金正恩健康問題関連2題

 同じテーマですがトーンはだいぶ違います。

http://news.china.com/international/1000/20140927/18821748.html


北朝鮮、金正恩が足を引きずって部隊を視察する画面を放送 ナレーション:体の調子が悪い

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「9月25日夜に放送された画面にアナウンサーは『元帥は体の調子が悪いにも関わらず依然ぼうぼうと燃えさかる火のような熱情をもって人民指導の道の上を行進している』との解説を添えた。別の報道によれば、この画面は7月に制作された。」)

原題:北朝鮮、金正恩の身体に病気があることを認める (頑住吉注:ちなみに「病気がある」は原文では「有恙」、読み下すと「つつがあり」です。)

連続20日余り公然と姿を現さず、この前足を引きずって視察するビデオが公開された

北朝鮮最高指導者金正恩が連続20日余り公然と姿を現さなかった後、北朝鮮当局メディアは26日間接的に説明を行い、身体に病気があるとした。一部の分析者は、この稀に見る広報の挙動は、金正恩が依然権力を掌握していることをはっきり示している、と考える。

視察のビデオ、身体の不調に言及

北朝鮮中央テレビ局は、当日夜のニュースの前に金正恩の指導活動に関する記録フィルムを放送した。

金正恩の部隊、建設現場視察などの画面の中で、彼ははっきり足が悪く、道を歩きにくくしている。ナレーションは、北朝鮮の「繁栄と富裕の功績は我々の元帥の勤勉な努力に帰せられる必要があり、体の調子が悪くても、彼は依然まぶしくきらめく火炎のように、不断に人民の道を明るく照らしている。」と語った。記録フィルムの時間の長さは1時間で、金正恩の視察の日付は説明していない。

この放送が終わった後、テレビ局は前日に北朝鮮が開いた第13回最高人民会議第二次会議の画面を放送したが、金正恩は会議を欠席していた。金正恩が政権について3年近くなるが、それ以来4回この議会全体会議に相当する活動に出席しており、これは彼の初の欠席である。

フランス通信社は、北朝鮮メディアが「ごく尋常でなく」最高指導者の健康の状況を報道した意図は、外界の金正恩の健康状況に対する推測に回答することにあったのかもしれない、とする。

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「9月3日、金正恩と夫人の李雪主は共に平壌で牡丹峰楽団の新作音楽会の演出を見た。」です。)

今月3日に妻の李雪主と共に平壌で牡丹峰楽団の新作音楽会を見て以来、金正恩はずっと公然とした場に姿を現していない。加えて北朝鮮テレビ局が先に放送した金正恩の視察の画面の中で、金正恩が道を歩く時に足を引きずっていたことがあり、金正恩の健康状況に関する韓国メディアの推測を引き起こしている。

朝鮮労働党機関誌「労働新聞」は23日報道し、金正恩は猛暑の天候の下で依然「酷暑の強行軍」を頑張って続けている、とした。韓国の「朝鮮日報」は分析者の話を引用し、このことは金正恩が過度の疲労により身体に異常が起きた可能性を暗示している、と報道した。

(頑住吉注:これより3ページ目。画像のキャプションは「画面では金正恩の歩みの重心がもう一方の足にかかっており、体が1本の足にのみ頼って支えられていることがはっきり見て取れる。」です。)

分析、イメージアップに有利と指摘

一部の分析者は、噂に直面し、北朝鮮は当局メディアを通じて間接的に金正恩の体の調子が悪いことを認めているが、これはまさに金正恩が決して大事なく、依然権力を掌握していることをはっきり示している、と考える。これまで北朝鮮政府あるいはメディアの最高指導者の健康の状況に対するひた隠しぶりに比べると、この種の広報行為は北朝鮮の金正恩指導体制に対する確固たる自信をはっきり示しており、しかも記録フィルムを通じて金正恩が「疲労により病気になった」ことを強調し、かえってその北朝鮮民衆の胸中のイメージ向上に有利である。

韓国連合通信社は政府当局者の話を引用し、金正恩は公然と姿を現していないが、依然公務を処理しており、これには18日に平壌で開かれた北朝鮮金日成社会主義青年同盟下層幹部大会に書簡を送ったことが含まれる、と報道した。

金正恩の25日の最高人民会議欠席についてある韓国当局者は、北朝鮮サイドはあるいは現在の体制が基本的に安定し、金正恩はいくつかのあまり重要でない会議を欠席してもよいと考えているのかもしれない、と考える。一部の分析者は、金正恩は今後すでに故人である元北朝鮮最高指導者金正日のように、1回おきに最高人民会議全体会議に出席するのかもしれない、と語る。

一部の韓国の分析者は、金正恩の身体の調子が悪いことは北朝鮮の国家メカニズムの正常な運転を妨げず、外界はこれに対し過度に解読をする必要はない、と指摘する。世宗研究院高級研究員の洪亨益(音訳)はフランス通信社記者に、韓国国内ではしばしば金正恩の健康問題が誇大に言われるが、金正恩の視察業務は非常に密集している(これには夏に地方に行って多くの部隊を視察することが含まれる)ため、「彼は単に疲れ、ちょっと休息を必要としているという可能性が高い。」と教えた。

韓国ソウルの北朝鮮問題研究所の梁茂進教授は、金正恩は公然と姿を現していないが、彼の名前は決して北朝鮮の当局メディアの報道の中から消失してはいない、と語る。「もし彼の身体の状況が良くなくても、金正恩の権力掌握には見たところいかなる変化もないようだ。」

(頑住吉注:4ページ目)画像は金正恩が足を引きずって視察を行う画面。

(頑住吉注:5ページ目のキャプションは3ページ目と同じです。)


 イメージアップと言っても、多くの北朝鮮国民が飢えている中でぶくぶく肥満し、足を引きずる様子は人民のための激務で疲れたというよりは美食が過ぎて糖尿病とか痛風になったのでは、という印象を与えそうな感じもしますが。

http://blog.ifeng.com/article/34107031.html


金正恩が20日あまり姿を現さないことに深遠な哲理あり

金正恩が20日余り姿を現していないことのどこに問題があるのか?

至誠大兵

朝鮮中央テレビは25日、北朝鮮は同日第13回最高人民会議第二次会議を行った、と報道した。北朝鮮最高指導者金正恩は会議に出席していない。また中国日報ネット9月24日電によれば、韓国「朝鮮日報」9月24日の報道によると朝鮮労働党第一書記金正恩は9月3日に夫人の 李雪主と共に平壌で牡丹峰楽団の演出を見た後、すでに連続20日公然とした場に姿を現していない。北朝鮮メディアが公開したビデオの中で、今年7月金正恩は右足を引きずっており、今月また左足を引きずり、人に彼の健康に問題が出たのか否か疑わせる。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「金正恩と夫人の李雪主が9月3日平壌で牡丹峰楽団の演出を見る」)

ならば、金正恩が20日あまり姿を現していないことは、一体健康状況に問題が出たということであるのか否か? 私至誠大兵の視察解析を見ていただきたい。

金正恩には家族の病歴があり、家族の病歴の遺伝子を継承しないというのは難しい。世の人が皆知っているのは、金正恩の祖父と父はいずれも貴くも北朝鮮最高指導者で、北朝鮮の「三千里江山」(頑住吉注:この場合は北朝鮮の国土を指すようです)を司っていたが、いずれも心臓の血管の病気を患ったことによって突然世を去り、特に金正恩の父は生前かつて何度か脳溢血を起こし、最後にはやはり突然に世を去り、その死は視察の途中だった、ということである。今金正恩はまだ若いが、彼は家族の「偉業」を継承すると同時に、同様に避け難く家族の病歴の遺伝子を継承している。

金正恩は若いにも関わらず大きな太鼓腹で、明らかに発症の兆候がある。理屈から言えば金正恩は30歳でしかなく、年齢はごく若く、非常に健康でこそ正しいはずである。だが我々が見る金正恩は大きな太鼓腹で、どこに行くにも特別に大きな腹を抱え、まるで臨月の妊婦のように行動に不便である。これは明らかに遺伝子の作用で、過度の肥満は健康問題をもたらす。少し前の、多くの人が金正恩を囲んで拍手し、金正恩は立ち上がらず座って見ているという画像があったが、これは明らかに普通の道理に合わず、当然やはり金正恩の健康状況に問題が出、立ち上がって民たちと同じく歓呼しにくいことを暴露している。

テレビの画面も金正恩の健康状況に問題が出たことを暴露している。7月8日、北朝鮮が国家主席金日成の逝去20周年を記念した際、金正恩が足を引きずって歩く場面が撮影された。朝鮮中央テレビ局は、金日成に対する「中央追悼大会」を現場生中継した、30歳の朝鮮国防委員会第一委員長金正恩は歩行が千鳥足で、左足が明らかに行動に不便だった。中国中央テレビ局も当日この画面を放送し、全世界が金正恩が若いにも関わらず不健康というシーンを見ていた。

金正恩の視察は頻繁で、もし健康状況に問題が出ていなければ、絶対に20日姿を現さないことはないだろう。金正恩が政権について以来、非常に頻繁に北朝鮮各地を視察し、その意図は北朝鮮民衆が奮起し、「三千里江山」を裏切ることなく、「強盛大国」を建設するよう激励することにある。さらに北朝鮮が核兵器を持った後、一般民衆の生活を改善し、ごちそうを腹一杯食べられるようにさせる。不完全な統計によれば、金正恩がこれまで3ヶ月に参加した公開の活動は57回で、6月が17回、7月が24回、8月が16回だが、今月は1回だけである。至誠大兵の視察によれば、金正恩にもし健康問題がなければ、20日姿を現さないということにはならない。この20日姿を現さないことは、明らかに健康状態が良くなく、しかも家族の病歴方面の比較的大きな問題であり、つまり発病したのであり、しかも比較的重い可能性が大いにある。

もし金正恩の健康状況に問題が出ていなかったら、彼は今日明日2日必ずや姿を現す(頑住吉注:記事は26日付)。金正恩が20日姿を現していないことは、一体健康状況に問題が出たのか否か? これにつきある推測は、金正恩は部隊視察時に足に傷を負った、あるいは体重が重すぎるために関節が損傷を受ける結果がもたらされた可能性がある、とする。さらに一部の人は推測し、これは肥満、糖尿病の併発症が引き起こした症状であるとする。「労働新聞」9月23日の報道は、天空と大地が共に燃えるような猛暑の天候の下、炎天下の最も暑い日、金正恩は依然「酷暑の強行軍」を頑張って続けている、とした。ある北朝鮮の消息筋の人物は、このことは金正恩に過度の疲労による身体の異常が起きた可能性を暗示している、とする。至誠大兵の見たところ、金正恩は政権についた後、努力して北朝鮮の神秘的な感覚を打破し、北朝鮮を開放に向かわせることを企図し、しかも韓国メディアの「誣陥」(頑住吉注:誣告して罪に陥れる)式報道、「抹黒」(頑住吉注:顔に泥を塗る、中傷する、などの意)式推測に対応する時、いずれも非常にタイムリー、有力であり、事実に韓国メディアの報道はいわれのない推測であると証明させている。このため、この韓国メディアの報道が、金正恩が20日姿を現さないことは健康に問題があるのだという情報を推測し、もし金正恩に健康問題が出ていないなら、今日明日2日、金正恩は必ずや姿を現してデマを「粉砕」することになる。


 結局まだ姿を現していないようですがどうなんでしょう。肥満の原因を遺伝と断定するなどこの人の論はちょっと思い込みが強いような印象を与えますが。




















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