ロシア、日中の軍事力を語る

 同じようなテーマの記事いっぱいありますが。

http://military.china.com/important/11132797/20130822/18009329.html


中日軍事力比較:日本の海上自衛隊は2つの方面で中国に勝る

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「第2砲兵隊は中国軍の威嚇力量である」)

【グローバル時報特約記者 章節】 「日本は戦争準備を整えたか?」 20日、ロシアの「真理報」ウェブサイトはこの人の目を引きつける問題を提示した。報道は、日本はまさに急速に海上戦力を拡充しているところであり、これには「いずも」号ヘリ母艦の進水、水陸両用戦闘車の購入が含まれ、これらはこの地域の軍事バランスを打破することになる、とする(頑住吉注:数台の旧式な水陸両用戦闘車で崩れる軍事バランスって凄いですね)。一方日本の共同ネット(頑住吉注:たぶん共同通信社ウェブサイトのことだと思うんですが)の報道は、日本が「オスプレイ」ティルトローター機の導入を計画していると明らかにしている。だが「真理報」はそれでも、中日間に大規模な衝突が勃発することはないと信じている。

日本、ほしいままに上陸戦装備を購入

「真理報」は、東京はまさに積極的に海上戦力建設を強化しているところである、とする。少し前、日本は新型ヘリ母艦「いずも」号のために進水式を挙行した。日本の海上戦力のさらに一歩の拡充はこの地域の脆弱な軍事力バランスを打破することになる。

報道は、ヘリ母艦の完成はまさに釣魚島をめぐる領土争いが激化する時期であり、日本当局はこの艦を進攻に使うことはないと言明しているが、専門家はこの戦闘艦は簡単に空母に改装され得ると信じている。また、日本の防衛省は2015年に2隻の「イージス」システムを装備する駆逐艦を調達しようとしており、日本の海上自衛隊はすでに6隻のこの型の艦艇を持っている。「真理報」はさらに、日本は2014年に水陸両用上陸作戦に用いるアメリカの水陸両用戦闘車AAV-7を購入し、これらの水陸両用戦闘車は突撃隊員を海上から陸地に輸送できる、とする。

一方日本の共同ネットの報道は、日本政府関係者は20日に、防衛省はすでに2015年度からアメリカの「オスプレイ」ティルトローター機導入を詳細に検討することを開始し、かつ2014年度予算申請の中に約1億円(約630万人民元に相当)の調査費用を記入していると明らかにした、としている。報道は、防衛省のこの挙は中国の釣魚島付近の海洋における活動がますます活発さを加えていることに照準を合わせ、海兵隊機能を強化するものだ、とする。一方中国の専門家は、「オスプレイ」がもし「いずも」号ヘリ空母への装備に用いられたら、極めて大きく日本の上陸戦能力と遠距離投入能力が向上することになる、と考えている。

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「東風ー21系列弾道ミサイルは東アジア地域を有効に威嚇できる」です。)

中日の軍事力はどちらがより強いのか

「真理報」は、日本の海上自衛隊はこの地域で最も強大な海上戦力の1つであるとする。増して装備の技術レベルとなれば、日本の海上自衛隊はいかなる方面でも中国海軍に比べ劣っていない。一方中国の主な優勢は強大な潜水艦部隊にある。

だがこの点に対しては異なるメディアには異なる見方がある。アメリカの「ウォールストリートジャーナル」の先の報道は、「海上自衛隊は太平洋地域でアメリカ太平洋艦体に次ぎ、中国海軍の後の第3の海上戦力である。」と考えた。だが中国海軍に比べると、日本の海上自衛隊は2項目の優勢を持っているという。1つは大型艦艇の数と性能である。2つ目は対潜戦の能力であり、その対潜戦能力はアメリカのすぐ次だと考えられている。これに比べ、中国の対潜戦力はやっと歩みを始めたばかりである。だが、中国海軍発展の加速度は日本を超えているだろう。この前のあるメディアの報道は、中国のある造船工場は7隻の052Cおよび052D大型駆逐艦を建造中であり、大型水上艦艇方面の隔たりはここ何年かで急速に埋め合わされることになる、とした。アメリカのジェームスタウン基金会の「中国簡易レポート」は、中国海軍の各種艦艇はほとんど全て対艦作戦をトップの任務とし、これらの艦艇は多くの機種の亜音速および超音速対艦ミサイルを装備している、とする。特に多数のステルスミサイル艇は相手の水上艦隊に対し強大な狼群式飽和攻撃を実施する可能性がある。この点において日本の海上自衛隊の大型艦艇にはいかなる有利さもない。

一方空中戦力方面では、日本が一度持った装備の優勢は中国によって逆転されつつある。カナダの「漢和安全保障業務評論」はかつて、解放軍の第3世代機の数は現在すでに日本を超えている、と報道した。しかも日本の航空自衛隊の主力戦闘機であるF-15Jはまさに老朽化の問題に直面している。また、中国が持ち日本は持たない第2砲兵隊の通常打撃戦力は、まさに日本に対する非対称の優勢である。

(頑住吉注:これより3ページ目。画像のキャプションは「日本の対ミサイルシステムは中国の第2砲兵隊に対抗し難い」です。)

日本はそれでもあえて戦争を挑発して引き起こすか?

歴史から見て、日本はあえて冒険的に規模が自国よりずっと大きい帝政ロシアと、ほとんど全ての方面で自国を何倍も超越するアメリカに挑戦しているが、今中国に対し戦争を発動することはあるのか否か? 「真理報」は、多数の専門家は中日両国がこの小島が原因で全面戦争を引き起こすとは信じておらず、少なくとも今後何年かのうちにはない、とする。だが、「真理報」は、両国の間の緊張した関係は非常に長い時間持続し、しかも釣魚島をめぐる紛糾は直接あるいは間接的に地域の軍備競争を触発する可能性がある、と考える。

ある中国の専門家は、日本の憲法は日本には交戦権がないと明確に規定しており、しかも双方の軍事力の対比から見て、現在はあるいは100年近く前以来日本が中国に対し最も優勢を持たない時期かもしれず、日本が中国に対し戦争を挑発して引き起こすことは日本にとって絶対に好ましい結果にはならず、増して中日間の大規模衝突は両国の利益に符合しないからなおさらである、と考える。だが日本が争いのある水域で摩擦を生じさせる可能性も排除できない。結局のところ日本の歴史には間違いなく軍サイドが対外的に事を起こし、逆に政府に詰め寄るという状況があったのである。中国にとっては「防人の心をなくしてはならない」で、各種突発事件に対応する準備を整えることは必須であると言える。

(頑住吉注:4ページ目)日本の強大な海上戦力は、内陸に対する打撃能力を決して持ってはいない

(頑住吉注:5ページ目)日本の海上戦力は本土防衛にしか適さない

(頑住吉注:後のページのキャプションは既出のキャプションの繰り返しです。)


 そりゃ日本から好んで戦争を引き起こすことはないですわ。中国のメディアならともかくロシアのメディアが、日本が戦争を仕掛ける可能性を論じて中国が仕掛ける可能性を論じないって不自然だと思うんですが。














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