中国のヘリ関連2題

 まずまだ出現してもいない未来のヘリ関連です。

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中国、新概念大型ヘリの研究開発を開始 うらやましがるな、アメリカのアパッチはすでに過去となった

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「『アパッチ』の研究開発からも40年あまりが過ぎた」)

長期にわたり、中国陸軍航空隊の発展を制約していた重要な要素の1つは、他ならぬアメリカの「アパッチ」に似たような大型武装ヘリの欠乏で、皆が揃ってそれに対し非常に「うらやましがる」結果をもたらしていた! しかしひたすら米軍の後ろで追随することは、我々の研究開発プロセスを遅延させる他、さらに我々が未来の研究開発の先んじたチャンスを失う結果をもたらすだろう。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「武装ヘリの航行速度、防御、外部搭載は全てが問題」)

全世界を縦覧すると、現在武装ヘリの発展を制約しているのは実は次のいくつかの要素である。すなわち、航行速度、外部搭載能力、打撃に抗する能力。特に現代の武装ヘリに関して言えば、機体の設計上すでにできる限り12.7mm重機関銃弾、甚だしきに至っては23mm砲弾の命中に抵抗反撃できることを考慮しているかもしれないが、肩に担ぐ形式の地対空ミサイルに直面した時は基本的に何の回避能力もない。同時に、ひとたびミサイルに命中されれば、自らの機体の墜落損壊に抗する能力に祈るしかない。この一切の原因は、実はやはりヘリの航行速度が低く、時速350km以下しかなく、機械構造が複雑で、墜落損壊、打撃に抗する能力が弱いためにもたらされている。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「しかしAH-56は相当に搭載できる」)

いかにしてこの問題を根本から解決するか? 実は剛性ローターの採用が1つの極めて良い解決方案である。剛性ローター構造は構造が簡単、全体強度が高い、後方勤務維持修理量が少ない特徴を持ち、最も主要なのは剛性ローターを採用したヘリは軽々と時速360kmというヘリの速度の上限を突破できることである(何故なら時速360kmの時、ヘリのローターの回転速度はすでに音速に近づき、ローターの揚力の失効をもたらすからである)。米軍がかつて研究開発したことのあるAH-56「シャイアン」ヘリを例に用いて言うと、推力補助推進を採用した後、最大速度は時速407kmになり、これはまだ1960年代のことだが、現在の米軍のS-97といったヘリは軽々と時速500kmに達することができる。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「Ka-52のローターがけんかする問題も出現しないだろう」)

だが、剛性ローターには欠点もあり、飛行時ローターの揚力不一致の問題を克服する必要がある。このため一般に水平飛行時はローターを自転に入らせ、垂直離着陸時にやっと動力を接続し、このことは剛性ローターのヘリの垂直機動能力を伝統的ヘリに及ばなくさせ、しかも切り替え過程により大きな面倒があるだろう。アメリカ人は30年あまりの研究を経てやっと気付いた。複合ダブルローターの使用は関連の難題を解決できる、と。これでこそABCローター複合式ヘリの出現があった(つまり「前進プロペラ」)。ABCローター技術は揚力が均一でない難題を解決でき、同時にさらに体積を減少でき、さらに艦載に適し、しかも剛性ローターゆえに2つの回転翼間にロシア系Ka-52系列ヘリのように2つのローターに衝突が発生する心配をする必要がなく、このため性能がより良い。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「中国の高超剛性ローターヘリの模型」)

現在この技術はアメリカ、ロシア、フランスなど小数の国だけがやっと理論実験段階に入っており、しかも実際の試験段階に入っているのはアメリカだけである。だが、我々は現在彼らをもはやうらやむ必要はなくなった。何故なら中国はすでに相応の新技術の研究開発を開始し、かつサンプル機の試験段階に入ったからである。中国のヘリ研究機関が2017年の年の終わりの報告の中で言及した「ヘリ共通軸剛性ダブルローター試験が満足いく形で終了」および「第4世代ヘリの象徴的技術が試験に成功!」などの重点科目を根拠にして見れば、中国は現在高速ヘリ領域ですでに小さからぬ進展を有している!

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「将来はアパッチを軽々とタコ殴りにできる」)

将来、剛性ローターを採用したヘリを武装ヘリに改装することが具備する天然の優勢は搭載量が多いことである。AH-64「アパッチ」の最大離陸重量はやっと10トン前後だということを知る必要がある。これはT-700グレードアップ版に換装した後の成績である。一方剛性ローターを採用するAH-56「シャイアン」は1960年代もう13トンに到達していた! これは少なくとも8発の対戦車ミサイルを多く搭載できる! しかも航行速度上の特徴は増してや言うまでもなく、剛性ローターのヘリの高い航行速度はアパッチのようなしろものを軽々とタコ殴りにできる。ちょうど当時ドイツのジェット式戦闘機が実戦に入った後、軽々と連合国の爆撃機をタコ殴りにしたのと同様で、さらに新式ヘリ専用空対空ミサイルをコンビネーションすれば、1機の剛性ローターヘリが同時に多数の「アパッチ」に対抗するにも全く問題ない!(作者署名:無名高地)


 これまでアメリカの兵器の発達が停滞気味だった1つの理由は切迫した脅威がなかったからで、それができればアメリカも当然次世代武装ヘリを出してくるでしょう。開発中止になったコマンチなどで技術の蓄積があり中国より有利でしょうしね。次はより現実的な機種に関する記事です。

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渦軸-6Cが助力し直-8Gすでに試験飛行を完成 国産航空エンジンの弱点を補う 軍事マニア興奮

最近、直-18は直-8Gと名前が決まったとの情報が出るや軍事マニアを興奮させ、原因は非常に簡単で、それは国産航空エンジンの弱点が補われたからで、これは軍事工業の実力の大飛躍であり、解放軍の新型軍用ヘリが飛ぶのを助力する。国産航空エンジンの今日における成就の取得は、中国がすでに持つ完備された工業体系と切り離せず、人に制約を受けないことが達成できる! 人に掣肘される感覚は良くなく、このことは我々の不断の努力を促し、今すでにその成果が顕著に現れ、ほとんどいかなる項目の工業製品も我々は製造でき、かつ水準は低くなく、甚だしきに至ってはいかなる領域でも先進国に立ち後れないことが要求できる。

解放軍の輸送ヘリのこれまでの主力機種はミル-17ヘリで、中国は第一陣でもう60機のミル-17ヘリを輸入し、しかもロシア方面はすでにスムーズに中国向け26機のミル-17-B5輸送ヘリの商品供給任務を完成済みだとされ、このヘリは5枚ローター、3枚の左側テイルローターを採用し、2台のクリモフTV3-117ターボシャフトエンジン、両開き式後部ハッチ、矩形あるいは円形の機体窓を装備し、輸送能力は比較的強大である。ミル-17ヘリは単一ローターに通常テイルローターが付属した空力レイアウトを採用し(頑住吉注:ロシアには比較的二重反転ローターを持つ機種が多いですね)、ローターの5枚羽とテイルローターの3枚羽はいずれも金属材料で作られ、機体は金属セミハードケース構造で、機体上部には2台のTB3-117MTターボシャフトエンジンが装備され、1台の離陸出力は1545キロワットで、機首前上方は2台のエンジンの砂を防ぐ装置のある空気取り入れ穴で、着陸装置は前三点式車輪付き脚である。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「ロシアが装備するミル-17」)

最近、解放軍はまた昌河飛行機社が生産する直-8G輸送ヘリを導入した。直-8G輸送ヘリはこれまで直-18と呼ばれ、当時ハルビン飛行機製造社が生産した直-8輸送ヘリに対し大幅な改良を行い、直-8Gと命名した。今直-18には正式な名前があり、これも慶祝に値することだが、軍事メディアは以後さらにそれを報道する時、常に統一して直-18(頑住吉注:そこ間違えちゃいけませんよね。流れからして当然直-8Gのはずです)輸送ヘリの名を使用し得ることを願う。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「国産新型輸送ヘリの外形は非常に勇ましく力ありげである」)

2014年に直-18輸送ヘリは初めて試験飛行し、当時は3台の国産渦軸-6Cターボシャフトエンジンを装備して動力を提供した。最大離陸重量は13.8トンで、30名の将兵あるいは5トンの貨物が搭載でき、最大航続距離は1000m、整流カバーの中の小型地形追跡レーダーはさらに一歩飛行性能を向上させた。

中国は輸送ヘリを自主研究開発でき、これは国産航空エンジンの大発展と密接不可分である。知られているところによれば、渦軸-6Cエンジンは我が国が自ら研究開発、生産を行った単一回転子ターボシャフトエンジンで、先進的な前掠(頑住吉注:「前進翼」に使われる語ですがここでは不明です)大小ブレード軸流圧縮機技術を採用し、海面上標準状態下でのエンジン離陸出力は1300キロワットに達し得、良好な高温性能を持ち、11〜15トン級ヘリの動力装置とすることができる。

アメリカメディアの報道によれば、直-8G輸送ヘリはすでに飛行訓練を完成しており、次の一歩では精力を集中して地上部隊と一体で共同行動し、最大限ヘリの潜在的作戦能力を開発、利用する。信頼性の高い回転翼輸送プラットフォームがあれば、解放軍の高原、山地などの行動の中での垂直機動と補給能力は、必ずやさらに一歩向上することになり、陸軍がより良く各項目の任務を完成できることを保証する。


 ロシア製の古いヘリ、またそれが装備するエンジンに比べて性能がどうなのかなどこれではよく分かりませんね。まあダメダメだったエンジン分野が相対的に進歩しているのは確かなんでしょうが。










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