南北朝鮮の海上衝突の歴史

 韓国の軍艦が撃沈されたり島が砲撃されたりといった事件はそれぞれ唐突に起こったように感じましたが、こういう経緯があったのか、なるほどと興味深く読みました。

http://war.163.com/14/1007/18/A7VMB2C000014J0G.html


朝韓海上砲戦を解読

緊張したムードを作り出し身体を鍛錬 停止することはない


イントロダクション

10月7日、北朝鮮の警備艇が再度韓国の巡視艇と撃ち合いを発生させ、これは金正恩就任以後初の北朝鮮と韓国の撃ち合い事件である。何故北朝鮮と韓国はいずれもこんなに延坪海域に関心を注ぎ、何故北朝鮮は低姿勢になれず強硬が必須なのだろうか? 今期の視察室はこれにつき解読する。

朝韓は何故大きからぬ海域のために何度も手を出すのか

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「『朝鮮停戦協定』は決して北朝鮮・韓国両国の海域の区分け方法に関わってはいない。この後北朝鮮と韓国は西部海域(北朝鮮は西海と称する)において各自が主張する海上境界線を画定し、海上の重複した争いある区域を形成した。」)

米韓と北朝鮮は相互に相手方の領海区分を承認していない

2014年10月7日午前、中国の国慶節の休みの期間の最後の1日、1隻の北朝鮮の巡視艇が朝鮮半島西部海域の「北方境界線」を0.5海里越え、一分の隙もない構えで待っていた韓国軍に迎撃され、小規模な砲戦が発生した。

北朝鮮と韓国は1999年以来「西海五島」の帰属が原因で何度も衝突を勃発させ、著名なのは例えば延坪島砲戦である。いわゆる西海は実際には黄海である。1953年の朝鮮戦争停戦協議が達成された時、双方は境界線と非軍事区域の幅を画定したが、ここには海洋の区分が漏れていた。このことも後日の矛盾をもたらしたのである。

米韓は海上の境界線は陸地の境界線の終点である漢江河口から開始される必要があると考えているが、北朝鮮は不承認で、黄海道と京畿道の陸地の境界線を基準に自ら「南方警戒線」の画定を行い、西海海域に12海里の幅の領海管轄権を持つと主張している。このようにして海上の重複した争いある区域が形成された。

延坪海域の豊かな水産資源は北朝鮮にとって非常に重要

北朝鮮・韓国双方は何故この大きくない海域のためにしばしば派手にやり合うのか? 西海の境界線は場所的には大きくないが、それにもかかわらず北朝鮮・韓国双方いずれにとっても非常に重要な戦略的重要地域なのである。ここから韓国軍はバイリン島をジャンピングボードとして直接平壌に脅威を与え、しかも西海五島を通じて北朝鮮の沿海の重要な地である開城などの地に対する圧迫を形成することができる。

北朝鮮西海岸には優良な港が比較的多く、重要な海上ルートおよび漁業区域で、この黄金の区域と賞賛される区域が産出する延坪蟹は価値が比較的高い水産資源である。特に北朝鮮の苦難の行軍時代、こうした漁獲には食用にも外貨と引き替えにするにも、極めて重要な作用があった。

北朝鮮の警備艇は全面的に立ち後れているが火力は非常に強大

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「北朝鮮海軍の多くは何十トンかの小さな船や艇である。上の画像の砲艦はこれでもすでに北朝鮮海軍の中では数多くない大型艦なのである。下の図の前方は米韓軍事演習の中の韓国海軍のKDX-II級ミサイル駆逐艦。」)

北朝鮮は陸軍のロケット砲、戦車砲を警備艇に装備

海上戦力、特に近海作戦戦力について言えば、北朝鮮海軍が使用するものの比較的多くは小型警備艇で、1つはソ連の旧式なP-6魚雷快速艇を基礎に国産化した産物で、主に3つの亜種がある。それぞれ慈恵、清津、新浦という3つのクラスで、排水量は73〜82トンである。船は小さく航続距離は短いが、火力は強大で、慈恵級は82トンの排水量しかないが、それにもかかわらず陸軍のBM-21型多砲身ロケット砲がこの艇に装備されており、さらに連装の23mm砲1基がある。

清津級は80トンの排水量で、85mm主砲1門を装備し、さらに円形の防盾が付属し、全くの戦車砲塔である。新浦はやや弱いが、火力密度はより高く、6挺の14.5mm大型機関銃に加え25mm砲1門と37mm砲2門があり、接近戦の時はシャワーのように密集した火力を相手方に振り撒くことができる。西海岸に北朝鮮はおよそ60隻以上の3種の警備挺を配備済みである。

北朝鮮のそのほかの警備挺は中国製で、主に12隻の上海級砲艇と6隻の海南級警備艇である。このうち上海級砲艇は改装を経た後近距離火力が比較的変態的になっており、76mm無反動砲2門、連装37mm砲2基、連装25mm砲2基である。

北朝鮮の警備艇の機関銃の威力は装甲車を打撃するのに充分

一般的に言って東側の国が使用する14.5mm大口径機関銃はソ連の唯一無二の創造で、この機関銃の原型は実際には14.5mm対戦車銃である。ソ連歩兵はこれをもっぱら軽戦車、装甲車、トラックや普通の構築物の打撃に用いた。戦後ソ連はいくつかのこの種の対戦車銃の特徴を結合して、KPV14.5mm高射機関銃を研究開発した。現在リビアやシリアでは、皆まだ喜んでこの機関銃をピックアップに据え付けて至る所を撃ちまくっている。実際には飛行機を打撃する武器としては、この機関銃は決して使いやすくはない。まず発射速度が遅く、次に威力が不充分で、小型艇にしかその位置を捜し当てられない。小型艇こそその適した家で、近距離衝突の中で外殻の薄い小型船を打撃するには威力充分である。飛行機を打撃するには発射速度が不充分だが、小型艇を打撃するには充分速いのである。

韓国の巡視艇は設備が先進的で遠距離交戦に適する

一方韓国近海警備艇は完全に異なる風格の産物で、例えば大鷺級巡視艇はトン数が大きく、148トンに足り、遠距離打撃力が強く、4発のハープーンミサイルと76mm砲1門、20mmバルカン砲、12.7mm機関銃が全てある。近距離対空対海捜索レーダーと航海レーダーがいずれもある。韓国は遠距離交戦に利があり、北朝鮮は近距離格闘戦に利があると見ることができる。大鷺級というこの素晴らしい巡視艇を韓国は90隻余り建造済みで、絶対の主力となっている。

第一次延坪海戦で北朝鮮海軍大いにしてやられる

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「北朝鮮は西海の争いある海域ですでに3回の重大な海上衝突を発生させている。画像は第一次延坪海戦前、双方の巡視艇が激烈なぶつかり合いをしているところ。画像の中の小さな画像は第二次延坪海戦時の情景。」


北朝鮮艦艇が韓国軍の圧迫に遭い、まず射撃を開始

1999年6月15日午前、2隻の北朝鮮警備艇が突然海上境界線の韓国側に進入し、そこで2隻の漁船の漁を保護した。何故北朝鮮軍は密着して漁船を保護したのか。それは北朝鮮軍には水産部隊があるからで、それは専門に魚を捕り、特に価値の高い水産物を漁獲するのである。

当時韓国海軍第2艦隊司令朴正聖は、もしいかなる1隻の北朝鮮海軍艦艇でもあえて進攻を発起したら、韓国海軍は直ちに反撃してよい、と命令を下していた。このため、韓国海軍はひとたび北朝鮮が越境したと見るや、直ちに巡視艇を出動させて北朝鮮警備艇に圧力を加え、体当たりし、それらを追い出そうとした。韓国の巡視艇はサイズが大きく馬力は強く、また専門に圧迫戦術を訓練したことがあり、北朝鮮海軍は全く相手ではなかった。

ほどなく北朝鮮のかの2隻の警備艇はかっとして直接発砲した。韓国の2隻の大鷺級巡視艇も距離をあけてすぐ撃った。すぐに北朝鮮海軍の援軍もやってきて、韓国海軍の援軍も到着した。韓国軍の援軍は1隻の浦項級護衛艦で、主にいくつかの近海パトロール任務をする低コストの軽護衛艦でしかなかったが、1,220トンの排水量と完備された軍備はそれでも警備艇ごときがどうにもできるものではなかった。韓国海軍は瞬間的に150発余りの砲弾と7,000発余りの機関銃弾を発射した。

北朝鮮警備艇は韓国護衛艦にまったくかなわなかった

結果としてたった14分間の交戦で、北朝鮮海軍は大いにしてやられ、出動した1隻の魚雷艇と9隻の警備艇のうち1隻の魚雷艇が沈没し、5隻の警備艇が重大な損傷を負い、人員は射殺された者全部で30人余りだった。

一方韓国海軍の1隻の軽護衛艦と2隻の巡視艇のうち、1隻の護衛艦と1隻の巡視艇が軽微に損傷しただけで、人員は1人も死亡せず、7人が負傷しただけだった。

第二次延坪海戦で北朝鮮の戦車砲が韓国の巡視艇を撃沈

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「清津級警備艇上の85mm戦車砲の初弾が命中し、直接1隻の韓国軍の大鷺級の操作船室内に撃ち込まれた。画像は沈没した韓国軍巡視艇。」)

北朝鮮巡視艇は戦車砲を使用して近距離で韓国軍に重大な損傷を与えた

この時北朝鮮海軍はしてやられたが、断固としてこれに甘んじなかった。2002年6月29日午前にはもう2隻の北朝鮮の警備艇が再度境界線を越え、そこで2隻の韓国の大鷺級巡視艇もぴったりついていった。今回北朝鮮はやはり先手必勝とばかりに先んじて発砲した。清津級警備艇上の85mm戦車砲の初弾が命中し、直接1隻の韓国軍の大鷺級の操作船室内に撃ち込まれた。すでに接近戦になっており、北朝鮮海軍はついに85mm砲、37mm砲、甚だしきに至ってはさらにロケットランチャーの威力を大いに見せつけて韓国の40mm砲と30mm砲を圧倒したのである。

すぐに2隻の浦項級護衛艦と2隻の大鷺級巡視艇が増援にやって来て、韓国海軍は絶対の優勢を占め、2隻の北朝鮮警備艇に重大な損傷を与えた。

帰投する途上でかの命中弾を受けた大鷺級巡視艇は沈没し、艦体には24発の砲弾と234発の14.5mm機関銃弾が命中していた。これこそ第2次延坪海戦であり、直接的に韓国海軍の近海兵力の大幅グレードアップ、新型ステルス護衛艦と北朝鮮警備艇専門に照準を合わせた大鷺級巡視艇の研究開発および装備の開始を促進させた。

大青島海戦では韓国軍の接近戦能力が突出し北朝鮮は戦敗した

大青島海戦が2009年11月10日に勃発したのも午前のことで、韓国海軍第2艦隊の艦載レーダーが北朝鮮海軍の警備艇が境界線を越えたのを探知計測した。この時韓国は大いに優勢を占め、325号大鷺級巡視艇は2分間で200発の砲弾を発射し、北朝鮮警備艇はまだ50発反撃しただけだった。これは韓国軍がすでに何度もの延坪海戦の経験を根拠に特別な改装を行っていたからで、例えば防護鋼板や新型速射艦砲を追加装備済みだったのである。

事態のコントロールを失うのを防止するため、韓国海軍は2隻のイージス駆逐艦を出動させて前線部隊入りさせ、北朝鮮サイドを震撼させた。

北朝鮮潜水艦が魚雷を用いて韓国護衛艦を闇討ちにした疑い

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「2010年3月26日、韓国海軍の浦項級軽護衛艦の中の天安号が攻撃に遭って爆発によって真っ二つに断たれた。画像は爆発によって断たれた天安号。」)

韓国の天安号護衛艦が突然の攻撃に遭い爆発で真っ二つに

北朝鮮は第3次海戦の中でも実はいずれも大きな有利さを占めてはいなかった。その後すぐ2010年3月26日に韓国海軍浦項級軽護衛艦隊の中の天安号が攻撃に遭って爆発で真っ二つに断たれる事件が発生した。一般にはこれは北朝鮮海軍潜水艦部隊の傑作であると考えている人がおり、何故なら水中の魚雷あるいは機雷の攻撃に遭った場合のみ、やっと全く察知しない状況下で突然爆発により真っ二つに断たれる可能性があるからである。現地の水深は20m余りしかないのではあるが。

だがすでに充分に北朝鮮の小型潜水艦はもう進入可能なのである。例えば北朝鮮のサーモン級潜水艦は排水量が90〜110トンしかなく、外殻には0.5cm厚の特殊ステルス塗料が塗装され、外部には迷彩塗装が使用され、500mm大型魚雷が発射できる。実は北朝鮮潜水艦部隊の主要な任務は韓国近海に浸透し、韓国軍の軍港封鎖、航路への機雷敷設、特殊部隊の輸送を執行することなのである。

後に韓国軍の研究は、この時の爆発の炸薬量は200〜300kgだということを発見した。爆発深度は6〜9mだった。しかもすでに北朝鮮の魚雷と同じマークと部品が発見されている。

海戦がダメで北朝鮮は沿岸防御砲を動員して韓国の目標を砲撃した

大青島海戦後、北朝鮮軍は自らの海軍戦力は弱小すぎ、韓国海軍と海上対抗を行い難いことを認識するに至った。このため、海岸砲兵が争いのある海域に対し実弾射撃を行う方式を採用し、これをもって自らの軍事的プレゼンスをはっきりと示した。最終的に北朝鮮の海岸砲兵は思い切って延坪島上の韓国の軍事施設を直接照準して砲撃を行った。

北朝鮮は米韓をターゲットとして人民の求心力を凝集する必要がある

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションは本文の一部を切り取ったものなので省略します。)

ソ連陣営崩壊後、1980年代までずっと両国の軍事力はどちらかが絶対的優勢を占める様子を決して見せてはいなかった。だが、1988年のソウルオリンピックを節目として、韓国の国力は全面的に北朝鮮を圧倒し始めた。ソ連、東側陣営の崩壊後を待って、北朝鮮はソ連の輸血とコメコン体系の優遇された待遇を失い、経済はどん底に落ち、飯を食うことさえ問題となり、増してや軍事の発展はお話にならなくなった。

時今日に至り、先進国グループ入りした韓国は、経済総量と工業生産能力がいずれも北朝鮮をはるかに超えるだけでなく、人口さえ北朝鮮の2倍で、甚だしきに至っては平均身長さえ北朝鮮国民に比べ15cm高い(頑住吉注:いくらなんでもそれは間違いでは)。国家のソフト実力の輸出でも、軍事力の見せつけでも、韓国は北朝鮮に完勝している。

韓国が1人あたりGDPが2万アメリカドルの大台を超えた今日、北朝鮮は外国の援助の下にやっと国民が腹一杯飯を食うという問題を解決したばかりであり、現在ではさらに肉入りのスープを飲めるように努力している(頑住吉注:この肉入りのスープというのは比喩表現でしょうね。ちなみに飢えている北朝鮮国民はまだ非常に多いのではないかと思いますが)。

北朝鮮は各国の援助を獲得することを望むが、経済の開放は望まない

ここ30年来、北朝鮮の国内経済は長期的に危機的状態にあると言うことができ、金正日も現在の金正恩も、韓国を含む国が与える経済援助を獲得することを望むが、開放された市場経済を実行して自身に脅威を与えることも望まないのである。

特にイラク、ユーゴスラビア、リビアなどの多くの事例は、一定の程度から言って、小国である北朝鮮は長期的に強硬な姿勢を保持し、アメリカに他への影響を心配して手が出せなくさせ、宥和政策を実行して、あえて軽易に北朝鮮と事を構えなくさせる必要がある。また韓国などの国との緊張した関係は、北朝鮮国内の求心力を増強させることができる。外部の脅威が大きいほど、人民の求心力と団結力、および困難を克服する能力は強くなる。北朝鮮は実際、韓国、アメリカといった標的を非常に必要としているのである。

北朝鮮は米韓の侵入を恐れ、米韓も北朝鮮の態度急変を恐れる

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「北朝鮮の遠距離火砲は漢江が大きく湾曲した部分(画像の中の赤丸のところ。青い線はソウル市の遠い郊外区域まで60kmを示す)の区域においてソウルに対し有効なカバーが行える。」)

北朝鮮は強大な軍事力を持つことが必須で、それでやっとアメリカと対話する資格がある

各方が経済でも政治でも対話を行う時、北朝鮮は小国なので、アメリカ・韓国などのスーパー大国や大国と平等な地位を取得し得るためには、北朝鮮は強大な軍事力を後ろ盾として必要とし、これは北朝鮮が核兵器、弾道ミサイルを開発して強大な常備軍を保持する原因でもある。

現在北朝鮮が韓国に対しもし大規模な戦争を発動したら、アメリカの関与の下では必勝の自信はない。一方韓国にもきっと速戦即決で北朝鮮を解決するという能力はない。大型の戦争を発動することは北朝鮮・韓国双方いずれにとってもメリットはないと言える。

韓国サイドは北朝鮮が核兵器を放棄し、全面開放に転じることを要求している。そうすれば大規模に北朝鮮を援助し、北朝鮮が1人あたり収入3,000アメリカドルの国となるのを助けることができるという。

だがこの2つの条件はいずれも北朝鮮が受け入れられないものである。核兵器がなくなってしまえば北朝鮮はアメリカに直面した時に安心感が完全になくなる。何故ならもし核兵器を放棄したら、いつかは知らぬある日、米軍のステルス機が平壌上空に出現するだろうからである。全面開放も北朝鮮が非常に達成し難い事柄である。このことは巨大な変化を引き起こす可能性がある。

韓国は北朝鮮が大挙してソウルを砲撃し全国の経済を破壊することを憂慮

北朝鮮は米韓に憂慮を抱いているが、実際には韓国も北朝鮮の強大な軍事力を非常に心配している。北朝鮮がソウル砲撃のみに用いる第620遠距離砲兵大部隊および第2、4軍は408門の谷山大砲と228門のM-1985型240mm多砲身ロケット砲を持ち、それぞれの大砲と遠距離ロケット砲は全て自らの堅固な掩体部と隠蔽されたトンネルを持っているのである。

韓国の輝ける部分であるソウルを砲撃で滅茶苦茶にするに足りる。しかも現在北朝鮮はさらに威力がさらに大きく、射程がさらに長い主体100大砲を配備しつつある。北朝鮮が配備する大砲は核兵器を用いずにもう韓国のソウルやその他の都市の数百万の人口を地球上から消失させることができる。

結びの言葉

このため大規模な戦争は勃発しないだろう。だが例えば延坪海戦あるいは延坪島砲戦のような、ちょっと緊張した情勢を作り出すこともでき、また身体を鍛錬することもでき、さらには全面開戦を引き起こさないだろう小型の衝突は、現在および未来においてやはり避けられない。ただ海上の衝突といった模式の下では、韓国が艦艇のトン数、火力、探知計測設備上の絶対的優勢ゆえに、北朝鮮海軍はすでに海上の正面衝突の中で優位を占めることは非常に難しくなっている。


 しかし潜水艦を使って韓国の船舶を撃沈する可能性なら今後もあるでしょうし、北朝鮮はこれまでより大型の潜水艦を開発するなど潜水艦戦力の増強にも力を入れています。


















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