日韓のイージス艦は怖くない?

 中国のミサイル駆逐艦はまだ西側のイージス艦のレベルに及ばないという見方が一般的ですが‥‥。

http://www.junshi.com/huaxiashoufa/110061/index.html


安倍呆然:解放軍の「双殺戦術」日本を閉口させる

韓国の「釜山日報」、日本の「航空朝日」誌(頑住吉注:もしもし、それ戦前の雑誌ですよ)などのメディアは、韓国イージス戦闘艦の防空システムが実戦演習の中で何度も事故を発生させ、韓国と日本のアメリカ式艦載防空システムの信頼戦に対する重大な疑問を生じさせていることを明らかにしている。ある外国メディアは、解放軍の戦闘機は「双殺戦術」に頼って有効に日本の自衛隊のイージス戦闘艦を攻撃できる、と推測する。実戦演習中に頻出する問題ある状況は、アメリカ製「イージス艦隊」が想像とかけ離れていることを示している。

韓国の「釜山日報」の報道によると、韓国軍が議会に向け提出した最新の報告が明るみに出、この報告は、2012年6月、ハワイ付近の海域で行われた環太平洋合同軍事演習(RIMPAC)の中で、韓国のイージス駆逐艦「栗穀李珥」号が4発のアメリカ製スタンダードー2型対空ミサイルを発射したが、このうち1発が発射後直ちに爆発したことをはっきり示している。事実確認を経て、事故の原因はミサイルの操作翼駆動装置が始動できなかったことだった(頑住吉注:その結果命中しなかったなら分かりますが何故発射直後に爆発するんでしょうか)。2010年の環太平洋合同軍事演習の中でも、もう1隻の韓国イージス駆逐艦「世宗大王」号がスタンダードー2ミサイルを発射した時にも失敗した。調査を経て、この時失敗をもたらした原因はミサイル自動飛行装置内の電源スイッチの故障だった。この2回の事故の原因はいずれも製品自体にあり、韓国軍の使用が不適当だったのではない。韓国サイドはアメリカサイドに賠償を行うよう要求したが、アメリカサイドは「契約の中に保障条項がない」ことを理由に拒絶した。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「スタンダードー2ミサイル」)

「韓国日報」は、アメリカの提供する「質の劣った」艦載防空システムに「劣悪」なアフターサービスが加わり、韓国軍のイージス戦闘艦に対する自信を深刻に打撃した、と指摘する。2012年9月、「史上最強の戦闘力を持つ」と称される韓国第3隻目のイージス艦「西崖柳成竜」号が就役した。この艦は垂直ミサイル発射架を装備し、128発のミサイルが発射でき、さらにSPY-1D型イージスレーダー、スタンダードー2型艦対空ミサイルを装備する。そのイージスレーダーは360度の全方位探知計測が実施でき、同時に数百〜1,000m離れた1,000余りの空中目標が追跡でき、かつ艦載武器を指揮してこのうち20余りの目標に対し攻撃が行える、とされる。だが、もし艦載スタンダードー2ミサイルの信頼性に問題が存在したら、この戦闘艦の上述の「強力な戦力」は全て意味を失う。

日本の「世界の艦船」誌の報道によれば、アメリカの技術的支持を得たため、日本と韓国のイージス戦闘艦はすでに相当高い水準に達している。韓国の「世宗大王」号、「西崖柳成竜」号と日本の「あたご」級イージス艦は、対艦、対地攻撃力でも対潜能力でも、アメリカの「アーレイ・バーク」級戦闘艦のすぐ次である。だが、韓国のイージス艦が実戦演習の中で連続して問題ある状況を出したことで、日本が心配し始めることは免れ難い。日本の自衛隊のイージス防空艦はおそらく解放軍の対艦攻撃火力をくい止められない、と。

C-802は鷹撃-91とコンビネーション攻撃が可能 解放軍の「双殺戦術」日本を閉口させる

日本の「航空朝日」は、スタンダードー2型ミサイルの実戦演習中の試射が失敗したことは、韓国イージス戦闘艦の防空システムが基本的に無効であることを示し、このことはアメリカが東アジア地域で育成するイージス艦隊に「重傷」を負わせた、と指摘する。明日は我が身で、日本のイージス戦闘艦の状況もおそらく大差はなく、日本の自衛隊がイージス戦闘艦に頼って中国海軍に対するいわゆる「優勢」を確立するのは難しい。報道は、勃発する可能性のある東海の衝突の中で、もし空中部隊の参戦という要素を考慮したら、解放軍の海、空軍合同戦力は一定の程度上日本のイージス戦闘艦を制圧する、とする。

報道はさらに戦闘の場面を仮想している。1機の解放軍の殲轟ー7戦闘機が日本のこんごう級イージス艦1隻に向け2発のミサイルを発射する。1発はC-802ミサイル、もう1発は鷹撃-91ミサイルである。2発のミサイルが日本の艦から距離約20kmの時、C-802の制御誘導装置が目標のスキャンを開始する。この時日本のイージス艦は理の当然としてアクティブ妨害を実施し、自らがこのミサイルの命中を受けることを防止すべきである。だがこの艦はあえてこのようにしない。何故なら同時に鋭く長い音を立てて接近してくるものにはさらに鷹撃-91があるからである。このミサイルはミサイルの制御誘導装置の妨害を企図する信号源を捜索し、かつ致命的一撃を与えることができる。日本のイージス艦は効果が割引になるパッシブ妨害を行い、最後にはスタンダードー2対空ミサイルをメインとする防御システムに頼って来襲するミサイルに対する迎撃を行うしかない。もしスタンダードー2対空ミサイルが故障したら、日本のイージス艦はおそらく祈ることしかできない。

(頑住吉注:原ページのここにある1枚目の画像のキャプションです。「C-802ミサイル」、続いて2枚目「鷹撃-91ミサイル」)

C-802は中、遠距離全天候多用途対艦ミサイル武器システムで、艦載、陸上基地、機載発射、および海をかすめるような超低空飛行ができ、巡航段階の飛行高度は20〜30mで、目標接近時の飛行高度は5〜7mである、とされる。この対艦ミサイルの外形はフランスの「エクゾセ」に酷似しているが、性能はより良い。C-802ミサイルは強化鉄筋を伴う厚い鋼板を貫通することができ、一方フランスの「エクゾセ」は10mmの鋼板しか貫通できない(頑住吉注:cmの間違いですかね)。C-802の抗電子妨害性能と命中精度も「エクゾセ」より優れている。

一方鷹撃-91ミサイルの超音速対艦型は、アクティブレーダー誘導弾頭を装備しているため、発射後独立自主で艦艇目標が攻撃でき、艦載機が誘導を持続する必要はなく、このことは搭載機の安全にとって極めて重要である。このミサイルは巡航段階の超低空飛行高度は20m前後に維持され、攻撃段階になると飛行高度は海面から7m前後まで下がり、最低では1.2mにまで下降可能で、攻撃される艦船上のレーダーがこれを発見し、迎撃を実施するのを難しくさせる。このため、将来の南海の戦い、釣魚島の戦いであろうと、中米太平洋決戦の中であろうと、「鷹撃-91」は全局面に影響を与える重要な作用を発揮する。このミサイルは典型的な作戦過程で、その高速と正確という特長を利用して敵サイドの各種大型レーダー施設に対し正確な打撃を実施し、かつその類例のない末端高速性能を利用し、敵サイドに迎撃することができなくさせ、一方的に叩かれる状態にさせる。敵サイドの陸上基地「パトリオット」TMD迎撃ミサイルシステム、空中早期警戒・電子戦機であろうと、海上基地の「イージス」(「アーレイ・バーク」級、「こんごう」級、KDX-3型などの駆逐艦)はいずれも、「鷹撃-91」に対する有効な防御を行うのは非常に難しい。

また、「航空朝日」は、中国空軍と海軍航空隊の主力攻撃機、例えば殲轟ー7、殲ー11B、スホーイー30は、いずれもこの種の「双殺模式」でミサイルを搭載する可能性があり、このような攻撃のコンビネーションは日本のイージス艦を対応できなくさせる可能性が高い、と推測する。

強力な対艦ミサイルを装備する「中華イージス」艦は「イージス」を一撃必殺できる

日本の自衛隊の下に属する朝雲新聞社の報道によれば、「中華イージス」の呼び名のある中国の052系列戦闘艦は、これまで西側から「パクリ版イージス艦」と呼ばれている。アメリカはずっと、中華イージス艦の性能はアメリカ式イージス艦に立ち後れている、と宣伝している。だが多くの情報は「中華イージス」艦がアメリカ式イージス艦の大部分の性能を持ち、しかも演習やテスト中にシステムが機能を失う状況が全く起きたことがなく、その信頼性はトップでありより強い、とはっきり示している。また、「中華イージス」艦の全体の建造費用は8億アメリカドル近く、大量の中国国産先進システムを採用しており、決して「パクリ商品」ではない。

イギリスの「中国安全保障業務」誌は「中華イージス」艦と韓日イージス艦の作戦能力を分析した。報道は、もし戦闘機が参戦しない状況下で、日本のイージス戦闘艦と「中華イージス」艦が海戦を行っても、その結果は必ずしも日本の勝利ではなく、日本のイージス艦がまだ火蓋を切らないうちに「中華イージス」艦の打撃に遭う可能性がある、と指摘する。これは中国の駆逐艦の手に切り札が握られているからである。‥‥戦力が強力な艦載武器である。

「中華イージス」艦である052Dは64ユニットの垂直発射システムを採用しているとされる。この発射システムは大型水上戦闘艦上に比較的よく見られるものである。垂直発射ユニットは実際上艦体内部に置かれた筒状の発射装置で、それぞれの発射ユニットが1〜4発のミサイルを射出できる。これは主にミサイルの搭載数によって決まる。艦載武器の威嚇力方面において一部の専門家は、最近明るみに出た艦載型「東海」-10巡航ミサイルは052D型ミサイル駆逐艦への装備に用いられる、と考える。「東海」-10ミサイルは主に陸上基地航空戦力および後方勤務、通信など固定地上目標に照準を合わせて打撃を実施するが、弾道ミサイルあるいは飛行機と組み合わせて使用した時、打撃効果はさらに驚異的となる。この対地攻撃巡航ミサイルの有効射程は1,500〜2,500kmで、その攻撃能力はアメリカの「トマホーク」式巡航ミサイルを超える。一方日本海軍の「こんごう」および「あたご」級ミサイル駆逐艦が搭載するのはいずれもアメリカ製「ハープーン」型対艦ミサイルで、射程は200kmの範囲内であり、しかもミサイルの破壊力も「東海」-10巡航ミサイルとは同一の水準上にはない。

また分析によれば、日本のイージス戦闘艦は2基の「ハープーン」対艦ミサイル発射架を装備し、射程は140kmである。一方「中華イージス」艦は2基の鷹撃-83対艦ミサイル発射架を配し、射程は250kmである。つまり、もし双方の戦闘艦が距離140km以上250km以下だと、日本のイージス戦闘艦の対艦ミサイルは「中華イージス」に脅威を与えることはできず、この艦は自ら逆にすでに「標的艦」となっている、ということである。もし日本の艦が防御をおろそかにしたら、「中華イージス」艦の対艦ミサイルは「一撃必殺」を実現することができる。本報総合


 韓国のイージス艦がある訓練の中で4発ミサイルを発射したうち1発がすぐ爆発したからといって「韓国イージス戦闘艦の防空システムが基本的に無効であることを示し」とするなどかなり牽強付会な論ですが、日本の艦の弱点の指摘はある程度参考にする価値があるのでは。











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