第4隻目の052Dミサイル駆逐艦が南海艦隊に加入

 南シナ海情勢と関係がある、としています。

http://military.china.com/news/568/20160714/23055341.html


大佐:052D銀川艦は建造中の空母と空母艦隊を組成する可能性が高い

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「7月12日、銀川艦の就役命名式が海南の三亜某軍港の埠頭で行われた。」)

12日午前、我が国が自ら設計、製造を行ったミサイル駆逐艦銀川艦の就役命名軍旗授与式が海南の三亜某軍港の埠頭で行われ、この艦が人民海軍の戦闘序列に正式に加入したことを象徴的に示した。軍事専門家の梁芳は人民ネットのインタビューを受けた時、銀川艦は我が国の052D級ミサイル駆逐艦の一員に属し、非常に強い総合作戦能力と遠洋能力を持ち、将来は国産の新たな空母とコンビネーションして空母艦隊を組成する可能性が高い、とした。

052D駆逐艦はあるいは空母艦隊の中で一挙手一投足が全局面に影響する一員となるか

報道によれば、銀川艦の艦ナンバーは「175」で、昆明艦、長沙艦および合肥艦に続く中国第4隻目の新世代ミサイル駆逐艦で、我が国の現役で最も先進的なミサイル駆逐艦であり、多種の我が国が自主研究開発した新型武器装備を装備しており、情報化の程度が高く、ステルス性能が良く、単独あるいは海軍のその他の兵力と協同で敵水上艦艇、潜水艦が攻撃でき、比較的強い防空、対潜、対艦作戦能力を持つ。

梁芳の説明によれば、銀川艦は我が国の最新型である052D級ミサイル駆逐艦の中の一員で、その性能は052C級駆逐艦に比べ大幅に向上しており、非常に強い総合作戦能力と遠洋能力を持つ。その完備された情報化指揮システムに頼り、遠海作戦艦隊の指揮艦となり得、艦上に配備された垂直発射システムは多種のミサイルの共通架台での発射を実現し、非常に大きく多種の目標に対応する打撃能力が向上している。艦上のアクティブフェイズドアレイレーダーは多くの目標を同時に追跡あるいは誘導できる。また、この艦はさらに射程がより長く、精度がより高い対潜ミサイルを搭載しており、潜水艦に対し正確打撃が実施できる。

「将来、銀川艦は我が国が建造中の国産空母とコンビネーションして空母艦隊を組成する可能性が高い。」 梁芳は、052Dは我が国の前から受け継ぎ後に伝える重要なミサイル駆逐艦の機種で、万トン級駆逐艦に発展する前の最も重要な主力駆逐艦で、もし空母艦隊に編入されたら、艦隊の中でも一挙手一投足が全局面に影響する重要装備となり、区域防空任務を担うことになる、と語る。

銀川艦は諸国の戦略的圧力に直面することに

6月18日、アメリカ海軍第七艦隊司令部公式サイトは情報を発表し、「ステニス」号および「レーガン」号原子力空母打撃部隊が当日フィリピン海上でダブル空母艦隊を組成し、かつ軍事演習を展開した、とした。6月末、アメリカ海軍はさらにすでに南海に向け3隻の「イージス」駆逐艦を派遣し、警戒監視活動を展開している、と明らかにした。

梁芳は、今南海情勢は持続的にヒートアップし、各方勢力のここでの勝負が激烈で、銀川艦がこの時に南海艦隊に就役することは、実は全世界に向け、中国には南海の主権を維持保護する確固たる決意と充分な能力がある、と明らかに示してもいるのだ、と指摘する。

梁芳は、南海情勢が日増しに緊張する、その責任は決して中国にはなく、アメリカが南海で行ういわゆる「自由航行」のためで、しかも徒党を組んで中国に対し戦略的封じ込めを行っていることがもたらしたのであって、アメリカの行為は南海の「軍事化」の不断のエスカレートをもたらしている、とする。この種の局面に直面し、中国に南海地域の強大な軍事的実力がなかったら、ひとたび戦争になれば対応が間に合わない。銀川艦は国家主権と海洋の権利を維持保護する利器であり、中国の南海における主権と海洋権益の維持保護に対し重要な作用を発揮することになる。この型の艦が中国周辺海域で常態化された巡航を執行すれば、関係国に対し強大な戦略的威嚇を形成することになる。「将来南海はあるいは新たな大国のゲームを迎えるかもしれず、銀川艦はひとたび就役すればすぐに多くの国から来る戦略的圧力に直接的に直面することになる。」

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「就役命名式が開始される。」 ちなみにこれ以後は本来別の記事ですね。)

中国海軍ネット7月12日三亜電(侯融、王一安、于林) 今日午前、我が国の最新型ミサイル駆逐艦銀川艦が就役命名式を行い、南海艦隊副司令員の周煦明は式に出席し、かつ銀川艦のために旗を授与し、命名証書を渡した。

7月の三亜は、陽光が明るく輝き、海風が顔を撫でる。軍港の埠頭に停泊する銀川艦はいっぱいの旗を掲げ、将兵の精神は高揚し、区域に分かれて隊列を組んだ。就役式で、銀川艦の艦長である李輝は周煦明副司令員の手中から軍旗と命名証書を受け取り、この艦は人民海軍の戦闘序列に正式に加入した。その後、銀川艦は盛大にして厳かな旗の掲揚式を行った。

銀川艦は我が国が自ら設計生産を行った現役で最も先進的なミサイル駆逐艦で、艦ナンバーは175、比較的強い区域防空および対艦作戦能力を持つ。海軍装備部、工場、院所の関連の指導者、銀川市、三亜市指導者、部隊の将兵が式に参加した。


 これまでの駆逐艦より性能が向上しているのは事実でしょうが、「関係国に対し強大な戦略的威嚇を形成することになる」レベルに達しているかどうかはまた別問題でしょう。
















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