ブルパップアサルトライフル関連2題

 未来の方向性かと思われたブルパップも全世界的には明らかに衰退傾向で、中国も95式系を放棄するという噂が絶えませんが。

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フランス、ブルパップ小銃を放棄、中国の新世代小銃は参考にすることができる

20世紀6、70年代、NATO加盟国は新たな考え方の筋道であるブルパップ小銃の研究を開始し、すなわちボルトなどの発射機構をストック内に収容し、グリップをマガジンの前に置き、比較的長いバレルを留保し射程や威力に影響しない前提の下、全体の上で銃器の長さを短縮したもので、当時登場したブルパップ小銃は主にオーストリアのAUG、フランスのFAMAS、イギリスのSA80小銃などだった。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「フランスのFAMAS小銃」)

FAMASは1970年代中期には早くも定型し、このためバレルのライフリングピッチがM193小銃弾薬の発射に適合するよう設計され、一方1980年10月にアメリカにより5.56mmNATO標準弾薬に定められたSS109小銃弾薬の発射には適合しない。FAMASにもSS109小銃弾薬の発射に適合するタイプはあるが、フランス軍に装備されたことは全くなく、結局のところドゴール大統領が1966年にはもうNATO軍事一体化機構を退出すると宣言しており、このため当時のフランス軍にはNATO加盟国と共用の小銃弾薬は必要なかったのである(頑住吉注:現在は復帰していますが)。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「フランスの新旧小銃の比較」)

しかもFAMASのボルトの作動力は過大で、容易に銅製薬莢を引きちぎり、このためフランス軍が装備するM193小銃弾薬は全てスチール製薬莢である。一方NATO加盟国の5.56mm小銃弾薬は基本的に全て銅製薬莢である(頑住吉注:銅を主体とした合金の真鍮でしょうが)。もしフランス軍がSS109小銃弾薬を装備しても、スチール製薬莢の使用に改めなければならず、このため依然としてNATO加盟国と小銃弾薬を共用することができない。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「フランスの新しい銃であるHK416アサルトライフル」)

解放軍はかつて1980年代に多くの欧米の銃器を試験したことがあり、当時他ならぬFAMASが含まれた。試験を経て次のように考えられた。FAMAS小銃は設計が精密だが、100m内のパフォーマンスだけが良く、その照準長が短すぎるため、より遠い距離では比較的劣る。内部構造が複雑で、設計が充分に合理的でなく、エジェクションポートが後ろ過ぎて容易に射手の目を刺激し、キャリングハンドル内の照準システムは視線を妨げ、素早い射撃に対し非常に不利である。環境に対する適応性が劣り、信頼性が不足である。

3年前の2014年から始まり、フランス陸軍は制式アサルトライフルの調達計画を発表していた。2016年9月になって、フランス国防調達局は、ドイツのヘッケラー&コック社(Heckler & Koch)のHK416を入札に勝利した銃器タイプ、武装部隊の新世代アサルトライフルとして宣言した。

フランスは2019年までに10.2万挺のこの小銃を受領することになるだろう。また、フランス陸軍はさらに同時にHK2969Fグレネードランチャー(44mmx46)およびそのアクセサリー、弾薬、各種部品、期間15年の保障サービスを発注した。


 これでディレードブローバックのアサルトライフルを主力とする主要国はなくなるわけで、今考えればやはり一定のメリットがある一方でいろいろと無理のあるシステムだったんでしょうね。今からAR15系を採用するということはこの基本設計の古い銃を今後何十年も使用するつもりということなんでしょうか。ちょっとつまんない気もしますが。

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オーストラリアの銃器展で、中国の95Bの性能がTAR21に勝り、全世界で最優秀のブルパップショートアサルトライフルとなる

オーストラリアは軍事通常強国に属すが、銃器生産に対しては決して重視せず、全て輸入銃器に頼り、その部隊が使用するAUG(オーストリア)であるが、この銃はブルパップ銃器の始祖と考えることができる。だが聡明なオーストラリア人は、銃器輸入と同時に合法に銃器を輸出することに思い至った。何十年かが過ぎ、同国は全世界の銃器輸入のトップ10、銃器輸出のナンバー4の国となり、現在の発展速度に照らせば3年内に全世界の輸出入総合で第1の大国となる可能性がある。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「完全装備状態のTAR21および非対称」 途中で切れているのか意味不明です。)

また毎年の終わりにはオーストラリアでは必ず銃器展示大会があり、各国の銃器が揃ってそこで性能試験を行う。オーストラリアの部隊が使用するのはAUGであるため、ブルパップアサルトライフルに対し一種無比の熱愛があり、我が国の97式アサルトライフルはオーストラリアの来年の重点的輸入対象とされる。だが今年の展示会は主に小型室内戦と民間用銃器がメインで、ブルパップのショートアサルトライフルとしては、全世界で最も早く出現したものには2種がありすなわち:我が国のQBZ95とイスラエルのTAR21である。ロシア軍のショートアサルトライフルの始祖であるAK74Uの前置き装弾アサルトライフルはその中にはない(頑住吉注:AUGやL85系にもショートタイプはありますし、何言っているのかいまいち分かりません)。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「QBZ95」)

TAR21はイスラエル軍標準装備のアサルトライフルで、非常に多くの国の女性兵士が最も愛するものでもあり、それは外観様式が見た目よく、一体化機構で、防塵能力が強く、装着できるアクセサリーが多いことで有名である。だが展示会ではレール上に例えばコンバットライト、赤外線装置、グレネードランチャーといった多すぎるアクセサリーを取り付け、甚だしきに至っては照準鏡さえスナイパーライフルに使用する8倍の高精度照準鏡を取り付けたため、ショートアサルトライフルの重量が単純に倍加し、体積も大きくなり、前後の重量が不安定になり、射撃時に何と100m内の偏差が5cm前後に達した。銃器専門家は次のように言う。この銃のメリットは取り付けられるアクセサリーが多いことだが、逆にその欠点になり、タクティカルアクセサリーを取り付けると外観は見た目よいが、作戦機動性は完全に喪失される。しかもそのグレネードランチャーは大きすぎ、だがその後座力はやはり大きすぎて本体がそれを手に伝え、銃を容易に手から脱落させるだろう。

振り返って我が国のQBZ95Bはと見れば外観はTAR21のように眼福ではないが、構造が簡単で、一体性が良く、室内や短距離作戦に適応するため、バレルを直接的に最短まで短くし、「ラッパ口」を使用して消音効果と散熱効果を拡大し、第1世代ブルパップアサルトライフルであるAUGがバレルを延長して散熱したことに対する最大の改良でもある。その設計理念は、狭小な空間の作戦、中近距離作戦、室内CQB突撃作戦、銃の機動性、弾丸の威力の向上、後座力を最低まで下げることである。銃にはいかなるタクティカルレールも装備されていないが、狭小近距離作戦は非常に多くのものが使えず、照明設備は逆に容易に位置を暴露し、ヘルメット上の夜視装置を使用すれば充分である。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「TAR21」)

我が国のこの銃器は今年まだ輸出のグループに加入しておらず、使用する口径は5.8mmだが、オーストラリアサイドはもしQBZ95Bを輸出グループに加入させれば(5.56mm口径のバレルに交換する)、その販売量は相当に多くなるだろう、としている。


 残念ながらカッコよさでの優劣は明らかですし、タボールの欠点のように言われている内容は本質的なものではない気がしますね。

















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