パキスタン海軍がインドの潜水艦を発見し追い出す?

 インドは否定しているようですが。

http://military.china.com/important/11132797/20161121/30045724.html


鉄の盟友パキスタン、インドの潜水艦を発見かつ成功裏に駆逐 あるいは中国製護衛艦が功を立てたか

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:F-22P型護衛艦」)

インドとパキスタンの国境の緊張は依然持続中で、かつ範囲もどんどん大きくなっている。陸上方向では、両軍はカシミール地域での交戦がまだ持続しており、パキスタン軍は19日に1機のインドの無人偵察機を撃墜したと宣言した。一方海上方向では、パキスタン海軍は対潜力量を出動させ、成功裏に1隻の「パキスタン領海への闖入を企図したインド潜水艦」を駆逐した。

「インドの潜水艦が秘密裏に潜入し駆逐に遭う」

パキスタンの「国家報」は20日、パキスタン海軍は、11月14日、1隻のインド潜水艦がパキスタン領海に秘密裏に潜入することを企図し、「明らかにグワーダル港に接近してスパイ活動を行う意図だった」と言明した。だがパキスタン海軍は成功裏にインド潜水艦の行方を発見かつ確定し、インド潜水艦は方法を考え尽くしてパキスタン海軍の監視から離脱することを企図したが、成功せず、最終的にパキスタン海軍によって駆逐された。パキスタン海軍スポークスマンは、今回のインド海軍潜水艦浸透阻止事件は、パキスタン海軍が非常に強い対潜作戦能力を持つことを証明しただけでなく、パキスタン海軍が本国の海上国境を防衛する決意をも反映している、とした。

インドのANIニュース社は、インド海軍スポークスマンは、「我々はパキスタン海軍が言明した、インド潜水艦を発見しかつそれを駆逐したことに関する説を断固否認する」としたが、パキスタン海軍はその後さらに詳細な駆逐の状況および関連の動画と画像を発表し、1隻の潜望鏡の深度で航行する潜水艦の艦橋が見える、とした。

報道は、当時このインド潜水艦はパキスタン領海水域の南部方向で航行していた、とする。あるパキスタン海軍将官は、このインド潜水艦はパキスタン海岸からの距離約40海里の国際海域で発見され、その後「パキスタン海軍は警報を発し、緊急状況の期間に使用する方法を採用し、インド潜水艦のパキスタン領海侵入の企図を制止し」、かつ成功裏にそれを65海里以遠に駆逐した、と語る。

パキスタン海軍スポークスマンは声明の中でさらに、インド潜水艦のこの種の行動には「別の下心があり」、外界のインド・パキスタンのカシミールでの衝突に対する関心をそらすことを企図したのだ、と言明した。「国家報」は特別に強調し、今回の秘密潜入事件はまさに中国とパキスタンがアラビア海で合同海上演習を行う何日か前に発生した、とした。パキスタンと中国の海軍演習は17日に開始され、11月21日まで持続することになる。双方は艦艇、ヘリ、パトロール機を出動させ、演習内容には特殊部隊の乗艦、防空、艦艇の通信などが含まれる。

誰が潜水艦と「水中で戦った」のか

パキスタンが発表した動画と画像から見て、もしかの潜水艦が本当にインド海軍に属するならば、その外形はロシア製「キロ」級通常潜水艦の特徴に非常に符合する。ネット上に流れ伝わるこの「パキスタン海軍が秘密裏にインド潜水艦の領海進入を駆逐および阻止」の動画に対し、かつて1971年の第3次インパ戦争の中でインドの護衛艦を撃沈したパキスタン潜水艦指揮官のタスニムは説明し、「このインド潜水艦は見たところシュノーケルによる潜航状態にあり、あるいはそれはすでに自らが発見されたと知り、このため抵抗を継続して限りある電力を浪費していないのかもしれない」と語った。

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは1ページ目と同じです。)

パキスタン海軍は一体どういった兵力を出動させてこの潜水艦と「水中で戦った」のか決して明らかにしていない。だが外界は普遍的に、動画を撮影した角度から見て、P-3C対潜哨戒機が空中から下に向け水深の浅い区域の潜水艦を発見したと推測している。結局のところ通常潜水艦はしばしば浮上して電池の電力を補充する必要があり、この段階は非常に容易に空中の対潜力量によって発見されるのである。現在パキスタン海軍第28中隊は多数のアメリカから導入したP-3C哨戒機を持つ。こうした飛行機は中古品だが、アメリカは引き渡し前にそれらに対しグレードアップ改造を行い、先進的なレーダーやソナーシステムを装備済みで、連続パトロールは8時間を超えることができる。パキスタン海軍はかつて誇らしげに、「P-3Cは顕著にパキスタン海軍の沿岸および深海区域での空中偵察および対潜監視能力を増強することになる」と言明した。

また、パキスタン海軍はさらに多数の中国が建造したF-22P護衛艦とフランスが建造した「アゴスタ90B」級通常潜水艦を装備し、それらはいずれも相当に見るべきもののある対潜能力を具備する。アメリカの「安全保障業務ニュース」は、パキスタンが新たに使用開始するハーミド海軍基地は初めて長波レーダーステーションを装備し、潜水艦やその他の海上兵力と協同作戦ができる、とする。

カシミールでインド無人機を撃墜

パキスタン海軍が水中の潜水艦を駆逐したと言明するのとまさに同時に、パキスタンの「毎日時報」は20日、パキスタン三軍ニュース局のある声明は、パキスタン軍は19日カシミールの実効支配ライン付近で1機のインド無人偵察機を撃墜した、とした。この声明は、この無人偵察機はカシミールの実効支配ラインからパキスタン側に60m侵入した後で撃墜された、とする。現在、この無人機の残骸はパキスタン軍によって管理されている。報道は、インドとパキスタンはカシミールですでに何度も交戦し、2つの核保有国間の関係が緊迫する結果をもたらしている、とする。

この前パキスタンはさらに16日インド国境に近い地域で大規模軍事演習を行った。この演習地点はパキスタンとインドの国境からの距離が遠くなく、かつパキスタンのパンジャブ州のバハワルプール地域に近い。報道によれば、パキスタン首相ナワーズ シャリフおよび軍の責任者は今回の演習を視察した。パキスタン安全省当局者は、最近パキスタン・インド関係が緊迫する状況下で、この演習はパキスタン陸軍、空軍が各種事件処理の時の準備が整っているか否かを検証するのに有利である、とした。


 「深海のブラックホール」も浅い海域で浮上している時に対潜哨戒機から発見されればどうしようもないですが、中国製護衛艦が本当に何かをしたのかどうかは全く分からないようですね。ちなみにインドはより先進的なP-8を購入しており、当然パキスタンの潜水艦を発見する能力があるはずです。















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