スホーイ-57戦闘機

　読みたいと思っているのに見つからない「擁護論」かなと思って読んでみましたが‥‥

http://www.hao123.com/mid?key=pZwYTjCEQvdGUa48ugI1QMPGUhD8mvqVQhP8QvG1TvfEnW0kraYsniYsPBqbUvnVpyu4TyV9TMcLPHmYrHR1QMPCIAd_&from=tuijian&pn=1

ロシアのスホーイ-57戦闘機を詳解：かつて問題がすこぶる多かったが、こうした優勢は過小評価を許さない

（頑住吉注：原ページのここにある画像のキャプションです。「T-50戦闘機は2011年モスクワ航空展で火炎を噴出させた」）

T-50原型機は初期の試験飛行の中で問題を暴露することがまだ比較的多く、例えばT-50-1原型機は2011年モスクワ航空展のデモンストレーションに参加した後、構造性の損壊を検査で見つけ出され、そこでこの機はその後1年あまりの時間内飛行停止されて大修理し、機体表面には多くの強化パッチが当てられた。

T-50の製品117エンジンも非常に信頼性が高くはない。この機は試験飛行中かつて数回の片発故障に遭遇し、やむを得ず緊急着陸した。2011年のモスクワ航空展はこの機の面目を完全に失わせ、T-50-2は発進時に圧縮機のストールが発生し、尾部噴射管から何mもの長さの炎を噴出させ、やむを得ず発進を放棄した。さらに人を気まずくさせたのは、第5機目の原型機T-50-5が2014年6月10日にインド代表団のためにデモンストレーションし降着した後滑走路上で出火し、その後共青城で16ヶ月の大修理をしたことである。

（頑住吉注：原ページのここにある画像のキャプションです。「スホーイ-57戦闘機」）

T-50原型機がこれまでの試験飛行の中で暴露した構造強度問題は現在すでに解決が得られており、スホーイ-57の最初の生産ロットでは改変後の機体構造を持っている。現在スホーイ社はまだスホーイ-57に対する改良を継続して行っており、この内容には換装された製品30エンジンや航空電子システムが含まれる。T-50-6-2から開始された後続の原型機は全て強化後の機体構造を持つ。

Ｔ-50-9原型機は初めてのスホーイ-57生産型フルセット航空電子およびセンサーユニットを装備した原型機で、それまでの原型機は一部のセンサーを持つだけだった。

スホーイ-57の航空電子およびセンサーシステムは全て1台の中央コンピュータによってドッキングとコントロールが行われ、スホーイ-57のセンサーユニットにはSh121レーダーシステムや101KS光電子システムが含まれる。

ジューコフスキーのティヘミロフ計器製造研究院（NIIP）が研究開発したSh121レーダーシステムはNO36レーダー、L402電子情報・電子対抗（ECM）ユニットによって組成される。NO36「松鼠」レーダーには5つのアクティブフェイズドアレイアンテナがあり、そのうち3つはＸ周波数帯、2つはL周波数帯で、一体にコンビネーションされた後では飛行機の前半球270度（左右それぞれ135度）の空域をスキャンできる。スホーイ-57は空戦の中でL周波数帯アンテナをステルス目標を探知計測する主要な手段として頼り、波長が比較的長いレーダー波によってX周波数帯にのみ照準を合わせた空中目標が発見できる。

（頑住吉注：原ページのここにある画像のキャプションです。「矢印はスホーイ-57が装備する101KSシステムをマーキングしている」）

101KS「環礁」光電子ユニットはエカテリンブルクのラール光学・機械工場（UOMZ）によって研究開発され、飛行機の周囲全方向の空間に対し光電子監視が実施でき、かつミサイル攻撃の防御に用いることができる。「環礁」は101KS-V赤外線捜索・追跡（IRST）装置、4つの紫外線ミサイル接近警告センサー（MAWS）、2つの101KS-0赤外線指向性妨害センサー、低空飛行および降着に用いる101KS-P小型前視赤外線センサー1つからなる。現在スホーイ-57とコンビネーションされる101KS-Nナビゲーション・照準吊り下げポッドは研究開発中である。この機はさらにL402「ヒマラヤ」電子対抗ユニットを持ち、このシステムは独自の発射アンテナを持つが、システムがレーダーと同じ周波数で作動する時は、NO36のアンテナアレイを使用する。

だがスホーイ-57プロジェクトの深刻な遅延のため、ロシア国防省は第1ロットのスホーイ-57の購入数を大幅に削減した。2020年までに、ロシア空軍はスホーイ-57を以前承諾した60機ではなく、一個中隊（12機）しか装備しない可能性がある。

スホーイ-57の購入数減少をもたらした原因にはロシア経済の悪化の他、さらにスホーイ-35Sとの直接の競争もある。ロシア最新型の第4+++世代戦闘機として、スホーイ-35Sはステルス能力を具備しないことを除き、初期型スホーイ-57とほとんど何の差異もない。

劣勢を挽回するため、スホーイ社は現在積極的に第2段階のスホーイ-57を研究開発しつつあり、この機は新型の製品30エンジンに換装される。第1台目の製品30エンジンサンプル機は2016年11月11日に地上試運転を行った。2017年12月5日、ロシア人が期待してすでに久しい「製品30」エンジンがついにスホーイ-57S戦闘機上に装備されて試験飛行を開始した。この飛行機はスホーイ-57の第2機目の原型機T-50-2だった。

製品30は全く新しく設計された戦闘機のエンジンで、最大推力は16〜17トン級で、製品117の14.5トンを大幅に超え、しかも重量がより軽く、部品がより少なく、操作コストがより低い。製品30はステルス設計を取り入れ、エンジンの冷段は一段階のファンと三段階のファンを持ち（製品117は4段階）熱段（エンジンの核心）は5段階の圧縮機（製品117は9段階）と1段階のタービンを持つ。

スホーイ-57というこのプロジェクトが最終的に成功し得るか否かには2.0バージョンの研究開発がスムーズに行われ得るか否かを見ることになり、製品30エンジンを整合した後でのみ、スホーイ-57はやっと計画の中の超音速巡航と超機動性能に到達することができる。また、この新型エンジンの鋸歯状尾部噴射管も飛行機のステルス性能を増強し、最終的にスホーイ-57を新にF-22と対抗できる戦闘機にならせることができる。（作者の署名：アームストロング）

　多くの批判する意見に対する反論やフォローになる内容は含まれていませんでしたね。まあ理論的にはステルス性が比較的低くても特殊なレーダーでF-22を遠距離から発見できれば対抗し得る可能性はあるわけでしょうが。