韓国には危機感がない?

 まあずっと危機にさらされて麻痺している部分はあるかもしれませんが。

http://military.china.com/important/11132797/20170421/30445146_all.html#page_2


韓国メディア、日本を痛烈批判:「韓国に不幸が発生することを期待! 行いが卑劣!」

安倍、「半島の不安を煽り」韓国メディアの痛烈な批判に遭う 低水準の卑劣な行為!

これを原罪と呼ぶ。

「低水準の卑劣な行い」 韓国の「朝鮮日報」は18日社説を発表し、日本の首相安倍晋三の前々日の「朝鮮半島の緊張した情勢を煽る」発言を痛烈に批判した。社説は、日本の公職の人員が「隣国の不幸を期待しかつ享受する」言動は、両国関係を正常化からどんどん遠く離すだけだろう、とする。

17日、安倍は日本の国会で「朝鮮半島の難民が日本に流入」の想定につき対応方案を大いに語った。韓国外務省スポークスマンの趙俊赫は18日不満を表明し、関係方面は仮想状況を前提にし、誤解を引き起こし、あるいは朝鮮半島の平和と安全にネガティブな影響をもたらす可能性のある言論を自制する必要がある、とした。

共同通信社の報道によれば、安倍は17日国会で、日本政府は平時にもう「朝鮮半島に戦事が発生し、海外の日本人が保護と避難を必要とする状況」に準備しており、行って救出する可能性がある、とした。彼はさらに、朝鮮半島に戦事が発生した時、もし難民が日本に進入し保護を必要としても、日本は準備を整え、難民に対し合法な登記あるいは判断などを行うことになる、とした。

「日本は過度に半島有事の不安を煽っている」と日本のライブドアウェブサイトは言う。日本共産党の議員である宮本も17日国会で、もしアメリカが北朝鮮に対し先制攻撃を発動したら、日本も非常に大きな損害をこうむることになり、このため安倍が今必要とするのはアメリカ政府を説得し、先制攻撃というこの選択肢を排除することである、とした。

韓国のJTBCテレビ局は18日、日本は連日来北朝鮮の脅威と不安を過度に強調し、甚だしきに至っては半島で不測の事態が発生した時にいかにして難民を保護するかの政策の討論を開始し、「安倍は見たところいわゆる『半島危機』を国内政治に露骨に用いようとしている」と指摘した。

韓国の「京郷新聞」は文章を掲載し、日本政府の刺激的な、非外交的言辞は決してここ一日や二日のことではなく、この種の行為の反射利益は、安倍内閣の支持率の退勢を逆転できることに他ならず、これは隣国の安全に関する危機を犠牲として自身の政治的メリットを獲得するものだ、と指摘した。

文章は、必要な時期、韓国は日本大使を呼び、もって日本の「妄動」を震撼させるよう提案している。

韓国連合通信社は18日、安倍の煽動の言論に対し、韓国ネット民の反応は強烈である、とする。あるネット仲間は、「日本は朝鮮半島に戦争が発生し、もって日本経済を刺激し、自衛隊の軍事力と権限を拡張することを期待している」とする。さらにあるネット仲間は、「朝鮮半島を分裂させた犯罪者の子孫が、朝鮮民族の内部闘争を煽動し、もって個人的利益を獲得しつつある」とした。また、少なからぬ韓国のネット仲間は、朝鮮半島での戦争発生に比べ、日本に大地震が発生する方がより現実的で、韓国は「日本の地震と核漏洩に対応する避難ハンドブック、日本の地震で難民が流入することの対応基準」などの対応を制定すべきである、と皮肉っている。

「朝鮮日報」は18日、日本は先日韓国が慰安婦少女像を立てた一件ゆえに駐韓大使を撤収させ、後にまたこっそり韓国に戻し、国防長官との面談を要求したが、これも日本人避難問題を協議するためとされる、とした。社説は、安倍が半島危機を煽動するなら、聞けば慰安婦少女像問題に対し行う感情の発散に似ている、とする(頑住吉注:なんだかよく分かりません)。目下「反韓」感情が一部の日本人の中に拡散しているが、もし日本の公職人員がこれに対し迎合し、隣国の不幸を期待しかつ享受するかのような言論を発表するなら、両国関係を正常化からどんどん遠ざけるだけだろう。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「韓国の慰安婦少女像」)

少なからぬ日本メディアは韓国世論の不満を転載している。「韓国は日本の危機意識を理解できない」 日本の「産経新聞」18日の評論は、「本来は北朝鮮と直接対峙すべき韓国が、現実の中では何と少しも危機を感じていない」とした。

【関連の閲読】 韓国は他国の駒となることを望まない 大統領選挙候補者、アメリカに対しノーと言うことを学べ、と言う

「ニューヨークタイムズ」は、韓国がこの大統領選挙を行うタイミングはこれ以上人に心配させるものはない、とする。勝者は弾劾される朴槿恵に取って代わり執政を開始することになるが、現在はまさに韓国と北朝鮮の関係が高度に緊張している際である。韓国大統領選挙の結果は、国際社会の北朝鮮の核とミサイルの脅威に対応する努力に対し深遠な影響を生じさせる可能性が高い。報道は、韓国保守系人物はもし文在寅が当選したら、彼が盧武鉉時代の「太陽政策」を復活させるだろうと心配している。また、少し前に出版されたある本の中で文在寅は、韓国は「アメリカに向けノーと言う」ことを学ぶべきであるとしていた(頑住吉注:ちなみに「『NO』と言える日本」の出版は1989年のことです)。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「共同民主党の候補者 文在寅」)

実際、トランプ政権は、北朝鮮問題の「平和解決」を言明しているが、米韓は北朝鮮に対する威嚇と「THAAD」配備方面で依然停止していない。韓国外務省は20日、韓米双方はすでに「駐韓米軍地位協定」に依拠して「THAAD」定住に必要な土地提供プロセスを終え、米軍は正式に「THAAD」配備準備ができる、とした。また、韓米は20日「Max Thunder」というコードネームの合同空軍演習を行い、韓米空軍は全部で100機あまりの主力実戦機を投入して演習に参加した。韓国の「世界日報」は、「米韓は空軍の核心力量を大挙出動させ、北朝鮮の核施設打撃を演習した」とする。

だが、これまで韓国民衆が半島に発生する可能性がある戦争、衝突に対し憂慮を感じていたのとは異なり、ここ何日か、韓国人は次々とアメリカが「盟友を武力衝突の危機に追いやる」と恨み言を言い、自らがアメリカ政府の駒に身を落とすことに対し憤怒を感じている。「韓民族新聞」は20日、アメリカは「カールビンソン」号を半島に向かわせていると嘘の報道をしたが、もしこの挙が故意の嘘なら、盟友を深刻な脅威の中に陥れるものだ、とした。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「あなたたちはアメリカの図体の大きな兵隊を引き止める時ではないか?」)

アメリカは必死で「北朝鮮の脅威」を誇大宣伝している。これは一方においては米軍駐韓基地を存続させ、もって中国を牽制するためで、もう一方では「いつ中国側に傾倒するか分からない」韓国もアメリカの牽制対象なのである。アメリカのいわゆる空母の半島派遣は、同様に韓国大統領選挙を牽制するためである。

「韓民族新聞」20日のもう1つの文章は次のように言う。李明博と朴槿恵執政の9年間、韓国政府はずっと「北朝鮮崩壊論」の幻想に期待を寄せていた。ひたすら韓米同盟がいかに堅固か吹聴し、アメリカに頼ってきた。韓国の、戦時作戦指揮権を取り戻すことの放棄、「THAAD」配備決定、日本が謝罪しない状況下での軽率な慰安婦協定署名、開城工業パーク閉鎖などの一連の理解できない外交、安全政策は、韓国がアメリカの将棋盤の上の1枚の駒に身を落とす結果をもたらした。朝鮮半島の戦争が一触即発の危急の状況下で、韓国がそれにもかかわらず全く発言権がないことに関していえば、置かれた状況は極めて凄惨である。

アメリカに「忽悠」(頑住吉注:非常に多くのこの場合に当てはまりそうな意味があり不明)されていることに対し、ずっと保守的視点の傾向である韓国の「中央日報」も20日、制裁だけあってもあらゆる問題を解決できず、韓国は将来さらに一歩韓国と北朝鮮の交流を推進し、半島の統一のための場を作り出し、かつこれを支点とし、北朝鮮の内部構造に変化の発生を促すべきである、とした。評論は、韓国は努力して朝鮮半島非核化の設計者となり、建設性を持つ「韓国の方案」を提出すべきであるとする。さもないと韓国は半島の運命の傍観者に身を落とす可能性がある。


 「朝鮮半島の戦争が一触即発の危急の状況下」って自分で言っているのによくわからん怒りだなと思いましたが日本にだけ向けられているのではなくアメリカにも向けられているんですね。こうした怒りは大いに世界に向け発信してほしいです。そうすれば世界の多くの人が韓国はちょっと理屈に合わないことを言う国なのだと理解するでしょうし。














戻るボタン