珠海航空展に関する外国人のコメント3題

 全部違う国の専門家です。

http://www.hinews.cn/news/system/2014/11/14/017113252.shtml


パキスタンの少将、殲ー31は世界最良と賞賛 パキスタン、購入を希望

東方ネット11月14日の情報:第10回中国国際航空宇宙博覧会は正式に開幕し、少なからぬ外国軍の視察を引きつけている。中国航空館中航工業軍用機展示区域内で、静態展示される「梟竜」戦闘機の傍らに立つパキスタン空軍少将ハーリドは再三中国・パキスタンの長きにわたる友情を肯定し、かつパキスタン軍が今回の航空展に初めてお目見えした中国第4世代戦闘機殲ー31の購入を希望すると明らかにした。

ハーリドは説明し、今回は自分にとって3回目の中国航空展参加であり、自分は中国航空展の展示品はどんどん多くなり、毎回必ず非常に大きな進歩があると考える、と語った。これまでの何度かの航空展に、中国はいくつかの防御的性質の武器しか展示しなかったかもしれないが、今年は非常に大きな進歩で、航空展全体のレベルが非常に大きな向上を達成した。展示品の範囲もどんどん広くなり、特に軍事展示品方面では、今年新たに展示された多くの実戦機はその印象が深い。ハーリドは、「中国航空展には毎回必ず新たな事物があり、世界のその他の国の航空展は決してこのようではない。今回中国は非常に多くの武器と武器システムを展示し、中国の航空領域における進歩の速さを証明するに足りる。私は中国航空事業の発展は高速運転の軌道上にあると考える。」と率直に言った。

このかつてF-16など欧米の戦闘機を操縦したことのある少将は、自分は中国の戦闘機に惚れ込んでいる、とする。「殲ー6、強-5、殲ー7といったパキスタン空軍が使用する戦闘機、攻撃機を私は全て好きだ。特に『梟竜』戦闘機は中国・パキスタン協力プロジェクトで、私自身全身全霊でこの戦闘機の設計に打ち込み、パキスタンはこのプロジェクトに非常に多くの資金を投入もした。最終的に我々は見るべき成果を得、パキスタンはこれに対し無比の誇りを感じている。」 (頑住吉注:この戦闘機の性能が非常に良いとは決して言ってないですね。)

ハーリドはさらに、以前パキスタンは西側諸国の武器を導入したことがあるが、最終的にはやはり改めて中国製品を選択し、何故なら2002〜2006年の中国航空展で、中国の展示品がパキスタン軍に非常に大きな驚きと喜びをもたらしたからだ、と語る。パキスタン軍に今回の航空展に初めて展示された殲ー31購入の意志があるか否か問われた時、ハーリドは肯定して次のように語った。「これは現在世界で最も良い戦闘機であり、我々は非常に購入を期待する。」 提示しておくに値するのは、ハーリド少将がインタビューを受ける過程で何度も興奮して中国・パキスタン間の友情に言及したことである。「中国とパキスタンは最も良い友であり、世界のいかなるその他の2つの国も我々のように緊密ではない。」


 まあこの人の立場ならこういうわなとしか言えないですね。購入を希望しても殲ー10さえ買えずにいるパキスタンに金が出せるかどうか不明ですし。

http://www.hinews.cn/news/system/2014/11/14/017113240.shtml


ブラジル国籍の機長:殲ー20戦闘機が好き スホーイー35の総合的実力は殲ー31に勝る

今年の珠海航空展現場は世界各国の軍人、民間人の来場、見学を引きつけている。航空展現場の屋外展示区域の1機のブラジル航空工業が静態展示する「グローバル5000」の下で、2人のブラジル国籍の機長がグローバルネット記者のインタビューを受けた。

珠海航空展に対する印象を問われた時、ディモウシー機長はこれは自分にとって初めての中国航空展参加で、自分は一切に整然と秩序があると思う、とした。もう1人の機長であるマーロンも全体的に非常に凄い、とした。ディモウシーはさらに、「私は珠海航空展が非常に好きになり、中国の殲ー20戦闘機も非常に好きで、ここでの最大の幸せは多くの中国軍用機を見られることだ。」と語った(頑住吉注:殲ー20は航空展には模型すら展示されてないはずです)。だが口振りからはそのスホーイー35に対する傾倒が隠し難く、「私は非常にスホーイー35の飛行デモンストレーションを味わい楽しんだ。」とした。スホーイー35と殲ー31をどう比較するか問われた時にマーロンは、この2種の飛行機は必ずしも同じではなく、比較は非常に難しい、とした。一方ディモウシーは肯定的に、「スホーイー35の総合的実力は明らかに殲ー31より高い。」と回答した。

提示しておくに値するのは、マーロン機長がスホーイー30の飛行服を着ていたことである。まさに自らがかつてスホーイー30を操縦し、かつ現在中国の航空会社で仕事をしているからこそ、彼はその他の航空展ではなくより珠海航空展に来たかったのである。この前彼はドバイなどその他の国の航空展にも参加したことがある。マーロンは、中国航空展の兵器、軍用機はより多いが、他国の航空展の動態展示は中国航空展に比べ多い、とする。彼はさらに、珠海航空展のネット宣伝、情報伝達に入れる力の度合いはいずれも不充分である、と考える。

2人の民間航空の機長は、スホーイー35は殲ー31に比べ一段優れていると直言する。一方ちょうど通りかかったベルギーの飛行シミュレーター操縦訓練会社(Flight Simulation and training)CEOのBert Buyleは対話を聞いて記者に対し、中国は多くの本土の飛行員を早急に必要とする、とした。(実習記者:ジョウペン 原稿チェック:范辰言)


 これらのブラジル人は発言が率直ですね。まあ軍への引き渡しが開始された機と試験飛行段階の機を同列に論じることはそもそもできないと思いますが。

http://military.china.com/important/11132797/20141113/18958126.html


ロシア:スホーイー35のコピー生産は非常に難しい 中国に「クローン」される危険は存在せず

(頑住吉注:原ページのここにある動画のキャプションです。「中国空軍のスホーイー35購入は10年の優勢を獲得することに アジアをあまねく打撃し敵なし」)

参考情報ネット11月13日の報道 外国メディアによれば、ロシア連合飛行機製造社総裁ミハイル ボゲシャンは、ロシアのスホーイー35戦闘機が中国によって「クローン」される可能性は高くないとした。

タス通信社11月11日の報道によれば、ロシアのスホーイー35新型戦闘機は11月11日に開幕した珠海航空展で特技飛行デモンストレーションを行った。ロシアでは全部で47のメーカーが今回の航空展に参加している。

ボゲシャンは航空展で、「高度科学技術製品のコピー生産は非常に難しい。私はスホーイー35が中国で『クローン』される直接の危険は存在しないと考える。」と語った。

彼は、ロシアには中国にスホーイー35戦闘機を販売する意志がある、と指摘したが、彼は談判の具体的ディテールを明らかにすることは拒絶した。

ボゲシャンは、ロシアの軍事装備が中国で「クローン」されることに対応する最も良い方法は不断に戦闘機を完備させることだ、とする。彼は、「我々が以前国家間の契約に基づいて中国にスホーイー27の生産技術を移転した時にかつて、もし中国が国内で生産したら、中国はもう我々から飛行機を買わないのではないかと疑った。だが我々の心配は的中しなかった。」と語る。

タス通信社11月11日の報道によれば、ロシア工業・貿易省副大臣ユーリ シルサリーは珠海航空展で、ロシアと中国は117S航空エンジンに基づく合同プロジェクトを討論してもよい、とした。

シルサリーは、「我々はスホーイー35戦闘機の近代化されたエンジンである117Sのサンプル品を持ってきた。ここにはこれに興味を感じる人が非常に多く、非常に多くの人がこれと関係ある合同プロジェクトを討論したがっている。」と語った。

また彼はもう1種のPD-14エンジンがアジア市場で歓迎を受けることを希望した。このロシアでテスト中のエンジンも珠海航空展で展示が行われる。

タス通信社は11月11日さらに報道し、ロシア空軍スポークスマンイゴール クリモフは、「ロシアの勇士」飛行デモンストレーション隊は中国の珠海航空展で史上最も内容豊富で難度最大の特技飛行出し物を完成させることになる、とした。ロシアの飛行員は連続3日、毎日2回珠海飛行場上空で高級特技飛行を見せている。

クリモフは、「ロシアの勇士」は珠海航空展開幕式で演技を成功させ、熱烈な喝采を勝ち取った。観衆たちは大いに喜んだ。12日と13日、飛行隊は圧縮版の出し物をデモンストレーションする。5機のみの飛行機でである。だが14日から16日、飛行員は毎日2回飛んで30分間の完全なデモンストレーションを完成させる。」と語る。

(頑住吉注:2ページ目)スホーイー35戦闘機は戦闘機の世代上は第4世代戦闘機の改良型に属し、すなわち第4世代半戦闘機である

(頑住吉注:3ページ目)スホーイー35の外形は全体的に言って非常にシンプルで、大部分のアンテナ、センサーは内蔵式に改められている

(頑住吉注:4ページ目)スホーイー35は航空電子システムと武器搭載能力が強化され、機体も拡大され、空虚重量は18,400kgにまで増加している

(頑住吉注:5ページ目)理論上スホーイー35はあらゆるロシア製正確制御誘導武器が発射でき、たとえばKh-29対艦ミサイル、KH-59巡航ミサイル、KH-31対輻射ミサイル、KAB-500、KAB-1500系列制御誘導爆弾などである

(頑住吉注:6ページ目)スホーイー35の航空電子システムは各レベルでいずれもアメリカの第4世代半のレベルに追いつき、甚だしきに至っては率先して情報整合システムやエキスパートインターフェイスなどアメリカの第4世代のレベルを導入している(頑住吉注:第5世代では)

(頑住吉注:7ページ目は本文の一部の要約なので省略します。)

(頑住吉注:8ページ目)スホーイー35は今回の珠海航空展で多くの素晴らしいデモンストレーションを行っている

(頑住吉注:9ページ目)ロシアサイドは最近、ロシアが中国に販売するスホーイー35には技術的デチューンは存在しない、とした


 まあ次世代のT-50がある以上スホーイー35をパクられてももう中国がロシアの飛行機を買わなくなるという心配はないですからね。たとえ殲ー20が成功しても一部の部品やシステム目当てにT-50は欲しがるでしょうし。




















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