中国の無人機関連2題

 これは必ずしも軍用ではないですが。

http://military.china.com/important/11132797/20171027/31607100_all.html#page_2


中国製世界初のトンクラス貨物輸送無人機が初飛行

中新社北京10月26日電(記者 張素) 記者は26日中国科学院から、同院の工程熱物理研究所がその他の機構と合同で、全世界で初のトンクラス貨物輸送無人機を共同研究開発した、と知った。

この大型貨物輸送無人機は名がAT200で、全長11.84m、全幅12.8m、全高4.04m、最大離陸重量3.4トンで、現在国内外民間用無人機領域の「大物」である。その貨物室の容積は10立方mで、有効搭載荷は1.5トンに達する。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「中国の科学者が研究開発したトンクラス貨物輸送無人機AT200は、10月26日陜西蒲城内府飛行場で成功裏に『初飛行』した。(中国科学院工程熱物理研究所の提供画像)」)

26日、AT200は陜西蒲城内府飛行場で成功裏に「初飛行」し、全飛行過程は26分間持続した。飛行機は予定の高度で2周旋回し、全過程の状態は安定し、航跡の追跡は正確で、設計の要求を達成した。

中国科学院工程熱物理研究所の研究開発チームは、AT200は先進的な飛行コントロールシステムと指揮システムを配備し、飛行員に対する依存から完全に脱し、指揮センターで飛行機の「ボタン1つで自主発着」を実現する、と説明した。無人機の飛行コントロール手は機の状態を監督するだけでよく、必要な時に簡単な操作によって即飛行状態を改変でき、極めて大きく貨物輸送コストと操作難度を下げる。

科研人員は次のように語る。自分たちは単発機であるP750XLを原型に無人化研究開発設計を行い、有人機を無人機に改める全体設計、飛行機・エンジン・コントロールシステムのマッチング、飛行機の空力パラメータ識別、機全体の質量特性試験などのカギとなる重要技術を突破した。AT200は貨物搭載荷が大きい、航続時間が長い、発着能力が強いなどの性能の優勢を持ち、商業価値のポテンシャルを持つ。

例を挙げて言えば、AT200の巡航速度は313km/hで、航続時間は8時間にも達し、航続距離は2,183km、実用上昇限度は6,000mを超え得る。飛行機は貨物を満載した時、200m以内で発進と着陸を完成することができ、甚だしきに至っては傾斜した土、草地の上で発着運行ができる。ひとたびこのようになるや、陸上交通輸送が発達していない西部の山岳地域および海抜の高い地域でも、この機はポイント対ポイントの貨物輸送支線輸送が完成できる。

専門家は特に、AT200の短距離発着能力は海の島での大トン数無人機発着の難題を解決し、後続の定点投下能力の追加装備によって、さらに一歩投下精度のある飛行機の、「一帯一路」沿線の東南アジア諸国において持つ広い応用の前途の見通しを増加させる、と指摘する。

AT200は中国工程院熱物理研究所、朗星無人機社によって研究開発が統括され、研究開発チームは続いてAT200の航行適正ライセンス取得作業を推進し、早期の商業運行への投入を勝ち取る、とする。


 基本的には既存のプロペラ機を無人化したもののようで、風防ガラスのあったところをふさいだ様子も見え、最初から無人輸送機として設計されたものでない分無駄や合理的でない部分もあるとは想像されますが、たぶん今後は純粋な無人輸送機も登場するのでは。

 次は軍用無人機関連です。

http://www.hao123.com/mid/15442754963418334253?key=&from=tuijian&pn=1


中国の翼竜2の戦力はどれだけ強い? ロシアメディア実話を大いに語る:戦闘力はすでに世界一流

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「画像は中国の翼竜無人機」)

翼竜は中国の現在最新世代の偵察・打撃一体無人機の代表機種の1つで、それが中国空軍に加入し就役するのと共に、いくつかの欠点も暴露した。中国空軍はこうした欠点に対し難関攻略を行い、かついくつかの性能に対し強化を行い、これこそ現在最も新しく登場している新世代翼竜無人機で、この機種は前の機種と区別を行うため、翼竜-2型と呼ばれる。あるロシアメディアは実話を大いに語り、翼竜-2はすでに世界一流水準に到達し、ある中東の土豪は1回でもう200機買い、甚だしきに至っては米軍専門家さえ全く手がないと言っている、とする。

翼竜-2型は主に搭載量、上昇限度、多用途性など各方面いずれにもグレードアップを行っている。まず搭載方面では元々の翼竜基本型が2つの搭載架しかなく、搭載重量が200kgしかなかったのを向上させ、翼竜-2の外部搭載架は6つにまで増え、搭載重量は400kgに達している。しかもこのような外部搭載能力は翼竜最大燃料搭載状況下で達成され、このようだと翼竜-2に20時間近い滞空時間を持たせることができる。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「画像は米軍のリーパー無人機」)

もし純搭載重量なら、1トン前後の搭載重量が持てる。搭載重量の向上後、翼竜-2はより多くの光電子設備を搭載でき、翼竜の正確打撃能力に対し巨大な向上がある。しかも基本型は200kgの搭載重量しかなく、光電子吊り下げポッド1つでもう100kgの重さがあり、さらに100kgの搭載重量があるというのは基本的にまるで鶏肋(頑住吉注:たいして役に立たない)のようなものだった。一方翼竜-2は非常に大きく異なり、こんなにも大きな搭載重量は無人機に非常に良い選択を持たせることができる。

上昇限度方面では、元々翼竜基本型の最大高度は5,000m前後で、このような高度は兵個人用対空ミサイルといった種の防空武器で基本的にすでにそれを捉える方法をなくさせる。だが各国空軍が装備する近距離防空システムの射程は基本的に8,000m前後で、やはり翼竜に対し非常に大きな脅威を構成する。このため翼竜-2の上昇限度は現在すでに1万m以上、1万2千m以下の水準に達しており、ひとたびこのようになるや基本的に中型防空システムのみやっとそれに対し脅威が構成できる。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「画像は中国の翼竜無人機」)

元々の翼竜基本型の機能は比較的単一で、光電子吊り下げポッドを搭載した後は、搭載する対地ミサイルを用い、敵サイドの地上目標に対し攻撃を行うことができるだけだった。しかも搭載量が小さいため、藍箭-7といったような小型対地ミサイルしか搭載できなかった。多くのその他の武器は搭載できず、ひとたびこのようになるや非常に大きく無人機の機能と用途が制限され、潜在的価値は浪費された。

一方今回搭載量が大幅に向上した後、翼竜-2はもう多くの元々搭載できなかった武器が選択できるようになり、甚だしきに至っては2発の重さ400kgの大型対地ミサイルさえ搭載し、遠距離打撃が行え、このような攻撃能力は以前の翼竜基本型では全く想像できなかったものである。しかも大型対地ミサイルを搭載すれば、発射距離が倍増するため、無人機の安全性にも倍増する。


 攻撃力も強まり、撃墜に非常に高いコストがかかる無人機を大量に使用されればどこの国も対応に困ることになるでしょうね。











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