殲ー20関連2題

 最近殲ー20関連の記事多いですが。

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殲ー20の戦闘力は殲ー31に及ばず? インドの専門家の真の陰謀を暴く 全く陰険すぎ

インドの専門家は、殲ー20はロシアのミグ1.44の影を持ち、真の西側基準の第5世代戦闘機水準に達していない可能性があり、殲ー31は逆にF-35と非常に似ていて顕著にアメリカ技術の影を持つ、と考える。しかも中国は国際航空展で殲ー31のみセールスし、殲ー20をセールスしたことは全くないが、インド人はこれは殲ー20の問題の暴露を免れさせるものではない、と考える。

このような結論は本当に人を泣くにも泣けず笑うにも笑えなくさせ、非常に顕著に彼らのこの説には遺漏が百出である。このいわゆる専門家は実は決して本当にこの種の愚かな結論を出そうとしているのではなく、その主要な目的はやはり中国の軍事工業をイメージダウンさせ、みだりにレッテルを貼るためである。結論の中で我々の2種の第5世代機いずれにも他人の影を重ね合わせているが、これは中国が他人の戦闘機をコピー生産し、他人の技術を複製していると言おうとしているのに他ならない。

殲ー20とミグ1.44に関するあの件が全部で何度出現したか分からず、誰もに論争を続けていく気持ちをなくさせている。グローバル時報ウェブサイトの話を用いて繰り返すと、いわゆる殲ー20がミグ1.44の設計を剽窃したことに関する噂は由来がすでに久しく、これに対し中国サイドおよびロシアサイドのミグ設計局いずれも否認しているが、噂は何度打ち消しても止まず、一定の時間を隔てるごとに必ずよみがえるのである。

殲ー20のエンテ翼設計はミグ1.44に比べると質的差異があり、同様に全体が動くエンテ式レイアウトだが、殲ー20の空力設計はミグ1.44にはるかに先んじ、ミグ1.44の飛行コントロールおよび空力設計は現在とっくに立ち後れている。もしこの種の簡単なエンテ翼設計概念を用いて殲ー20の「父親捜し」をするという理論をそのまま当てはめるならば、ヨーロッパのタイフーンやラファール戦闘機もエンテ翼を配しており、まさかこの2種の戦闘機もミグ1.44を盗作したと言えるのだろうか?

殲ー31に関してである。第1に、殲ー31は国際市場の需要に照準を合わせて研究開発された多用途戦闘機である。第2に、殲ー31は自主知的財産権を持つ。第3に、殲ー31は中国のステルス戦闘機殲ー20とハイローミックスを形成することになる。

我々に殲ー31はF-35をコピー生産したものだと語る言論もすでに非常に多くあり、これはインドのいわゆる専門家が初めて伝えたものでもない。おそらく最後の1回でもあり得ない。

殲ー31の剽窃論に関し、軍事専門家の尹卓は2014年に中央テレビのインタビューを受けた時、ステルス戦闘機の外形設計には共通のルールがあり、これをもって剽窃の証拠とするのは無知すぎる、とした。殲ー31は国産新型エンジンに換装した後、超音速巡航、機動能力、航続距離などの性能がF-35Cを超え得る。軍事専門家の杜文竜は、殲ー31のレーダーシステム、エンジン、武器システムはF-35と全く異なり、剽窃か否かは言わずとも明らかである、と指摘した。だがもし外形だけを見れば、各国のステルス機の様子はどれも大差ないと言うことができる。

国内のある評論は同時にいくつかのディテールにおいて指摘する。飛翔尺度と機種区分の上から見て、殲ー31をF-35と比較すると明らかにより繊細である。作戦機能上、F-35は対地攻撃性能に重点を置き、殲ー31は計画上空戦に重点を置き、それには無尽蔵な弾薬庫と内部燃料タンクはなく、より良い超音速機動性能を持ち、その空戦の才能はF-35より優れている。

中国の武器装備の剽窃論は次々現れては尽きず、すぐに国外のああした人に止めさせようというのは非常に難しいが、現在我が国は多くの領域ですでに世界に先んじ、甚だしきに至っては大幅に世界に先んじており、将来この種の現象はより多くなるだろう。時間と事実が外界に、他人が我々の武器を剽窃する例がどんどん多くなっていることを教えるだろう。

最後にもう一言。中国が殲ー20をセールスしたことが全くないから直ちに殲ー31に比べ劣る、この言論は本当に奇抜すぎる。おそらくこのために少なからぬ罵声を引き起こすだろう。


 私も殲ー20や殲ー31の剽窃論は当たらないと思いますが、現時点で中国がパクリばっかりしている国というイメージを持たれるのはまだしょうがないことでしょう。

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ロシアの専門家:中国の殲ー20戦闘機の出現にはどんな意義があるのか?

国慶節前夜、中国は人民解放軍が近代化の道の上で取得した新たな成就を宣言した。中国国防部スポークスマンの呉謙は定例記者会見で、中国最新式ステルス戦闘機はすでに部隊に装備され、試験飛行は計画通り推進されている、と明らかにした。ロシアの軍事専門家であるワシーリ コーシンは衛星通信社のためにこの文を執筆し、中国の新式戦闘機の出現の意義につき評論を加えた。

中国はアメリカに続く第2の本国産第5世代戦闘機を持つ国である。これは疑いなく非常に大きな成就だが、その中国空軍の戦闘力向上に対する実際の影響は、さらに我々には現在まだ完全にはっきり分かっていない多くの要素によって決まる。

まず、中国の航空工業が受け入れられ得る価格をもって相対的に高速でこの戦闘機の生産を維持する能力によって決まるだろう。周知のように、高いコストは世界初の第5世代機であるアメリカのF-22の生産計画を前倒しで終わらせた。もう1つある同様に重要な問題は、中国の戦闘機にまだ試験や試験飛行の中で発見されなかった構造上の欠陥があるか否かである。中国が名声や名誉のために先を急いでこの戦闘機を就役させ、しかる後さらにその細かい問題を解決するという可能性は排除されない。

中国空軍史上には類似のシーンがあった。例えば、第1ロットの殲轟ー7爆撃機は1997年の就役後、生産が凍結され、2004年になってまたより完備されたバージョンの殲轟ー7Aが出現した。

殲ー20に同じ運命がないことはあり得るが、空軍がこの複雑な戦闘機を掌握するのは決して容易なことではない。周知のように、アメリカ空軍は1999年にF-22の購入を開始した(2001年の量産前の教練と試験飛行に用いたああいった飛行機は考慮しない)。2005年12月にこういった飛行機はやっと初歩的作戦能力を具備しただけだった。その後やっと大型軍事演習の中で広範に使用された。2007年12月になってF-22はやっと完全な戦闘力を形成したに過ぎない。

こうした飛行機は2009年になってやっとホットなポイントに出現した(ペルシャ湾)。2014年にやっとシリアで「イスラム国」を打撃する実戦の中で初めて使用された。第5世代戦闘機の第2種目の戦闘機であるF-35の運命はさらに曲折である。アメリカ空軍が初のF-35を獲得したのは2011年で、初歩戦闘力は2016年末になってやっと形成された。

第5世代戦闘機の多くの機能は、そのコストを高過ぎにさせ、また未来の戦争の上であるいは余計かもしれない。中国とその他の多くの国はいずれも巨資を投じてステルス機を研究開発しており、このため多くのステルス技術は将来時代遅れになるかもしれない。

空軍が現在対応する必要がある、より頻繁なものは非正規の武装組織である。彼らに対応するのに超音速、ステルスあるいはアクティブフェイズドアレイレーダーは必要ない。さらに重要なのは、飛行機が戦闘に素早く投入でき、一昼夜で何度も出撃でき、故障が出ず、あまり地上が技術支持を提供するのを必要としないことである。第5世代戦闘機はこうした方面がまだ旧式戦闘機に及ばない。

中国には殲ー11B、殲ー11Dといったより安価な第4世代大型戦闘機を利用して、国家防衛任務を担う可能性がある。第4世代戦闘機はさらに地上部隊支援に用いることができる。一方第5世代戦闘機は明らかに余計で、特に中国の南部と西部においてはそうである。だが、各方面から見て、中国人は一段と力を入れて自らの殲ー20を試験し、自らのステルス戦闘機を使用した戦術を制定し、同時に敵のステルス戦闘機を打撃する手段を研究するだろう。


 さすが中国人自身の記述に比べると客観的な感じがしますが、ロシアに関しても当てはまる部分は多いでしょうね。














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