中国の小火器の精度が改善された?

 国際競技で好成績を上げたというんですが‥‥

http://military.china.com/important/11132797/20150211/19298573.html


解放軍、QJB95-1分隊用機関銃を携えて腕比べに参加 記録を破り金メダルを奪取

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「競技場の試合参加各チームの旗(一部軍旗を含む)」 大部分は国旗ですね。)

央広ネット北京2月6日の情報(王国紅 シングァンファン 記者 張坤平)によると、第11回ブルネイ国際小火器実用技能試合(Brunei International Small Arms Meet、略称BISAM)はバンダルスリブガワン市(頑住吉注:ブルネイの首都)ペンナンヨン軍営で戦いの幕が切って落とされた。北京軍区によって組成される我が軍代表チームはあらゆる12の大項目競技の中で金メダル1と銅メダル12を獲得し、全部でのべ17人が前回の記録を破った。

我が軍選手は初めて競技に参加して金メダルを勇ましく奪取し、競技に参加したアメリカ、イギリス、パキスタン、オーストラリア、ニュージーランドなどの非ASEANの国の代表団の中で唯一メダルを獲得した代表団だった。

今回解放軍が競技参加に使用した武器にはQJB-95-1分隊用軽機関銃と67-2式汎用機関銃およびQSZ92式拳銃が含まれ、こうした武器は競技の中で人を注目させる精度を見せた。このうちQJB-95-1は中国の5.8mm銃器ファミリーの改良型製品である。こうした改良型製品の中でより人に熟知されているのはQBZ-95-1式アサルトライフルで、その改良にはセーフティ機構がグリップ上方に調整されたこと、81-1式アサルトライフルにあるボルトストップが改めて採用されたことなどが含まれる。QJB-95-1分隊用機関銃はQBB-95分隊用機関銃から改良されてできたもので、そのコードナンバーの変化はその機関銃の属性を強調しており、セーフティのある位置が調整され、リング状フロントサイトガード上のキセノン光穴が改修され、ヘビーバレルが使用されている。競技の中でのQJB-95-1分隊用機関銃はバイポッドを取り外し、ボルト部分の上にチークピースを加え、射撃フィーリングを改善し、かつTrijicon ACOGに似た国産のスコープを追加装備し、スコープの倍率は4倍あるいは6倍のはずである。

中国の小火器工業はコストコントロール、生産管理の問題ゆえに精度がずっと人の非難を広く受けている。「小火器」誌の報道によれば、以前の類似の競技において、QBU88式スナイパーライフル(決して西側のスナイパーライフルの基準に達しておらず、西側はこの武器をDMR、すなわち正確射手小銃と称する)の精度は東南アジア諸国が良いものを選んだM16A4(ヘビーバレルだが依然アサルトライフルでしかない)にさえ及ばなかった。一方QBU10式スナイパーライフルは生産された後、何とスコープ自体誤差を帯びていることが発見された。だが今回競技に参加したQJB-95-1分隊用機関銃はこれまでの国産小火器の精度がまずいという退勢を一掃し、パフォーマンスが目を引くものだったと言うことができる。以前における外国の小火器研究部門のテストによれば、95式分隊用機関銃はずっと5.8mmブルパップ銃器ファミリーの中で精度が最高で、そのパフォーマンスはQBU88スナイパーライフルにさえ勝った。

ブルネイ国際武器技能大会(BISAM)はブルネイ軍によって主宰される地域性国際武器射撃競技で、3年ごとに1回、1985年以来すでに10回行われ、課目の設置は実戦性が高く、あらゆる課目が速射で、全て精度を必要とする。今回の大会は1月21日から開始され、ASEAN9カ国と中国、アメリカなど16カ国の18の射撃チーム(ブルネイは3チーム)、約600人が参加した。中国は招待に応じてこの競技に参加し、その主旨はASEANおよびアジア太平洋地域諸国の軍隊との間の友好的交際を強化し、小火器の射撃技能を切磋琢磨し、部隊の実戦化された訓練レベルを向上させることにある。

(頑住吉注:これより ページ目。画像のキャプションは「解放軍選手の陳東林は競技の中で、QJB-95-1分隊用機関銃を使用し、125mの変速運動する5点のリング状ターゲットに対する10発の成績が36点で、34点という競技の記録を破った。」です。)

記者は小銃による移動目標射撃種目の現場で見た。「Load!」(装填せよ)、「Watch and shoot!」(視察し射撃せよ)との射撃の号令が下されると共に、陳東林が我が軍の現役武器を手に持ち、スタンディングの警戒姿勢から迅速にシッティングの姿勢で追跡、方向転換、射撃に転じた。彼は沈着冷静で、動作は熟練し、てきぱきしており、10発の弾丸を125mの距離の変速運動目標(5点リング状ターゲット)に対し射撃を行い、ほとんど発射するごとにターゲットの中心に命中し、36点の好成績を取得し、この競技の34点の記録を破り、金メダルを奪取した。

大競技会委員会主席アズマンは記者に対し、中国チームは初めて競技参加初日でもう記録を破り、我々に驚愕を感じさせた、と語った。

我が軍の代表団はそれぞれ小銃による移動目標射撃種目と拳銃遠距離精度射撃の2種目の中で団体第3位を取得し、さらに小銃と拳銃の一部団体種目で3つの第4位、5つの第5位を取得し、総成績はランキング第4位だった。

我が軍代表団を率いた姚士海は記者に、我が22名の競技参加選手は全て第一線の作戦部隊から来ており、彼らは任務受領から競技参加まで3ヶ月に満たず、年中戦いに備えているASEANの各専業チーム、および西側諸国代表チームと同じ場で自力をもって競技し、中国軍人の厳しい試練に耐える軍事的質を見せ、実戦化された訓練理念、方法手段と保障模式の上で経験を積んだ、と教えた。

(頑住吉注:3ページ目)左上の隅のQBB95分隊用機関銃と比べ、QJB-95-1の造形には顕著な差異があり、これにはヘビーバレルの使用、ドラムマガジンの位置の調整などが含まれる

中国の競技参加隊員が射撃効果を視察しているところ。彼らの要挂式承載具が以前に出現した我が軍の各タイプの承載具と異なることに注意(頑住吉注:軍装品のこと全然知らないんで訳せません)

(頑住吉注:4ページ目)我が軍の汎用機関銃手が競技しているところ。我が軍が使用するのは67-2式汎用機関銃。この機関銃は標的射撃精度が高いことで有名である。同じ場で競技するブルネイ軍が使用するのはベルギーのFN MAG汎用機関銃。

我が軍選手が素早く躍進し、掩体に依拠して射撃する

(頑住吉注:5ページ目)我が軍の競技参加選手が手にQJB-95-1分隊用機関銃を持って集合写真を撮っている。セレクターの位置が銃本体左側のグリップ上方に改められているのに注意。人間工学的向上が非常に大きい。

競技参加隊伍が成績と戦果を分析しているところ

(頑住吉注:6ページ目)我が軍の選手がQSZ92拳銃を使用して射撃を行う

主催者サイドが賞を与える

(頑住吉注:7ページ目)ブルネイ軍の軍楽隊


 いまだに時々最新の中国の銃器の画像を見て加工の荒さに驚くことがありますが、本当に全体的に精度が上がっているんでしょうかね。競技参加用の特製の銃だったりして。以前「88式スナイパーライフル」の記事で、「この銃の設計が開始されたのは95式小銃の開発開始後であり、95式系統にはロングバレル、バイポッド、ドラムマガジンを装備した支援火器型があります。これのドラムマガジンをショートマガジンに変え、JSサブマシンガンのようにキャリングハンドルを撤去してスコープマウントベースを設置し、コッキングハンドルを側面に移せば、88式と大差ない補助的スナイパーライフルになり得るのではないでしょうか。〜そんなわけで私はそもそもこの銃の存在価値自体に疑問を抱いています。」と書きましたが、やっぱりそうだったんでは、という感じです。


















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