AK発展型関連2題

 まずAK-12関連です。

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銃器資料庫 ロシアのAK-12アサルトライフル

元来カラシニコフ自動小銃は、安定、耐用をもって世に有名である。ロシア語のフルネームはАвтомат Калашникова образца 2012 года、「カラシニコフの2012年定型の自動小銃」である。AK-12はオリジナルのAK-74を基礎に改良が行われたものである。

AK-12はIzhmash社が2012年に登場させた最新のAK改良型で、名称の上では依然「カラシニコフ自動小銃」だが、実際のAK-12の設計作業はカラシニコフとはすでに何の関係もない。AK-12計画はロシア軍が現在装備するAK-74およびAK-100系列(AK-200は放棄されたと見られる)に取って代わろうとするもので、AK-100系列同様、AK-12も多種の異なる口径を持つ銃器ファミリーとなり、しかもFN SCARに似ているのは、やはり小型と大型の2種に分かれ、前者には5.45mm×39、5.56mm×45、6.5mmグレンダル、7.62mmx39などの口径があり、後者には7.62mm×51および7.62mm×54Rがあるということである。だが現在までに発表されているのは5.45mm×39口径標準型だけである。言われるところによれば、将来研究開発されるタイプにはさらにカービン型、サブマシンガン型、スナイパーライフル型、軽機関銃型が含まれる。

自動原理の上では、AK-12は依然伝統的な「カラシニコフ式」ロングストロークピストンと回転式閉鎖ボルトだが、ボルトを新規設計している。コッキングハンドルの位置にも改変があり、しかももはやボルトキャリアと一体ではなく、着脱式に改められている。セレクターの形状と位置にはいずれも改変があり、しかも左右両側いずれにもあり、このため左手での射撃でも右手での射撃でも親指を用いて軽々とセレクターが操作できる(このため宣伝資料の中では「片手操作に便利」と称しているが、国内のいくつかのウェブサイトの編集者たちが間違って理解しているように「片手射撃専用」ではない。)射撃模式はセミオートとフルオートの他、さらに3発バーストの機能が追加され、しかもフルオート時の理論上の発射速度は毎分600発だが、3発バースト時の発射速度はそれにもかかわらず毎分1000発である。まだどんな方式を採用して実現したのか分からないが、きっと撃発機構に対し新規設計を行っている。

また、AK-12はレシーバーカバーも新規設計され、画像の中からは以前のレシーバーカバーとは全く異なることが見て取れる。形状と固定方法いずれにも改良があり、取付が堅固で、頂部にはピカティニーレールも整合されている。

ハンドガードの上下左右にはいずれもピカティニーレールが付加されているが、形状は西側企業が生産するレールハンドガードの様式いずれとも全く異なり、見たところちょうどAK-100のハンドガードを基礎にレールを追加したようで、このことはAK-12もAK-200同様レールだらけにしているが、視覚効果上はそれにもかかわらず人に「西側化」の感覚を与えないだろう。

ストックは折りたためるだけでなく、しかも4つの伸縮段階がある。銃口装置にも改変があり、細長く変わり、言われているところによれば外国のグレネードが発射でき、このため外径は22mmと見積もられる。言われているところによればからは射撃性能もより良い。一方においてはバレルの生産精度が以前に比べ良くなったからで、もう一方では自動原理が改良され、後座力と銃の跳ね上がる動きが低下し、このためセミオートの精度でもフルオートの精度でも非常に大きな向上があった。


 フルオートとバーストの発射速度が大きく異なるのは不思議ですが、機構に根本的な変更はないと思われ、だとすると元々発射速度を高く設定し、フルオートの時に何らかの形で外力によって減速する形でしょうかね。次はより特殊なタイプです。

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カラシニコフ、2種の新たな銃を登場させる 消音と隠蔽で突破 近代化された作戦の需要により適応

独特の視角が真実の軍事を解析

「軍隊2017」フォーラムで、ロシアのカラシニコフ社の新たな銃の展示台が少なからぬ人気を吸引した。カラシニコフ社は元の名をIzhmash工場といい、かつて専門にAK系列小銃を製造し、現在同社が生産するAK-12アサルトライフルもロシア軍によって制式武器とされている。今日皆のために語るのはカラシニコフグループが登場させた2種の新しい銃で、AMB-17消音アサルトライフルとAM-17アサルトライフルである。

近年来、カラシニコフグループは多種の拳銃を研究開発し、かつ積極的にロシア軍に向けセールスし、かつ海外ディーラーを利用して欧米市場に向け進軍している。近年来、カラシニコフは一連の新型銃器を登場させ、その中にはAMB-17消音アサルトライフルとAM-17アサルトライフルがあり、この2種の銃は工作が非常に精密で美しく、伝統的なロシア銃器の「でかくて粗末」さは全くない。この2種の新たな銃はいずれも9mmx39消音小銃弾薬を発射し、カラシニコフグループの言い方に照らせば標準のAM-17および一体式消音器を配備するAMB-17というこの2種の小銃はいずれもコンパクト型である。AM-17はAMB-17とバレルとハンドガードの上でだけある程度異なり、レシーバー上方にはピカティニーレールがあり、各種照準鏡の装備に便利である。ハンドガード両側と下方にはいずれも汎用インターフェイスがあり、ストックは折りたたみ、伸縮でき、親指で即セレクターを操作できる。

2種の銃は全体的設計のスタイルが西側の武器に似ているが、自らの特色もまた有する。AMB-17、AM-17が発射する9mmx39特殊亜音速小銃弾薬は、7.62mmx39 M43弾薬のボトルネックを広げ、9mm重弾頭を配備使用してできたものである。この考え方の筋道はアメリカの特殊部隊が装備したばかりの.300BLK弾薬の改良方式と完全に同じで、主にSP-5普通弾薬とSP-6徹甲弾薬があり、亜音速と低騒音の前提の下に、非常に高いターミナルエフェクトを提供でき、400mの距離でIII級防弾衣に対応するのに専門に設計された。

カラシニコフが今回登場させたAMB-17消音アサルトライフルであるが、9mmx39口径はごく明らかに自らのAK-9に取って代わり新たな競争力を形成しようとするもので、同じ口径のライバルもごくはっきりしており、これにはAS Val、SR-3Mなどが含まれる。またAS「Val」小銃とVSS「Vintorez」スナイパーライフルというこの2種の消音武器に照準を合わせたものでもある。この2種の古い武器は20連マガジンを使用して給弾し、ロシア特殊部隊に強大な近距離作戦能力を賦与しており、絶対に信頼に値する優秀な武器であるが、この2種の武器はすでに近代化された戦争の需要に適応できず、AMB-17消音アサルトライフルを用いてこれに取って代わらせることが意図されている。この新型弾薬はそれまでの専用消音弾薬に比べ威力がより大きく、消音の条件下で防弾衣を着た人員に対する充分な殺傷力を保持することを確保する。ディテールから見ると、AMB-17は工作も非常に出色で、消音器が渾然一体で、取ってつけた感覚はない。多重消音メカニズムの一体式消音器は、AMB-17を隠蔽作戦ができるようにさせ、特に特殊作戦用途に適する。

AM-17アサルトライフルは非常にスムーズな外形設計を持ち、視覚的衝撃力がある。AKに比べ、AMの構造は光学照準器の搭載により適し、左右互換コッキングハンドルを要求しなければさらに一体コッキングハンドルを用いることができる。またAM-17は人間工学に重点を置き、AM-17ショートアサルトライフルの外形は以前の馬甲AK(頑住吉注:意味不明で検索してもヒットせず)とスタイルが同じで、このため国内にはAM-17発表後大いに論陣を張りそれは95式に及ばない? とする人がいる。単に操作方面から見れば、AM-17はやはりいくらか優秀だろう。何故なら短小なAM-17は各種操作がスムーズで、調節を経て左右のいずれの手でもボルトが引ける。一方95式小銃にも類似の設計があるが、決して真に左右いずれの側からもスムーズに操作できるわけではなく、上方からのやりにくい引き動かしが必須である。寒帯での作戦を考慮すると、射手は一般に手袋をし、ロシアのこのAM-17のセーフティレバーは非常に大きく、セーフティレバーの便利さでも、95式はロシアの最新水準に立ち後れている。甚だしきに至っては大量の初期型はこのレバーをバットプレート付近に設置し、非常に操作が不便な結果をもたらした。

AM-17のレシーバー頂部には一体式ピカティニーレールがあり、便利に各種照準具を取り付けることができ、戦闘力は過小評価できない。セレクターの位置は合理的で、使用は快適である。コッキングハンドルは左右互換でき、左利き射手の需要を充分に考慮している。レシーバーにはポリマー材質を大量に採用しており、このため重量も非常に良くコントロールされている。ポリマー製マガジンには残弾の数を視察する小窓と数字のマーキングがある。またAM-17は実はMA「ミニアサルトライフル」の改良型で、MAが採用したのはショートストロークピストン原理、ボルト回転閉鎖で、大体の構造の上でごく普通である。

AMB-17とAM-17は大量の技術を共有し、コスト、出現があり得る設計問題を減らし、信頼性を改善している。AMB-17とAM-17は西側諸国とは比較できないが、依然多くの光るところがあり、依然我が国が深入りして研究するに値することが見て取れる。


 私はAK-12は改良した部分のデザインが不調和な印象を受け、こっちの方が「新世代のAK」として受け入れやすい感じがします。重い弾頭を使用するショートタイプであるAM-17の反動やマズルフラッシュは受け入れられる範囲内なんでしょうかね。


















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