航空自衛隊と中国空軍の戦力を比較 その1

 似たようなテーマでこれ何回目くらいですかね。長いので2回に分けます。

http://military.china.com/kangzhan70/zhjw/11173869/20160318/22111106.html


日本の航空自衛隊VS中国空軍:対空、対艦能力を対比

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「主力戦闘機の数について言えば、中国空軍は日本の航空自衛隊に比べより優勢を持つ」)

日本メディア2016年1月31日の報道によれば、日本の航空自衛隊(以下「空自」と略称)第9航空連隊は当日日本の沖縄県那覇基地で正式に成立し、この連隊の成立後、現地のF-15J戦闘機の数は40機まで拡充され、これは自衛隊が半世紀ぶりに新たに建設する戦闘機飛行連隊である。日本の防衛省は、この連隊成立の目的は西南諸島の防御力量を強化し、中国の海空軍の東海や西太平洋海空領域における日増しに頻繁になる軍事活動に対応することだ、としている。この前の1月22日、日本統合幕僚監部は、2015年4月から12月までの期間、空自は全部で戦闘機を緊急発進させて中国軍機にスクランブルをかけること373回だと騒ぎ立てた。日本メディアの宣伝によれば、中日の空軍が将来意図せず戦闘になる確率は非常に高い。ならばもし双方が釣魚島付近海域で空戦を展開したら、どちらが優れどちらが劣るのだろうか? 本文はこれにつきあなたのために解読する。

中日空軍力量の概況

日本の空自は1954年7月1日に成立し、現役総兵力は約5万人である。空自はアジア地域で「情報化程度ナンバーワン」と称し、かつ「空中迎撃能力はアメリカとイスラエル空軍に劣るだけ」と自称する。それは防空司令部を設け、下には北部、中部、西部の3つの航空方面隊および9つの航空連隊(元「西南部航空混成連隊)を管轄する。イギリスの「グローバルフライト」誌2015年12月掲載の「世界空軍年鑑」が提供するデータがはっきり示すところによれば、2015年までに空自は777機の軍用機を持ち、その中で主力戦闘機は359機であり、これには199機のF-15J/DJ重戦闘機、89機のF-2A/B多用途戦闘機および71機のRF-4EJ戦術偵察機が含まれる。補助機種には13機のE-2C中型早期警戒機、4機のE-767大型早期警戒機、4機のKC-767給油/輸送機などが含まれる。

中国人民解放軍空軍(略称中国空軍)は1949年11月11日に建立され、現役総兵力は約39.8万人、軍用機1,800機を持ち、その中で主力実戦機は1,200機あまりで、これには253機の殲ー11A/B重戦闘機、240機の殲ー10系列多用途戦闘機、388機の殲ー7系列戦闘機、96機の殲ー8系列戦闘機、120機の殲轟ー7系列戦闘爆撃機および120機の轟ー6系列戦略爆撃機などが含まれる。補助機種には8機の空警ー500中型早期警戒機、5機の空警ー2000大型早期警戒機および数が不詳の轟油ー6給油機等が含まれる。(ここで挙げるデータ統計は関連の公開されている資料統計に基づき、中国海軍航空兵の実戦機は含まない。作者注)

単に全体規模について言えば、中国空軍は絶対の優勢を占める。もし単に主戦力量たる第3世代戦闘機の総数を比較しても、中国空軍(493機)は空自(288機)に先んじている。だが早期警戒機など補助機種方面では、空自がやや優勢を占める。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「日本の空自の現在の主力戦闘機はF-15Jである」)

中日主力戦闘機の制空性能を比較

アメリカの東アジアにおける最重要の盟友として、日本はこの地域で初めてF-15系列重戦闘機を導入、装備した国である。1977年12月、空自は220機のF-15J/DJ(180機の単座J型、40機のDJ複座型)戦闘機の購入を宣言した。初のF-15Jは1981年12月に就役した。F-15J/DJの外形および作戦性能はアメリカ空軍のF-15C/Dに近いが、デリケートな電子戦システム、レーダー警告システムは取り除かれ、日本は後にこの機のために国産電子戦システムに換装した。この機は設計当初「1ポンドも敵に対する攻撃には用いない」(頑住吉注:「対地攻撃には」ですね)と称した「純制空」戦闘機である。F-15Jは全長19.4m、全幅13m、全高5.6m、最大離陸重量30.8トンである。その動力システムは2台のプラット&ホイットニーF-100-220ターボファンエンジン(1台あたりの最大推力111キロニュートン)、最大水平飛行速度マッハ2.5、最大作戦半径1,967kmである。この機の固定武器はM6A1「バルカン」20mmガトリング機関砲1門で、弾薬は940発である。機体、翼の下に全部で10の外部搭載ポイントがあり、最大弾薬搭載重量は7トン、対空作戦の標準搭載は4発のAIM-7「スパロー」中距離空対空ミサイルと4発のAIM-9「サイドワインダー」近距離格闘ミサイルである。

(頑住吉注:これより2ページ目)

2004年12月、日本政府はF-15Jの中期寿命延長改良計画を批准した。改良後の「F-15J改」は新型のAN/APG-63(V)1型X周波数帯パルスドップラーレーダーに換装し、同時に14の空中目標が追跡でき、かつそのうち6つに対し攻撃が実施できる。2009年12月、日本政府はもう1項目のF-15J機群に対するグレードアップ計画を批准した。最新グレードアップの「F-15J改」は新型ヘルメット照準具と16号データリンクに換装し、日本が最も新しく研究開発したAAM-4B中距離空対空ミサイルとAAM-5近距離格闘ミサイルが発射できる。前者は世界初の「アクティブフェイズドアレイレーダー」(AESA)を配備した空対空ミサイルで、伝統的なレーダー制御誘導空対空ミサイルに比べ、より長い射程(120km)とより強い追跡能力を持ち、「米軍最新のAIM-120C-7ミサイルに相当する水準を達成し得る」とされる。後者は2008年に就役した新型近距離格闘ミサイルで、新世代赤外線誘導弾頭を採用し、最大射程は35km、最大飛行速度はマッハ3である。日米はすでに42機のF-35Aステルス戦闘機購入の契約を締結しているが、短期間内はF-15Jおよびその改良型が依然空自唯一の制空権争奪に参加できる主力機種である。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「中国空軍が装備する殲ー11系列戦闘機」)

中国の殲ー11系列重戦闘機は中航工業沈陽飛行機工業社が1990年代初めにロシアから導入したスホーイー27SK戦闘機を基礎に改良してできた国産タイプである。イギリスの「週刊ジェーン安全保障業務」の説明によれば、最初の殲ー11Aは1998年に就役に投入され、外形はスホーイー27SKに非常に似ているが、内部的には中国が自ら研究開発を行った航空電子設備に換装され、殲ー11Bはさらに最新の国産AESAレーダーに換装され、さらにコックピット横前方に位置した赤外線捜索追跡プローブ(IRST)がコックピット真正面に移され、その実際の作戦性能はスホーイー27SKより強いだろう。殲ー11Aは全長21.9m、全幅14.7m、全高5.92m、最大離陸重量33トンである。その動力システムは2台のWS-10A「太行」ターボファンエンジン(1台あたりの最大出力132キロニュートン)を採用し、最大水平飛行速度はマッハ2.35、最大航続距離は3,530kmである。この機の固定武器はGsh-30-1型30mm機関砲1門で、弾薬は150発である。機体、翼の下には全部で10の外部搭載ポイントがあり、最大弾薬搭載量は約7トン、対空作戦搭載は4発のPL-12(あるいはロシア製R-77)中距離空対空ミサイルおよび4発のPL-10(あるいはロシア製R-73)近距離格闘ミサイルである。このうちPL-12国産中距離空対空ミサイルは2007年に就役に投入され、アクティブレーダー制御誘導を採用し、「ファイアアンドフォーゲット」機能を持ち、最大飛行速度はマッハ4、改良型の最大射程は100km近く、このミサイルを配備後の殲ー11系列戦闘機は比較的強い超視距離空戦能力を持つ。F-15Jとは異なり、殲ー11系列にはもう1つの「独自の絶技」があり、すなわちIRSTプローブを利用して遠距離から敵機をロックオンしかつ赤外線制御誘導ミサイルを発射することができ、機載レーダーを始動する必要がない(自身の位置を暴露しない)。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「中国空軍の殲ー10A機群」)

殲ー11系列重戦闘機の他、先進国空軍によく見られる「ハイローミックス」のコンビネーションとして、中国空軍はさらに240機の殲ー10系列多用途戦闘機を、殲ー11機群の補助力量として持つ。殲ー10系列戦闘機は中航工業集団成都飛行機工業社によって1980年代末に自主研究開発されたもので、原型機は1998年3月に初飛行し、最初の殲ー10Aは2005年に就役に投入された。殲ー10は独特の「ミッドレンジカップリング」エンテ翼レイアウトを採用し、トリム、渦による揚力増強および俯仰コントロールなどのメリットを持つ。殲ー10Aは全長15.49m、全幅9.75m、全高5.43m、最大離陸重量19トンである。その動力システムは1台のロシア製AL-31FN(あるいはWS-10A)ターボファンエンジンを採用し、1台あたりの最大推力は130キロニュートン、最大水平飛行速度マッハ2.0、最大作戦半径1,100kmである。この機の固定武器は中国版Gsh-23ダブルバレル23mm機関砲で、機体、翼の下に全部で11の外部搭載ポイントがあり、最大弾薬搭載量は7トンである。その対空作戦搭載は2発のPL-12中距離空対空ミサイルと2発のPL-8あるいはPL-9近距離格闘ミサイルである。2016年3月、ネット上に1枚の工場塗装(俗称「黄皮」)(頑住吉注:黄色いプライマー塗装)の殲ー10B原型機が新型の「PL-10」近距離格闘ミサイルを搭載して試験飛行する画像が流れ伝わり、殲ー10機隊がもし将来このミサイルに換装できたら、さらに一歩この機種の格闘空戦能力を向上させることになる。










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