中国と日本の各ジャンルの軍事技術を比較

 日本と中国の陸海空戦力を比較して論じたページです。

http://club.china.com/data/thread/1013/2743/92/48/3_1.html


日本の三菱の技術者、中日の兵器で一体どちらが強いのかを評価

中日はいずれも自分の第3世代戦闘機を生産している。日本はF-2、中国は殲-10と殲-11である。研究開発、コピー生産を通じ、中国は完全に第3世代戦闘機の設計および生産の技術を掌握した。一方日本はいくつかの技術上世界トップクラスの地位にいるが、第3世代戦闘機の設計および生産技術を完全に掌握していない。日本はいかなる新戦闘機も依然アメリカに頼ることが必須である。しかも中国は第3世代戦闘機をすでに卒業し、同時に第4世代戦闘機の研究開発能力を具備した。以下、具体的な技術分析を通じ、中日両国の隔たりが一体どれくらいあるか見てみよう。

第1、空力設計:中国はすでに先進的戦闘機の空力設計問題を基本的に解決している。多くの機種の設計を通じ、中国はすでに経験を持つ一定数の航空技術者と設計者を養成済みである。一方日本の技術、設計は経験不足であり、F-2の外形設計はF-16を模倣しており、同時に多くの設計をアメリカサイドに頼っている。このため現在まで日本はまだ独立した先進的空力外形設計の能力を具備していない。

第2、構造と材料:両国のレベルはほぼ同等である。設計においてはすでに既成の設計ソフトウェアがあり、コンピュータを使用して機体の3Dデジタル設計を行う上で、中国はすでに日本を追い越している。日本の複合材料技術は比較的先進的で、その主翼の複合材料一体高温固化技術は世界のトップクラスである。だがこの技術は充分成熟しておらず、製造した主翼には後にクラックが生じている。中国はロシアで最も先進的なチタン合金加工技術を導入し、同時に中国の複合材料技術はすでに比較的成熟している。このため中国はすでに比較的完備された形で先進戦闘機の材料技術を掌握している。中国の成都飛行機には殲-20がある。一方日本の心神はずっと仮想段階のままである。

第3、電子システム:日本はレーダー火力コントロール技術の上で先を行っており、日本のアクティブフェイズドアレイレーダーは世界先進レベルに属する。中国の機載レーダーのレベルにはまだ隔たりがある。だが一体化電子システム設計とマッチング方面では中国には隔たりはない。中国はデジタル電伝技術を掌握済みで、一方日本はこの技術を掌握していない(頑住吉注:「電伝」は通常ファックス、テレックスを指しますが、ここでは操縦システム関係らしいです)。

第4、動力システム:中国はすでに自ら先進的ターボファンエンジンを設計、製造できる。一方日本は対応する能力を持たない。

海軍装備方面

日本の最も先進的なこんごう級と中国の170艦を比較する。信頼できる情報によれば、170艦が使用するのはアクティブフェイズドアレイレーダーである。一方こんごう級が使用するのはアメリカのパッシブフェイズドアレイレーダーである。170艦の全体的作戦システムは中国のものであり、一方こんごう級の作戦システムはアメリカのものである。ミサイル技術では170は自己誘導防空ミサイルを使用し、一方こんごう級が使用するのはセミアクティブ制御誘導である。

対艦ミサイルの隔たりはさらにはっきりしている。170艦はすでに世界の先進レベルに達している。現在中国は完全自主独立で世界先進レベルの戦闘艦の製造を達成することができる。一方日本は作戦システムと艦用のメイン動力機関方面でまだアメリカに頼る必要がある。こんごう級の優勢は弾薬搭載量が170艦をはるかに超えているところにある。対潜戦のレベルも中国より大幅に優れている。

潜水艦方面では、中国の潜水艦用ディーゼルエンジンはまだ輸入する必要がある。国産ディーゼルエンジンの騒音は大きく、比出力は低い。日本の潜水艦の全体的技術は先を行っているが、中国が使用するドイツ製ディーゼルエンジンに比べての技術的優勢はない。中国はAIP技術上国際的にトップレベルで、燃料電池技術も世界トップクラスの地位にある。

一方日本はこの技術を持たない。日本はあらゆる手を尽くして中国の燃料電池技術を手に入れたがっている。潜水艦の材料上中国はすでに国際的先進レベルに達している。騒音コントロール上も中国は日本に後れを取っていない。ソナーシステムだけはまだいくらかの隔たりがある。フランスとロシアの技術の導入後、この隔たりはすでに小さくなっている。

中国は原子力潜水艦を持っており、中国の原子力潜水艦は第2世代に発展している。厳しい中国海軍は新世代原子力潜水艦に非常に満足している。一方日本には原子力潜水艦はない。

以上の分析から見て、中国は海軍技術上すでに日本に追いつき、あるいは追い越している。だが過去における長期の遅れゆえに欠けている部分が多すぎ、このため中国海軍の実力はまだ日本に追いついていない。だが中国海軍の追い上げる勢いは誰の目にも明らかである。

中日の海軍技術上の違いはやはり中国が完備された全面的軍事工業体系を持ち、自主的に軍事装備の設計、製造を完成させることができるところにある。日本の基礎工業力は強く、ディーゼルエンジン、いくつかの電子技術方面で先を行っている。だがアメリカのいくつかの技術の支持に頼ることが必須であり、それでやっと近代的軍艦が完備された形で製造でき、海軍の戦闘力が形成できる。

現在中国の軍事工業はすでに中国軍に先進的武器装備を提供しており、日本に劣らないものにしているが、問題はPLAがいかにこうした装備を使用し、最大の戦闘力を発揮させるかである(頑住吉注:「PLA」は「People's Liberation Army」の略で人民解放軍のことだそうです )。

陸軍装備技術方面

メインバトルタンクを例にすると、火砲、装甲技術で中国が先を行っている。日本はハイプレッシャー火砲の生産技術を持たず、ドイツのライセンスを得て戦車砲を生産するしかない。中国はハイプレッシャー火砲の自主技術を完全に具備しており、ドイツの技術に相当する。装甲技術は各国いずれも最高の秘密にしている。だが中国の99式戦車の防御は日本の90式をはるかに超える。

火力コントロール技術は同等である。その2,000mにおけるお互いが動いている状態での初弾命中率も同等で、およそ85%である。日本の優勢は動力系統にある。だが日本が2ストロークエンジンを使用していることは、日本の高比出力4ストロークエンジン技術が難関を突破していないことを表している。もし中国の1,100キロワットエンジンが難関を突破したら、この領域でも日本に追いつくことになる。

日本の国防工業の寓軍于民の戦争ポテンシャルは深く隠され表れていない (頑住吉注:「寓軍于民」とは軍事力と民間のサポートのコンビネーション、といった意味らしいです)

関係する国際条約の規定によれば、日本の総兵力は10万を超えてはならず、軍艦の数量は30隻を超えてはならず、空母および原子力潜水艦を持つことはできず、作戦機の数量は500機を超えてはならず、遠距離爆撃機を持ってはならず、弾道ミサイル技術を発展させてはならない。

この制限を突破するため、日本は軍民両用技術の発展というやり方を採り、戦争ポテンシャルを民間に深く隠している。寓軍于民の政策は、日本の多くの企業に軍事工場という背景を持たせている。現在日本はすでに部門、種類の揃った、レベルが比較的高い、寓軍于民の軍事工業体系を建立している。ひとたび戦争が勃発すれば、深く隠し表していなかった日本はついにその巨大な戦争ポテンシャルを真に明らかにするのである。

だが日本の三菱重工の高級技術者井辺度修はかつて中国の記者に対し次のように認めた。日本の全体的軍事体系はアメリカという戦車に縛られている。アメリカを離れれば、日本の全体的軍事体系は直ちに麻痺状態になる。一方中国は1つの完備された軍事工業と軍事科学技術体系を具備している。


 もう突っ込むのも面倒臭いですが、「日本の三菱の技術者、中日の兵器で一体どちらが強いのかを評価」というタイトルになっているのに内容は完全に中国人の視点で、日本の技術者が言ったのは最後の部分だけです。その部分は「日本の軍事工業はアメリカに依存し、中国は自立している」、という別に何ということはない内容に過ぎず、本当にそういう発言があったのかもしれませんが、「度修」という何と読むのかもわからない非常に不自然な名前から見てたぶん日本のことをよく知らない中国人がでっち上げたものでしょう。途中で「PLA」という略語が出てきましたが、こうした文章を相当読んできたのにこの略語は初めて見て首を傾げ、検索しました。たぶん外国人が書いたという設定だったことを思い出して思いつきで入れたんでしょう。読者のコメントにも「日本人が書いたものじゃないだろう」という突っ込みが多数あり、内容に対しても賛同の意見が多い一方で、中国の遅れた部分を指摘する意見、「愛国には理性が必要。でたらめ、極論は私憤をぶちまけているに過ぎない。」というような意見もありました。

 個別の内容に関しては間違いが相当に多そうだということは分かるんですが知識不足で追及できないので間違い探しだと思っていろいろ調べてみてください(笑)。






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