大丈夫か? ちょっと落ち着け

 トンデモ系の記事が相次いで出てきたんでまとめて紹介します。

http://military.china.com/critical3/27/20130730/17972661.html


中国は第5世代4発重戦闘機を研究開発できる

我々はずっと他人について行き、他人に学んでいてはいけない。我々は史上前例のない新型戦闘機を研究開発し、他人を超越することができるのだ。

第一、第4世代戦闘機には全て1つの大きな欠陥がある

第4世代重戦闘機F-22、殲ー20、T-50にはいずれも1つの重大な欠陥がある。ステルス能力と作戦能力が矛盾しているのだ。内部に置かれた弾薬倉が大きくなく、比較的小さな空対空ミサイルは搭載できるが、より大きくより長い対輻射ミサイル、対地ミサイル、対艦ミサイル、巡航ミサイルは搭載できず、作戦能力が制限される。戦闘機が強大な作戦能力を持つ必要があれば、第3世代戦闘機のように外部吊り下げ搭載架を使用し、射程が非常に長く威力が非常に大きいミサイルを搭載するしかなく、このためレーダー反射面積が増加し、戦闘機のステルス効果は破壊される。

第4世代中型戦闘機であるF-35、殲ー31のステルス能力と作戦能力の矛盾はより突出する。もはや多くは語らない。

第二、我が国は4発の新型戦闘機を設計することができる

現代の情報化戦争の中で、戦闘機のステルスは極めて重要であり、遠距離攻撃能力を持つことも極めて重要である。戦闘機に真のステルスを要求すれば、もはや武器を外部吊り下げ搭載することはない。戦闘機に重く大きなミサイルを搭載し、遠距離攻撃能力を持つことを要求すれば、より大きな機体を採用し、内部に置かれる弾薬倉の容積を拡大することを除き、他の方法はないかもしれない。

より大きな機体を採用することはできるのか? できる! 殲ー20は全長20.30m、全高4.45mである。殲ー20を倍に拡大し、全長40m、全高9mの戦闘機を設計するのである。人々は、どんなエンジンを使ってこんな巨大な新型戦闘機を駆動するのか?、と問うだろう。これまで通り国産のWS-15を使うのである。だが2台使うのではなく、4台使うのである。

世界にはとっくに4発の重爆撃機がある。ロシアのツポレフー160ブラックジャック重爆撃機は全長54.10m、全高13.10m、空虚重量118トン、正常離陸重量267トンである。この機は4台のNK-321ターボファンエンジンを採用している。1台当たりの最大推力は137.3キロニュートンで、巡航速度はマッハ0.9、空中給油を必要としない最大航続距離は12,300kmである。

機には2つの12.80mの長さを持つ内部に置かれた弾薬倉がある。前部弾薬倉の2つのリボルビング式発射架は6発のKh55MS戦略巡航ミサイルが搭載でき、射程は3,000kmに達する。後部弾薬倉の2つのリボルビング式発射架は12発のKh15P攻撃ミサイルが搭載でき、射程は200kmである。2つの弾薬倉にはあるいは一緒に40トンの普通爆弾が搭載される。

ツポレフー160は重爆撃機で、非常に大きく、重く、速度が遅く、機動性が劣る。新型戦闘機はあんなに巨大である必要はない。長さおよそ40m、高さおよそ9m、尾部は幅を増やし、4台のWS-15を装備し、戦闘機の形態を採用し、新型材料を採用し、機体重量を軽減する。最大重量は80トンを超えず、非通常空力レイアウト、4台のより推力の大きいWS-15エンジン、自動飛行コントロールシステムを採用する。このため、速度はマッハ3に達し得、機動性能はきっと優秀なものになる。

新型戦闘機は機体が巨大なので、2つの内部に置かれた弾薬倉を設けることができる。前部弾薬倉の長さはおよそ6mで、比較的小さい近距離、中距離空対空ミサイルを専門に搭載する。後部弾薬倉の長さはおよそ13mで、遠距離対輻射ミサイル、遠距離対艦ミサイル、遠距離対地ミサイルを専門に搭載する。新型戦闘機は内部に置かれた弾薬倉への武器搭載を完全に採用し、もはや武器の外部吊り下げ搭載架は必要ない。このため」3つの重大な優勢がある。

1、新型戦闘機は真のステルス

第4世代戦闘機はステルスを強調し、内部に置かれた弾薬倉を採用しているが、その弾薬倉は大きくない。それらは空戦任務を執行し、寸法が比較的小さい空対空ミサイルを装備し、確かに超越的に高いステルス能力を持つが、対地攻撃任務、対艦攻撃任務を執行しなければならなくなると、より長くより大きい対地ミサイルや対艦ミサイルが搭載できず、さらに外部吊り下げ搭載架を使用して対地、対艦ミサイルを搭載しなければならなくなる。外部吊り下げ搭載架の使用は自らのステルス能力を破壊することにしかならない。F-22は4つの吊り下げ搭載架への4発の大寸法ミサイルの搭載を採用している。ステルス性能はこの時でもまだ0.001平方m未満にでき、(頑住吉注:この次に特殊な単語が使われており、検索しましたが全く異なる意味が無数にあって意味不明です)。

我が国の新型戦闘機は大型の内部に置かれた弾薬倉を採用することができ、重くて大きな武器を搭載でき、もはや外部吊り下げ搭載架を採用しないことができ、真に優秀なステルス能力を持つ。

2、作戦能力が非常に強大

戦闘機の発展の趨勢は多種の作戦任務の執行で、これには空戦、対地攻撃、対艦攻撃、核による打撃が含まれる。

殲ー20重戦闘機は2つのメイン弾薬倉と2つの副弾薬倉を持つ。メインの弾薬倉の長さは5mに達し、幅は2.5mで、F-22のメイン弾薬倉の容積を超える。1つのメイン弾薬倉には3発の空対空ミサイルが搭載でき、これにはPL-10近距離ミサイル、PL-12中距離ミサイル、PL-21遠距離ミサイルが含まれる。しかし重くて大きな対艦ミサイル、対地ミサイル、巡航ミサイルは搭載できない。KD-88遠距離空対地ミサイルの全長は5.613m、YJ-83遠距離空対艦ミサイルの全長は6.885m、YJ-12新型超音速遠距離空対艦ミサイルの全長は7m、CJ-20A戦術巡航ミサイルの全長は8m、HN-3C戦略巡航ミサイルの全長は約7mである。殲ー20のメイン弾薬倉の長さは5mで、これらは全く搭載できない。

(頑住吉注:これより2ページ目)

新型戦闘機は2つの内部に置かれた弾薬倉を持ち、より多くのより長くより大きい武器が搭載できる。前部の弾薬倉は比較的小さい近距離、中距離、遠距離空対空ミサイルを専門に搭載する。2つのリボルビング発射架にはそれぞれ6発のミサイルを装備できる。このような空戦能力は殲ー20の1.5倍である。後部の弾薬倉の長さは13mに達し、重く大きな武器を専門に搭載できる。これにはKD-88、YJ-83、YJ-91、YJ-12が搭載できるだけでなく、さらに射程が2,500kmに達する長剣-20A戦術巡航ミサイル、および射程が3,000kmに達する紅鳥-3C戦略巡航ミサイルも搭載できる。2つのリボルビング発射架にはそれぞれ8発の戦術ミサイルが装備でき、あるいはそれぞれに4発の巡航ミサイルを装備できる。このような攻撃能力はいかなる第4世代戦闘機をもはるかに超えている。

3、新型戦闘機は対艦および対地攻撃任務執行時にも強大な空戦能力を持つ

第4世代戦闘機は対艦攻撃や対地攻撃任務を執行する場合、空対空ミサイルを減らしてその他の武器を追加搭載することが必須であり、このため空戦能力が削減され、自身の保護能力も削減される。

新型戦闘機は対艦、対地攻撃任務を執行する場合、第4世代戦闘機のように空対空ミサイルを減らす必要がない。この機は2つの内部に置かれた弾薬倉を持つ。前部の弾薬倉は異なる射程の12発の空対空ミサイルを専門に搭載し、後部の弾薬倉はあるいは16発の戦術ミサイルを専門に搭載し(これには遠距離対艦ミサイル、遠距離対地ミサイルが含まれる)、あるいは8発の遠距離巡航ミサイルを専門に搭載し、すでに強大な対艦攻撃能力および対地攻撃能力を持つ。この機は敵の戦闘機、迎撃機を発見したら、前部の弾薬倉の驚くべき数の空対空ミサイルを使用して敵機を攻撃することができ、空戦能力は非常に強大である。

第三、新型戦闘機の位置付け

新型戦闘機は空戦任務を執行して制空権を奪取できるだけでなく、対艦攻撃、対地攻撃任務も執行でき、さらに大型戦略巡航ミサイルを搭載して核による打撃の任務を執行することもできる。このため真の多用途戦闘機であり、汎用戦闘機と呼ぶことができる。

第4世代戦闘機に比べ、新型戦闘機は優良なステルス性能を保持し、エンジンがアフターバーナーを使用していない時に超音速巡航でき、高い敏捷性と超機動能力を持ち、短距離離着陸ができ、しかも速度がより速く、航続距離がより長く、上昇限度がより高く、遠距離攻撃能力を持ち、このためこの機は第4世代半重戦闘機である(頑住吉注:第5世代じゃなかったの?)。

もし新型戦闘機が我が国のレーザー兵器を搭載できたら、打撃能力はさらに驚異的になる。この機は空戦中にレーザーを使用して敵戦闘機を破壊することができるだけでなく、発射されて前方まで達したミサイルを破壊することもできる。

我が国は第5世代(頑住吉注:また戻った)4発重戦闘機を研究開発することができる。長期にわたり戦闘機の研究開発を制約してきた高度なベクトルエンジンの試験もすでに成功している。遠距離総合レーダーの設計も困難ではない。運ー20はすでに4台のエンジンを使用する経験を累積しているのである。


http://tuku.military.china.com/military/html/2013-07-31/217869_2378030.htm


殲ー20前進翼バージョン、「艦への搭載」の新たな討論を引き起こす!

最近中国の殲ー20「威竜」(頑住吉注:そんなニックネーム初耳ですが)ステルス戦闘機から発展してできた某型前進翼艦載戦闘機がネット上の軍事マニアの熱い議論を引き起こした。消息筋の人物によれば、殲ー20ステルス戦闘機を研究開発する某研究所は現在「凌竜」と称する新型艦載戦闘機を研究開発している。現在、殲ー15艦載戦闘機が遼寧艦上で発着に成功するにつれ、我が国の初代艦載戦闘機は成熟に向かいつつあるが、殲ー15は結局のところ第3世代レベルであり、アメリカのF-35Cステルス艦載戦闘機に対抗することはできない。次世代のステルス艦載戦闘機を研究開発するという課題はすでに中国航空企業の面前に置かれているのである。中国海軍の次世代艦載戦闘機の研究開発はすでに電車道に入り、多くの方案がすでに浮上している、とされる。このうち、「凌竜」艦載戦闘機の前進翼方案がネット上で熱い議論を引き起こしている。もしこの方案が最終的に第2世代艦載戦闘機競争入札の勝利を勝ち取れば、これは人類の歴史上初めて正式に就役した前進翼戦闘機となり、これまでの人類史上最も強大な艦載戦闘機ともなる。(画像はネット仲間がイラスト化した「凌竜」艦載戦闘機の前進翼方案 スーパー大本営軍事フォーラム 高山に感謝) 

中国は世界で最も早く前進翼戦闘機を研究開発した国である。抗日戦の時期には早くも、当時の国民党政府が主催して、アメリカから帰国した科研人員によって「研駆一式」前進翼戦闘機が設計、研究開発された(頑住吉注:これについてはここで詳しく紹介しました。ちなみに前進翼の設計を行ったのは中国人でも中国系の人でもありません)。現在世界では前進翼戦闘機の研究開発はまだわずかに検証機の段階のみに留まっており、アメリカのX-29やロシアのスホーイー47検証機は世界にもこれしかない前進翼戦闘機の検証機である。中国が前進翼戦闘機を装備し、「初めてカニを食べた人」(頑住吉注:魯迅が「初めてカニを食べた人には敬服する」と言ったことからきた慣用句だそうです)になれるのか否かが注目を集めている。

(頑住吉注:以後話が続いていますが前進翼とは関係ない話や前進翼の一般論なので省略します。)


 細かい突っ込みは皆さんに任せますが、あまりに楽観的というか、浮かれているというか、別の意味で心配になります。


















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