AK-12アサルトライフル

 国慶節の長期休暇のため新しい記事が少ないのでいろいろ検索していてこんな記事を見つけました。何故か正確な日付が入っていないんですが一昨年のもののようです。

http://war.163.com/13/0926/10/99MMNDI200014J0G.html


ロシアのAK-12の設計は保守的で変化は小さい

新しい瓶に古い酒を入れただけ

冒頭の言葉 かつて世界第1の大陸軍を持っていたロシアが21世紀に入った後、一体その軍隊のためにどんな種類の新型アサルトライフルを選択することになるのかは、すっと外界の関心を大いに受ける話題である。最近、ロシアメディアは突然、外形がAK-74に似ているが、すこぶる現代の息吹を備えたAK-12アサルトライフルを公開、報道した。

ロシア軍、かつてAEK-971小銃を選択するも構造が複雑なことが原因で放棄 (頑住吉注:これはAN-94の方が適切と思われます。)

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「第二次大戦後、ロシアは小火器研究開発方面でずっと世界に先んじたレベルにいた。画像は全世界で販売されたAK-47小銃」)

第二次大戦後ロシアは小火器研究開発上先んじた地位にいる

ロシアサイドはこのAK-12アサルトライフルをロシアの「第5世代小銃」とし、その多項目の性能は突出し、将来はあらゆるAK系列小銃に取って代わることになる云々と称している。だが細かく見ていくと、こうした報道は全て「猶抱琵琶半遮面」(頑住吉注:「多くの呼び声に応えてやっと女性が現れたと思ったら顔を半分琵琶で隠していた」といった意味で、「大山鳴動してネズミ一匹」とはちょっと違い、むしろ「チラリズム」に近いでしょうか)でもあり、実際に公開された資料は決して多くなく、外観写真さえわずか数枚しかない。

国内の各大型軍事ウェブサイトはその後相次いで転載を行い、ロシアはかつてAK-47/74というこのような世界クラスの名銃を誕生させたことがあるので、それらに取って代わり得るのもきっと凡庸な輩ではなく、このため国内の軍事愛好者
はこの新たな武器に対し非常に関心を注いでいる。本文は現有の資料を充分に整合することを基礎に、ロシアの現代アサルトライフルの発展継続から入り、AK-12に対する外観分析を結合させ、読者のためにこの神秘の新銃器をひとまず解読する。

第二次大戦後、ロシアは小火器研究開発方面でずっと世界に先んじたレベルにあり、中間威力弾薬を発射するAK-47アサルトライフルを率先して装備しただけでなく、さらに1970年代中期には独自の旗印を掲げるAK-74小口径銃器ファミリー系列も登場させた(頑住吉注:ご存知のようにいずれも他国の真似ですが)。その後の数十年内、ロシアはAK-74に対し持続的な改良を行ったが、こうした改良は人間工学および付加機能の向上だけに限られた。

1990年以後ロシアが登場させたAN-94小銃は2種の発射速度を持つ

だがこれと同時に、ロシアはずっと新構造新原理の小銃に対する研究開発を中断することはなく、甚だしきに至っては矢型の銃弾を発射する「ボレー」小銃を研究開発したが、こうした成果は往々にしてサンプル銃あるいは試験機種だけしかなく、実際の装備の要求に到達しなかったことが原因で人にあまり知られていない。1990年代に入ると、ロシアは新世代小銃の研究開発計画を推進し、最終的にAN-94およびAEK-971小銃を定型に至らせた。このうちAN-94はフローティング自動機構の設計を採用し、前の2発の銃弾が毎分2,000発を超える発射速度をもって発射され、射手がまだ後座力を感じない前にもうすでに射出され、その後さらに毎分600発の正常な発射速度をもって射撃され、したがってバースト射撃の命中率が向上した。

AEK-971は珍しいバランス後座原理を採用し、レシーバーの長さがコントロール可能な前提の下で後座力を低下させた。1994年、AN-94はかつてロシア軍の新世代制式小銃に選定された。だが当時は旧ソ連解体後ほどなく、ロシアは経済など多くの問題に直面し、このためAN-94の性能は素晴らしかったが、構造が複雑で製造コストが比較的高かったため、財政的に換装の費用を負担する力がなかった。このためロシア軍が今に至るも使用するのは依然AK-74SおよびAK-74Mが多くを占める。

AK-12はカラシニコフが勤務する会社で誕生した

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「画像はロシアのIzmash社が宣伝に用いるAK-12アサルトライフルのポスター。矢印のところはいずれもこの銃がAK-74と違うところである。ポスターの左上の角にあるのはIzmash社のマーク。」)

ロシア最大の小銃工場、AK-12研究開発任務を担う

この機種選択を通じ、ロシア軍も全く新しい構造原理の小銃を採用するのは代価が大きいだけでなく、しかも一定のリスクがあることを意識した。AK-74系列はまだ使用に足りないまでに老化してはいないからなおさらである。このため現有のものに立脚し、不足を解決するのが最も実際に符合し、かつコストとリスクが相対的に小さいやり方であり、同時にこれは絶対多数の国の新旧小銃交換が従う原則であり、AK-12はこの指導思想の下で研究開発されてできたに違いない。

AK-12は各種AK小銃を専門に生産することで有名なIzmash社で誕生し、その前身は帝政ロシア時代にはもう建立されていたイレフスク兵器工場で、旧ソ連解体前、この非常に大きな帝国のほとんどあらゆる小火器はこの工場で製造されていた。有名なAK-47アサルトライフルは定型後ずっとこの工場で生産され、カラシニコフ本人も引退までここで仕事をした。

この工場の小火器生産能力はヨーロッパの同類の工場の10倍以上である

1990年以後、イレフスク兵器工場は制度改革を行い、3つの異なる製品を生産する民営化された工場に変わり、このうちIzmashは専門の小火器製造工場で、主力製品はAK系列アサルトライフル、およびAKから派生してできた各種軍、民間用銃器である。Izmash社の規模と生産能力はいずれも相当に驚異的で、バレル精密鍛造工作機械だけでもう22台あり、一方ステアーやベレッタといったようなヨーロッパの大型銃器メーカーでも2〜3台しかない。Izmashがもし全速力で生産すれば、1日でもう5,000挺以上の標準型AK小銃が生産できる。このような実力を持つのであり、AK-74を基礎に新型小銃を設計を完成させる任務を担うのは当然Izmashをおいて他になかった。

今年初めAK-12と国外の同類武器が同じ場でテストされた

同社の言明によれば、彼らは2010年にロシア国防省の任務を引き受けて新型小銃の研究開発作業を展開したのであり、同社のウラジミール ズォロンビンによって主設計師が担当され、一切は秘密保持状況下で計画通り行われた。今年1月25日、タス通信社武器ニュース部によって正式に対外的に新たな銃の研究開発の情報が発表され、発表されたサンプル銃は組み立てられたばかりのテスト用銃器だった。新たな銃はロシアの副首相ドミトリー ロゴージンの関心さえ引き起こし、彼は関係の当局者と設計師の同伴の下でAK-12のサンプル銃を視察した。

当局は今年年末から2013年年初まで、AK-12に対し一連の正式なテストを行う、とされる。テストの公平性を保証し、先入観のある思想が主導的地位を占めるのを避けるため、ロゴージンはさらに専門の特殊実験機構を成立させ、国外の同類武器を輸入して対比試験を行うことを提案したが、実験中にはロシア本国の小火器メーカーと研究所の利益保護を重視するよう要求した。

AK-12は連発の精度が向上 西側のタクティカルレールが装備可能

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「画像はロシア特別警察部隊が使用する、新型増強型アクセサリーを追加装備したAK-74Mアサルトライフル。こうした改造は主に武器の人間工学および発展性能を向上させるもので、銃器本体の性能は決してこれによって根本的に変わってはいない。」)

AK-12の全体レイアウトはAK系列の伝統スタイルをそのまま使っている

発表された画像から見て、AK-12の全体レイアウトは依然AK系列の、バレルをロアレシーバーに固定した設計模式を踏襲し、ガス導入リングはバレル中部に位置し、依然ボルトキャリアに固定され一体のピストンによるガスオペレーション自動原理およびボルト閉鎖には回転閉鎖機構を使用しているが、自動機構は運動力学の最適化設計を経ており、運動はより平穏で、同時に後座エネルギーがある程度低下し、連発射撃時の操作をより容易にさせている。

コッキングハンドルはより前寄りに設計され、エジェクションポートの前部に位置し、かつ素早く取り外しと取り付けができ、射手によって自らの操作習慣を根拠に銃のどの側に取り付けるか選択することができる。銃口装置は全く新たに設計された様式で、その膨張チャンバーはより大きくより長く、制退チャンバーの数は2つに増加し、非常に大きく銃口装置の消炎および制退のレベルが向上し、機能はAK-74の銃口装置に比べ1.5〜2倍に向上しているとされる。

銃口装置の外径もわざわざ22mmに設計され、もって西側標準の各種ライフルグレネードを発射するのに便としている。フロントサイトベースはAK-74の設計と似ており、左右と上下に調整できる柱状フロントサイトが採用され、ガードウィングは依然頂部が開放されたダブルのウィング型である。ガス導入リングの形状もAK-74と比較的似ており、異なるのは頂端に比較的短いピカティニーレールが設計されアクセサリーを装備するのに便利なことである。

AK-12はAKに照準具を直接取り付けられない問題を解決している

上下のハンドガード部分の変化は比較的大きく、いずれもアルミ合金の一体加工でできており、上のハンドガード内部にはピストンシリンダーが装備され、外部の一番上の面には比較的長いピカティニーレールが加工され、照準具の取り付けに用いることができる。一方下のハンドガードの下方と両側前部にもレールが加工され、特徴は両側のレールは比較的短く、下方のレールは比較的長いことで、この他下のハンドガードの両側にはさらに水平の溝状の滑り止めの模様が加工されている。レシーバーカバーは鋼板プレス部品で、上方に取り付ける形式を採用しているが、前部と節套(頑住吉注:従来のAKでリアサイトが付属している部品です)が回転軸のヒンジで一体に結合され、回転して開くことができるが取り外すことはできない。このためオリジナルAK系列のアッパーレシーバーが比較的緩く、直接照準具や照準具用レールが取り付けられないという問題が解決されている(頑住吉注:直訳しましたけどこのアッパーレシーバーというのはレシーバーカバーのことですね)。

また調節式リアサイトの位置は元々のAK系列の銃本体中部節套上方の設計からレシーバーカバー尾部上端に取り付けるよう改められ、依然簡単な弧型ベースの調節式リアサイトで、このようにすれば照準線が延長される。リアサイトはピープ式に改められ、射撃精度の向上に有利で、またリアサイトベース末端両側には比較的狭いガードウィングがあり、リアサイトをぶつけて壊れることが防がれている。AK-12のコッキングハンドルの取り付け位置は比較的前寄りなので、レシーバーカバーにはエジェクションポートしか開設されておらず、コッキングハンドルに位置を譲るミゾは設計されていない。ロアレシーバーも鋼板プレス部品で、前部にはバレルを取り付ける節套がリベット接合され、後部にはストックベースがリベット接合されている。

AK-12の発射機構は新設計 AK-47に比べ複雑

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「画像はAK-12のレシーバー右側後部のセレクターレバーとレシーバーカバー分解レバーの外観のディテール」)

AK-12のセレクターの調整はより便利で作戦に利する

AK-12最大の変化はセレクターレバー、レシーバーカバーロックレバー、マガジンキャッチである。そのセレクターはグリップ上方に設置するよう改められ、両側いずれにもある。全部で4つの位置が設計され、それぞれセーフティ、セミオート、3発バースト、フルオートである。両側に取り付けられ、また比較的グリップに近めで、相応の位置に調整するのに必要な回転角度がより小さいので、AK系列の右側に取り付けられたコッキングハンドル用ミゾの防塵カバーの作用を兼ねたブレード状セレクターに比べ操作がずっと容易だろうし、同時に発射模式の素早い転換にも有利である。

まさにこのようだから、AK-12の発射機構は全く新しく設計されたもので、現在発表されている画像のレシーバー部分から見て、発射機構部分にはセレクターレバーの他に3つ軸があり、そのうち1つはトリガー軸で、その構造はAK系列に比べやや複雑なはずである。具体的な構造と使用効果がどうかは、まださらに一歩の秘密解除と資料による事実確認が待たれる。

AK系列小銃のレシーバーカバーはリコイルスプリングベース頭部によってロアレシーバー上に引っかけられ、グレネードを発射する、あるいは使用時間が比較的長い時、容易にレシーバーカバーの脱落あるいはレシーバーカバーの固定穴のところの亀裂発生がもたらされ、このためAK-12はSVDスナイパーライフルのレシーバーカバーの固定方式に似た、レシーバー内の単独のロックレバーによってロックされ、ロックが堅固なだけでなく、分解と結合もより便利である。一方マガジンキャッチは依然回転運動式で、これは5.45mmx39小銃弾薬の発射時、AK-74のマガジンとの汎用性を保持することから出た考慮で、この時のマガジン結合方式は依然「前を引っかけ後ろをはめる」方式である。だが片手でのマガジンリリースに便とするため、マガジンキャッチベース右側、つまりトリガーガード前方の位置にも、AK-12はマガジンリリースボタンを追加し、下方のマガジンキャッチを回転運動させず、直接このボタンを押してもマガジンをリリースすることができる。だがここのところのディテールの画像がないため、このボタンが両側の操作に併せ配慮し得ているのか否かはまだ分からない。AK-12のグリップも全く新しい設計で、プラスチックの注型でできており、指用のミゾがあり、手へのフィット性と滑り止め性が比較的良い。試験用サンプル銃のため、画像の中に見るAK-12のグリップ表面は平滑だが、定型後の量産型には滑り止めの紋が設けられるはずである。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「ロシアの軍事愛好者が発表されたAK-12の画像に基づき制作した3種の異なる口径のAK-12小銃の外観説明図。上から下にそれぞれ7.62mmx39、5.56mmx45、7.62mmx51のバージョン。」)

AK-12のストックは最大のハイライト 顔の形を根拠に調整可能

AK-12のストックは新しい銃の外径上の最大のハイライトである。ロシア軍の現役小銃の中に比較的多い2機種のうち、AK-74Sが使用するのは簡単な全金属プレス製ストックで、一方AK-74Mはストックの材料をプラスチックに改め、両者はいずれも左側に向け折り畳む。この種の折りたたみストックの長さは固定で、ストックを伸ばした後調整はできず、またもしレシーバー側面に照準鏡を取り付けたら、ストックは畳めなくなる。

AK-12のストックはプラスチックとアルミ合金が相結合した設計を採用しており、ストック内部はアルミ合金のフレームで、外部は注型でできたストックであり、肩当ての緩衝パットが付属している。このストックは右向きに折り畳む様式で、ストックの折りたたみロックは回転軸後部の円形のプッシュボタンである。ストック下方には調節ボタンが設けられ、一定の程度でストックの長短が調節できる。同時にストック上にはチークピースも設計され、射手の顔の形を根拠に高さが調整でき、使用がより便利で快適である。

AK-12は3種の口径のバージョンが提供される 7.62mm重量弾薬バージョン含む

AK-12サンプル銃の給弾具は標準型AK-74アサルトライフルに使用する30発プラスチックあるいは強化プラスチックのダブルカアラムダブルフィードマガジンで、またさらに容量60発にも達する4列ダブルフィードプラスチックマガジン、および95発ドラムマガジンが研究開発された。Izmash社によれば、AK-12は7.62mmx39、5.45mmx39、5.56mmx45および新たに研究開発された口径といった多種のバージョンが提供でき、甚だしきに至っては7.62mmx51NATO弾薬を発射する大型の様式も提供できる。一方この新たな口径の弾薬は今に至るも依然秘密保持状態である。

西側の軍事専門家はそれがアメリカの6.5mmグレンダル小銃弾薬に似たような残存エネルギーが比較的大きく、精度が比較的高い弾薬である可能性があり、より良い遠距離射撃性能と遠距離貫通性能を獲得するため、弾頭には5.45mmより大きな寸法が採用されているはずで、ロシアがかつて汎用機関銃のために設計した6mm口径の可能性が排除されない、と推測する。だがどんな種類の新弾薬だろうと、短時間内にロシアはきっと現有の成熟した製品の使用を放棄しないだろう。このためAK-12サンプル銃の口径が依然5.45mmであるのは奇とするに足りない。

AK-12の一部の性能はまだロシア軍の需要を完全に満足させられない

以上の分析から、AK-12はAK-74の技術を基礎に研究開発されたことが見て取れ、できる限り既存の成熟した設計が採用されているが、新たな銃の人間工学方面は,AK-74に比べ顕著に向上している。例えば増設された大量のピカティニーレールは、武器に間接的にではなく直接照準鏡、グレネードランチャー、フラッシュライト、レーザーポインターやフォアグリップなどのアクセサリーを取り付けられるようにさせる。より大きなメリットは新たな銃の全体構造設計がAK-74系列の合理性を継続させ、後日の武器の生産や部隊の適応訓練にいずれも非常に大きな便利をもたらすことで、本来のAK系列の使用者もより手を出しやすい。

ロシア軍の新世代アサルトライフルに対する要求は設計が斬新であることの他、さらに優良な人間工学的性質を持ち、左右の手の互換性を持った使用に便利であることやあらゆる機能の片手操作を実現し、多種のアクセサリーを取り付けられ、同時に射撃精度がある程度向上していることが必須だった。現在の状況から見て、AK-12は一部の性能上まだ完全に満足させられず、依然さらなる一歩の改良が待たれる。

結びの言葉

現在、ロシア軍で現役のAK-74の数は非常に多く、加えて大量の戦備在庫もあり、このため内務省の安全保障部隊はすでにAK-12に対し比較的大きな興味を示しているが、国防省は決して明確な購入の希望を明らかにしておらず、AK-12およびその他の新式小銃に対し依然様子見の態度をとっている。だがAK-12の前途の見通しは決してこのために暗くはならず、Izmash社方面の情報によればもしロシア軍が最終的にAK-12を購入しなくとも、依然この銃を基礎に20種近い異なる様式の銃器を開発して輸出に用いることができ(例えば銃口装置の外径設計が22mmなのはまさに輸出の必要性を事前に考慮している)、ああしたかつてIzmashのAK-100系列アサルトライフルを購入した国はいずれも潜在的ユーザーで、このためAK-12の研究開発の中への投資の回収という問題を心配する必要はない。


 トリガーまわりのメカニズムが変更されていること、新弾薬バージョンがあることは知りませんでした。全体として新たな機種として採用するには変化が小さすぎるような気もしますが、新たな機種への移行がスムーズだというのは確かでしょう。細かい点ですが新設されたマガジンリリースボタンは、回転軸から比較的遠いレバーの先端を回すよりも理屈上操作にだいぶ大きな力がいるはずだと思います。調節可能なチークピースはスナイパーライフルなどでとっくに使われているのにアサルトライフルでの使用例はほとんど見られず、ということはコストアップその他のデメリットに見合うほどのメリットにはならないということでは。














戻るボタン