ドイツ語版「Wikipedia」によるG36の説明
http://de.wikipedia.org/wiki/G36
HK G36
ストゥルムゲベールG36はドイツ連邦国防軍のスタンダード歩兵銃である。この銃はゲベールG3の後継機である。G36はバレル、閉鎖機構、スプリング、そしていくつかの小部品を除き完全にプラスチックからできている。
HK G36 | |
全般的情報 | |
民間での名称 | SL8(頑住吉注:これは民間バージョンであって「民間での名称」ではない気がしますが) |
軍での名称 | G36 |
実戦使用国 | ドイツ、スペイン、および他諸国の警察部隊と特殊部隊 |
開発者/メーカー | ヘッケラー&コック |
生産国 | ドイツ |
生産時期 | 1997年から今日まで |
モデルバージョン | G36、G36K、G36C、G36V、G36KV、SL8、SL9 |
銃器カテゴリー | ストゥルムゲベール |
寸法 | |
全長 | 1,000mm。折りたたみ時750mm |
全高 | 320mm。マガジンなしでは263mm |
全幅 | 64mm。折りたたみ時94mm |
重量(空マガジン込み) | 3.63kg |
重量(最大限装備) | 4.113kg |
テクニカルデータ | |
口径 | 5.56mmx45NATO(SS109) |
可能なマガジン充填 | 棒状マガジン:30発 ドラムマガジン:100発 |
弾薬供給 | 棒状マガジン、ドラムマガジン |
効果的射程 | 200〜500m |
最大射程 | 2,860m |
発射速度 | 750発/分 |
射撃種類 | セミオート、フルオート |
初速 | 920m/s |
ライフリングの数 | 6条 |
ライフリングの方向 | 右回り |
サイト | ターゲットオプティカルサイト:1.5または3倍 リフレックスサイト:1倍 緊急サイト(バージョンV) |
閉鎖機構 | 回転ヘッド閉鎖機構 |
装填原理 | ガス圧ローダー |
(頑住吉注:目次省略します)
歴史
すでに1970年にドイツ連邦国防軍はG3の後継機に向けた要求をまとめていた。これを基礎にしてヘッケラー&コックはG11の開発を開始し、1988年頃に終了した。特に重要な要因として変化した政治状況(再統一、東ブロック崩壊)がゲベールG11の調達を妨げた(それにもかかわらず大量生産が準備された)。1992年、ドイツ陸軍はG3の後継機に向けた要求を新たに定めた。この要求は(頑住吉注:前例のない画期的なものだったG11とは異なり)すでにマーケットに存在するゲベールがやりこなさねばならないものだった。ステアーAUGとヘッケラー&コックのHK50がゲベールおよび軽機関銃(lMG)バリエーションで部隊テストの形式でテストされた。最終的に勝者はHK50となった。これはG11と比べるとむしろ保守的な銃だった。1995年5月8日、採用許可書類にサインされ、1997年12月3日、Hammelburg歩兵学校においてG36の名称の下に正式な陸軍への引き渡しが行われた。しかし軽機関銃36(LMG36)の採用は断念された。バイポッドを装着したゲベールの成績がLMGのそれと大差なかったからである。その代わりゲベールを支援火器として使用できるように、銃の付属品としてバイポッドおよびドラムマガジンが調達された。
説明
G36は6つのロッキング突起を伴う回転ヘッド閉鎖機構を持つガス圧ローダーである。
G36システムの他のガス圧ローダー群に対する本質的差異は、閉鎖機構が閉鎖機構の駆動棒と結合されていないところにある(頑住吉注:そういう銃は珍しくはないはずです)。
また火薬ガスはダイレクトに閉鎖機構に導かれない(例えばコルトゲベールM16のように)。このためG36は火薬ガスによる汚れに対して比較的鈍感である。
発射後、燃焼ガスはバレル前部中央にある穴ぐりを通ってガスピストンのあるガス受け入れ部に導かれる。ガスピストンは駆動棒と結合されている。駆動棒は駆動運動量を閉鎖機構キャリアに伝達する。これにより閉鎖機構キャリアは後方に動き、その「あやつるカーブ」によって閉鎖機構ヘッドの「あやつるボルト」を下に押す。これにより閉鎖機構ヘッドは小さな角度での回転を強いられる。この結果ロッキング突起は解放され、閉鎖機構はロック解除される。
閉鎖機構は大きく後方に走り、空薬莢をエキストラクターによってバレルのチャンバーから引き抜く。薬莢は最終的にエジェクターによって投げ出される。さらに後退する閉鎖機構は閉鎖スプリングを圧縮し、ハンマーを下方のレスト位置へと押し下げる。
後退運動の最後に閉鎖機構の残存エネルギーが閉鎖機構バッファーによって使い果たされた後、運動の逆戻りが行われる。閉鎖スプリングは閉鎖機構キャリアを再び出発位置に押し、この際前進によって1発の新しい弾薬がマガジンからチャンバー内に導入される。閉鎖機構キャリアはこの際閉鎖機構ヘッドをその「あやつるカーブ」上で再びロックポジションへと回転させる。
1挺のゲベールが支給される前にいろいろな検査、特にテスト射撃を通過しなくてはならない。この際特別に精度の高い試射弾薬を使い、5発が100mの距離で発射される。弾丸のグルーピングが15cmより大きいことは許されない。通常の部隊用弾薬を使うと100mのグルーピング平均17cmが達成される。
G3(7.62mm)と比較して小さい口径、そしてそれによる小さい反動運動量により、射手はG36を長いフルオート射撃の際より良くターゲットに向け保持できる。他のNATO諸国が等しい弾薬を使用しているため、兵站上のコストは小さく、その上同じ重量でG3の場合より多い弾薬を携行できる。
構造グループ
G36は簡単な操作でその9(バイポッドを含めると10)の構造グループに分解できる。いくつかの構造グループはさらにその単一の構造部品に分解できる。
●バレルおよび増築部の付属したレシーバー
○レシーバー
○マガジン収納部
○マガジンキャッチ
○バレル
○ガス駆動装置(ガスピストン、駆動棒、ガス取り出し
○銃口炎抑制器)
○アクセサリー(グレネードランチャー等)
●マガジン
●スリング
●グリップフレーム(コンプリート)
●ショルダーストック(コンプリート)
●ハンドガード(コンプリート)
●閉鎖機構(コンプリート)
○閉鎖機構キャリア
○安全ボルト
○ファイアリングピン
○あやつるボルト
○閉鎖機構ヘッド
●閉鎖スプリングが付属した後部部品
●照準設備が付属したキャリングハンドル
●バイポッド
クリーニングのためには銃を上記のように分解する。フィールドでのクリーニングの際は、閉鎖機構はコンプリートなままとし、駆動棒とガスピストンは分離しない。銃の分解および組み立ての時間的基準は通常2分である。しかしこれはいくらかの練習により30秒に削減できる。この経過は他の諸ストゥルムゲベールと比べいくらか長い時間がかかる。いくつかの構造グループ(コンプリートなグリップ、閉鎖スプリングを持つ後部部品、コンプリートなマガジン収納部およびハンドガード)が3本の保持ボルトで固定されているからである。この保持ボルトはショルダーストックの4つの穴に「暫定収納」される。国際的な比較においてこの「ドイツ式解決法」は(G3の場合と似て)類例を見ないものである。
サイト
G36(スタンダード)は2つの部分からなるデュアル主要コンバットサイトを持つ。
スコープ
3倍の拡大により、兵に500mまでの距離のターゲットとの戦闘を可能にする。サイト内には800mまでのマンターゲット用の距離見積もりマークがある。これはターゲットの体の大きさ1.75m用に設計されている。これは距離の見積もりのために使用される。ターゲット円内のレティクルは、射撃距離200m用のターゲットマークであり、この銃は通常このマークで照準合わせされる。さらにオプティカルサイト内には3つのレティクルがあり、これはそれぞれ200、400、600、800m用ターゲットマークとして役立つ。最も上のレティクルのみ円で囲まれており、この円の外周が水平線と交わる2つのポイントは、距離200mにおける15km/hの速度を持つターゲット用の狙い越しマークとして役立つ。レティクルの最も下のポイントが円と交わる所は、400mマークである。
(頑住吉注:この直訳だけでは分かりにくいので補足説明します。
まあこの図だけで充分だと思いますが、距離200mの静止目標ではずばり中心で狙いますし、これで照準合わせします。距離400mでは中心の円の下端で、距離600mではその下の十字の中心で、距離800mではそのまた下の十字の中心で狙います。遠距離の移動目標を狙う際には目標の未来位置を狙う、いわゆる「狙い越し」が必要になりますが、距離200m、時速15kmで左方向に移動する目標の場合は中心の円の右端で、右に移動する目標の場合は左端で狙うわけです。ただ、敵までの距離(言うまでもなく全身をさらして直立した人間とは限りません)や移動速度を目測で正確に測れるわけはなく、敵が200m以外の距離にあった場合、斜めに移動していた場合の修正はよほどの熟練がなければ無理でしょう。これはたまたま距離200mと400mの狙点を結んだ円でたまたまそうなったものを、「こんな機能もある」としただけのような気もします。左下にあるのは人間の背丈で距離を見積もるマーキングで、右端に人型を書き込みましたが、この大きさなら200m、その左なら400m、その左なら600m、左端なら800mとなるわけです)
5.56mm弾のフラットな弾道のおかげで、取るに足らない程度低く設定した狙点によって、200mより近い距離のターゲットにも命中させられる。
コリメーターサイト(リフレックスサイト、主要戦闘サイト、レッドポイントサイト、反射されたターゲットポイントサイトとも言う)
これはサイト上側から日光を取り入れ、赤い点としてサイト内に反射投影する。構造方式により、射手のみがこの点を見ることができる。光が弱い際はコリメーターサイト上の蓋を閉め、光源が日光に換えられる(バッテリー1個によって最大36時間投影される)。
こうして生じる赤い点の明るさは、フォトセンサーによって自動的に光の状況に適合される。悪いコントラスト状況下では、射手はオン・オフスイッチを押すことで光の強さを高めることができる。時限スイッチが約45秒後に照明の明るさをスタンダード値に復帰切り替えさせる。
このコリメーターサイトは最大200mまでの距離の速射用に使われる。弾丸のフラットな弾道ゆえに50〜150mの間の狙点を変化させないことが可能である。射手はこのサイトを使っての射撃の際、両目を開けている。これはより広い視野と、より素早いリアクションを可能にする。
(頑住吉注:原ページ右にはこの二階建てサイトの画像があります。下は「LLM01」レーザーモジュールをさらに付属させたところです)
夜視アタッチメント
G36用には夜視アタッチメント(NSA 80)が入手可能である。これは工具なしで手を使って保持金具にマウントできる。これによりG36はターゲットオプティカルサイトの調節を必要とすることなしに、20m以遠の夜間戦闘能力を得る。だがこれはNSA80にカバーされてしまうリフレックスサイトの断念の下になされる。NSA80によりG36の重心は前、そして上方にずれ、この結果安定した射撃が困難になる。だがこれは3つ連結したマガジンからなる対抗ウェイトによって一部相殺できる。G36はこの状態で約6kgである。付属のアダプターレールにより、NSA80はドイツ連邦国防軍のパンツァーファウスト3用にも使用できる。
夜間戦闘サイト
キャリングハンドル上にあるフロント、リアサイトからなる照準具は、リフレックスサイトを持たない(例えばスペイン陸軍に使用されている)G36の輸出バージョン用近接戦闘サイトに過ぎない。ネジと接着剤でマウントされているリフレックスサイトを叩き落とす試みは、たいてい3つ全てのサイト設備の破壊という結果になる(頑住吉注:これは補足説明なしには理解不能なので後日別の項目で触れます)。
グリップ/トリガー構造グループ
G36の全てのバージョンは、次のようなトリガー構造グループ付きで入手可能である。
文字による記述(ドイツ連邦国防軍およびNATOのスタンダード)
●S:セーフティ、E:セミオート、F:フルオート
●S:セーフティ、F:ファイア(セミオート)
絵文字による記述(示した数字はトリガー構造グループ上にある発射モードごとの描かれた弾丸の数を意味する)
●0:セーフティ、1:セミオート、5:フルオート
●0:セーフティ、1:セミオート
●0:セーフティ、1:セミオート、2:2発バースト
●0:セーフティ、1:セミオート、2:2発バースト、5:フルオート
諸バージョン
バージョン | 全長(mm) | 銃身長(mm) | 重量(kg) | サイト | マガジン(発) |
G36 スタンダード | 1000(750) | 480 | 3,630(4.0) | 3倍オプティカルサイト+リフレックスサイト | 棒状(30連)、ドラム(100連) |
G36K クルツ | 860(615) | 318 | 3.3(3.7) | ||
G36C コンパクト | 718(500) | 228 | 2.8(3.2) | メカニカルサイトの付属した低いプラスチック製ピカティニーレール または オプションの起倒式サイト(「Flip-Up Sights」)が付属した中程度の 高さのアルミニウム製ピカティニーレール |
|
G36V バリエーション (かつてはG36Eと呼称) |
999(758) | 480 | 3.3(3.7) | スタンダードは1.5倍オプティカルサイト オプションで3倍および1.5倍オプティカルサイト+リフレックスサイト、 3倍オプティカルサイト+リフレックスサイト、あるいはG36Cの 場合のようなプラスチックまたはアルミニウム製ピカティニーレール |
|
G36KV クルツバリエーション (かつてはG36KEと呼称) |
860(615) | 318 | 3.0(3.4) | ||
SL8 民間用 | 980-1030(-) | 510 | 4.2(4.4) | メカニカルサイト(スコープが付属品として入手可能) | 棒状(10発) |
※全長の括弧内はショルダーストックをたたんだ状態。重量は空マガジン付き。括弧内は充填したマガジン。
(頑住吉注:原ページにはここに、バイポッド付き(たたんだ状態)、AG36グレネードランチャーおよびLLM01レーザーモジュール付き、バイポッド(開いた状態)およびドラムマガジン付き、の各画像があります)
長所と短所
構造方式
プラスチックの大幅な使用はいくつかの長所をもたらしている。製造はスチールの使用の際よりもコスト上好都合である。その上プラスチックは低温時により適している。さらに重量が大幅に削減されている。
弾薬
さらに、口径.223(メートル法では5.56mmx45、NATOコード:SS109)への変換は、弾薬重量およびフルオート時の命中密度に関していくつかの長所をもたらしている。
比較的高い初速を持つ小口径弾薬は、G3に使用されたNATO弾薬.308(7.62mmx51)よりもソフトーターゲット内により高い損傷をもたらす。弾丸のより小さい重量により、エネルギーは非常に急速に放出される。その上この弾丸は、ターゲットが150m以上離れていない場合、ソフトターゲットへの命中後、何cmも侵入しないうちに破砕する。
しかしこの小口径は.308よりも小さい貫通力と射程も持つ。偵察の高い重要性と遠隔兵器を伴う新しい紛争シナリオ(例えば平和維持活動)に基づき、歩兵の戦闘距離は再び大きくなっている。このため多くのNATO陸軍はずっと以前から.223とは違う弾薬を熟考している。
サイト
これに対し多くのG36で問題をはらんでいるのは、サイト(特にリフレックスサイト)が高い湿度または雨の際に曇る可能性があり、射手が明確により劣った命中チャンスを持つという点である。その上このサイトは簡単に汚れ、あるいは損傷する。低い気温の際は、息を吐く時の不注意もしくは誤って息を吐きかけるだけで照準設備を曇りによって使用不能にするのに充分である。サイト保護キャップはドイツ連邦国防軍の基準では備えられていないが、そうこうするうちに部隊に支給されている。メディアにおいては、アフガニスタンに投入されている兵に関するレポートで、磨き布でG36オプティカルサイト用「保護設備」を作っているのが見られる。
この経験に基づき、ヘッケラー&コック製のG36にはさらなる改良が加えられた。採用されたG36A2は今やZeiss製Z-ポイントリフレックスサイトを持ち、G36Kバージョンはドイツ連邦国防軍によって2つのバージョンが装備されている。G36KA1とG36KA2である。A1はG36Cのようなレール、EO
Teckホロサイト551あるいはEO Teckホロサイト552、ノーマルなフォアストックと交換してRisシステムを装備している。G36KA2はG36Kのような装備だが、HKV(頑住吉注:意味不明です)に特徴的なリフレックスサイトの代わりにEO
Teckホロサイト551を持つ。
付属品
最重要にして最も頻繁に見られる付属品(特にドイツ連邦国防軍において実戦使用)
●バイポッド
●ドラムマガジン
●NSA 80 (ナイトアタッチメント80)
●赤外線アタッチメントHuntIR(かつてはN/PAS-13と呼称したがテストのみで調達はされず)
●グレネードランチャーAG36
●バヨネット
●軍事教練弾薬器具(MPG) (頑住吉注:ブランクアダプター)
●安全軍事教練弾薬器具(SMPG レッド)
●安全軍事教練弾薬器具(SMPG ホワイト)→AGDUS (頑住吉注:レーザーを使ったシミュレーション器具だそうです)
●レーザーライトモジュール(LLM01)
その他
いろいろな軍および警察部隊でのワールドワイドな使用とならんで、G36はしばしば映画やビデオゲームに登場する。
トリビア
プラスチックの広範囲な使用により、このゲベールはドイツ連邦国防軍の中ではしばしば、「タッパー部品」、「レゴゲベール」、あるいは「Plastik
Peng Peng」(頑住吉注:「プラスチックバンバン」)のあだ名で呼ばれている。
実際に使用している人が多数いるドイツ人ならではの詳しい説明です。
先日紹介した「G3の歴史」の項目には「何とか良好に維持された公用ゲベールはこれにより、距離100mで10発のグルーピングが直径10cm、300mで30cmという結果を出す(オープンサイトで射撃して」)。とありました。これに対し今回は「通常の部隊用弾薬を使うと100mのグルーピング平均17cmが達成される」とありました。新品と「何とか良好に維持された公用ゲベール」との比較、またオープンサイトでの射撃と光学サイトでの射撃の比較でもありますし、G36の命中精度はG3に劣ると考えられます。やはりG3のフローティングバレル、命中精度に悪影響を及ぼすバレル途中のガス取り出し穴がないなどの特長が有利に働いているんでしょう。ただしフルオート時の集弾性では当然G36の方が上になります。近距離でG3より大きな傷を作るのは弾丸が浅いうちに破砕するからだとされていますが、何故これがハーグ協約違反とされないのか不思議です。まあこういったものは先進国が一致して(旧ソ連が先に使い、西側先進国が抗議せず真似した形で)通してしまえばうやむやのうちにそれで進んでしまうんでしょう。
サイトに関する詳しい説明を読むと非常によく考えられたものであるのが分かりますが、一方曇りやすい、壊れやすいという欠点もあることは認めざるを得ないようです。スペインが簡易型を採用していることでも分かるように高価という問題もあります。G36A2シリーズはすでに採用されているということですが、従来の型と完全に交代していくのか、並存していくのかは不明です。
G36に関してはこんなページもありました。ディテールがよく分かる画像がたくさんあります。
http://www.bimbel.de/artikel/artikel-23.html