中国、いろいろな手段で外国から軍民両用技術を入手しようと努める

 まず信憑性がどのくらいあるか不明な記事ですが‥‥。

http://military.china.com/important/11132797/20131128/18182620.html


ロシア:中国、ウクライナの教授を通じて空母の電磁カタパルト関連技術を獲得

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「画像は『週刊ジェーン安全保障業務』」の言う、フランスの衛星によって撮影された中国の神秘の『スーパーキャノン』であり、しかもこれは中国のレールガンかもしれないと指摘している。レールガンの原理、技術は皆が中学の物理の教科書で学習したことがあるが、工程技術、核心部品等の領域の非常に大きい飛躍と突破があって初めて、レールガンは現実へと変じ得るのである。ロシアメディアの報道した、ウクライナの教授がいわゆる構造を漏らしたことですぐ中国の大きな突破をもたらしたなどというのはまったくお笑いである。)

参考情報ネット11月28日の報道 ロシアメディアは、ウクライナ安全保障局がハリコフ民族大学教授ウラジミール チュマコフを告発し、彼にはある中国・ウクライナ合資企業に電磁加速器の構造に関する秘密情報を漏らした嫌疑がかかっている、とした。現在、この国家反逆罪で告発された科学者はハリコフ市で裁判を受けている。

「ロシアの声」放送局ウェブサイト11月26日の報道によれば、この電磁加速器は未来兵器、レールガンの雛形になり得る。これは砲弾の発射を、火薬を利用して押し動かす伝統的火砲では企図しても及び得ない速度に到達させることができる。チュマコフは、自分は2005年から電磁加速器の課題の研究を始めたとしている。

2008年、過去彼の学生だったアレクセイ ルージが彼を尋ねてきて、チュマコフの成果を海外にまで普及させることを提案した。ちょうど経歴は立派だが財政的に困窮していたこの科学者はこれに応えた。ルージは彼を中国・ウクライナ合資企業であるTop Science Ukraineのボス、セルゲイ チチャオテクに紹介した。2009年、チュマコフはこの企業向けに学術著作資料を提供し、もって自らの能力を見せた。2010年から、ルージとチチャオテクも調査を受けた。

だがウクライナ安全保障局は、チュマコフが中国・ウクライナ合資企業に渡したのは自らの成果にとどまらず、さらにその他のウクライナの科学者の1990年代の研究成果に基づく秘密資料があった、と考えている。当局はチュマコフを、中国人に未来の軍事技術を伝達し、国家の安全を破壊した、として告発しているのである。

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「少し前、国内の当局メディアが報道した、南車株洲電気機関車有限会社が生産した世界一流のスーパー電容軽軌列車。この車両は中国国産の世界最大出力スーパー電容単体を採用し、理論上電磁カタパルトのエネルギー貯蔵システムになり得る。こうした重要技術、装備こそ中国が最終的に電磁カタパルトなどの研究開発に成功する根本原因である。」です。この分野の知識が全くないので一部意味不明ですが要するに中国のこの分野の技術は進んでいて、ウクライナから技術を伝えられたからどうこうではない、といいたいわけです。)

報道は、この技術が外部に漏れることがウクライナの安全にもたらす影響に関してはまだ論争がある、とする。見通せる将来、必ずしも量産に投入される作戦用レールガンは出現しない。だが電磁加速器技術はすでに実際に応用されている。空母の電磁カタパルトはまさにこの技術を基礎にしている。電磁カタパルトシステムは空母艦載機の発進に用いることができ、その主旨はより複雑で、かさばって重く効率の低い蒸気カタパルトに取って代わることにある。

少し前、アメリカは唯一電磁カタパルトを生産できる国だった。2010年、このシステムには陸上試験が行われ、これは新空母「ジェラルド フォード」号に装備されるべきことになっている。このカタパルトを研究開発する第2の国は中国である。2012年、中国で関連の研究成果および設計チーム責任者が賞を授けられたとの情報が伝えられた。

報道は、もしウクライナ安全保障局の告発が事実であり、チュマコフの仕事が中国のプロジェクトの成功にに対し重要な作用を発揮したとしたら、ウクライナにとって非常に大きい利益の損失を意味する、と指摘する。科学者の利用を通じて、中国は取るに足りない金をもって極めてデリケートな技術を獲得し、本国の空母プロジェクトのために新たな前途を切り開くことができたのである。伝統的な蒸気カタパルトと異なり、電磁カタパルトは効率がより高いだけでなく発射される飛行機の最小および最大重量に対する厳格な制限がなく、これを利用して相対的に小さい無人機が発射できる。

報道は、チュマコフが提供した資料に実際上どのくらいの機密があったのかはまだはっきりしていない、とする。だがそれらは中国による似た課題の重要な科研プロジェクトの実施段階において同国に渡されたのであって、その成功を押し動かした可能性がある。

(頑住吉注:3ページ目)これはアメリカの次世代「フォード」級空母のために研究開発される電磁カタパルト。現在すでに成功裏に地上発射試験が行われている。

(頑住吉注:4ページ目)ネット上に流れ伝わる、中国空母電磁カタパルトの試験基地と指摘されるもの。

(頑住吉注:5ページ目)中国の電磁カタパルトの試験基地の建設過程とされる画像。

(頑住吉注:6ページ目)もしカタパルト発進を採用したら、殲ー15の作戦機能は充分に発揮されることになる。

(頑住吉注:7ページ目)電磁カタパルトには独特の優勢があり、それはスキージャンプ甲板上にも装備できることだ。将来中国がもし突破を果たせば、理論的に現在の遼寧艦も電磁カタパルト装備に改装することができる。その時遼寧艦は真の作戦用空母となる。

(頑住吉注:8ページ目)もし空母上に電磁カタパルトを採用したら、艦上の飛行作業の一連の作戦プロセス全てに非常に大きな変化が発生することになる。このことは中国空母部隊訓練を複雑化させる。当然、これはずっと時間が経った後でやっと遭遇し得る状況であるが。


 まあ仮に事実だったとして今さら取り返しはつかないですが。それにウクライナも技術を渡すこと自体がいけないと言っているのではなく、小出しにして計画的に中国に売れば大儲けできたはずなのに、ということでしょうしね。

 中国に軍事技術を渡す国はまずロシア、次にウクライナですが、その次はたぶんフランスでしょう。

http://military.china.com/news/568/20131128/18182958.html


中国・フランス、合同生産のWZ16ターボシャフトエンジン試運転 8トン級ヘリに使用可能

人民ネット11月28日電 中国・フランスが合同研究開発するWZ16/Ardiden 3Cエンジンはすでに11月にフランスのTurbomeca社で成功裏に初の台座上での試運転を実現した。今回の試運転は、この新型エンジンが良好な空気動力学的性能を持ち、しかも研究開発計画の後続の試験とライセンス取得段階に入ることができることを示している。主要な部品の初期試験は技術方案の実用性を検証した。このエンジンは2015年に、同時に中国民間用航空局(CAAC)とヨーロッパ航空安全管理局(EASA)の機種航行適性合格証を取得する計画である。

WZ16/Ardiden 3Cエンジンは中航工業エンジン社とフランスのサフラングループに所属するTurbomeca社が対等な協力を基礎に合同研究開発する新型ターボシャフトエンジンであり、中国サイドはWZ16と命名し、フランスサイドはArdiden 3Cと命名した。このエンジンは先端技術を持ち、日増しに増長する6〜8トン級ヘリ市場の需要に符合する。モジュール化設計とダブルルートFADECはこのエンジンに高い信頼性を持たせ、使いやすく、同時に燃料消費が低いメリットを持つ。

中航工業エンジン社社長パンウェイは、今回の試運転は中国・フランスの航空動力方面における深い協力が取得した象徴的成果を体現しており、双方の後続の広範で深入りした協力のために良好な基礎を固めた、と考える。

WZ16エンジンは中航工業ヘリ社のAC352ヘリに装備され、運用商に比類のない高性能、簡易な維持メンテナンス、低廉な運用コストを提供し、ヘリに激烈な競争環境の中で円満に高い要求の飛行任務を執行させることになる。

中航工業集団社とサフラングループ/Turbomeca社の間には30年の協力の歴史があり、WZ16/Ardiden 3Cプロジェクトは双方の長期的、継続的、健全な協力の結果である。今回の協力を通じて、双方は各自の核心技術と経験を結合し、運用商と飛行機メーカーのために多くの利益をもたらすことになる。(劉学英)


 中国はヘリのエンジンにも問題を抱え、武直ー10の性能も制限されていますが、フランスから技術を手に入れて徐々に問題を解決していくことになるでしょう。ちなみに武直ー10より大型で強力とされるアパッチの戦闘重量が約8トンです。















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