中国、原子力空母建造に着手?

 以前から時間の問題とは言われてますが。

http://www.hao123.com/mid/1532503697453873833?key=&from=tuijian&pn=1


ロシアメディア:中国の原子力空母は2018年着工? 新たな艦載機搭載の総費用は一千億を超える!

グローバル時報の報道によれば、ロシアメディアは、中国初の原子力空母は2018年に正式に着工され、搭載される新式艦載機を合算すると、総費用は1,000億人民元を超える! とした。編集者から見て、この情報には一定の信頼度がある。中国第3隻目の空母が2018年に着工されるならば完成から就役までは少なくとも2023年前後まで待つことを要する。正式に戦闘力を形成するには2025年まで待つ必要がある。これは中国空母発展の規律と比較的符合する。

現在、中国初の国産空母001A型は緊張した艤装を行いつつある。しかも、すでに停泊試験を行っている。このことは、001A型国産空母は長い時間を必要とせずもう出航して航海試験できることを意味している。実は、現在001A型空母の建造はすでに終わりに近づいており、今年の年末には艦体の艤装を完成できる見込みである。航海試験はおよそ来年の年初である。また、001A型国産空母建造完成の後に続き、中国は直ちに第3隻目の空母の建造工程を始動することになるだろう。ロシアメディアは、中国の第3隻目の空母は001Aとでは非常に大きな変化が生じるだろうとする。それは原子力動力推進を採用し、排水量は10万トン級に達し、総費用は一般の国では受け入れられず、1,000億人民元に達することになる! ロシアの現在の経済的実力をもってしても維持し難い。編集者はここで提示してみたい。ロシア経済の総量はすでに中国の広東省によって超越されている。ロシアは軍事的に強力だが、多くは旧ソ連の継承で、良妻でもない米は炊けないのである。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「001A型空母」)

ロシアメディアは、もしこのように高価でも、アメリカの空母に比べれば、中国の空母は依然相対的に安いと言える、とする。だがこの出費は、すでにこの世界の大多数の国の経済的受け入れ能力を超えている。「遼寧」号空母の改装過程の中で、中国はもうそのために200億人民元あまりを費やした。一方第1隻目の001A型国産空母建造の総費用は500億人民元前後の見込みである。次の原子力空母の建造コストは直接倍増し、1,000億人民元に達する。こうしたコストはさらに空母建造と艦載機の費用でしかなく、空母の日常の使用と維持保護の経費は包括していない。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「『遼寧』号空母」)

ロシアの専門家は説明し次のように言う。建造コストが倍増するのは、原子力空母の排水量が10万トン級に達し、一方001A国産空母の排水量は6.5万トンだからである。トン数の上でより大きいのは、それがより多くの先進的な武器装備、電子設備およびセットになる艦載システムを搭載しようとしていることをも意味している。このうち、資金消耗が最大なのは艦載機である。我々は、現在殲ー15艦載機の単価が4億人民元であることを知っている。001A型国産空母の艦載機の数は約36機で、その総額は少なくとも144億人民元である。一方10万トン級の原子力空母は、艦載機の数が倍増し、60機あまりのカタパルト型殲ー15艦載機に達する。カタパルト型艦載機は価格がさらに増大する可能性があり、またさらに固定翼艦載対戦哨戒機や固定翼艦載早期警戒機を搭載せねばならない。単に艦載機という1項目で、総費用はもう300億人民元を超えるだろう!

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「中国の原子力空母戦闘群の想像図」)

つまり、中国の次の原子力動力を採用したカタパルト型空母が搭載する艦載機の費用は、もう「遼寧」号空母の改装費用を超える。また、艦体の建造コストも必然的にトン数が大きく変わりかつ大範囲であるがゆえに増大する。原子力動力システム、カタパルトシステム、制動ケーブルシステム、艦載機牽引車(1台数千万)等々、一連のセットされる設備を製造するのには全て大量の金を必要とする。金がなければ、絶対に達成できない。

周知のように、イギリスは常に財政が逼迫し、方法を講じて軍事費を削減している。その中で最も主要なのは、空母を売ることである。何故? 空母自体の維持保護の支出が非常に大きいことは言うまでもなく、さらに空母を売ることはさらに巨額の財政収入をもたらし、財政予算不足を補える。マルビナス島戦争(頑住吉注:フォークランド紛争)勃発前、イギリスは財政逼迫が原因で、すでに「ハーミース」号と「インビンシブル」号空母の売却意向協定に署名していた。もしアルゼンチンがもうちょっと辛抱強く、イギリスが空母を引き渡すのを待った後、さらにマルビナス島戦争を起こしていたら、最終的な勝者は分からなかった。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「イギリスの『インビンシブル』号空母」)

ここからは次のことも見いだせる。空母はイギリスといったような老舗大国にとっても、経済的困難に遭遇した時、巨大な財政負担である。一方中小国は、強大な空母戦闘群を全くうまく養えない。中国が安定して空母事業の発展を推進できるのは、中国経済実力の急速な発展、強大な経済的基礎の累積のおかげである。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「中国の繁栄した造船工業」)

ロシアの軍事専門家は最後に言及する。中国は広大な領海の範囲を持ち、海洋大国であるが、まだ海洋強国とは呼べない。何故なら中国は海洋資源に対する開発、利用が、まだ先進国に遠く及ばないからである。中国海軍もここ何年かになってやっと近海海軍から遠洋海軍に向けてのモデルチェンジを開始した。強大な遠洋海軍を建立するため、中国を海洋強国として完成させるため、中国はまったくけちらずに投資を拡大しつつある。もし総費用が1,000億を超える原子力空母でも、中国の経済的実力をもってすれば、3から5隻の建造に足りる。だが巨額の使用経費を考慮すれば、中国はおよそ3から4隻の原子力空母を建造するだけだろう。特別に説明を要するのは、この1,000億人民元は艦載機を包括した費用で、単に空母の建造だけではないことである。

現在、このように強大な経済的実力をもつ国は中米両国だけでもある。だがアメリカは空母建造技術と使用経験の上で、中国に先んじているだろう。だが、中国の発展の勢いはより良い。将来はアメリカ海軍に対する超越を実現する可能性が高い!


 個人的には通常動力空母を1隻作っただけでもう原子力空母に移行するのは早く、経験を生かして通常動力空母を改良していく方が自然な気がするんですがね。
















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