今回の珠海航空展の見どころは

 初めて公衆の面前に出現する機種もありそうです。

http://military.china.com/important/11132797/20161013/23759837.html


殲ー20、あるいは珠海航空展でスーパー特技を上演か 殲ー16の出演が有望

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「ネット仲間が最近発表した画像がはっきり示すところによれば、殲ー20戦闘機が再度試験飛行を行い、しかも飛行場内には3期の殲ー20が同時に同時に出現し、このうち2機は黄色の塗装、1機は灰色の視認度の低い塗装だった。(鼎盛王朝 MMMPの画像提供に感謝)」)

第11回中国国際航空宇宙博覧会(珠海航空展)が11月1日から6日まで珠海で上演される。ああしたスター飛行機は鮮やかに初お目見えするのだろうか? どういった素晴らしい飛行デモンストレーションがあるのだろうか? これは多くの公衆が注目するポイントである。

人民ネットの報道によれば、9月の航空展ニュース発表会は情報を伝え、今回の航空展ではイギリスロイヤルエアフォース「レッドアロー」飛行デモンストレーション隊が12機の「ホークT.1」式練習機を携えて初めて航空展に参加し、ロシアの「勇士」「雨燕」、パキスタン空軍の「梟竜」戦闘機、中国空軍の「八一」飛行デモンストレーション隊と同じ場で腕前を見せる。

さらにすごいことに、中国軍ネットの報道によれば、中国空軍ニューススポークスマンの申進科は、空軍は今回の航空展で戦略モデルチェンジの新たな成就を全面的に見せる、と明らかにし、空軍将兵に自らに対し自信があることを見せ、広大な民衆に空軍に対し自信があるのを見せた。一方中航工業は今回の航空展の重点は「3つの20」であり、「20系列概念」を突出して作り出すことになる、と宣言している。中央テレビ4チャンネルの「新聞眼」は分析し、前回すでにお目見えした運ー20の他、殲ー20、直ー20がいずれも珠海での初めてのショーを実現する可能性がある、とする。

本報特約原稿執筆者 章北海

殲ー20の登場が有望

特技飛行の動画は人に熱血沸騰させる


珠海にお目見えする可能性がある「3つの20」の中で、殲ー20は疑いなく最大の期待を担っている。銭報シンクタンクの専門家で、軍事科学院の研究員である杜文竜は、殲ー20が航空展で初めてのショーをする希望は非常に大きい、と率直に言う。

中央テレビ「今日の関心」の報道によれば、国慶節の期間、長さ4分あまりの殲ー20の低空飛行の動画傑作集が明るみに出、この動画の中には全部で2機の殲ー20が出現し、1機は黄色のプライマー塗装をし、もう1機は視認度の低い灰色の塗装だった。外界が見たこれまでの殲ー20の飛行の動画と異なり、この動画には殲ー20が空中で多くの難度の高い機動を行う場面が含まれており、これには連続空中ロールや大角度旋回などスーパークラスのカッコいい動作が含まれた。

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは1ページめと同じです。)

「この動画を見ると、我々に『時空錯乱』の感覚を与え、私はすでに1ヶ月後の珠海航空展に来たようだ。」 杜文竜は解析し、「こうした動作は成熟した戦闘機が見せる特技飛行動作に違いなく、実戦能力を体現している。」と語る。

杜文竜は自分は3つの最も顕著な動作に注意した、と語った。1つ目は垂直上昇である。「我々は以前航空展で殲ー10が低空で進入しさらに70度の角度をもって上昇するのを見たが、殲ー20の上昇角度はさらに大きく、私はちょっと目測したが、およそ90度あり、このため殲ー20は高速度垂直上昇能力を持つ。このことは、そのエンジンの推力、推力:重量比がすでにハイエンドの水準に到達していることを説明し、もしこの動作を実戦の中で使用したら、非常に多くの場合自らのために主導権を獲得し、優勢を獲得できる。このことは、動力技術、心臓たる技術は殲ー20にとって、すでにあまり大きな問題ではなくなっており、甚だしきに至っては国外の戦闘機と比べてもやや超えていることを説明する。」

杜文竜は次のように指摘する。第1の動作はさらにfrolov chakraにぴったりつながっており、これは1996年にファーンバラ航空展でスホーイー37が初めて公開でデモンストレーションした。機首を上に向け機体を一周ロールした後すぐ水平飛行を保持する。これは飛行機の空力設計、飛行コントロールシステムいずれに対しても極めて大きな試練である。(頑住吉注:ちなみに検索したらこんな動画がありました。 http://v.youku.com/v_show/id_XMzE3MDAxNjQ4.html )

第2の動作は殲ー20が高速の下で高速のロールを行うもので、速度の速さは人を驚愕させ、甚だしきに至っては某いくつかの単発小型戦闘機を超えている。「私は、そのロール停止の角度が非常に正確であることに注意し、あなたが例えば一周半、あるいは二周半ロールしろと言えば、この機はひとたびこの角度に至るや直ちに停止し、だらだらすることはなく、全く動揺もなく、このことは飛行機の操縦システムがすでに非常に成熟した水準に到達していることを説明する。」

また、動画の中の殲ー20にはさらに180度の極めて小さい半径の旋回があり、見ると多くのネット仲間の熱血は沸騰する。「この動作はエンジンに対する要求が非常に高い」 杜文竜は、「もし判断に間違いがなければ、この機は推力ベクトルエンジンを使用しており、さもなければこんなに小さな半径、こんなに短時間内に機首の指向を実現することは不可能である。」と語る。

(頑住吉注:これより3ページ目。画像のキャプションは「2016年国慶節前夜、大量の正式塗装の殲ー20戦闘機の画像が明るみに出た」です。)

第4世代機最新改良型の殲ー10C

素晴らしいデモンストレーションは期待に値する


軍事評論員の李小健は、戦闘機方面では、殲ー20の他、殲ー10、殲ー11系列の最新改良型、例えば殲ー10C、殲ー11D、殲ー16はいずれもお目見えが有望で、一方前回すでに飛行デモンストレーションを行ったFC-31「鶻鷹」が再度出演する可能性は高くない、と考える。

中央テレビ「今日の関心」の報道によれば、最近殲ー10Cが最新の霹靂-10赤外線成像制御誘導空対空ミサイルを搭載したクリアな画像が出現し、あるロシアメディアは、殲ー10Cの一部の性能はアメリカのF-35B/Cに比肩し得る、とする。殲ー10CはDSI空気取り入れルートに換装しており、空気取り入れ効率が上昇し、加えて機体が重量軽減されているため、その素晴らしい飛行デモンストレーションは期待に値する。

イギリスの「レッドアロー」珠海で初陣

ロシアの二大デモンストレーション隊、高難度の合体へ


外国軍の飛行デモンストレーション隊も航空展の一大ハイライトである。昔から有名なイギリスロイヤルエアフォースの「レッドアロー」飛行デモンストレーション隊初の航空展への参加は、フランス空軍「フランス巡視兵」が2004年の第5会航空展にお目見えしたのに続く、西側の大国の空軍飛行デモンストレーション隊第2回目の珠海航空展参加である。

(頑住吉注:これより4ページ目。画像のキャプションは「資料画像:中国の殲ー20戦闘機」です。)

「レッドアロー」は世界で最も歴史の長い飛行デモンストレーション隊の1つで、1921年に成立した時は複葉機を使用して飛行していた。1980年に「レッドアロー」は「ホークT.1」高等練習機に換装し、使用して今に至る。その腹部には矢型の図案が描かれている。李小健の説明によれば、「レッドアロー」のあらゆる隊員はイギリスロイヤルエアフォース各部隊から選出された飛行のエリートで、戦時彼らは戦闘部隊に戻って作戦する必要がある。それぞれの隊員は全てエース中のエースだが、彼らは編隊飛行前それでも3,000回の単独の機による練習を必要とし、それぞれのポジションを学ぶ飛行いずれも何ヶ月もの時間を費やす必要がある。

第1回珠海航空展からもう参加していた「旧友」であるロシアの「勇士」飛行デモンストレーション隊は全世界で唯一大型戦闘機を使用してデモンストレーションする飛行デモンストレーション隊であり、その「涅斯捷羅夫筋斗」「加力盤旋」「対頭跌升急降」「郁金花開」などの特技動作は全て時速800〜900km、高度60〜150mの低空で完成される。

ロシア空軍代表は次のように語る。今回の航空展で「勇士」飛行デモンストレーション隊は5機のスホーイー27を派遣し、「雨燕」飛行デモンストレーション隊は6機のミグー29戦闘機を派遣する見込みで、それぞれ混合編隊、2機、1機のデモンストレーションを行い、このうち混合編隊は初めてロシア国外でデモンストレーションが行われる。両隊は「クビンカ鑽石」などの動作をデモンストレーションする。性能がかけ離れた大型機と中型機が超密集編隊を行うため、難度は非常に高い。


 珠海航空展の話より殲ー20の完成度がほんとうにそんなに上がっているのかが気になります。




















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