中国、沖縄に関心

 いろいろ興味深い内容を含んでいます。

http://military.china.com/important/11132797/20130726/17966921.html


英国人:沖縄の独立は中国を必要とせず あまり余計なことをするな!

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「琉球国はかつて中国の清朝の属国だった。清国政府が日清戦争で敗戦した後、琉球は日本によって正式に併合された。1945年、『ポツダム宣言』によって日本は敗戦国となり、日本の4島以外のあらゆる領土を放棄した。だが今に至るも依然、琉球を『植民地統治』している。」)

【グローバルネット総合報道】 香港の「南華朝刊」ウェブサイト7月24日の報道によれば、イギリスの「週刊ジェーン安全保障業務」の元アジア太平洋地域版編集者トレイフ モスは文章を執筆して、沖縄民衆にはあるいは確かに独立を求める確かな理由があるかもしれないが、どんな未来も中国のどんなこととも関係しない、と指摘した。沖縄人は中国の支持を求めてもいないし必要ともしていない、と。

文章は次のように書いている。沖縄の自決権が突然中国メディアが熱中する話題となった。学者が1人また1人、新聞のコラムニストが1人また1人と相次いで飛び出してきて、非常に大きく間違ったことを公言している。一国が別の一国を併合するやり方は最終的に正されることが必須だ、と。

文章は、彼らの視点は強固にして力強く、人に新鮮に感じさせる、とする。もしあなたの国が強大な外国によって併合されたら、もしあなたが自らの文化が蚕食に遭うのを目の当たりにし、自らの民族の言語がまさにゆっくりと消え去ろうとしていることに気付いたら、あなたの心情はどうかちょっと想像してみて欲しい。この種の状況は継続して存在し続けるべきではない、と彼らは主張する。もし歴史が我々に、ある人たちの独立の権利が不公正に奪い去られたことを教えたら、我々はすぐにこの独立を彼らに返すべきだ、と。

だが文章は、沖縄の民衆にはあるいは確かに独立を求める確かな理由があるかもしれない、と考える。文章は、沖縄が日本によって正式に併合されたのは19世紀のことに過ぎず、沖縄はずっと日本という大きな家庭の中の貧しい親戚と見なされてきた、とする。ここは戦争の期間は忘れられ、後に1972年までアメリカに占領された。その後は人に好まれないおもちゃのように、ついに日本政府の手中に返された。

今でも東京の政府は絶対多数の駐日米軍将兵を沖縄諸島だけに留まらせることを確保し、これを見ないことで心が煩わされないようにしている。あなたが沖縄人でない限り、このようになれば米軍基地はあなたの日常生活の中の受け入れ難い眼中の釘、肉の中のトゲとなるだろう。

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「現在の琉球/沖縄の地図。指摘しておくことが必要なのは、琉球問題と釣魚島問題は異なる、ということである。日本はずっと、釣魚島を失った後、すぐ続けて琉球/沖縄を失うことを心配している。」です。)

問題の重点は次のところにある。日本は民主国家であり、沖縄は自由に独立運動を展開できる。沖縄人は今自らの未来を考えているが、どんな未来も中国のどんなこととも関係しない。沖縄人は中国の支持を求めていないし必要ともしていない。

文章は、今年5月に沖縄が最初に中国メディアの人気の話題となった時、北京サイドは態度表明しなかった、とする。中国の学者と評論員は沖縄諸島は明らかに日本に属さず、沖縄は当然独立国家であるべきだ、と考えた。6月になって中国当局者は明確に、釣魚島問題と琉球諸島問題は同じではない、と語った。これらの当局者は疑いなく、彼ら自身がかつて頻繁に他国に中国の内政に干渉するなと警告したことを知っており、彼らの警告が将来かろうじて成り立つよう努力すべきだと知っているのである。

だがもしこうであっても、北京サイドは決して能動的に国営メディアや国の科研機構が沖縄の地位の問題に関し、この北京を有利だと思わせる言論を阻止しようとは決してしない。

文章は、この件の背景は明らかに中日両国をめぐるもう1組の島嶼である釣魚島で発生した紛糾である、とする。それは違う問題だが、中国は現在この問題と沖縄を関連付けて、自らのカードを増やしたいと考えているようだ。(編集翻訳:艾国、原稿チェック:劉昆)

(頑住吉注:3ページ目)琉球独立運動の発起人である松島泰勝。彼は、琉球人民は物と見なされるべきではない、とする。

(頑住吉注:4ページ目)琉球独立運動の発起人松島泰勝は、中国の専門家が協調作戦を提示することは人の反感を引き起こしている、とする。釣魚島問題ゆえに琉球問題の再議論はよりデリケートなものに変わっている。

(頑住吉注:5ページ目)アメリカの駐日軍事基地の大部分は沖縄地域に集中している。日本当局に関して言えば、沖縄地域の民衆の希望を完全に無視し、故意に沖縄の利益を無視している。沖縄/琉球の独立の呼び声は、日本当局の軽視政策と関係がないとは言えない。

(頑住吉注:6ページ目)客観的には中国は沖縄/琉球民衆が自身の権益を勝ち取る信頼できる助力となり得る。

(頑住吉注:7ページ目)4月28日、安倍内閣の「主権回復の日」記念儀式終了後、安倍晋三を含む参加者は日本の戦争時期の習慣にならって、「天皇陛下万歳」を一斉に叫んだ。

(頑住吉注:8ページ目)1945年、戦火の中で避難し居場所をなくした琉球人民。狂気の軍国主義分子は26万の琉球人を軍国主義の副葬品として虐殺した。(頑住吉注:沖縄戦の日本側犠牲者の総数よりはるかに多いんですが)


 中国当局は自身が沖縄問題をつつくことがブーメランになることを恐れているようですが、傘下のメディアや研究所の学者を黙らせようとはあえてしていないわけです。私は国際的に沖縄が日本のものだと認められることは間違いなく、尖閣問題と沖縄問題をリンクさせることは日本側に有利になると考えています。















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