殲ー20関連2題

 進展が予想以上に速いのは確かなようですが。

http://www.hao123.com/mid/15275269612746083978?key=&from=tuijian&pn=1


中国の殲ー20戦闘機第一陣の量産型はあるいはすでに生産完了か 数は24機の可能性

最近、ネットのある情報は、第一陣36名の空軍の飛行員の卵が特訓隊を組成して殲ー20の生産工場に進駐し機を受領した、とした。もし事実なら、このことは空軍第一陣の殲ー20量産型がまもなく就役することを意味している。これは殲ー20戦闘機のまた1つのマイルストーンとなる。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「殲ー20」)

すでに1年新たな殲ー20就役の情報の出現がないことを考慮し、加えて成都飛行機の総組立脈動生産ラインがすでに稼働できることを加えると、このため第一陣の殲ー20量産型が生産を完了したことには問題がないはずである。人員1:1.5の比率、すなわち2機3人の標準的コンビネーションによって計算すれば、36名の飛行員は24機の戦闘機に対応し、これこそ殲ー20第一陣量産型の数だという可能性が高い。当然、もし1:1.2の比率で配置したら、36名の飛行員は30機の戦闘機に対応し、この見積もりはやや楽観的かもしれないが、完全にあり得ないことは決してない。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「珠海航空展での初期生産型」)

現在中国空軍はすでに大範囲で連隊を旅団に改める作業を完成し、元々の24機の戦術作戦機を1個連隊とする編成模式は34〜36機で1個旅団とする模式によって取って代わられ、戦役基本単元が拡大し、戦術単元の等級が下がり、これは情報化時代の高い効果の空中戦役の発起を実現する基本組織思想である。このため基本戦役単元から見て、第一陣の殲ー20の最終生産数は36機のはずで、24機は初の量産型の中の最初の2ロットかもしれず、その他の戦闘機、例えば殲ー16とコンビネーションして1個旅団とする可能性もある。伝えられるところによると、第一陣で量産型殲ー20を受領する部隊は元空軍第3師団の部隊の可能性があるが、これはなお確認できない。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「鼎新基地の176旅団の2機の殲ー20初期生産型」)

殲ー20の第1機目の原型機は2011年に初めて試験飛行し、6年を経歴した後空軍部隊に進入して就役した。もしこれらの殲ー20量産型が部隊に進入したら、来年半ばあるいは年末までに初歩的戦闘力を形成すると見られ、その時費やした時間は7年となり、この速度はアメリカのF-22戦闘機の8年よりやや速い。現在すでに実証されている殲ー20初期生産型の数は6機だが、作戦試験に用いる176旅団に隷属し、決して作戦部隊ではない。今回の殲ー20量産型の出現は、殲ー20の初歩作戦能力形成までの距離がすでに遠くないことを意味している。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「3機の殲ー20が同一フレームに。迷彩はそれぞれ異なる。」)


http://military.china.com/important/11132797/20171110/31653019_all.html#page_2


「殲ー20、運ー20編隊訓練」には何の深い意味があるのか? ほどなく戦備任務を担うことに

【グローバル時報-グローバルネット報道 記者 郭媛丹】 11月10日、中国空軍当局は初めて、殲ー20、運ー20がすでに編隊訓練を開始していることを事実確認し、専門家はこのことはこの2機種が遠くない将来もう戦備任務を担えることを意味している、とする。

11月11日は中国空軍成立68周年記念日である。10日、中国空軍スポークスマンの申進科は空軍が挙行した記念活動で次のように言った。5年来空軍の高度で新しい武器装備は体系をなして発展し、殲ー20ステルス戦闘機の装備は、さらに一歩空軍の総合作戦能力を向上させた。運ー20大型輸送機を装備し、空軍戦略投入能力にカギとなる重要な一歩を踏み出させた。現在、殲ー20、運ー20はすでに編隊訓練を展開しており、多くの飛行員が殲ー20、殲ー16、殲ー10Cなど多種の新型戦闘機を通して飛行させる能力を具備している。

軍事専門家は、このことは殲ー20と運ー20がすでに作戦任務執行の基本条件を具備し、遠くない将来戦備任務が担えることを意味している、と考える。

これは殲ー20、運ー20がすでに編隊訓練を展開していることを当局が初めて事実確認したものである。この前、10月23日には中央テレビ軍事チャンネルが5機の殲ー20戦闘機編隊飛行の画面を明るみに出した。さらにいくらか早い時、中国空軍公式アカウント「空軍発表」が4機の殲ー20戦闘機が同じフレームに収まっている画像を発表し、この一連の挙動は外界の広範な関心を引き起こした。

中国が自主研究開発する最も先進的な戦闘機および輸送機として、殲ー20と運ー20は誕生の日から始まりもう外界の関心を集めた。殲ー20戦闘機はアメリカのF-22、F-35に続く、世界第3の正式装備された第4世代機で、良好なステルス能力、超音速巡航能力、超視距離打撃能力を持つ。2011年1月11日に殲ー20初の原型機は成都の某飛行場から飛び立ち空中を約18分間飛行した。2017年9月28日、国防部スポークスマンの呉謙は初めて対外的に、殲ー20機はすでに部隊装備されていると事実確認した。

運ー20は中国が自主研究開発する新世代戦略軍用、多用途、大型輸送機で、2013年1月26日に初飛行に成功した。2016年7月7日、運ー20機は正式に空軍航空兵部隊に装備され、国防中遠距離戦略輸送の空白を埋め、空軍戦略投入能力がカギとなる重要な一歩を踏み出すことを象徴的に示している。

中国の「英雄試験飛行員」、中国試験飛行研究院副院長の張景亭は10日「グローバル時報」記者のインタビューを受けた時、、「殲ー20、運ー20はすでに編隊訓練を展開している」としたが、この公式情報の発表には多重の含まれた意味がある。まず技術方面から話すと、単機訓練から編隊訓練まで、単機から多クラスまでには技術上非常に大きな向上がある。次に協同の方面から話すと、本機種の多機協同、編隊協同から本機種とその他の機種との編隊協同は、作戦技術の上での進歩が非常に大きい。

ある新型実戦機が部隊装備から戦備当番任務を担うまでには順序立てて徐々に進む過程を経歴する必要がある。一般的に言って、飛行機は部隊装備後、まず飛行機自体、飛行機の戦術性能など性能の特徴に対し模索と運用を行う必要がある。次に飛行機の装備が一定の数量規模に達した後、戦術科目訓練を行う必要があり、これには編隊訓練、実弾射撃、模擬対抗等々の科目訓練が含まれる。

張景亭は次のように説明する。装備から戦備当番任務を担うまでのこの過程は非常に長く、「訓練過程と内容はいずれも非常に多く、これには武器使用、電子設備の使用等々が含まれる。このうち編隊システム訓練は全作戦訓連体系の中で重要な位置を占め、このことは多くの機が空中で相互支援、情報共有できることを意味しており、作戦当番任務を担うことを実現する非常に重要な一部分である。」

張景亭は次のように考える。大型輸送機として、訓練過程の中では殲ー20に比べ運ー20はより早く作戦当番任務を担うだろう。

「多くの飛行員が殲ー20、殲ー16、殲ー10Cなど多種の新型戦闘機を通して飛行させる能力を具備」することは対外的にある新しいシグナルを発しており、このことは中国空軍の少数の部隊が同時に多機種の戦闘機を装備していることを意味し、中国の戦闘機飛行員は同時に多くの機種を飛ばす能力を具備している。以前中国空軍戦闘機飛行員の多くは単に1機種を飛ばしていた。

「このことは飛行員の能力向上を示し、飛行員が同時に多機種の飛行能力を具備することは、武器装備の発展、作戦性能の向上により有利である。飛行員の配置使用方面でもより柔軟になり、より自由自在となる。」と張景亭は分析する。

また中国空軍公式ミニブログ「空軍発表」10日の情報がはっきり示すところによれば、人民空軍の作戦と訓練の中で犠牲となった1,776名の飛行人員烈士、栄誉称号を授与された263名の英雄的模範的人物の名が空軍英雄記念壁に刻まれた。2015年11月11日の中国空軍発表の情報の中では、この2つの数字はそれぞれ1,767人だった(頑住吉注:数字1つしかないですが原文通りです)。


 殲ー20が実際どれだけ強いのかは全く不明ですが、今のところ大きな問題がありそうな兆候は見られませんね。



















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