韓国関連3題

 相互に全く関連ありませんが。まず韓国陸軍のレーション関連です。

http://www.hinews.cn/news/system/2015/04/23/017506224.shtml


韓国軍、野戦食品を調整 メニューが3倍に増え36種の味が自由に選べる

韓国メディア4月23日の報道によれば、韓国軍人の野戦食品に新世代の兵士たちの味の好みを根拠にした大調整が行われる。軍は民間の飲食業のファストフードを野戦食品として導入しようとしており、軍隊の野戦食品のメニューも現在の3倍以上に増加することになる。

陸軍関係者は23日次のように明らかにした。最も早ければ今年後半から、民間飲食業の食品を一部の部隊の野戦食品として導入し、かつ来年から実施を全面的に拡大する。毎週5日の労働制度(頑住吉注:週休2日制ですね)の実行と共に、最近アウトドアでも軽易に加工して食用にできる製品の人気が徐々に高まっており、新たな措置はまさにこの趨勢を反映したものである。

軍は部隊の野戦食品の類型を4種から2種にまで減少させ、かつ具体的メニューを11〜36にまで増加させる計画である。現在将兵たちが食用にする野戦食品には次のものが含まれる。湯を用いて加熱する1型(牛肉、キムチ、ハムの炒飯)、水を注いで食べる2型(キムチ、野菜のビビンバあるいは雑菜飯)、「即食型」および特戦部隊戦士の用いる特戦型といった4種である。2005年から普及した即食型は、水や火を必要とせず、発熱材料を利用してすぐ簡単に加熱して食用にでき、加えて味が相対的に良いため、将兵たちの歓迎を最も受けている。

陸軍関係者は、「発熱材料技術水準の向上と共に、野戦食品の価格も現在の5,000ウォンランクから3,000〜3,500ウォンランクにまで下降し、携帯に便利で、さらにその重量も軽減される。」と語る。即食型野戦食品の重量は1,028gで、米軍の野戦食品(867g)よりやや重い。

陸軍は、最も早ければ2017年から調整後の野戦食品と民間企業の製品を半々にし、かつ将兵たちに向け普及させることを決定している。陸軍関係者は、「軍と民間企業の関係者、専門家たちが28日にヒアリングを行い、関連の意見を集めた後、さらに具体的な野戦食品改善方案を確定することになる」と語る。


 少なくともこの方面では北朝鮮よりはるかに恵まれているはずですが、自衛隊や中国軍などと比べるとどうなんですかね。次は韓国製無人機関連です。

http://mil.huanqiu.com/milmovie/2015-04/6258720.htmll


韓国、ティルトローター無人機を試験飛行 外形はオスプレイに酷似

【グローバル無人機報道】 現地時間4月10日(頑住吉注:記事は23日付なんですが)、韓国によって開発されたTR-60無人機が韓国宇宙航空研究院(宇航研)高興航空センターで試験飛行を行った。この無人機はアメリカのMV-22「オスプレイ」同様のティルトローター技術を採用し、空中で回転翼のスタイルを転換し、もって飛行速度を調整することができる。

ティルトローター技術は発着時にプロペラを装備したエンジンを立てて揚力を獲得し、飛行時は水平にして推進力を獲得するというものである。発着時はヘリのように、一方飛行時は固定翼機のようである。


 この種の機はヘリモードから固定翼機モード、あるいはその逆への転換時にバランスを崩して事故を起こしやすいですが、動画を見る限りはうまくいってますね。まあそれに無人機なら事故が起こっても有人機よりは問題が少ないですし。次は航空機の輸出関連です。

http://www.hinews.cn/news/system/2015/04/23/017507027.shtml


韓国、技術移転によって南米、中央アジアの軍事貿易市場を開拓展開

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:韓国のFA-50軽戦闘機」)

中新ネット4月23日電 中国国防科学技術ネットの報道によれば、国際軍事貿易市場を開拓展開するため、韓国はすでにペルー、コロンビア、ウズベキスタンとの安全保障業務関係を強化している。韓国大統領は4月20日に南米を訪問し、ペルーおよびコロンビアとの安全保障業務協力は今回の訪問の焦点たる議題となる。4月21日、韓国国防省は韓国国防大臣とウズベキスタン国防大臣が諒解の覚書(MoU)に署名したと言明した。

韓国はペルー向けに韓国航空宇宙工業社(KAI)のFA-50「金鷹」軽戦闘機を提供した。韓国大統領はペルーの首都リマを訪問した時、あらゆる兵器販売項目に全て技術移転が付随することになるとし、かつ韓国が安全保障業務関係を推進する挙動の「主旨はさらに一歩高度科学技術、航空領域での二国間協力を推進することにある」とした。韓国の今回のペルーに対する兵器販売は2012年に韓国が同国と金額2.08億アメリカドルのKT-1P基礎練習機20機に関する契約を締結したのに似ている。契約に基づき、ペルー空軍は韓国航空宇宙工業から4機のKT-1P基礎練習機を輸入し、かつペルー国内で協力して16機のKT-1Pの生産、組み立てを行った。

韓国大統領は4月17日にコロンビア政府とも一連の諒解に関する覚書に署名し、内容はエネルギー、医療、インフラ建設、財政援助そして安全保障業務協力を含む。2015年3月、両国は第一の諒解に関する覚書に署名し、この後両国はさらに一歩国防工業の協力を高めることを企図している。第一の諒解に関する覚書の協議の期限は5年で、内容は防衛技術移転、研究開発、情報共有、人道援助、サイバーセキュリティを含む。

韓国がウズベキスタンと締結した諒解に関する覚書の主旨は二国間の軍事教育関係と軍事交流の深化にある。韓国国防省は、ウズベキスタンもこの協議を通じて国防工業の協力を強化することを企図している、とする。

韓国がペルー、コロンビア、ウズベキスタンなどの国と安全保障業務関係を深化させる努力は、韓国の潜在的兵器販売市場たる国と政府レベルの関係を発展させる戦略を反映している。この戦略の主旨は、輸出市場の顧客の多くの領域における技術の需要を満足させることを通じて、本国の武器の販売を確保することにある。この方法は検証を得ている。2015年1月、韓国国防調達プロジェクト局(DAPA)は韓国が2014年に国防輸出の新記録を作り、36億アメリカドルに到達し、2013年の34億アメリカドルに比べ6%増加し、2005年の輸出額に比べれば10倍も増加したと言明した。(周娜)


 当然この分野では中国とライバル関係になると考えられますが、中国やロシアとあまり接近したくないが先進国の兵器は高くて買いにくいといった国に一定の需要はあるでしょう。


















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