝鮮、韓国、日本、ドイツ特派特約記者 周之然 王偉 李珍 青木 環球時報記者  劉洋 白雲怡 柳玉鵬】


http://war.163.com/16/0426/08/BLIJ84HF00014OMD.html


韓国、北朝鮮の第5回核実験カウントダウン、とする 北朝鮮の武力による威嚇を誇大宣伝

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:北朝鮮のミサイル」)

【グローバル時報総合報道】 北朝鮮の建軍節慶祝と同時に、韓国国内は北朝鮮の一挙一動に対し風声鶴唳(頑住吉注:ちょっとのことでもびくびく怯える)というべきである。

韓国連合通信社の報道によれば、韓国国防省スポークスマンの文尚均は25日定例記者会見で「北朝鮮が第5回核実験を行い建軍節のためのお祝いとするリスクは韓国軍の高度の警戒を引き起こしている。」と語った。文尚均は、韓国サイドは豊渓裏核実験場に人員と設備の移動の兆しがあることを発見しており、上層部が決心しさえすれば、北朝鮮は随時突然の襲撃(頑住吉注:ここでは不意打ち的な核実験のことでしょう)をする可能性がある、と指摘した。彼はさらに北朝鮮が23日潜水艦発射弾道ミサイルを試射したことにつき、韓国軍は北朝鮮の潜水艦発射ミサイルの発進段階の技術水準は今回の水中試射の中である程度向上したが、技術上まだ多くのところに完備が待たれ、戦闘力を形成するにはまだ時間を必要とすると考えている、とした。韓国軍は、北朝鮮は3〜4年内に潜水艦発射ミサイルを配備することになるが、北朝鮮が力量を集中し一段と力を入れて研究開発し前倒しで配備する可能性は排除されない、と予測する。文尚均はさらに、韓国軍は韓米同盟の特性型威嚇および総合対ミサイル戦略などを統一的に計画配案、運用し、水中から来るミサイルの脅威から防備する、ととした。

間もなく離任する中韓米軍司令カーティス カパロッティは25日ソウル聯合参謀本部で行なわれた離任記念活動で、北朝鮮は核およびミサイル能力を不断に強化しつつあり、韓米は同盟関係を深化させ、継続して高度な警戒態勢を保持すべきである、とした。

「北朝鮮の第5回核実験カウントダウンに入る」 韓国の「中央日報」は25日、金正恩は先月15日かつて指示し、「出来る限り早く核弾頭の爆発と核弾頭を搭載できる弾道ミサイルの試射を行え」とした、とする。文章は、北朝鮮は建軍節から労働党第7回大会までの時間に第5回核実験を行う可能性があると見られる、とする。「朝鮮日報」は社説を発表し、もし北朝鮮の潜水艦発射ミサイル試験と第5回核実験がいずれも成功を取得したら、「北朝鮮の核をめぐる事態は再度重大な難関に直面することになる」とした。北朝鮮は公然と核を武器として韓国に対し圧力をかけるあるいは挑発を行い、あるいは全面「核凍結」カードを出して局面を逆転させる要求を強行する可能性がある。その中のいかなる種類の行動も、全て国際社会の団結を動揺させかつ亀裂を作り出す可能性がある。「韓国の国家安全保障は再度挑戦の面前に立ち、一方韓国国内の政治はまだ分裂の中にある。あらゆる人は警戒を緩めるべきではない。」

また韓国の「中央日報」ウェブサイトは25日、韓国新国家党の議員である金正薫は、北朝鮮の潜水艦発射ミサイル技術の発展に対応するため、韓国も原潜を持つべきで、「北朝鮮の潜水艦がミサイルを発射する前にそれを撃沈するのだ」とした。韓国YTNテレビ局も当日報道し、韓国の潜水艦戦力は北朝鮮の1/7しかなく、このため韓国が潜水艦戦力を発展させることの緊迫性は非常に高い、とした。

アメリカの「ニュースウィークリー」日本版25日の報道は、日本は新安保法が通過したためさらに一歩集団的自衛権が行使でき、つまりもし北朝鮮の潜水艦発射ミサイルがアメリカに対し「何からの奇怪な挙動をしたら」、「日本は実力を行使し北朝鮮を阻止する義務があり」、「ひとたびこのようになれば北朝鮮も沈黙を保持せず、日本に対し反復した核の恫喝を行うだろう。遠くない将来、北朝鮮はもう日本列島を核の射程に入れるだろう。」とした。

「日韓は明らかに力を尽くして北朝鮮の武力による威嚇を誇大宣伝しており、このことは彼らに今後北朝鮮に対しより多くの圧力がけの措置を採るために口実を提供している。」 呂超は25日「グローバル時報」記者に対し、「北朝鮮問題の上で新安保法を試用することは、安倍政権の1つの設計であり、同時に国際社会の自衛隊に対する反応に試しに探りを入れるという可能性がある。」と語った。

【グローバル時報駐北朝鮮、韓国、日本、特派特約記者 周之然 万宇 藍雅歌 馮国川】


 核実験を再び行ったとしても実際問題として現在を大きく超える制裁が課せるかどうかは不明で、当面は膠着状態が続いていくんではないでしょうか。

















戻るボタン