アームズマガジン1997年6月号に掲載された作例です。内部メカにはマルシンのコルト.25オート(ガスガン)を使い、機能はないもののスライドが引け、バレルがチップアップし、スライドが実銃通り外せるギミックがあります。一番最初の比較写真はジェットファイアと並べたもので、25ACPと32ACPという使用弾薬の違いから、トムキャットの方がやや大ぶりなのがわかると思います。個人的にはベレッタのベストポケットピストルの中ではM21A(.22LR)が好きで、トリガーガードが普通の銃と同じ形態のトムキャットはあまり好きではありません。ガレージキットとしてはM21Aはダブルアクション、セーフティなしのモデルはない、ということで困難だったのでジェットファイアにしました。M21Aをキット化することはないと思いますが、トムキャットをエアソフトガンとしてキット化する可能性は少しだけあるかもしれません。その場合内部メカはこの作例と同じものか、啓平社のコッキングという線も考えられるかもしれませんね。