5月9日モスクワにおける「勝利の日」閲兵関連2題

 いよいよ間近になってきましたが。

http://military.china.com/important/11132797/20150427/19593066.html


中国解放軍儀仗隊、ロシアに到着 勝利の日閲兵に参加へ

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「閲兵の日が近づき、赤の広場は準備段階に入る。」)

新華社英文の報道によれば、25日110名の中国人民解放軍軍人によって組成される儀仗隊がすでにモスクワに到着し、かつ今後何日か以内に5月9日の勝利の日閲兵の準備活動に参加することになる。

祖国防衛戦争勝利70周年を慶祝するため、ロシアは今年5月9日に勝利の日閲兵式を挙行する。ロシアメディアの報道によれば、この100人の儀仗隊はモスクワ郊外の軍用飛行場に到着した後、軍隊の療養所に赴いて休養整備、およびリハーサル前の割り振りを行った。

ロシア外務省スポークスマンのアレキサンダー ルカシェヴィッチは今週金曜、現在すでに26か国の指導者が勝利の日閲兵への参加を確認している、とした。また、モスクワは16カ国に儀仗隊を派遣して当日の赤の広場の閲兵に参加するよう招待している。現在すでに10か国が軍の派遣を確認している。

視察者ネットのこの前の報道によれば、今年3月9日、中国共産党中央事務局主任の栗戦書はモスクワを訪問した時、習近平が5月9日の赤の広場の閲兵に参加することを確認した、とした。毛沢東の娘である李敏、劉少奇の娘である劉愛琴、朱徳の孫娘である劉麗はいずれも今年の閲兵式参加を招待されている。

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「ロシア軍の勝利の日閲兵を搶先看」です。「搶先看」はスラングのようで意味不明です。)

その時、旧ソ連の第二次世界大戦の老兵、イスラエルおよびその他の反ヒトラー同盟も閲兵式に参加する。

理解されているところによれば、慶祝の儀式には閲兵式、赤の広場のその夜の音楽界、およびクレムリン宮殿で行われる接待会が含まれる。

中国駐ロシア大使の李輝はこの前、中国が初めてロシアに向け軍人を派遣し、もって赤の広場の閲兵式に参加する、このことは両国の戦略的協力の豊富な内容を表現しており、両国関係の高いレベルと特徴をも体現している、とした。

これは中国人民解放軍儀仗隊初の海外デビューではない。公開の報道によれば、2010年9月17日、メキシコは独立200周年閲兵祝典を行った。この時の閲兵はメキシコ史上最大規模のもので、全部で1.81万人が参加し、閲兵を受けるスクエアチームには中国、アメリカ、ロシア、ブラジルなど16カ国から来た儀仗隊がいた。これが中国人民解放軍儀仗隊の初の海外デビューだった。

この後中国人民解放軍儀仗隊は数回海外でお目見えし、これにはベネズエラ「独立宣言」200周年記念、2013年のメキシコ独立記念への再参加が含まれる。


http://military.china.com/important/11132797/20150427/19593244.html


ロシアの閲兵の詳細が明らかに:中国・インドの軍が初めて「同じ場で競技」 (頑住吉注:原文でも「競技」が使われてますが、昨年の戦車競技会など「同じ場で競技」はしてますし、文脈からして「同じ閲兵式で競演」という意味のようです。)

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「ロシアの閲兵のリハーサル」)

大公ネット4月27日の情報 メディアの報道を総合すると、多くの国のメディアは間もなく5月9日に行われるロシアのモスクワ赤の広場での閲兵の詳細を明らかにした。中国・インド両軍はモスクワの勝利の日記念儀式で初めて「同じ場で競技」し、多くの国の指導者および政府要人が出席し、かつロシアは自らの最も先進的な武器を展示することになる。

インドメディア4月26日の報道によれば、75名のインド陸軍擲弾兵連隊の将兵からなる代表団は珍しく中国人民解放軍代表団と共に5月9日に赤の広場で行われるモスクワ勝利の日閲兵式に参加することになる。これはこの2つの軍事大国が史上初めて共に閲兵式に参加するものである可能性が高い。

インドや中国を含め、11カ国の軍隊が閲兵式に参加する。事実として、これはインド軍の外国の勝利の日慶祝活動への初参加である。

1.6万の将兵、200両の装甲車両、150機の実戦機およびヘリがモスクワ勝利の日閲兵に参加することになる。世界各国から来た指導者はこの歴史的慶祝活動を目撃することになる。ロシアは、中国国家主席習近平は閲兵式の主賓として接待されるだろう、と明らかにした。またインド首相モーディも閲兵式に出席するものと見られる。

BBCが発表した評論の文章は、中国は現在ロシアにとって制裁に参加する国を除く唯一の大型経済体となっており、中ロ関係も半世紀近く以来最も良い段階に入っている、とする。

ロシア駐中国大使アンドレイ ジェニソフは、プーチン大統領と習近平は去年1年で5回面会した、とする。彼らが今年面会する回数は去年より少なくはないはずである。このことは政治対話の重要性をはっきり示している。

習近平・プーチン間は互いを「友」と呼び、2人はいずれも自らが強力な指導者であることをはっきり示すのを好み、本国の過去の輝きを取り戻している。

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「ロシア勝利の日閲兵 大型リハーサルが初めて明るみに」です。なお以後のページの画像のキャプションは全てこれと同じです。)

ロシア衛星ネット4月25日の報道によれば、国連本部の消息筋の人物は24日、国連事務総長の潘基文がモスクワで行われる祖国防衛戦争勝利70周年の盛大にして厳かな慶祝活動への参加を計画していると明らかにした。国連ニュース所はこれに対し決して事実確認していないが、潘基文がこの活動に参加するだろうことを否定してもいない。

この前、ロシア外務副大臣のジャジロフは、ロシアは潘基文およびユネスコ事務局長ボコヴァ女史の来訪に期待している、とした。ロシア大統領ニュース秘書のペイスコフはさらに、クレムリンは4月末に勝利の日慶祝活動に参加する外国の賓客のリストを発表する、としている。

4月16日、あるロシアの専門家は次のように語った。今年5月9日、中国軍が70名の儀仗隊将兵を派遣して赤の広場の閲兵に参加する他、中国海軍艦隊も初めてロシア海軍黒海艦隊と黒海海域で合同演習を行う(頑住吉注:これはウクライナ問題で圧力を受けるロシアにとって非常に嬉しい「支援」でしょうね)。中ロ海軍はさらに今年9月3日(世界反ファッショ戦争・中国抗日戦争勝利70周年記念日)前に、日本海で大規模な海軍合同演習を行う。ロシア国防省はさらに75名の落下傘兵を派遣して日本ファシストへの戦勝70周年の北京での閲兵に参加する。ロシアの軍事専門家は、両軍は今年さらに戦車兵、偵察兵、飛行員を(頑住吉注:唐突に「擂台賽」=「日中スーパー囲碁」なんていう単語が出てきて、変換ミスか何かなのか、それとも比喩的に使っているのか全く不明)全部で15項目の活動、と強調する。

ロシア勝利の日閲兵の最終的な詳細はすでに確定している。今回の閲兵は新たな装備の数が最多の回となる。閲兵に参加する武器にはかつてロシア祖国防衛戦争で重要な作用を発揮したことがあるT-34戦車も含まれるし、ロシア最新の戦車、装甲車両、ミサイルシステムも含まれ、例えば自走榴弾砲「連盟SV」、S-400対空ミサイルシステム、「YARS」大陸間弾道ミサイルである。

閲兵に参加する外国の軍隊には、アゼルバイジャン、アルメニア、ベラルーシ、カザフスタン、キルギススタン、トルキスタン、モンゴル、セルビア、インド、中国の隊が含まれる。


 基本的に西側先進国は一歩引くようですけど、あの戦争当時非常に「世話になった」フランスはどうするんでしょうかね。しかし基本的に冷戦の再現のような構図になりつつあるのは否定できないようです。大きく違うのはやはり中国の力が当時よりはるかに強くなっていることでしょうね。潘基文の出席の有無もちょっと気になります。

















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