「国際軍事競技」関連2題

 今年もこの時期がやってきましたか。

http://military.china.com/important/11132797/20170729/31016208_all.html#page_2


「航空ダーツ2017」まもなく開幕 殲ー10Bのパフォーマンスは期待に値する

中国軍ネット長春7月28日電 記者 董兆輝 特約記者 ヤンパンの報道:中国空軍によって初めて開催が引き受けられる「航空ダーツ-2017」国際軍事競技に関し28日吉林省長春市でニュース発表会が行われた。

中国空軍副参謀長の李春潮少将、ロシア戦略戦術航空兵戦備主任のマケウェイスキー少将、中国空軍参謀部訓練局副局長の顧盛冬上佐、空軍装備部総合計画局副局長の董海平大佐、北部戦区空軍副参謀長の呂維波少将、空軍航空大学訓練部長の喬増強大佐は発表会に参加し、関連の状況を説明しかつ記者の質問に回答した。

中ロ、それぞれ39機の各種飛行機を派遣して競技に参加

空軍参謀部訓練局副局長の顧盛冬上佐は、「航空ダーツ」は7月30日から8月9日まで、空軍駐長春、四平、双遼の3つの飛行場と大平川標的場で行われる、と説明した。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「発表会現場」)

競技参加国は中国とロシアで、中国は各種飛行機39機を派遣して競技に参加し、飛行員と保障人員は合計1,000名あまりである。ロシアは各種飛行機39機を派遣して競技に参加し、飛行員と保障人員は合計500名あまりである。

競技は1つの団体賞と8つの機クルー賞を儲け、8つの機クルーとはそれぞれ戦闘機、戦闘爆撃機、爆撃機、偵察機、低空攻撃機、輸送機、輸送ヘリ、武装ヘリで、それぞれの機クルーの上位3位を表彰する。

競技は全部で3つの段階に分かれ、第1段階は身体能力競技、第2段階は飛行技能競技、第3段階は地上目標に対する作戦使用で、輸送機クルーには重装備空中投下競技、偵察機クルーには多目標低空偵察競技が用意される。

競技日程の手配は次の通りである。7月30日は空軍航空大学で開幕式と第1段階の身体能力競技を行う。8月3日は大平川標的場で標的場開放日を組織し、飛行デモンストレーションと適応性訓練を行う。8月5日、6日は大平川標的場で第2、第3段階飛行競技を行う。8月9日は空軍長春飛行場で閉幕式を開き、飛行デモンストレーション、装備展示、表彰活動が組織される。

妥当に矛盾を解決し、民間航空フライトの正常な運行を確保する

北部戦区空軍副参謀長の呂維波少将は次のように説明した。「航空ダーツ-2017」国際軍事競技は、全部で30機種が競技に参加し、大型輸送機、爆撃機もあれば、また小型練習機もある。高速の戦闘機、戦闘爆撃機もあれば、また低速のヘリもあり、飛行指揮保障に多くの特徴をもたらしている。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「呂維波少将」)

呂維波少将は、競技参加飛行機が多く、機種が多く、競技に関わる区域が広く、航路路線が密集しているなどの実際の状況に照準を合わせ、我々は民間航空管制部門と軍民航空調整方案を制定済みで、妥当に競技飛行と民間航空フライトとの間の矛盾を解決しており、競技飛行の秩序ある展開も保証しているし、民間航空フライトの正常な運行も確保している、とする。

殲ー10Bが初めて競技に参加、パフォーマンスは期待に値する

ある記者は、今回の競技の戦闘機種目に参加する殲ー10B戦闘機は、競技参加機種中唯一の単発小型戦闘機であるが、スホーイー35、スホーイ-30などの双発大型戦闘機との競技の中で劣勢にあるのか否か? と問うた。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「殲ー10B」)

これに対し、北部戦区空軍副参謀長の呂維波少将は説明し次のように語った。殲ー10B機は現在北部戦区が装備する最も先進的な国産戦闘機で、装備からごく短い1年あまりの時間でもう改装任務を完成し、作戦能力を形成した。

去年、初めて空中給油訓練を組織してもう比較的高いドッキング成功率を達成した。初めて空軍「紅剣」演習に参加しており、殲ー10B機は情報獲得能力が強いため、比較的よく空中指揮員の作用を発揮し、飛行機の機動能力、および機載武器プラットフォームの火力コントロールシステムの性能がずば抜けていることが加わり、演習の中で対空でも対地作戦でも優勢が顕著だった。

呂維波少将は、今回の「航空ダーツ」国際軍事競技は殲ー10B初のイベント参加で、そのパフォーマンスは皆が期待するに値する、とした。


http://military.china.com/news/568/20170730/31017721.html


「国際軍事競技-2017」挙行 中国の軍人、最初から良い成績を上げる

中新社モスクワ7月29日電(記者 王修君) 現地時間7月29日、「国際軍事競技-2017」はモスクワで総開幕式を行った。同日行われた「戦車両項目」グループ競技の中で、中国軍人はグループ第1位を獲得した。

今回の競技は8月12日に終わる。この期間、中国を含む28カ国150あまりの隊伍が勝負に参加する。

今回の競技には全部で28の野外、空中、海上の項目がある。このうち17項目はロシア西部軍区、南部軍区、中央軍区、東部軍区といった4つの軍区で行われ、残る11項目は中国、アゼルバイジャン、ベラルーシ、カザフスタン国内で行われる。

中国陸軍のロシアに赴く指導チーム責任者である張建華上佐は当日次のように言った。中国の軍隊はすでに連続4年競技に参加している。今年は隊伍の鍛錬、外国軍の学習という角度から出発し、中国は新たなチームを選抜派遣して参加している。今年の競技は各種の障害が多く、射撃目標が多く、環境条件が複雑で、より実戦に近く、人員と装備にとって極限の戦いであり、中国軍人にとって一定の挑戦性を持つと言える。

張建華は、中国の競技参加軍人は事前に適応性強化訓練と心理指導を受け、かつ装備を整理済みである、と強調する。「準備作業はすでに非常に充分である」。

当日の総開幕式で、ロシア大統領プーチンはお祝いの言葉を述べた。プーチンは次のように語った。競技は交流経験、各種武器設備の性能比較の助けになり、同時に各国のパートナーシップと相互支持の伝統を強固なものにする。このことは各国の国防部門の協力の発展に有利なだけでなく、さらに民間交流の発展にも有利である。

当日の総会幕式終了後、「戦車両項目」初のグループ競技が行われた。

「戦車両項目」は「国際軍事競技」伝統の人気種目で、今回は全部で19カ国の競技参加を吸引した。当日、中国とアゼルバイジャン、モンゴル、クウェートといった国が同一グループだった。競技期間中、中国の戦車は発射した3発の砲弾が全部標的に命中し、総成績がグループ第1に位置し、成功裏にリレー競技に駒を進めた。

注意に値するのは、中国が「戦車両項目」の中で国産の96B戦車を使用したことで、その他の国はいずれもロシアのT-72系列戦車を使用する。

今回の競技の中で、中国の将兵は主に国産装備を使用し、もって競技の中で装備の問題を発見するのに便とする、とされる。


 プーチンも出席するというのはそれだけ力を入れているということでしょう。ただ参加国数などに関する記述が妙に少なく、増えていないんじゃないでしょうか。

















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