中国は半潜水船を何に使おうとしているのか?

 排水量では中国の空母よりはるかに大きく、アメリカの原子力空母並みですが。

http://military.china.com/important/11132797/20160520/22699242.html


ロシア、中国のある艦はアメリカ空母との比較に堪える、とする 海軍を自信満々で大西洋まで行かせる

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「南海艦隊に第1隻目の新型半潜水船が就役 大型ホバークラフトが運べる」)

ロシアメディアは、いかなる地域のスーパー大国の地位を持つ先進国が本国の艦隊を出動させ戦略軍事行動を執行する、あるいは連合海軍集群に加入する時も、艦隊の航続力、作戦の安定性と関係のある問題が出現するだろう、とする。このことは非常に多くの要素によって決まる。すなわち、艦載作戦情報指揮システムの技術戦術性能やネットワーク中心戦の能力から、正確に計算された軍艦の武器備蓄(ミサイル、魚雷、火砲)、物資の技術的保障や食物、淡水の備蓄までである。

ロシア軍事視察ネット5月18日掲載の文章は次のように言っている。この計算は当然、見積もられる敵サイドの攻防能力、戦場と味方サイドおよび友軍サイドの軍事基地の間の距離を出発点とすべきである。艦艇の戦闘群あるいは空母戦闘群の行動を準備するための資源は通常、敵サイドが持つ資源と等しい、あるいは超越する。このことはロシアとNATOとの仮想される対抗に適用される。この種の状況下で、充分に多い保障船、救援船、特殊船、掃海艦、医療船を有すること、あるいはこうした機能を主力艦艇に移植することは、艦艇戦闘群および空母戦闘群にとって重要な意味を持つと言える。

文章は、保障船と特殊船の排水量は艦隊の航続力に対しても重要な意義がある、とする。その中で「エース」と呼ばれるのに堪えるのは半潜水式母船で、それは艦隊の維持修理設備、糧食、武器を万里のかなたに運搬し、上陸部隊(何十隻の歩兵を搭載した快速艇、パトロール艇、ホバークラフト上陸艇)を動員し、軽護衛艦、航路護衛艦、護衛艦などの艦艇を搭載し、ドックとして損傷を受けた艦艇に対し維持修理を行うことができる。

オランダの「Blue Marlin」号半潜水船とその姉妹船「Black Marlin」号は唯一無二の超越的に大きい運搬量で有名であり、特に「Blue Marlin」号はそうである。2000年、この船はアルカイダの自殺式爆弾で損壊した「コール」号駆逐艦をイエメンのアデン港からアメリカに輸送して戻した。2007年、この船はまたSBX-1海上基地レーダーを真珠湾からアラスカまで輸送した。だが、この2隻は商船である。以下我々はさらに軍艦を見てみよう。

アメリカの「Montford Point」号半潜水船(アメリカは「機動上陸プラットフォーム艦」と称する)全長が233m、排水量7.8万トンしかないが、それにもかかわらず最多で600トンの貨物と320名の歩兵を搭載することができる。甲板の上には2つのホバークラフト上陸艇を係留するケーブルが装備され、それぞれのホバークラフト上陸艇は1両のM1A2SEP「エイブラムス」メインバトルタンク、最多で3両のAAV-7水陸両用装甲突撃車、最多で5門のM-777榴弾砲を搭載することができ、あるいは最多で180名の歩兵を搭載することができる。「Montford Point」号はいかなる類型の攻撃-輸送ヘリやV-22「オスプレイ」ティルトローター機も搭載できる。この船はこうした装備および何十万リットルの淡水、ディーゼル油を9,000海里離れたところまで輸送できる。だが600トンの搭載重量は、人にその中、小型戦闘艦に対する維持修理能力を疑わせる。

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「新型半潜水船がバイソン級ホバークラフト上陸艦を輸送する」です。)

文章は、中国の「光華口」号半潜水船は別だとする。この船は今年4月28日に広船国際有限会社のドックで進水したばかりである。広州から発せられた画像付きの報道から見て、「光華口」号に比べれば「Montford Point」号はまるで「普通の人」である。「光華口」号はアメリカ空母に比肩し得る排水量、9.8万トンを持つ。全長は245m、甲板の長さ177m(オランダの「大貨物船」と同等)である。同時に、その搭載重量はより大きく、護衛艦や駆逐艦が搭載でき、かつ艦艇戦闘群のためにより多くの軍備を輸送できる。

「光華口」号の出現前、アメリカとNATOの海軍だけがこの種の船を持っていた。中国海軍の新たな艦艇の出現速度、現有の装備は、広州のドックで進水しようとしているのが1隻の半潜水船に止まるにはほど遠いということを示している。この種の船の航続距離は1.2万海里を超え、中国の未来の艦艇戦闘群や空母戦闘群を自信満々で大西洋あるいはアラスカまで行かせることができると推測できる。もしロシアの潜水艦や砕氷船の支持があれば、中国艦隊は「北極のレース」に参加でき、このための前提条件はすでに具備されている。

文章は、中国の極地研究センターはすでに極地に対し27年の細緻な研究を行っており、これにはその植物、動物、天然資源が含まれる、とする。研究の重点は当初南極だったが、ヨーロッパや北米の国が北極大陸棚に対し領土的野心を見せるのにつれ、同センターは重点を北極に転じた。

文章は、中国は北極大陸棚が埋蔵する莫大な量のエネルギー源に非常に興味を感じている、とする。極地研究センターの報告は、こうした資源は「素早く便利な方法」を用いて輸送できる、と考える。この後、中国は積極的にアイスランド、デンマークと経済貿易関係を建立し始め、かつグリーンランドの鉱物採掘能力の発展に投資している。

2015年10月、中国海軍の3隻の戦闘艦、ミサイル駆逐艦「済南」艦、ミサイル護衛艦「益陽」艦、総合補給艦「千島湖」艦がアデン湾で対海賊行動を執行し終わった後、デンマーク、スウェーデン、フィンランドなど北欧諸国の港を訪問した。この行動は決して偶然ではない。まず、中国の船員は本国の近代化された軍艦の、緯度が高い地域、よく知らない気象条件下での航海性能と航続力を検証しまたデモンストレーションした。次に、中国の戦略航路が交錯する北大西洋に対する興味を表明した。一切全ては象徴性を持っている。

文章は、中国人は迅速にここで「探了探底」(頑住吉注:本来は「底値を探った」ですが、ここでの意味ははっきり分かりません)、予見できる未来、ここをベースにして北大西洋の戦場で行動を展開する可能性がある、とする。そして「光華口」級スーパー輸送上陸プラットフォームはこうした行動の中で取って代わることのできない助手の役割を演じることになる。(編集翻訳/賀穎駿)

(頑住吉注:3ページ目)中国海軍の新型半潜水船


 北極が今後各国の戦略的ゲームが展開される舞台になりそうだという話はこれまでも何度か出ていますが、近い将来により現実味があるのは南シナ海での活動でしょうし、東シナ海に出てくる可能性も当然あります。















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