中国国産空母関連2題

 進展のスムーズさを誇り、さらにインド国産空母と比較して勝ち誇っています。

http://military.china.com/important/11132797/20160802/23199059.html


専門家:中国初の建造中の空母は2018年にあるいは海軍に引き渡されるか

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「最近、ネット上にまた国産空母最新の建造の画像が明るみに出た。この空母の建造がスムーズであることを示す。」)

人民ネット北京8月2日電(記者 黄子娟) 最近外国メディアは中国の大連造船工場の最新の衛星写真を発表し、中国初の建造中の空母の外形がはっきり見える。軍事専門家の曹衛東は中央テレビ「今日のアジア」のインタビューを受けた時、2018年あるいは2019年前後に、この空母は海軍に引き渡せると見られる、とした。

7月の中国国防部定例記者会見で、国防部ニューススポークスマンの楊宇軍は、初の国産の建造中の空母は現在関連の作業が計画通り推進されている、とした。

中国当局が初の国産空母の進展がスムーズだとするのと同時に、エアバス社傘下のエアバス安全保障業務・宇宙社が今月撮影した中国の大連造船工場の最新の衛星写真を公表した。この画像の中には、すでに中国初の建造中の空母の外形がはっきりと見え、画像にある空母の船体は左側を向き、艦載機の発着に供する飛行甲板の輪郭がすでに形をなし、権威ある軍事雑誌であるイギリスの「週刊ジェーン安全保障業務」ウェブサイトは分析し、この画像は空母飛行甲板の大部分がすでに完成し、残るは艦首の一部分がまだ取り付けられていないだけだ、とした。

また、空母の上層建築、つまり甲板上方に建設中の艦橋部分もまだ取り付けられていないが、衛星写真は施工現場付近にもう艦橋の組成部部分が見えていることをはっきり示している。いつ艦橋が取り付けられるかと空母の進水時期にはどのような関係があるのだろうか?

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「ネット上に明るみに出た国産空母の建造らしき画像」です。)

曹衛東は、空母の艦橋が一体進水前に取り付けられるのかそれとも進水後かは、それぞれの国の状況を見て決められる、と考える。インドは急いで空母を進水させてドックを空け、その他の艦船を建造した。このため進水前にもう艦橋を装備した。アメリカはフォード級空母を建造するため、まず艦橋を装備し、しかる後に進水式を行った。中国が大連で建造中の国産空母は、現在艦橋を装備していないが、モジュールはすでに完成しており、このためドックの需要を根拠に、進水の時期を決定することができる。

今年6月、アメリカの情報関連会社はかつて中国が大連で建造中の初の国産空母は、2015年年初から建造が開始されたはずだと明らかにした。もし最終的にこの専門家の推測通りだったら、2017年末前には進水でき、このことはこの国産空母が建造への着工から進水までごく短い2年あまりの時間しか用いないことを意味しており、速度は驚異的である。イギリスの「週刊ジェーン安全保障業務」の分析は、この空母の建造の進度がこのように早いのは、主に先進的な造船方法の採用のおかげで、つまりモジュール化された分段建造である、と考える。この種の伝統的な造船とは異なる方式は、非常に大きく空母の工期を短縮した。

この国産空母建造のタイムスケジュールはいかに計画されたのか? 曹衛東は次のように考える。この国産空母の外殻はすでに建造され、すぐに進水の問題に直面する。建造過程はやはり比較的スムーズである。正常なタイムスケジュール通り推算すると、今年年末あるいは来年年初に進水できるはずである。その後艤装および関連の航海試験を行う。現在の状況から見て、我々は2018年あるいは2019年前後に、この空母は海軍に引き渡せる可能性があると分析する。


http://military.china.com/jszmt/02/11173748/20160802/23200193.html


インドはかつてその国産空母は中国を超えると称した それにもかかわらず今では使用可能な空母がなくなろうとしている

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「インドがロシアから買い入れた中古空母『ヴィックラマディヤ』号」)

インド時報ネットが最近報道したところによれば、インド唯一の空母である「ヴィックラマディヤ」(「チャンドラグプタ」号とも称する)は維持保護修理と改装を行うことになり、8ヶ月後になってやっと改めて戦備使用に投入できる。「ヴィックラマディヤ」号の維持保護と改装の期間、インド海軍には使用に供することのできる空母が1隻もなくなる。一方数回の「進水」を経たインド国産空母「ヴィクラント」号は、空母甲板装備や艦載機ミグー29Kの信頼性問題により、その就役期日がすでに2023年以後まで遅延させられている。

運命多変なインド空母と明らかに反対なのは、中国初の国産001A型空母の進展が非常にスムーズなことで、最近ネット上に中国国産空母001A最新の画像らしきものが流出した。艦橋らしき空母の上層建築ができており、しかも近く取り付けが一定の状態に達する。国産空母の進度が持続的に加速する中、その速度に照らせば今年9月にはもう大体の建造が完成する。これだけではなく、アメリカメディアの報道によれば、解放軍は2025年になれば6隻の空母を持つ計画で、その中には2隻の原子力空母を包括することになり、中国はもうすぐ空母スーパー大国となるだろう。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「すでに数回進水したインド国産空母『ヴィクラント』号」)

インド国産空母と中国国産空母の性能はどうか?

中印両国の国産空母に同時に言及する以上、両者に簡単な比較をしてもかまわない。「ヴィクラント」号空母はインド初の国産空母で、この艦は全長260m、全幅60m、排水量は37,500トンに達し、最高航行速度は28ノットである。この空母には2本の飛行機発進滑走路と1本の降着滑走路が設計され、30機あまりの艦載機を搭載することができる。2006年11月、「ヴィクラント」号の建造作業が正式に始動し、2009年2月28日に竜骨据え付け式が行われた。今まで、公開の報道の中で「ヴィクラント」号はすでに3回進水しているが、完全な完成までの距離は依然としてはるかにあっていつになるかわからない。

中国の001A型空母は大連造船工場によって建造され、その構造は「遼寧艦」に似ており、中型スキージャンプ発進通常動力空母に属する。中国国防部公式の報告が言うところによれば、001A型空母の排水量は5万トンで(だが空虚搭載排水量なのかそれとも満載排水量なのかはまだ決して説明していない)、国産殲ー15戦闘機およびその他の機種の艦載機が搭載でき、固定翼機はスキージャンプ発進方式を採用することになる。001A型空母の建造の進度に関する画像が不断にネット上に明るみに出るのにつれ、外界は普遍的に、もし工程の進展がスムーズならば、中国初の国産空母は年末にはもう進水できると見られる、と考えている。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「建造中の001A型空母」)

中印両国の国産空母工程はなぜ隔たりがこのように巨大なのか?

インド国産空母の建造工程は中国に比べ開始が早かっただろうが、現在の進度から見てインドはすでにはるかに中国に立ち後れている。このことは当時インドが大声ではっきりと誓いを立て、国産空母というこの競技の中で、中国より一歩早いとの「大言壮語」をわめき立てたこととの隔たりがはなはだ遠い。幽州司馬の見たところ、インド国産空母が今日のこの状態に落ちたのは、実はとっくに運命として定められていた。結局のところ「ヴィクラント」号は名目上はインド国産空母だが、設計の青写真は間違いなくフランスのもので、搭載するのはロシアの戦闘機で、しかもさらに一部分の設計はイタリアの援助で完成され、正真正銘の国際製品である。しかもインド自身が掌握する核心技術はおそらく極めて限られている。

振り返って中国はと見れば、空母運用の歴史はインドのように長くないが、遼寧艦の改装過程の中で、中国はすでに基本的に空母建造のディテールを掌握し、さらに加えて中国の現在の強大な造船工業が基礎を固めており、国産空母建造は自然な流れと言える。同時に、中国の空母建造は材料、動力システム、武器システムでも各種艦載機でも全てこれとセットになる工程と同時進行で、全空母工程が一体化されている。だからこそ中国を後発にして先に到着させたのであり、国産空母着工時期はインドに比べ遅かっただろうが、進度はそれにもかかわらずインドと比較できないのである。幽州司馬は現在まだ覚えている。当初国内外メディアは中印両国の国産空母に対しどちらが先に就役するか論争があった。この形なき競争は今日になり、競技結果がすでに完全に白昼の下である。


 私はもっとも重要な原因は中国が軍事最優先の国であり、インドはそうではない、ということだと思いますがね。

















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