「インド版イージス艦」関連2題

 「中華イージス」に比べてどうかが気になるところですが。

http://military.china.com/important/11132797/20150419/19549682.html


インド国産イージス艦の建造価格、48億アメリカドルに達す あるいは10隻の052Dが買えるか

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「インド国産イージス艦1隻の建造価格はほとんど中国の052D型の10倍」)

参考情報報4月19日の報道 インドメディアは、インド海軍のステルス能力を強化する努力として、ABC環境下で活動する能力を持つ新たな駆逐艦である「ヴィシャカパトナム」号が4月19日にムンバイで進水した、とする。

「新インド速報」ウェブサイトは4月17日、この艦は「コルカタ」級駆逐艦に続き追加購入された4隻の新たな艦の中の第1隻目で、工程建造価格は3,000億ルピーである(約47.6億アメリカドルに相当 1アメリカドルは約63ルピー)と報道した。この駆逐艦が2018年に現役に編入される時、この艦はインドの海上能力を大幅に向上させることになる。この何隻かの新たな駆逐艦はムンバイに位置するマジャガン造船工場で製造されつつある。

海軍設計局の局長であるA.K.サクサイナ少将はあるメディアのブリーフィングで、「『コルカタ』級駆逐艦には充分な「総体大気コントロールシステム」がなく、このシステムは軍艦が有害物質の残留が存在する区域の中を運行できるようにさせ、これは核、化学、生物あるいはその他のいかなる物質であってもである‥‥なぜなら機器室の他、艦上の全部の空気が核、生物、化学濾過器を経て吸入されるからである。」と語った。だが有害物質の残留が存在する区域にいる時は、ああした機器室の艦員は専用の防護マスクを装着する必要があるという。

(頑住吉注:2ページ目)中国国内で明らかにされている052Dの建造価格は30億人民元前後(約5億アメリカドル)でしかない

(頑住吉注:3、4ページ目)インド国産イージス艦1隻の建造価格はアメリカのフォード級空母に肉薄する


http://military.china.com/important/11132797/20150420/19552953.html


インドの改良版イージス駆逐艦進水:船体だけしかない

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「最も新しく明るみに出たインドのP-15B改良型『コルカタ』イージス駆逐艦進水の画面。当然艦体が進水しただけで上層建築はまだ施工が開始されていない。」)

長年来、インドの造船業にはずっとあんなこんなの問題が出ているが、人々は皆彼らの雄大な志を見て取ることができ、しかも進歩の道の上を行っていることは間違いなく、例えば新たな艦の進水の速度である。インドメディアの報道によれば、インド海軍P-15B型新駆逐艦「ヴィシャカパトナム」号が19日にムンバイで進水した。コルカタ級の2年半での進水に比べ、2013年10月に着工したこの工程の速度には顕著な向上がある‥‥進水したのが上層建築さえない船体だけだったにしてもである。インド人にとって、「ヴィシャカパトナム」号の進水は始まりに過ぎず、続いてさらに一連の試練に直面することになると言える。

「新インド速報」ウェブサイト4月17日の報道は、「ヴィシャカパトナム」級の艦は「コルカタ」級(P-15A)駆逐艦に続き追加で発注された艦の中の第1隻目で、工程建造価格は3,000億ルピー(1アメリカドルは約63ルピーに相当)であり、この何隻かの新たな駆逐艦はムンバイに位置するマジャガン造船工場で製造されつつある、とした。

「ヴィシャカパトナム」級の艦は全長163m、全幅17mで、区域防空能力を持ち、カタログデータ上は一定水準の区域防空能力を持つ艦である。以前の「コルカタ」級に比べ「ヴィシャカパトナム」級は艦橋と艦砲の設計の変化が最大であり、ヴィシャカパトナム」級駆逐艦は排水量も8,000トンまで増加しているほか、さらにインドが自ら生産するNirbhay巡航ミサイルを搭載することができる。

また総体環境コントロールシステム(TAC)も「ヴィシャカパトナム」級の艦の新たなセールスポイントとなっていて、ABC環境下での生存能力がより強い。海軍設計局の局長であるA.K.サクサイナ少将はあるメディアのブリーフィングで次のように語った。「『コルカタ』級駆逐艦には充分な「総体大気コントロールシステム」がなく、このシステムは軍艦が有害物質の残留が存在する区域の中を運行できるようにさせ、これは核、化学、生物あるいはその他のいかなる物質であってもである‥‥なぜなら機器室の他、艦上の全部の空気が核、生物、化学濾過器を経て吸入されるからである。」 だが有害物質の残留が存在する区域にいる時は、ああした機器室に入る艦員は専用の防護マスクの装着が必要になるという。

だが最も人を困惑させるのは、以前「コルカタ」級駆逐艦が進水した時は、完成度は非常に低かったが、艦艇の上層構造は少なくともすでに取り付けが終わっていたことである。一方「ヴィシャカパトナム」号駆逐艦の今回進水したのは単に船体だけに過ぎず、これはあるいは進水速度が「コルカタ」級に比べ早い原因かもしれない。

インドメディアの言い方によれば、「ヴィシャカパトナム」級駆逐艦の国産化率は65%に達しており、これはインドにとって非常に容易ならざる水準といえる。だがこの艦の核心たる武器システムは依然舶来品である。「コルカタ」級に比べ、「ヴィシャカパトナム」級の主砲はイタリアの「オート メラーラ」127mm艦砲に換えられている。防空システムの核心であるフェイズドアレイレーダーEL/M-2248 MF-STARは依然イスラエルから輸入されている。AK-630近接防御砲、「ブラームス」巡航ミサイルにも濃厚なロシアの色彩がある。艦対空ミサイルに関しては、「ヴィシャカパトナム」級が使用するものとしては依然イスラエル製の「バラク」-8が選択されているが、このミサイルの商品供給時期は今に至るも依然未知数である。

インド海軍の計画によれば、「ヴィシャカパトナム」号駆逐艦は2018年に就役することになり、その時インドの海上能力は大幅な向上を達成する。だが「計画の中のインド」というやつで、現実の中での信頼度はあいにくと周知のとおりであり、インド海軍の「コルカタ」級駆逐艦の3隻の船は竜骨の敷設から正式就役まで基本的に全て10年の時間を用いている。もし「ヴィシャカパトナム」級駆逐艦がこの種の建造速度を継続したら、就役時期は元々定められた計画を非常に大きく超えることになる。

(頑住吉注:2ページ目)外観から見るとこの艦の製造技術はやはり相当に素晴らしい。ただ一般に艦首ソナーを装備する位置は、何と「飛行場のように平坦」である!

(頑住吉注:3ページ目)P-15B改良型「コルカタ」級駆逐艦の設計図とされるもの(頑住吉注:「構想図」とかでしょうね)。外観上P-15Aとの差異は大きくない! B型と呼べるのはあるいは国産化率がより高いからかもね。

(頑住吉注:4ページ目)先日インドメディアはもう1隻の建造中の「コルカタ」級の艦の画面を明るみに出し、これは第2号艦らしく、外観を見るとすでに基本的に艤装が完成している。


 日本としてはぜひインドに頑張ってほしいところですが、やはりそう簡単には戦力強化は進まないようです。以前国産空母でもあったように、完成度が低い中での進水はあるいは民間船舶のために早く建造場所を開けるとかいう理由かもしれません。
















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