ヨーロッパバイソンVSオスプレイ?

 まあ兵器のジャンルは全く違うんですが。

http://www.junshi.com/wangshangtanbing/107731/index.html


バイソンホバークラフトは解放軍に電撃戦を行うことを可能にさせる:釣魚島に素早く上陸

人民ネット9月26日の情報 「ロシアの声」ウェブサイトの報道によれば、戦略・技術分析センターの専門家ワシーリ コーシンは、2013年初めから中国は釣魚島をめぐる争いの問題での行為の路線を変えた、と考える。中日両国の軍事力の比率が徐々に中国サイドに有利に傾くにつれ、中国軍の島嶼の争いある地域における行動がより断固としたものになる可能性が排除されない。

「ロシアの声」ウェブサイトの報道の原文は以下のようなものである。

まさにアジアの国境衝突の歴史が示しているように、他国の目的と動機に対する間違った見積もりは軍事衝突をもたらす可能性がある。もしこの衝突が両方の利益に符合しなくてもである。今日いかなる争いの当事者も完全に理知的な「プレイヤー」ではなく、いずれも自らの民族の利益から出発して行動しているに過ぎない。

日本政府の島購入事件の中で、日本政府は常に中国との関係の悪化を望まなかったと言える。だが彼らは日中関係を破壊する措置を取り、もって民族感情が強烈な東京市長(頑住吉注:当時の都知事石原慎太郎)の政治的地位が強化されるのを防ぐことを迫られた。

(頑住吉注:原ページのここにある1枚目の画像のキャプションです。「『ヨーロッパバイソン』ホバークラフト(資料画像)」、続いて2枚目、「外国メディア、中国が正式に第1隻目のバイソンホバークラフトを受領、と伝える」)


中国指導層は止むを得ず日本の、その主旨が争いある島の主権を強化することにあるいかなる行動に対しても強烈な反応をした。何故なら国内の愛国、民族感情、反日感情が日増しに高まるのに配慮しないではいられなかったからである。

釣魚島問題で、日本の予見可能な未来はどんどん困難なものに変わる。中国人民解放軍が島嶼に対し奇襲作戦を取る可能性は日増しに増大し、このことは日本人に大きな不安を感じさせる。日本サイドは技術上非常に大きな優勢を占めているが、中国も急速に自らの軍事力を増強している。

中国はすでにウクライナから多数の「ヨーロッパバイソン」ホバークラフト上陸艦を獲得しており、それらは中国軍に島嶼方向で電撃的に海兵隊に配備させる可能性がある。ロシアから購入するスホーイー35戦闘機および中国海軍の実力の向上はいずれも中国人に追加の優勢を持たせる。

(頑住吉注:これより2ページ目)

中国は将来ロシアのS-400地対空ミサイルシステムを購入しようとしている。このシステムにひとたびいわゆる大型ミサイルが装備されたら、その射程は400kmに達し得る。釣魚島は最も近い海岸から330kmである。こうなれば予見できる将来、中国は地上防空システムの助けを借りて少なくとも部分的に争いある島嶼の上空を支配することができることになる。

9月9日、中国は争いある島嶼上空で無人機を利用する新たな能力をデモンストレーションした。中国の争いある地域における軍事力の急速な増長は、あるいは日本の一連の新たな防御措置を促すかもしれない。ここで指しているのは頻繁にこの地域に向け飛行機と潜水艦を派遣してパトロールを行うことである。一定の段階になれば島の上に常駐の歩哨所を配備する可能性がある。だがこのことは中日関係の前例のない危機を引き起こすことになる。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションは既出のものの繰り返しです。)

軍事的角度から見ると、釣魚島をめぐる情勢の緊張のエスカレートは見たところあらかじめうまく用意されたかのようだ。双方いずれもただ領土をめぐる争いで失敗することを恐れ、このためいずれも次々に争いある地域にどんどん先進的な武器と兵器を派遣している。

島嶼の面積は微々たるもので、地形は凸凹で平らではなく、これを占領するのはごく容易だが、死守するのは逆に非常に難しい。悲劇の発生を避けるため、双方は遅かれ早かれ双方のこの地域における軍事的プレゼンスを制限する協議を成立させる必要がある。だがこのためには日本が争いの存在を認め、争いの解決の談判を行う必要がある。これはまさに中国が最初に達成を希望する目標でもある。(黄子娟)

(頑住吉注:これより3ページ目。なお記事の末尾に署名があったことから分かるように、以後は元々別の記事です。)

日本の「外交学者」誌ウェブサイト9月20日の報道による 原題:東中国海において「オスプレイ」、「バイソン」に対抗

文章は、中国は各種の手段を開発し、もって何日かではなく何時間かのうちに釣魚島に向け決定的戦力を投入するのに便としつつある。

現在優勢を占めるのは依然アメリカである。アメリカは24機のMV-22B「オスプレイ」ティルトローター機の沖縄普天間基地へのひとまずの配備を完成させたばかりである。これらの機は約1時間でもう500人の部隊あるいは140トンの武器と物資を釣魚島に運ぶことができる。

中国も快速輸送資源を蓄積した。解放軍海軍はすでに第1弾のウクライナ製の「バイソン」大型ホバークラフトを受領している。第1隻目は5月に引き渡され、ひとまず提供されるものには少なくともさらに3隻がある。だが中国はさらに多くの国産バージョンのこの種の船舶を建造するかもしれない。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「中国が導入したバイソンホバークラフトは日本の釣魚島を伺い見る行為を震え上がらせることができる」)

「バイソン」は旧ソ連によって開発され、毎時60海里(頑住吉注:つまり60ノット)の速度で500人の部隊あるいは重量150トンに達する装甲車、武器、物資を輸送することができる。たった4隻の「バイソン」に頼って、解放軍海軍はもう4〜5時間のうちに2,000人の部隊あるいは600トンにも達する武器と物資を釣魚島に輸送することができるのである。

もし問題が本当に「オスプレイ」と「バイソン」の間のレースになったら、先んじて上陸することが何より重要である。だが結果はこれらの島嶼周囲の激烈な空中と海上の戦闘の結果によっても決まる。

(頑住吉注:これより5ページ目)

現在、アメリカのF-22A第5世代戦闘機と「バージニア」級攻撃型原潜が脅威の基礎を構成する優勢を提供している。だが解放軍空軍は早期警戒レーダーの支持の下に実力強大な第4世代戦闘機の数を増加させており、さらに第5世代戦闘機があり、彼らは双方の隔たりを消し去るかもしれず、特にもし中国が先に手を下すことを決定した場合は、である。解放軍海軍はどんどん防空駆逐艦を増やし(例えば新たな052D型)、やはり日米軍の空中の優勢を剥奪する助けになる可能性がある。

しかし、中国には優勢を占める可能性が他にもある。もし中国が成功裏に自らのティルトローター機を開発したらである。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションは既出のものの繰り返しです。)

ある驚くべき発表の中で、中航工業ヘリ設計研究所ウェブサイトは8月28日に文章を掲載し、中国が現在「藍鯨」という名の4つのティルトローター設計を開発中で、目標は20トンの貨物の輸送、時速500km超、作戦半径800kmだとした。

(頑住吉注:以後のページはさらに別の記事になり、かつてコラムで紹介したものなので省略します。)


 いつも書きますが日本に「外交学者」なんていう雑誌はありませんし、ロシアメディアも本当にこんなことを言っているかどうかは怪しく、中国がこう思っている、と見るべきでしょう。しかし現状が日本に不利に傾きつつあるのは私は確かだと思います。













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