日本関連2題

 まず「離島奪還」関連です。

http://www.hinews.cn/news/system/2015/08/11/017753757.shtml


日本、釣魚島問題の武力解決を考える 米軍を引き込んで島奪取作戦を補完

日本メディアの報道によれば、日本の防衛省統合幕僚監部7日発表の情報は、8月下旬から9月上旬の期間にアメリカのカリフォルニア州で米軍と離島奪回訓練を行う、とした。専門家は中央テレビ「今日の関心」のインタビューを受けた時、日米の島奪取訓練挙行には確実に釣魚島に照準を合わせた意味がある、とした。日本は軍事演習を通じて南海を騒がせ、東海と南海に呼応を形成させ、自身に主導権を占めさせようと考えているが、日本のこの考え方は恐らく痴人の語る夢である。

報道によれば、訓練のコードネームは「黎明電撃戦」で、隔年で実施される。日本の陸海空自衛隊は2013年に続き第2回目の参加である。訓練はアメリカ海兵隊ペンドルトン駐屯地などの場所で実施される計画で、陸海空方面から来た約1,100名の日本の自衛隊員が参加することになる。これには離島防衛を担当する日本の陸上自衛隊西部方面普通科連隊など360人、海上自衛隊ヘリ搭載護衛艦「ひゅうが」号の約730名の船員および航空自衛隊の4名の幕僚を含め参加することになる。

日本の海上自衛隊の艦艇が搭載するヘリ、ホバークラフト上陸艇などは上陸作戦を演習することになる。今回の訓練には上陸後に武器と物資を前線部隊まで運搬する後方支援項目が新たに増えており、アメリカ海兵隊の新型輸送機MV-22「オスプレイ」を用いて負傷した自衛隊員を「ひゅうが」号ヘリ空母まで送り戻す演習も計画されている。

軍事専門家の曹衛東は説明し、島奪取作戦はアメリカの得意分野だが日本の苦手分野である、とする。日本の専守防衛政策は日本が海兵隊を持てないことを要求しているが、今日本はこのような部隊を増やすことを希望しており、このため人員の訓練から武器装備まで全てをアメリカから学習しようとしている。また島奪取作戦には確実に釣魚島に照準を合わせた意味があり、同様に北方四島にも照準を合わせており、「これはいずれも日本が武力を用いて解決したがっている問題である。」

中国国際問題研究院常務副院長の阮宗沢は、日本は現在実際に「両海戦略」を行っており、一方においては東海の軍事的地位を固めようとしており、同時に南海も騒がせようとしており、東海と南海に呼応を形成させ、自らに主導権を占めさせようと企図している、とする。「だが日本にとって、これは恐らくひとりよがりな痴人の語る夢である。」


 北方領土の武力奪還はあまりにもリアリティに欠け、ロシアも本気になどしないでしょう。むしろ中国の立場からすればむしろ韓国に「日本が竹島の武力奪還を狙っている」と煽り、「中国は明確にそれに反対する」と言った方がまだ戦略的に有利なのでは。まあ実際の訓練はどちらとも関係ないんですけどね。

 「グローバルホーク」関連です。

http://military.china.com/news/568/20150811/20174118.html


日本、アメリカのグローバルホーク無人機を購入 中国の南沙における長期の活動が可能

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「日本に駐屯する米軍のグローバルホーク無人機」)

最近、日本がアメリカから3機のRQ-4B「グローバルホーク」高空遠距離無人偵察機を購入する案件が新たな進展を獲得し、すでに2015年度および2016年度予算案に含まれているだけでなく、さらに三沢基地に陸海空自衛隊連合部隊を新設してこの無人機を使用、管理することになる。一方この前修正された「米日防衛協力指針」は、自衛隊と米軍の警戒監視範囲を拡大することを規定しており、両国の無人機は南海などの地で任務を執行し、もってより大きな範囲で周辺国の軍事的動向を掌握下に置くのに便とする可能性がある。

三沢基地は日本の本州北部の青森県三沢市に位置し、ロシアの東方最大の軍港であるウラジオストックと日本海を隔てて相望み、唯一の米日両国によって共同で使用される航空作戦基地である。去年米軍はもうここに「臨時」に4機の「グローバルホーク」を配備した。まさにここで、日本は初めてこの無人機のずば抜けた性能を目撃し、かつこの機を借りて自衛隊のために一部の操作人員を養成訓練し、しかも日本がまもなく購入する3機の「グローバルホーク」もここに配備されるだろう。アメリカと日本が同一の基地に「グローバルホーク」を配備することは、後方勤務保障の便利が得られるだけでなく、同時に今後両国が「グローバルホーク」が獲得した情報を共有するために堅実な基礎をも打ち立てた。ひとたび日本が購入する「グローバルホーク」が期日通りに三沢基地に配備されたら、アメリカおよびその盟友の中国周辺における「グローバルホーク」による監視の鎖はさらに一歩延長され、非常に大きく米日のアジア太平洋地域における遠距離空中監視能力を強化することになる。

日本はこのためにわざわざ陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊からなる三軍連合部隊を成立させる。このようにするのはこの機種の偵察範囲が陸地、海上、空中領域を含むからである。新たに建設される部隊のメンバーは数十人からなり、アメリカ軍の無人機操縦特別訓練を受け、かつ将来加入する新たな隊員の卵の教官となる。この陸海空三大自衛隊にまたがる連合部隊は「グローバルホーク」を受領した後、米軍のシステマチックな養成訓練を経て、5年後の正式な使用への投入を勝ち取る。

もしこの長航続時間滞空型無人偵察機が三沢基地に配備されたら、長躯北朝鮮およびロシアに直接入ることができるだけでなく、さらにリアルタイムで中国を偵察できる。同時にこの機は地上のレーダーシステムと相互に連結し、日本を攻撃する弾道ミサイルを事前に探知計測し、もって有効な迎撃に便とすることができ、大幅に日本の対ミサイル能力を向上させることができる。「グローバルホーク」の日本への引き渡し後、日本が獲得する一部の機密情報をアメリカと共有することになるため、このことは米日が「情報同盟」の時代に入ることを意味しているだけでなく、アメリカの日本に対する潜在的な「ソフト支配力」がさらに一歩増強されることをも象徴的に示しており、さらにはアメリカと日本の軍事協力がさらに一歩深化することを意味しているのかもしれない。

「グローバルホーク」はいかなる武器も搭載できないが、それが戦争の勝負に対し果たす作用はそれにもかかわらず10機の爆弾を搭載した「プレデター」よりさらに重要で(頑住吉注:そりゃ戦略兵器と戦術兵器ですからな)、このためきっと日本と周辺国との関係を悪化させるだろう(頑住吉注:「一部の特殊な周辺国」ですね)。最も人を心配させるのは、もし「グローバルホーク」無人機が将来沖縄に配備されたら、それは3時間前後飛行すれば即南海上空に進入でき、この後すぐ南海の縦深空域で活動が行え、甚だしきに至っては中国の南沙諸島付近まで飛行し、かつ長期的に活動できる。日本はすでに平和憲法を改修し(頑住吉注:してないしてない)、かつ集団的自衛権を解禁しており、日本が今後アジア太平洋地域で軍事行動を取る理由はさらに充分になり、これを基礎にさらに「グローバルホーク」を獲得すれば、日本をより大胆、強気にさせ、アジア太平洋地域情勢により大きな不安定をもたらすことになる。(陳光文)


 ここまで嫌がるちゅうことは高い買い物ですけどその価値があるんですかね。
















戻るボタン