中国、軍事情報管理を強化?

 中国空母関連‥‥かと思ったら主たるテーマは全然別でした。

http://military.china.com/important/11132797/20161228/30121112_all.html#page_2b


国産空母の最もクリアな画像が明るみに出、武器の構造がはっきり見える 何と日本メディア由来

原題:国産空母のクリアな画像の流出は憂慮に値する

最近、初の国産空母の多くの高度にクリアな画像がネット上で関心を引き起こし、画像の中の国産空母の外形および多くの構造ディテールが余すことなく一覧され、甚だしきに至っては空母の艦橋の武器の開口部の構造がはっきり見える。国産空母の主たる船体がまとめられ形をなしたとの情報はとっくに当局によって事実確認されているが、このように高解像度の空母の画像はそれにもかかわらず日本の共同通信社のウェブサイト上から流れ伝わってきたもので、撮影者は同社の業務人員である。

国産空母は依然国の重器で、まさに建造中であり、無関係の人員の不法な撮影は厳禁である。非常に厳重な安全保障の下、日本サイドの人員はそれでもこのように多くの高解像度の画像を撮影することができたのであり、このことは人に警戒を促させずにはおかない。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「ネット上に流れ伝わる初の国産空母の画像」)

軍事に関する秘密保持は国家の安全・危険、政権の強固さや戦争の勝敗に関わる。歴史上、秘密漏洩のために重大な損失を受けた例はしばしば見られて珍しくない。甲午戦争直前、日本のスパイは清国政府が朝鮮に増援する出航時間を正確に知り、結果として予定の海域で清国軍の兵員輸送船を奇襲し、内外を驚愕させた「高升」号事件を起こした。中国侵略戦争の前、多くの中国人に扮装した日本の浪人が中国に大量に入り、ほしいままに各種地形の地図作製、資源探査、社会調査などのスパイ業務を行い、日本軍がその後ほしいままに中国を虐げるために詳細を尽くした情報の支持を提供した。現在、ビッグデータクラウド技術、ビデオ撮影、民間用無人機などの技術が迅速、猛烈に発展し、技術的秘密が盗まれるリスクは増大している。これと同時に、国外のスパイ機構も裏切り扇動や利益による誘いの触角を社会各階層に向け全面的に延伸している。最近、海南省の三亜市の中級人民裁判所はある国家の秘密漏洩案件に公開で判決を下したが、犯罪分子は軍港付近に行って軍艦の画像を撮影し、活動の規則性を記録し、国外に向け90回あまり情報を伝達し、一部は機密クラスに到達していた。

現在、我が国の安全形勢には深刻で複雑な変化が発生しつつあり、隠蔽された戦線の形勢はどんどん峻厳になり、スパイ防止、秘密保持の圧力はどんどん高まっている。沈痛な教訓は我々に、スパイ防止、秘密保持は国家の安全と民族の利益に関わり、常にたゆまずしっかりとやり、厳密に防備することが必須で、わずかたりとも緩めることはできないのだと教えている。

総合的防備のスパイ防止、秘密保持集団防御体系の構築が必要である。現在、スパイ防止、秘密保持業務の重点は秘密保持機関に向けられ、一部の不法分子は好都合に「曲線」(頑住吉注:迂回路といった意味ですかね)によって秘密を盗み、秘密保持機関と関係する機構や個人を通じて秘密を獲得している。このため、我々はスパイ防止、秘密保持業務の防衛線を外周に向け延伸し、軍・地方協力強化、奨励メカニズム建立、先進的な方式を遅れず表彰するなどの方式により、広大な群衆を誘導激励し、特に秘密に関わる機関の周辺の群衆はスパイ防止、秘密保持業務に参加し、一人一人が全てパトロール員というスパイ防止、秘密保持網を形成し、不法分子に付け入る隙をなくさせる必要がある。

スパイ防止、秘密保持教育の時代性と実効性を高める必要がある。今年4月15日は初の全人民国家安全教育の日で、スパイ防止、秘密保持教育は新たな高度に引き上げられた。これを基礎に、関連の主管部門は時代の特徴に着眼し、創新に入れる力の度合いを拡大し、各種メディアに依託し、警告宣伝画の制作、公益広告の撮影、ミニ映画の製作、秘密保持宣伝ブログの普及などの形式を通じ、新たな理念・新たな措置を用いてスパイ防止、秘密保持宣伝教育を時代化、イメージ化、生動化、通俗化させ、「今日君が国家の情報を売れば、明日こうした情報がもう君の同胞を殺すかもしれない」とのスパイ防止、秘密保持意識を形成するべきである。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「国産空母の主体工程は基本的に完了し、艦橋は塗装作業が行われているところである」)

スパイ防止、秘密保持の新たな高度危険群体の管理を強化する必要がある。秘密に関わる機関や秘密に関わるポストはスパイ防止、秘密保持の高度危険群体であり、管理は相対的に厳格である。だが時代の発展や技術の進歩と共に、軍事マニアが秘密を過失で漏洩する新たな高度危険群体となり、いくつかの秘密保持機関や先端兵器が軍事マニアの撮影やネットワーク共有と共に事前に明るみに出ている。国外の非常に多くの軍事機構や人員はまさに軍事マニアの無意識の挙を通じて少なからぬ情報を獲得している。このため、積極的に軍事マニアの自律を誘導し、秘密に関わる装備を盗み撮りさせず、ネット上の管理、防備を強化し、インターネット企業の管理コントロール強化を誘導し、秘密に関わる文書および画像資料を伝播させないようにすべきである。

過失による秘密漏洩の追跡調査や懲戒メカニズムの実行を強化する必要がある。軍事の秘密がひとたび漏洩すれば国家の安全や軍隊建設に重大な損失をもたらす。手がかりをしっかり掴み、素早く捜査し素早く解決し、追跡調査の責任機関や責任者は、事実の確定という基礎の上に法により素早く問責懲罰処分を行い、かつスパイ防止、秘密保持業務の抜け穴や薄弱な部分を掘り起こし、善後策を行い、類似の事件の再度発生を杜絶すべきである。


 緊張が高まると中国はますます自由のない国になっていくんでしょう。日本の報道関係者がスパイとして逮捕されるような事例も増えるかもしれませんね。日本も当然ここまでは行かないもののもうちょっと警戒心を持つべきかも。






























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