韓国、中国との海戦を想定して新たな基地を建設?

 日本では日本を意識してのものだとする意見も強いようですが‥‥。

http://military.china.com/important/11132797/20130818/18002184.html


韓国海軍、分不相応にも蘇岩礁を欲しがる 作戦目標は中国空母艦隊を真っ直ぐに指す

「韓国日報」、ロシアの「モスクワニュース報」などのメディアの報道を総合すると、韓国は済州島基地の2015年までの予定通りの竣工を確保しようとしている。その時、韓国海軍はこの基地に機動艦隊を配備し、もって中国や日本との海洋をめぐる争いに対応する。ある韓国メディアは、済州島の機動艦隊の主要な仮想敵は中国東海艦隊だと分析する。

新艦隊、済州島に駐屯

「韓国日報」の報道によれば、韓国軍の計画に基づき、済州島基地は2015年の竣工後、韓国海軍の前哨基地となる。この基地は長さ約2,000mの大型埠頭を持ち、大型空母を含む20隻の戦闘艦、2隻の15万トン級輸送艦を同時に停泊させ、また7,500名の海軍将兵を常駐させることができ、その規模は韓国の釜山および鎮海という2大基地に劣らない。

ロシアの「モスクワニュース報」は、済州島に軍事基地を建設することに対し、韓国軍は2つの理由を挙げている、と報道する。すなわち、1つは海上運輸の安全の助けとする。2つ目は北朝鮮から来る海上の脅威への対応の助けとする。だが報道の中では、韓国軍は意図的にもう1つの理由に言及していない、と強調されている。すなわち、済州島基地は中国に近く、韓国が中国と韓国の間に争いが存在する蘇岩礁(韓国は「離于島」と呼ぶ)に対する支配を強化する助けになるのである。

韓国の「MEDIA」誌は、韓国海軍はまさに大きな力を入れて「独島離于島艦隊」を建設しているところである、と報道する(頑住吉注:期待を裏切らないネーミングセンスですね)。これは韓国海軍の機動作戦力量である。実はこの前韓国軍はすでに類似の機動艦隊を建設済みである。だがこの艦隊は釜山基地に配備され、この艦隊が蘇岩礁海域に駆けつけるのに必要な時間は中国東海艦隊に比べ長いと思われる。だが「独島離于島艦隊」は済州島基地への配備が計画され、この艦隊が蘇岩礁に駆けつけるまでに必要な時間は東海艦隊より短い。その時、「局面が変わる」。このため、韓国は2015年に予定通り済州島海軍基地の建設を完成させ、もって「独島離于島艦隊」の母港とするのである。

韓国の「済州の声」は海軍作戦の中では、先んじて目標海域に到達すること、および敵軍の到達を阻止することはいずれも非常に重要だ、とする。韓国艦隊は釜山基地から出発して21時間を必要としてやっと蘇岩礁海域に到達でき、中国東海艦隊は約14時間しかからずもうこの海域に到達できる。だが将来済州島海軍基地に配備される「独島離于島艦隊」は約8時間しか必要とせずもう蘇岩礁海域に到達できるのである。

(頑住吉注:これより2ページ目)

韓国メディア、「中国は相手ではない」と誇大宣伝

いくつかの韓国メディアは中国海軍の発展を誇大宣伝し、もって「独島離于島艦隊」発展の口実としている。韓国の「東亜日報」は、韓国は現在基本的に周辺12海里の海域しか支配できない、とする。黄海と一部の東海海域は解放軍がすでに制海権を獲得している。報道はある韓国海軍当局者の推測を引用し、中国海軍艦艇の総トン数はすでに韓国海軍の6倍であるとする。このため、韓国海軍は新型作戦力量を発展させて対応を行う必要がある。

「モスクワニュース報」は、米軍はすでに「同時に2つの戦争に勝利する」方針の放棄を決定しており、韓国はアメリカのアジアの同盟国に対する支持が弱まると考えている、と指摘する。2015年12月、韓米合同司令部は解体され、アメリカは戦時作戦指揮権を韓国に引き渡し、韓国の防衛は韓国が主導することになる。他方面では、中国の軍事力は着実に増強され2016年前後になれば中国は争いある島嶼の武力での支配を図る可能性がある。その時韓国の海上力量はきっと中国の相手ではない。

「東亜日報」は、日本は東海において中国との間の「面倒が絶えない」と指摘する。将来の非常に長い一定の時間、この種の面倒は常に存在することになる、と。このことは、日本が「独島」にかまっている暇がないかもしれないということを意味する。韓国の新艦隊建設の主要な目標は中韓の争いある島嶼に違いない。

「韓国日報」は、韓国が建設する「独島離于島艦隊」の1つの重要な作戦目標は中国空母艦隊に他ならない、と考える。イージス駆逐艦は「遼寧」号が搭載する艦載戦闘機に対応できる。潜水艦は「遼寧」号に対し直接脅威を構成し得る。報道は、「独島離于島艦隊」は蘇岩礁海域に先んじて布陣し制圧できるだけでなく、さらに済州島基地から直接南下し、中国艦隊の蘇岩礁に赴くルートを切断することもできる、とする。(文礼傑 ジャイユエロン/文)


 「韓国はアメリカのアジアの同盟国に対する支持が弱まると考えている」、「中国の軍事力は着実に増強され2016年前後になれば中国は争いある島嶼の武力での支配を図る可能性がある」、「将来の非常に長い一定の時間〜日本が『独島』にかまっている暇がない」は日本に直接大きく関連してくる問題で気になります。

















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