韓国関連二題

 まずTHAAD関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20170424/30454586_all.html#page_2


3月に韓国に赴いた中国の旅行客、前月比38%減少 外国メディア:やはりTHAADが原因

【視察者ネット総合報道】 韓国メディアは、韓国法務省出入国・外国人政策本部が23日発表した統計データによれば、3月に韓国に来た中国人は前月比38%減少し、前年比で39%減少し、のべ37.8503万人だった、とした。分析は、中韓両国の「THAAD」韓国入り問題をめぐる矛盾がエスカレートし、両国間の人員の往来の減少をもたらしている、と考える。

韓国連合通信社4月23日の報道によれば、3月、韓国に入国した外国人の総数はのべ125.4824万人で、先月と基本的に同程度だった。このうち、訪韓した日本人は前月比48%増加し、のべ27.6223万人だった。アメリカ人は前月比37%増加し、のべ8.1793万人だった。タイ人は31%増加し、のべ5.2896万人だった。

報道は、同月、韓国に居住する外国人は前月比2.3%増加し、203.1677万人に達し、このうち中国人が48.6%を占め、98.6804万人である、とする。

また3月、韓国に不法居住する外国人は連続3ヶ月増加し、21.7141万人に達した。

また台湾の「中央社」4月23日の報道によれば、韓国が「THAAD」ミサイル防衛システムの配備に同意したことは中韓関係を悪化させ、中国大陸の旅行客は自発的に韓国に観光に行くのをボイコットしている。韓国法務省が当日発表した統計によれば、3月に韓国に来た大陸の旅行客の人数は2月に比べ38%減少したが、日本、アメリカおよびタイの観光客は大幅に増加した。

報道は、アメリカが現地に「THAAD」ミサイル防衛システムを配備することに韓国政府が同意したことは北京の強烈な反応を引き起こした、とする。中国大陸のそれぞれの大手旅行会社は次々に韓国に行く旅行の行程の販売をやめ、航空会社は韓国のそれぞれの大都市と往来する航空ラインを飛行停止にし、国際旅客船さえもはや韓国の港には停泊しない。

韓国メディア:韓国政府はオウムのように「THAAD配備」を繰り返し語るだけ

最近、アメリカ副大統領ペンスが韓国を訪問した時、大統領代行の黄教安と共同声明を発表し、できる限り早くTHAAD配備を推進する、とした。

「韓民族新聞」の評論は、アメリカのホワイトハウスの外交政策顧問はかつて4月16日に韓半島で「THAAD」配備を完成させるおよび「THAAD」始動の時期につき、「現在まだいくつかの問題があって解決を必要としている。この件は(韓国の)次の大統領によって決定される必要がある」とした。

評論は、だがアメリカはかつて3月にTHAADの発射に用いる車両を韓国に輸送した後、不断に配備プロセスを加速している、とする。このため、外交顧問のこの発言は人に、アメリカは立場を改変したのか否か疑わせる。

ホワイトハウスの国家安全保障補佐官のハバート マクマスターも4月16日メディアのインタビューを受けた時、「北朝鮮問題に関し、少なくとも現在について言えば、先制攻撃などの軍事行動はまだ考慮の範囲にない(off  the table)」とした。このことは、アメリカの態度は以前の「軍事的措置を含むあらゆる選択肢を考慮中」から一歩後退していることを意味している。このことは前の2人のTHAADをめぐる発言と一脈相通じる。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:今回の韓国大統領選挙の何人かの選挙参加者。左から順に文在寅、安哲秀、洪准杓、リュウチェンミン、シェンシャンディン。」)

しかし、「韓国民族新聞」の評論は、韓国政府はそれにもかかわらず朝鮮半島をめぐる情勢の変化に全く関心を注がず、依然オウムのように「できる限り早く計画通り配備を完成させる」などの役人口調を繰り返し、全財産を「THAAD配備」に預ける焦慮の姿勢を見せている、とする。

評論は、現在の韓国政府はこのように強行して「THAAD」配備を推進し、新政府の選択権を剥奪することはできない、とする。しかも、過渡政権の寿命は残すところ3週間のみで、韓国新政府成立前にTHAADを既成事実にすることはできない。

このため、「THAAD」配備の最終的決定権は当然韓国大統領選挙後に就任する新政府によって掌握されるべきで、集票宣伝中の候補者も朝鮮半島情勢の同行に密接に関心を注ぎ、現在から前倒しで当選のために相応の外交準備を整え始めている。


 中国は批判していましたが中国以外の国からの旅行客を増やそうとする韓国の努力はかなり成功しているようですね。しかも日本からの旅行客がほぼ倍増しているという。しかしまあ韓国が中国に依存するのは旅行客だけではもちろんないんで、これで中国の圧力は怖くない、ということにならないのは当然ですが。

 次は韓国の対潜能力に関する記事です。

http://military.china.com/news2/569/20170425/30457867.html


韓国メディア:ロシアの潜水艦が先月半島東部海域を航行 韓国によって水面に出ることを迫られる

韓国連合通信社4月25日の報道は、韓国軍の消息筋の人物は25日、韓国海軍のP-3CK海上哨戒機が先月22日郁陵島南側の半島東部海域公海区域でロシアの通常潜水艦の追跡を展開したとした、とする。

この消息筋の人物は、先月22日韓米両軍海軍潜水艦と海上哨戒機は演習過程の中で潜水艦らしき物体が公海を航行するのを発見し、かつその後追跡を展開した、と明らかにした。70時間あまりの追撃の後、この潜水艦は水面に浮上し、確認を経た後ロシアの「キロ」級潜水艦だった。この「キロ」級潜水艦は全長72.6m、全幅9.9m、排水量3,000トン余り、6門の魚雷発射管を装備し、かつSS-N-27対艦ミサイルを搭載するとされる。

韓国連合通信社は、半島周辺諸国の潜水艦は半島東部公海区域での活動が比較的頻繁だが、その他の国の海軍によって水面に出ることを迫られる状況は比較的稀にしか見られない、とする。この人物は、海軍方面はすでにこの事件につきロシア太平洋艦隊司令部に向け書簡を発送し、もって抗議を示した、とする。これに対し、ロシアサイドは回答し軍事訓練と称した。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:韓国海軍の対潜機」)


 公海を航行する潜水艦にこういうことをする権利があるのかよく分かりませんがそれはそれとして「海洋のブラックホール」を発見し逃がさない機材と能力は持っているわけですね。これならこの方面で韓国に負けるとは思えない海上自衛隊が、ロシアのそれにまだ完全に追いついていないと考えられる中国の潜水艦を捕捉、追跡するのにも問題はなさそうな気がします。














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