中ロ海上合同演習終わる

 「終わる」、「まとめ」といった内容の比較的短い記事を3つまとめて紹介します。重複部分はほとんどありません。

http://www.hinews.cn/news/system/2014/05/26/016693175.shtml


中ロ「海上連合-2014」軍事演習幕を下ろす

中新社上海5月26日電(記者 陶社蘭) 期間1週間の中ロ「海上連合-2014」軍事演習は26日上海で幕を下ろした。

当日午前10時30分、中ロ「海上連合-2014」軍事演習に参加した双方の各クラスの指揮員は合同演習指導部で演習終了式を行った。双方の演習総指揮者は共同で演習の終了を宣言した。

これは中ロ海軍の近年来第3回目の海上合同軍事演習である。双方は全部で14隻の水上艦艇、2隻の潜水艦、9機の固定翼機、6機の艦載ヘリ、2個特戦分隊が演習に参加した。演習された9課目は、伝統的な、および非伝統的な安全に対する脅威に対応する多くの領域をカバーした。

ロシアサイドの総演習指揮者でロシア海軍副司令のフェドジェンコフ海軍中将は演習終了式で、今回双方の演習参加将兵は高い質で両国元首が命令を下した演習任務を完成させ、今回の合同演習を通じ、さらに一歩合同での行動のレベルが向上した、とした。

中国サイドの総演習指揮者で海軍副司令員の田中海軍中将は次のように語った。何日か以来、両国の演習参加将兵は肩を並べて作戦し、念入りに準備し、丹念に指揮し、正確に行動し、スムーズに既定の課目を完成させ、演習は満足すべき成功を収めた。これは両国海軍の実務的協力推進の具体的な体現であり、両国海軍が手を携えて軍事行動を遂行するまた1つの成功した実践であり、全世界に向け両国の戦略的相互信頼と戦略的協力の新たなレベルを見せ、中ロの全面的な戦略的パートナーシップの発展を強固にすること、本地域の平和と安定を維持保護することに対し、必ずや重要かつ深遠な影響を生じさせることになるだろう。

この前2人の総演習指揮者はさらに、両国海軍の合同軍事演習を深入りして推進するという課題につき効果に富んだ交流を行い、成功の経験を真面目に総括し、積極的に協力の空間を開拓展開しており、戦略的相互信頼を深入りして推進しさえすれば、両国海軍の交流、協力の前途の見通しは広く開かれると信じられる。

演習の式の終了前、双方の各クラスの指揮員は合同指揮部で演習の状況に対するシステマティックな総括を行い、かつ両国海軍の間の実務的交流と深入りしての発展という問題につき研究討論を行った。双方の指揮艦である鄭州艦と「ワリヤーグ」号は上海国際旅客運搬センターの埠頭に停泊し、公衆に向け公開された。また、双方の一部の演習参加将兵はさらに綱引き、サッカー、バスケットボール、卓球の親善試合を行った。(完)


 双方の総指揮者の今回の演習に対する総括にはやや温度差が感じられ、明らかに中国側の方が中ロ関係の強化、および結果的にそれが対外的に影響を及ぼすことを切望している印象を受けます。

http://www.hinews.cn/news/system/2014/05/26/016692159.shtml 脱亜入欧


日本の偵察船、漁船に扮して中ロ軍事演習に探りを入れる 中日軍用機、ギリギリですれ違う

原題:日本の偵察船、漁船に扮して中ロ軍事演習に探りを入れる 日本の世論、脱亜入欧を叫ぶ

「ロシアの声」の報道によれば、ロシア海軍副司令アレキサンダー フェドジェンコフ中将は25日上海で行われたニュース発表会で、ロシアと中国の合同軍事演習はスムーズに終了し、両国海軍は満足すべき形で演習任務を完成させた、とした。

「グローバル時報」記者は消息筋の人物から、今回の中ロ海上合同軍事演習を偵察するため、米軍の他に日本の船舶と飛行機の出動が特に頻繁で、「一部の日本の偵察船舶は漁船に偽装して作業し、接近偵察と写真撮影を行い、しかも日本の空中偵察力量はさらにその情報収集の重点を中ロ両国海軍の電子情報とレーダー信号上に置いた。」と知らされた。

日本はアジア最強の海上偵察力量を持ち、その海上自衛隊は97機のP-3C対潜哨戒機を配備している。消息筋の人物は「グローバル時報」記者に、今回出動したOP-3C画像情報収集機は厚木海上自衛隊航空基地から専門に移動派遣されたもので、日本の海上自衛隊第4航空集群第81連隊に属する、と明らかにした。この連隊はEP-3電子偵察機と、日本の川崎重工が独自に改造したOP-3C画像情報収集機を配備している。日本の自衛隊は2001年には早くも、自分たちが極めて少数のP-3CをOP-3Cに改装しようとしていることを明らかにしたが、日本サイドは改装後の6機のこのタイプの機の性能を全く明らかにしたことはなく、日本メディアの言い方によれば次の通りである。「改装後のこのタイプの機の性能はアメリカ海軍のVPU-1およびVPU-2との比較に堪え、執行するのは絶対秘密の戦略偵察任務なので、その性能を外界に教えることはあり得ない。2002年、このタイプは機の使用への投入後、ほとんど専門に中国東海方向の偵察に用いられている。」

日本が出動させたもう1種の偵察機であるYS-11EB電子偵察機は厚木海上自衛隊航空基地の第61空中連隊に属す。日本の自衛隊は全部で6機のこのタイプの機を持ち、このうち2機のYS-11EA電子偵察機は電子作戦に用い、4機のYS-11EB電子偵察機は専門に、外国の軍隊の水上艦艇と潜水艦のレーダー、電子信号と通信情報の捜索収集に用いる。

中日の軍用機が「ギリギリですれ違う」事件が発生した24日、中ロ軍事演習が行っていたのは海上合同捜索救援演習であるが、日本の先進的な偵察機はこの種のあまりデリケートではない演習さえも放ってはおかず、中ロ軍事演習に対する敏感さを見せた。

ほとんどあらゆる東北アジアの国と対立しているため、日本はますます孤立を感じている。25日テレビ朝日は中国問題特定項目番組を放送し、ゲストの黒鉄 ヒロシは、明治時代の日本は日本、中国、韓国の関係が複雑であるという背景の下に「脱亜入欧」を提出したが、現在日本はまた「新脱亜入欧」を提出すべき時に来ているのかもしれない、と提示した。(藍雅歌劉揚邱永崢路鋒南平) (頑住吉注:←お経か! 藍雅歌 劉揚 邱永崢 まではたぶんこれでいいと思うんですが後の4文字は2文字ずつ区切っても検索でヒットする人名になりません。って別にどうでもいいですな。)


 日本の偵察船が漁船に化けて探りを入れたというのはちょっと信じられないです。別にそんなことする必要もないでしょう。「ほとんどあらゆる東北アジアの国と対立している」ってそれ中国、北朝鮮、韓国だけですよね。

http://military.china.com/news/568/20140526/18523732.html


中国軍、中ロ軍事演習の4大突破を総ざらい 演習の難度、空前のアップ

解放軍軍報上海5月25日電:今日中ロ「海上連合-2014」軍事演習の演習参加艦艇は全ての演習課目を完成させて帰港した。中国サイドの総演習指揮者で中国海軍副司令員の田中は本報記者の、今回の合同演習と「海上連合-2012」、「海上連合-2013」とを比べて、どういった突破があったのかに関する質問に回答する時、「4つの方面にある程度の深化、発展、突破があり、主に戦略性、全面性、融合性、実戦性が増強されたことだ。」と語った。

1つ目は戦略性が増強されたこと。両国元首が共同で演習開始式に出席し、このことは両国元首の今回の演習に対する高度の重視を反映しているだけでなく、両国の全面的な戦略的パートナーシップの高水準を明らかに示し、かつ両国の政治的相互信頼と戦略的相互信頼の不断の増強を体現した。

2つ目は全面性が増強されたこと。演習には合同での目標識別、調査確認などの内容が増やされ、演習課目の設置をより多様にさせた。演習は各タイプの作戦プラットフォームの探知計測情報を海空の態勢に取り入れ、戦場環境に対する監視コントロールの範囲がより広がった。通信の演習はこれまでの単一の伝統的手段から衛星通信を含む多くの手段の総合運用にまで開拓展開された。双方の軍事交流は兵士から将校まで、技術から戦術まで、戦役から戦略まで、交流のレベルと内容をより豊富なものにさせた。

3つ目は融合性が増強されたこと。演習参加兵力の編成の上で、初めて中ロの艦艇が全部混合編成され、双方の「旗艦」はそれぞれ指揮艦を担当し、高度の融合性を体現した。

4つ目は実戦性が増強されたこと。演習参加内容の割り振りの上で、初めて水上艦艇の相互に条件を付けての超視距離攻防演習が組織され、初めて潜水艦と艦・機の相互に条件を付けての背中合わせの対抗演習が組織され、演習の難度を空前に増加させ、核心的軍事能力の向上が突出した。

田中は、今回の演習は海上合同行動の指揮、協同、保障を演習し、両国海軍の海上の安全に対する脅威への共同での対応能力と、両国演習参加将兵の専業的素質を向上させ、予期の目的を達成し、両国の全面的な戦略的パートナーシップを強固なものにし、また発展させ、両国海軍が地域の安全と安定を維持保護する決意と能力を見せた、と考える。

ロシアサイドの総演習指揮者でロシア海軍副司令員のフェドジェンコフは、ロシアと中国は同じく海洋大国であり、両国海軍はアジア太平洋地域の平和のために有効な保障を提供すべきであり、双方は協力を保持し、友好関係を継続して発展させることになる、と語った。


 確かに両国がアメリカその他仮想敵国と衝突した場合の協力がよりスムーズになる効果はあったと思われますね。

















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