韓国のミサイル防衛関連3題

 主としてやはり「THAAD」関連ですね。

http://military.china.com/news2/569/20160628/22950260.html


韓国軍、北朝鮮のムスダンミサイルは迎撃不能、とする THAADのための勢いづけと批判される

【グローバルネット報道 記者  李小飛】 韓国の「中央日報」6月27日の報道によれば、韓国軍関係者は北朝鮮が22日に発射した「ムスダン」ミサイルは平均速度がマッハ11.3で(編者注:マッハ1はすなわち音速の1倍)だとする。この解釈によれば、韓国軍の40kmの高空でマッハ5のミサイルを迎撃することができる「パトリオット」ミサイルでは迎撃はできない。

韓国のある姓名を漏らされたがらない軍関係者は次のように言う。朝鮮中央テレビ局が23日夜に公開した画像に対し分析を行った後、画像の中のミサイルの軌跡を表示するスクリーン上に「12:32」の数字がはっきり示されているのに気づいた。このことはミサイルが発射から海に落ちるまで全部で12分32秒かかったことを説明する。ミサイルが最高高度1413.6kmまで上昇したとして計算すると、その毎秒の飛行距離は約3759.6mで、マッハ11.3に相当する。

韓国のもう1人の軍関係者は、THAADミサイル防衛システムはマッハ7の速度をもって飛行し、最多でマッハ14のミサイルを迎撃することができる、とする。「ムスダン」ミサイルの速度はマッハ14以内であり、完全に迎撃可能である。

韓国国防長官の韓民求もTHAADに迎撃ができるか否かの問題につき、「まだ確認が必要」としたが、彼は同時に、大体の上でTHAADには迎撃可能だと考える、とも指摘した。現在韓国サイドは終末段階の下層迎撃の「パトリオット」を試みるしかないが、THAADシステムを配備すれば助けになるだろうという。

「中央日報」は、これは韓国国防長官の初めての自らの口によるTHAADは「ムスダン」を迎撃できるとの表明でもある、と指摘する。韓国国防省内部のある分析は、このことは軍にTHAAD配備加速の意思があることを意味している、と考える。

別の方面で、韓国科学技術政策研究院の責任研究員である 李春根(音訳)は、「一般的に言って、弾道ミサイルが大気圏を離れ真空状態に入って飛行する時の最高速度はマッハ20以上に達し得」、北朝鮮のミサイルを迎撃しようというのは決して易しいことではないと考えられる、と語る。

軍事専門家出身の韓国野党正義党の議員である金鐘大(音訳)は、「ムスダン」ミサイルを迎撃できると主張する言い方は決して事実確認を得ていない、とする。彼は批判し、「国防省がこのように言うのはTHAAD配備に勢いづけしてやるためだ」とする。


http://military.china.com/important/11132797/20160629/22958027.html


韓国、THAAD配備はすでにほとんど既成事実 中ロはかつて強烈に反対

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:画像は『THAAD』ミサイル防衛システム指揮車の内部。」)

【グローバルネット報道 記者  李小飛】 韓国の「中央日報」29日の報道によれば、韓国国防長官の韓民求は28日、韓国にTHAADミサイル防衛システムを配備する問題には今年のうちに結論が得られる、とした。これは韓民求初のTHAADシステム配備時期への言及でもある。

この間、韓民求はTHAAD配備の時期に関し、「一定の時間が過ぎればすぐ分かるだろう」とだけしていた。韓民求は第15回アジア安全サミットに参加した時、「THAADの軍事的効果は非常に大きい。我々はTHAAD配備に対し断固とした意志を持っている。」とし、その後ずっとTHAAD配備関連の事項を推進している。

韓民求は24日さらに、THAADを用いて「ムスダン」ミサイルが迎撃できるとした。THAADは北朝鮮の核とミサイルの脅威に対応する国防および安全保障レベルの問題であり、もし配備すれば北朝鮮のミサイルに対応する能力向上の助けになる、という。

理解されているところによれば、THAAD配備問題は元韓米連合司令官カーティス スカパロツティが2014年に「本国での配備を提案する」としたのと共に論争が出現し始めた。今まで、韓米両国はTHAAD配備の時期、地点、規模、環境および法律問題などの要素を協議しつつある。

韓国国防省関係者は、両国はTHAAD配備がすでにほとんど既成事実という局面の下に協議を行っており、現在配備地点をめぐって談判が行われつつある、とする。韓国の関係者はすでにアメリカの専門家を伴って京畿道、江原道、慶尚道などの地の主要な選択候補地に対し実地調査を行っている。

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「アメリカが韓国に配備する『THAAD』ミサイル防衛システム」です。)

韓国政府上層部は、地域住民は反対するかもしれず、このため具体的地名を明らかにするのは不都合である、とする。現在アメリカサイドは某区域を提案しており、一方韓国は別の区域を提案している。韓国はTHAADを首都圏が保護できる場所に配備するよう強烈に要求している。

他方で韓国内には、中国がTHAAD問題ゆえに「経済報復」を行うだろうと考える意見がある。これに対し韓民求は、THAAD配備は北朝鮮の核とミサイルの脅威に対応するために非常に重要な安全保障問題手段であり、このため中国の反対はその他の方法によって克服する必要がある、とする。

理解されているところによれば、THAADミサイル防衛システムはアメリカの末端段階高空区域防御システムの核心的手段であり、迎撃高度は40から150kmに達する。アメリカの主張は、韓国軍が持つ「パトリオット」PAC-2迎撃ミサイルの迎撃高度は20kmしかなく、このためもしアメリカが韓国にTHAADシステムを配備したら、韓国はより有効に北朝鮮から来る弾道ミサイルが迎撃できるようになる、というものである。だが中ロ両国はこれに対し反対を表明しかつ、韓国にTHAADシステムを配備することはアメリカのグローバルミサイル防衛システムシステムのカバー範囲がさらに一歩拡大することを意味している、と指摘する。このことは必ずや東北アジア地域の戦略の形勢にネガティブな影響をもたらすだろう。

(頑住吉注:3ページ目)原文に添えられた画像:現地時間2016年3月4日、韓米両国の、駐韓米軍が「THAADシステム」を配備する件の討論に責任を負う合同作業チームが正式に成立した。


http://military.china.com/news2/569/20160628/22951190.html


韓国軍:北朝鮮の改良型スカッドミサイルはアメリカの駐日空母基地を攻撃できる

【グローバルネット報道 記者  李小飛】 韓国の「朝鮮日報」6月28日の報道によれば、多くの韓国軍関係者は28日、北朝鮮はスカッドミサイルを用いて日本の横須賀港に位置する米軍基地を攻撃する能力を持つ、とした。これは韓国軍関係者初のスカッドミサイルの日本を攻撃する能力の確認でもある。

理解されているところによれば、横須賀基地はアメリカ第7艦隊の空母の母港である。ここの空母は緊急状況の発生時半島に派遣される核心的戦力である。韓国軍上層の人物は、北朝鮮は1980年代初期にソ連のスカッド-Bミサイルを輸入した後、それをスカッド-Cおよびスカッド-ERに改良し、ずっと絶えることなく改良を行っている、とする。以前スカッド-ERの射程は700km前後と評価されていたが、最近韓情報当局の分析結果の判断によれば、スカッド-ERは1,000km以上飛行できる。北朝鮮がもし江原道も最も前方でこのミサイルを発射したら、横須賀は打撃圏内にある。

日本の防衛省が発表した2015年版「防衛白書」は北朝鮮のスカッド-ERの射程を1,000kmと表記している。韓国の国防白書はスカッド-ERに言及していないが、スカッド-Cの射程は500km前後と考えている。

韓国自主国防ネットワークの代表である申仁均(音訳)は、スカッドミサイルは北朝鮮が持つ中で最も多いミサイルである、とする。もし「ノドン」ミサイル(射程1,300km)を除外しても、スカッドミサイルでさえ横須賀港を攻撃でき、防御の概念を完全に変える必要がある。


 北朝鮮の脅威が大きくなって中ロの反発に構うゆとりもなくなってきているということでしょうか。当然日本も安全ではないわけです。比較的安価と思われるスカッドを一度に多数発射されたら全部を確実に迎撃するのは非常に困難でしょう。
















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